どうもこんにちは、石崎力也です。
今日は「MailChimpでメルマガを送る方法」をお伝えしていきます。このレクチャーであなたが学べることは次の5つです。
- テンプレートの使い方
- メルマガをデザインする方法
- メルマガの配信方法
- 写真の編集方法
- 適切な時間に配信する方法
写真の編集方法は、すごい便利で、例えば1000px超えているとしますよね。でも、MailChimpの画像は600pxがマックスなので、大きすぎるとアラートが出ます。だから、画像が大きい場合の対処方法として、クロップして編集する方法などをご紹介していきます。最後の適切な時間に配信する方法というのは、MailChimpがビッグデータの会社だからこそできる技で、午前6時にメールを送信するのか、午後6時に送信すれば良いのかわからない場合は、自動でベストな時間に送信してくれます。このレクチャーを受講するために必要なものは、
- MailChimpのアカウント
- 写真/ロゴ
- Audienceの作成
- セグメントの作成
- 独自ドメインのメルアド(任意)
です。写真とロゴを使うレクチャーがあるので、それらがあると楽かなと思います。Audienceは、リストのことなんですけど、それは作成しておいてください。独自ドメインのメルアドに関しては、Gmailのものでも良いんですけど、やっぱり、ちゃんとしたメルマガ発行者になりたければ、独自ドメインの方が良いと思います。このレクチャーは次のような人たちを対象としています。
- Eコマースの運営者
- デジタルコンテンツの販売者
- プロモーター
- ウェブマーケター
- ウェブコンサルタント
それではノウハウに移っていきましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
- 1. キャンペーンとは?
- 2. なぜMailChimpでメルマガを配信するのか?
- 3. MailChimpでメルマガを配信している会社の事例
- 4. MailChimpでメールを送る4つの手順
- 5. メルマガのコツその1 – コンテンツ
- 6. メルマガのコツその2 – テンプレート
- 7. メルマガのコツその3 – ブランディング
- 8. メルマガのコツその4 – ブランドカラー
- 9. メルマガのコツその5 – イメージ
- 10. メルマガのコツその6 – レイアウト
- 11. メルマガのコツその7 – フォント
- 12. メルマガのコツその8 – CTA
- 13. キャンペーンを作成する(メルマガを送る)
- 14. テンプレートを選択する
- 15. MailChimpのデザインはドラッグ&ドロップ
- 16. 文章(テキスト)を追加する方法
- 17. 他のエディターで書いた文章をMailChimpにペーストする場合
- 18. 文字のスタイル(装飾)を編集する方法
- 19. 写真を挿入する2つの方法
- 20. Finderから写真をドロップして挿入する方法
- 21. MailChimpで写真を編集する方法
- 22. 履歴を使って写真を復元する方法
- 23. コンテンツを完成させる
- 24. 件名を記入する
- 25. 送信者名と送信メールを指定する
- 26. To(受信者)を設定する
- 27. 予約配信の設定方法
1. キャンペーンとは?
LPもEメールもDMも全てMaiChimpでできることなんですけど、それらはダッシュボードの左上にある「Campaign」にまとめてあります。
MailChimpは、オールインワンのマーケットプレイスです。あなたが、Eメールをシェアしたり、広告を打ったり、いろんなメッセージをあなたの見込み客に投げる。それを全部「Campaign」と言っています。
とありますね。だから、お客さんに見せるものであれば、みんな「Campaign」なわけですね。
まとめると、メルマガだけでなく、ステップメールもランディングページ、サインアップフォーム、ダイレクトメール、Facebook広告も全てMailChimpは、「Campaign」と呼んでいます。
2. なぜMailChimpでメルマガを配信するのか?
