どうも、石崎力也です。
南アルプスの天然水にハマっています。
ずーっとボルビック愛飲者でしたが、最近は天然水でもいいかなぁ・・・って。
まあ日本にいる間だけですけどね。(北米では主にFIJI WATERかボルビックです)
スキルアップ、時給アップ
前回の#04で、車買うな、家買うな、働けってことを示唆しました。それとなく言ったつもりだったのですが、どうも断定的だったようで一部の人を困らせたようです。ごめんなさい。すでに家を買った人は、売る必要はないですよ。スキルを身につけて、時給アップに努めましょう。
でもね、これは変ですよ。借金が残っているのに、投資信託をやっている人。学生支援機構でも、住宅ローンでも、まず借金を返さない限り、インデックスファンドを始めちゃいけません。なんたって一番の投資は借金を返すことですから。年利3%で運用してても、借金の年利が5%なら、マイナス金利(-2%)ですよ。僕らはバズーカなんて持ってないんだから。
そうそう、支出・貯蓄を見直そうってありましたよね。コンビニに行くない方がいいよとか、使っていない月額課金のサービスは解約した方がいいんじゃないって。あと、2年縛りの通信費も最悪ですね。特に日本を出国する予定のある人は、今すぐにでもsimフリーのiPhoneに変えた方がいいよと勧めたい。
ハックは3つある
この支出や貯蓄、実はハックがあるんです。前回伝えようかどうか迷って、メルマガの尺(しゃく)を超えそうだったのでやめました。#05の今回、お話しさせていただきます。ハック内容は次の3つです。
- シェアリングエコノミー(Sharing Economy)
- デジタルコンテンツ(Digital Content)
- ベーシックインカム(Basic Income)
これまた全部話すと長くなりそうですね。気になるワードがあったら検索してみてください。シェアリングエコノミーは、その字面通り、モノやサービスをシェアしようという概念です。たぶん日本トップレベルのヘビーユーザーだと自負しているのですが、Airbnbなんかもシェアリングエコノミーの典型ですね。去年は、365日中308泊をAirbnbで過ごしました。
考えられるサービスを幾つか列挙してみましょう。中古車、中古物件、ブックオフ、Airbnb、シェアハウス、シェアオフィス、シブカサ(傘の共有)、個人間ローンのAQUSH、古着を共有するxChange。Amazonのこれ買ってください、のような寄付系サービスもシェアリングエコノミーに含めてもよさそうですね。
持つな、ダサいから
このシェアリングエコノミーの推進者は口を揃えてこう言います。
「所有はダサい」
わざわざ新品買う意味ないんじゃない。わざわざマージン込み込みの高い料金払う必要ないんじゃない。そう考えるわけですね。個人的には、1つの家に血の繋がってない何世帯もの家族が住む未来も遠くはないのかなって考えています。確かにシェアすると、あらゆる経費を50%〜くらい節約できますもんね。
次にデジタルコンテンツ。これはその名の通り、bit換算することのできる情報コンテンツのことです。Netflixで、あれだけ大量の映画が見放題で$10って驚愕ものです。僕らみたいなデジタルコンテンツ・フリークはお金がかかりません。YouTubeもデジタルコンテンツですね。あれ、無料ですよ(インターネット代を除く)。YouTubeとNetflixがあれば、余裕で1日を潰せます。
少しリッチな人は、テレビを60インチにして、Sonyのホームシアターセットを購入してください。まるで映画館のような設備で映像と音響を楽しめます。ある漫画家は「55インチ以上でXXXX動画を見ながらアレをやると、本番よりも気持ちいい」って言っていました。本当でしょうか。
デジタルコンテンツを好きになれば貧乏を脱出できる
とにかくデジタルコンテンツは安い。将来的に貧乏になる予定のある人は、今のうちからデジタルコンテンツを好きになっておきましょう。プロバイダー(提供者)側も大してコストがかかってないから、やろうと思えばどれだけでも安価に出来るんです。広告モデルを見直せば、Netflixだって完全フリーになる可能性もありますよね。
そして最後に、ベーシックインカム。地域振興券を毎月配るようなシステムですね。実際にユトレヒト・シティで実験が行われていて、300人にお金をばらまいたそうです。成人には月額12万円、妻帯者や妻子持ちには18万円を支給したそうです。羨ましいですね。ユトレヒトに移住したいくらいです。
日本では、ホリエモンや小飼弾さんなどが推進派ですよね。2ちゃんねるの創始者(ひろゆきさん)は反対だそうです。推進する人も、反対する人も、それなりに経済的に成功している人が多いから、バイアスなしで意見を言えますね。日本で国民投票なんかしたら、8割近くが賛成票を投じると思うんですがいかがでしょうか。
個人的には、これ以上福祉いるか?と思います。道路あるし、Wi-Fi飛んでいるし、治安いいし、国民皆保険は機能しているし、住民票をたった300円で発行できるし、消防車が火を消しにきてくれるし。実家暮らしして、吉野家の牛丼食べて、YouTube見ていれば、ほとんどお金、かからなくないですか。
日本で議論されている金額も7万円ほどなので、ケツメイシのライブ設営に3日ほど行けば簡単に稼げる額です。僕はケツメイシのライブ設営で、鳶職の兄ちゃんに「バイト君!」「テメェ!」「オイコラ!」と呼ばれながら、何も考えずに仕事をしているだけで日給2万円もらっていました。別にケツメイシのライブじゃなくてもOKですよ。
太陽は無償ってすごくない?
それよりも、僕らの身の回りに降り注いでいる、無償のベーシックインカムがあるじゃないですか。太陽ですよ、太陽。そして太陽が生み出す風。(風が吹く仕組み:https://kids.gakken.co.jp/kagaku/110ban/text/1408.html)
高橋歩さんならこう言うでしょう。「いつもいい風が吹いている」
これね、わざわざ言われなくてもわかってる。窓を2箇所開けて通り道を作れば、いつもそこには気持ちのいい風が吹いています。コーヒーを飲みながら、今日は何しようと考えて、肌を伝う風がそこにある、まぶたを閉じてそれを感じる。それだけで「オッケー」って自然とこぼれますよね。ローラみたいに可愛くできませんが、本当にオッケーって思うんです。
本当に、この風、無料でいいんですか。僕はいつも神様か、神様っぽい何かにそうお尋ねします。野原で寝転がって、芝のチクチクを感じながらも、太陽浴びたら最高に気持ちよくないですか。別に外に出なくてもいいです。太陽の匂いを十分に含んだブランケットに包まれるだけで、幸せな気分になります。
やっぱり、何度でも聞きたくなります。
これ、本当に無料でいいんですか、って。
PayPal経由で送金すら考えるほど。
ほら、なんか支出や貯蓄の考え方が少し変わってきませんか。もう少し思いをはせると、働き方にすら大きなインパクトを与えかねない考え方だと思うのです。
あなたはどう思う?
文責:石崎力也