あなたのビジネスアイディアをTypeformを使って検証していきます。たったの4つのステップで貴重なお客さんからのフィードバックとEメールアドレスを集めます。しかも、サイト無し、ランディングページ無し、自分のリスト無しでもEメールアドレスを同時に集めることができる優れたシステムです。この市場調査は、あなたが作成した「家庭(ペルソナ)」を検証する大事なステップで、あなたの見込み客の本当に欲しいものを見極めるステップになりますので、しっかり検証していきましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
1. Typeform は日本語対応! なぜリスト集めにTypeformが必要か?
Typeformを使う利点は以下の通りです。
- コースのニーズを検証できる(回答がない場合はニーズなし)
Typeformでアンケートを取ってみて、お客さんからたくさんの反応があれば、そのアイディアはニーズがあるとわかります。逆に、全く反応がないとかほとんどない場合は、ニーズがないので新しくアイディアを考えていく必要があるとわかりますね。
- 5つ星の評価を得るために何をすれば良いかがわかる
お客さんにどんな商品や特典があったら嬉しいかと言うアンケートを取ってみて、それに記載されているものをコースのコンテンツとして追加してあげると、評価を高めることができます。
- ペルソナがさらに明確になる
ペルソナというのは、あくまでも想像上のお客さんです。でも、アンケートを取ってみると、実際にはペルソナと年齢が違ったり、住んでいる場所が違ったりするわけです。それを修正していくことで、ペルソナがより明確になっていきます。
- サイトなし、LPなし、リードマグネットなしでも見込み客リストが集まる
Typeformを使うのは、単なるアンケートを目的としても良いのですが、メールアドレスも入力してもらうことができるので、リストを獲得することができます。しかも、あなたのコースに興味のあるリストが集まります。なので、商品を販売してすぐに収益が発生します。
- 簡単に作れて簡単に設置できる(10分以内)
Typeformの画面は、英語とスペイン語しかないのですが、しっかり日本語で記入することができます。しかも、簡単に作成することができますし、埋め込みもすぐにできます。
- ¥0
Typeformは、無料で利用することができます。
よく商品を作成してそれを検証するとなると、Googleのキーワードプランナーでキーワードを検証したり、自分で考えたりする方が多いです。でも、直接お客さんに聞いてみると言うのが一番手っ取り早いです。
2. Typeformの使い方
まだアカウントを作成していない場合は、Typeformでアカウントを作成するところから始めましょう。
アンケートの作成は、ダッシュボードの右上にある「+ New typeform」をクリックします。
すると、上のようにテンプレートの画面に遷移しますので、そこで自分の好きなテンプレートを選択しましょう。そして、「start」をクリックしてアンケートを編集していきます。
実は、質問内容もテンプレートが用意されています。それを使いたい場合は、「Use this template」を選択すれば良いんですけど、英語表記になっているので、新たにアンケートを作成していく必要があります。ということで「Start from scratch」を選択します。
まずは、日本語で入力していくので、設定を日本語に変更していきます。左側にアイコンが並んでいますが、ここの一番下に歯車のマークがあります。これをクリックして「Language」で「Japanese」を選択します。
それでは、実際にアンケートの項目を追加していきましょう。左上にある四角が4つあるマークをクリックするといろんなブロックが出てきます。適切なものを選んで、1つ1つ項目を追加していきます。複数の選択肢を用意しておいて、そのうちの1つを選択してもらいたい場合は、「Multiple Choice」を使います。
質問事項を記入する場合は、日本語だと普通に記入しようとしてもうまく入力できません。どうすれば良いかというと、半角スペースを入力してから入力します。また、必ず記入してもらいたい項目には、「Required」にチェック(緑色にボタンをスライド)しておきます。
何かしらの満足度を5段階、10段階で入力してもらいたい場合は、「Opinion Scale」を使っていきます。何段階にするかは、「Steps」で選択することができます。
お客さんに記入してもらうオープンクエスチョンを使いたい場合は、「Short Text」か「Long Text」のいずれかを選択します。短めの答えになる場合は、「Short Text」で長めの答えになる場合は「Long Text」を選びます。このオープンクエスチョンの場合は、「Description」をONにして、解答例を記入しておくとお客さんに記入してもらいやすくなります。
このオープンクエスチョンに関してですが、アンケートの先頭に持ってくると、回答数が減りますので、最後の方に持ってくると良いです。 また、記入を必須にしても回答数が減ってしまいますので、注意しておきましょう。
最後にメールアドレスの記入欄です。これは、「Email」で追加できます。これでアンケートの作成は完了です。Typeformにはオートセーブ機能がついていますので、手動でセーブしなくても勝手にアンケートを保存してくれます。
「Integrate」のタブを見てみると、MailChimpとかGoogle Sheetsがあります。お客さんが記入してくれたメールアドレスをMailChimpに登録したり、記入事項をGoogle Sheetsに自動で羅列してくれるサービスもありますので、使ってみてください。
作成したアンケートの埋め込み方法は、「Share」タブで確認できます。記事にURLを埋め込み、そのURL先でアンケートに記入してもらいたい場合は、「LINK」でURLの横にある「Copy」ボタンをクリックします。
アンケートを記事中にそのまま埋め込みたい場合は「Embeded」を使います。「Standard」と「Full page」、「Popup」の3種類あります。「Standard」は、文章と文章の間に埋め込むパターンで、「Full page」はランディングページみたいに全画面で表示されます。「Popup」はクリックするとポップアップが表示され、アンケートに記入することができるようになります。埋め込み方法は、「Get this code」をクリックしてコードをコピーし、記事中に埋め込むだけです。
3. オンラインでもっとアンケートの回答を得る方法
- ブログ
2でもお伝えしましたが、まずは、アンケートをブログに追加していく方法です。普通に、文章と文章の間にフォームを埋め込んでも良いですし、記事直下のバナーに埋め込んでポップアップを表示させるというやり方でも良いと思います。
- SNS
すでにアカウントを所有している方は、FacebookやTwitterでもアンケートをとってみてください。
- Udemyの教育目的のお知らせ
Udemyの教育目的のお知らせでもアンケートを取ることができます。でも、実際にお知らせを送る前に、規則に関するガイドラインを良く読んで確認しておいてください。
- YouTubeの詳細
YoTubeの概要欄に、アンケートのURLを載せておくのも良いですね。すでにたくさんの動画をYouTube上にアップしている場合は、一括で概要欄の内容を変更することができます。
- 自社リスト
最後は、自社リストですね。MailChimpやConvertKitにリストがいる場合は、そのリストに対してメールを送り、アンケートに回答してもらいましょう。
4. アンケート結果を分析する
アンケートがある程度集まったら、それを分析しましょう。Typeformのダッシュボードから「Results」に行くと、「SUMMARY」と「RESPONSE」があります。「SUMMARY」は、アンケートに答えてくれた人全員の集計を見ることができます。「RESPONSE」は、1人1人の回答結果を確認することができます。一番下にある「Download all responses」をクリックすると、CSVファイルかXLSXファイルでアンケート結果をダウンロードすることができます。
そしたら、特にオープンクエスチョンの結果を確認して、今作ろうとしているコースのニーズはあるのか、5つ星の評価をもらえるコースの条件は何かをチェックしてみてください。その結果を参考にコースを作成していって、多くの5つ星評価をもらえるようにしていきましょう。