MailChimpでなぜ、メルマガを配信するのかということなんですけど、1つは配信しやすいからです。次のレクチャーでお伝えするスキー会社の人は「全部ドラッグ&ドロップでできるのは素晴らしい。」と言っていました。僕も、そう思います。あとは、ビッグデータです。ビッグデータがあるからこそ、MailChimpが僕たちの代わりに、最適な配信時間とかを勝手に選んでくれるわけですね。そういう意味で、僕は、MailChimpをお勧めします。
3. MailChimpでメルマガを配信している会社の事例
次にMailChimpを使っている会社の事例として、スキージャケットを販売する中小企業の方の言葉を引用させていただきました。彼は、「全部ドラッグ&ドロップでできるのは素晴らしい。」と言っていますし、「もうMailChimpをウェブサイトの延長と捉えています。」とも言っています。だから、メール配信するためだけにMailChimpを使うのではなく、LPも使っているし、商品もそこに掲載してあって、Facebookからお客さんをトラッキングしていたり、全部MailChimpで完結するという意味で、ウェブサイトの延長と言っています。
「一番のベネフィットというのは、僕らが雇っているデザイナーなどの専門家よりも、簡単に良い感じのものを作れる。」と言っています。実際にそうで、クラウドワークスとかにいる専門家とかに投げるよりも、洗練されたメルマガを作成することができます。そのくらいMailChimpにあるテンプレートはすごく綺麗だし、そこに当てはめていくだけで、すごく洗練されたデザインになります。
4. MailChimpでメールを送る4つの手順
「MailChimp 101」で検索していただくと、「MailChimp 101: Everything You Need to Get Started」という記事に、MailChimpを始めるのに必要なものが全部詰め込まれています。
その記事の「Create your first email campaign」という項目に、メールを送る手順が書かれています。その手順は、次の4つです。
- Pick your template:テンプレートを選択する
- Add your content:コンテンツを追加する
- Choose your audience:オーディエンスを選択する
- Hit send:「Send」ボタンをクリックする
メールのコンテンツは、文章だけな感じがしますが、最近のEメールマーケティングの世界ではビデオだけとかグラフィックだけということもあります。そういうのを含めて、コンテンツと言っています。「Choose your audience」でオーディエンスを選択しますが、これはかつての「List」のことです。コンテンツを作ったら、どこにそのメールを投げていくのかを決めなくてはいけません。
5. メルマガのコツその1 – コンテンツ
こちらのページには大事なことがたくさん突っ込まれているので、確認してみてください。ビッグデータを持っている大企業がMailChimpを利用しているので、MailChimpはビッグデータのビッグデータを持っているんですね。つまり、最適化するためにはこうしたら良いというアイディアがたくさんあるわけです。
セールスレターの世界では、1メッセージ1アウトカムと言われています。あるいは、1レター1アウトカムと言われたりします。つまり、1つのレターで2つ、3つのことオファーしないということです。だから、「あなたが大好きです。」と言いたいなら「あなたが大好きです。」ということだけで、同じメールの中で「そういえば昨日のマクドナルドおいしかったです。」みたいなことを言わないということです。
次は、「Be concise」です。これは、これ以上削れないくらい短くしろということを言ってまいす。だから、余分な部分は抜いてください。
「Create a hierarchy」は、ヒエラルキーをつくってくださいということです。上から順番に大事なものを並べていくということですね。
「Break it up」は、細分化するということです。見出しとかブレッドリストなど、セクションに分けることによって、みんなスキャニングとかスキミングとかと言われるんですけど、自分の欲しい情報だけを見ていけます。
「Link out」は、ページが長くなりそうな場合は、リンクを出してしまうということです。そして、リンク先のページをブラウザで見てもらいます。つまり、全てのコンテンツをメールの中に詰め込まなくて良いということですね。
6. メルマガのコツその2 – テンプレート
テンプレートに関しては、2つあります。
まずは「Start from scratch」です。テンプレートなので、そもまま使えるんですけど、最初からメールを作成した方が楽なこともあります。例えば、4つのカラムがあるテンプレートがあります。でも、自分は2つしか要らない場合は、4カラムに引っ張られて、4つのロゴを用意しようしてしまい、面倒になるんですね。だから、シンプルなテンプレートを選択して、自分でカスタマイズしていくと良いです。
自分でカスタマイズしたものを、「Save your template」で、テンプレートとして保存することができます。
ということで、いきなりデザインされたテンプレートを使うよりも、自分のテイストに合わせてシンプルなものを選び、それを自分用にカスタマイズして、次回からはテンプレートから呼び起こしてメールを書いていくことをお勧めしています。
7. メルマガのコツその3 – ブランディング
次は、「Identity」を確認していきましょう。「Label it」の「Label」というのはロゴとか名前のことです。それらをメールのトップにおきます。そうすることで、ブランディングになります。
僕の場合は、ブログ更新通知でこんな感じで、ヘッドに画像を挟んでいます。これがまさにラベルのことです。
8. メルマガのコツその4 – ブランドカラー
次は「Color」です。あなたの色を決めてくださいということです。海外のデジタルコンテンツとかを購入したりすると、最初の方であなたのブランドのカラーとブランドのロゴ、ブランドのフォントを決めるように言われるんですね。実際にオーストラリアの企業のCanvaというサービスがあるんですけど、そこでデザインしようと思ったら、あなたのブランドカラーとブランドフォントを最初に指定しないといけません。そうすると、次回からフォントを変更するとき、ドロップダウンメニューの上の方に表示されます。
