ヒューマクラウドやPFドラッカーの信仰者である人は、好きなことを仕事にするほどバカなことはないと知っている。僕も彼らをひどく信仰する1人であるが、今日は「なぜ好きなことを仕事にしてはいけないか?」の理由を3つ紹介しようと思う。理由は以下の3つ。
- 加藤鷹よりあなたの方が楽しんでいる
- クレームがくると腹が立つ
- どうせ仕事にならない
それでは各々をみていこう。
1. 加藤鷹よりあなたの方が楽しんでいる
大抵の人はセックスを仕事にはしない。(とは言っても日本人女性のうち10,000人がAV出演経験を持っている。これはスゴいこと)それはAV男優の数を見れば明らかだ。本業として食っていけているAV男優はたったの70人しかいない。もちろん倫理的な問題でAV男優を諦める人もいるだろうけど、セックスをしてお金を稼げるなんてそんな素晴らしいことはないと健康な男性なら人生で一度は考えたことあるはず。
余談だけど、北海道に4年間いたとき、3回もAV男優にならないか?という勧誘を受けた。札幌駅の北口で2回。西岡ホーマックの前の陸橋で1回。どうやら僕の容姿はAV男優向けなようだ。悲しいかな、AV男優にはかっこいい男はいない。
話を戻そう。なぜそんな夢のような職業であるにもかかわらず世の中にはたったの70人しかAV男優が存在しないのか。理由は明らかである。それを職業にすると、セックスを楽しめなくなるからである。加藤鷹よりもやっている回数は少ないかもしれないけど、断言する、あなたの方が楽しんでいる。
え、なぜって?コチラの答えも明確でしょう。「仕事じゃないからです」
2. クレームがくると腹が立つ
ヒューマクラウドは『セックス&キャッシュ理論』という持論を展開する。僕はその理論の体現者でありたいと常に願っている。セックス&キャッシュ理論を軽く説明すると(たぶんこれだけで数記事を書くことになるだろうと思う、今後)セックスは自分の精神的満足を満たすもの、キャッシュは生計を立てることを意味する。
なーんだそんなことかって5年前の僕のようにサラッと受け流さないで欲しい。といった所で言語は非常に弱いツールであると理解しているので、今後も繰り返しこの『セックス&キャッシュ理論』を紹介することになるだろうと思う。
『セックス&キャッシュ理論』を容易に理解するために次の言葉をまずは反芻していただきたい。
「キャッチコピーにクレームを付けられてもそれは僕の売上に繋がる有益なクレームだ。それが僕の広告コピーライターとしての仕事だからだ。でも僕の書いた絵にケチをつけるやつがいたら腹が立つ。そもそも売ってないんだから、文句を言われる筋合いはない。それは趣味なんだから」
3. どうせ仕事にならない
好きなことを仕事にしようと思っても市場はそんなに甘くない。現実をなめすぎると後で悪魔がツケを回収しにくる。大学生中に何も考えずにただ旅だけをしていた同世代の子たちが必死になって今を生きている。大変そうだ。
自分の本能に従って作った作品が世に認められる確率よりも、市場にニーズに従って作った作品が世に認められる確率の方が高いに決まっている。BUYとSELLの関係が成り立つのはニーズが存在している時のみである。
僕が尊敬する唯一の日本人マーケターSさんはこう言う。「売れない方がおかしい。お客さんに欲しい物は何ですか?って聞いて、答えてもらった物を商品にしているんだから」
キャッシュは万券ではなくスキルである
好きなことを仕事にしようとしても市場が答えてくれないのが相場である。少なくとも周りに好きなことを仕事にしている人はいない。そんな青い鳥をいつまでもさがす就活生気分はもう終わりにしよう。好きなことを仕事にするのではなく、好きな仕事を探すのでもない。仕事ってのは必要な時に必要なだけの収入を与えてくれるものにすぎない。それ以上でもそれ以下でもない。それがキャッシュ理論のキャッシュが意味するところ。キャッシュってのは万券でなくスキルのこと。
もしあなたが『必要な時に必要なだけの収入を得るスキル』がないのであれば、人生はおぼつかない。すぐにでもキャッシュを持つことを推奨する。
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