それで、「Pick a palette」では、1色、2色でいけば良いんじゃないと言われています。僕のrikiyaishizaki.comの場合は、オレンジで「ff9900」と決めて、使い続けています。これをメールにも適用していってくださいということです。カラフルにしないでください。
次「Separate your header and footer」では、ヘッダーとフッターを分けるように言われています。ヘッダーの背景色とフッターの背景色を変えると、どこからどこまでがヘッダーで、ここからここまでがフッターというのが、見た目で分かるようになるということですね。
9. メルマガのコツその5 – イメージ
次は、「Image」です。前のレクチャーでお見せしたブログ更新通知のメールのトップには僕の顔がありましたよね。僕の顔を覚えてもらうというやつですね。サンドウィッチマンは、「顔だけでも覚えて帰ってください。」と言いますよね。そのくらい、顔を覚えてもらうことってすごい大事です。毎回その送信者名が出てきても、「これ誰?」となるメールがほとんどです。でも、石崎からメールが来たみたいな感じで、ブランドが確立されていると、あの人から来たというのが分かるわけです。だから、あなたのブランドアセットを使うようにしてください。1回決めたら、それを使い回しましょう。
次の「Use photos」という項目なんですけど、メルマガといえども、文字だけじゃなくて、イメージを使った方が良いと書かれていますね。また、Envato Elementsとかストックフォトから写真を購入してきて、かっこよく見せるみたいなメルマガがありますけど、そうではなく、あなたのパーソナリティを売り込むのがメルマガなので、かっこいい写真じゃなくて良いです。iPhoneで十分綺麗な絵がとれます。だから、パーソナリティが出るような写真を使いましょう。
次は、「Size your images」です。これも大事で、画像が潰れたり、伸びたりしないようにします。やっぱり、みんな地下鉄とか通学・通勤中に見たりするので、生のデータを使うとでかいので、サイズダウンする必要があります。MailChimpには、その機能があります。ワンクリックするだけで、600pxくらいになります。このくらいになると、少なくとも日本であればパッと表示されるようになります。ということで、とりあえず写真を小さくしておく、そしてあなたのパーソナリティが出るものを用意しておきましょう。
10. メルマガのコツその6 – レイアウト
次は、「Layout」です。まず1個目は、「Organize for quick reading」ですね。みんな、マーケティングEメールは15秒も読まないので、15秒以内で伝えられるようにするか、あるいは15秒以内にその人が何を言いたいかというのを伝えられるようにすることが重要だということです。だから、種々雑多ないろんな情報を載せるんじゃなくて、分かりやすいようにコンテンツを配置しておきましょう。
次の「Make room」は、スペースを作るということです。これ言うと怒られるかもしれませんが、フォレスト出版さんの本がそうですよね。行と行の間があって、読みやすいといえば読みやすいです。あれがフォレスト出版さんのお客さんなんだと思います。また、文字数にすると、他の業種とかの2分の1とかの可能性もあります。実際にフォレスト出版さんはビジネス書に関しての本をたくさん出しまくっていて、いずれもベストセラーになっているので、たくさんスペースを作りましょう。
「Align your content」では、少ない文書量だったら真ん中揃えにしても良いんじゃないかとあります。でも、量が多くなってくると、左揃えにした方がわかりやすいんじゃないかと言っています。
最後の「Define your sections」では、たくさん言いたいことがあるなら、ディバイダーを使ってコンテンツを分けて下さいと言っています。
11. メルマガのコツその7 – フォント
次に、「Fonts」を確認していきましょう。まず1つ目の「Keep it legible」は、読みやすく、判読可能にするということですね。文字が小さいとかはアウトで、14-16pxの間が良いんじゃないですかと提案してくれています。また、長いメールの場合は14pxで、短い合だったら16pxでどうですかとも言っていますね。ちなみに、短いやつというのは2~3秒くらいの文章になります。
次、「Choose your fonts」は、あなたのフォントを選んでくださいということです。「serif」を使ったらよりお洒落な感じがして、「san serif」を使ったら少しだけカジュアルな感じになると書かれています。それで、だいたい2、3のフォントを選ぶようにしてくださいとありますね。でも、僕は1つで良いと思います。
12. メルマガのコツその8 – CTA
「Calls To Action」は、お客さんにやってほしいことです。よくCTAとかって言われたりするんですけど、基本的にはボタンになると思います。まずは「Know your CTAs」ということで、メルマガで何をしてもらうのが目的なのか、つまり、商品を購入してもらいたいのか、それともブログを読んでもらいたいのかを決めてくださいということですね。
次は「Be clear」です。これは、わかりやすくするということです。だから、「購入してください。」とか「今すぐ僕のメルマガみてください。」、「今すぐ僕のブログを見てください。」みたいにわかりやすくしておくということです。
次は「Make it obvious」です。例えば、利益率の高い商品と低い商品を用意しているのであれば、利益率の高い商品のボタンを少し大きめにしてみてくださいということです。
「Set expectations」は、期待を裏切らないというか、何が起こるのかを想像させるということです。そのためにはサブコピーをつけて、「ここをクリックすると、いきなり購入のフォームに行きます。そこであなたはこうしてくれると、こうなります。」みたいな感じで、何が起こるかを書きましょうということですね。
13. キャンペーンを作成する(メルマガを送る)
さっそくメールを送っていきましょう。そのやり方は、トップページから「Campaings」に行くか、「Create」ボタン、「Create Campaign」ボタンをクリックします。今回は、「Create」から作成していきます。すると、何を作るのか聞かれるので、今回は「Email」を選択します。
そしてタイプが聞かれます。今回は、「Regular」を使っていくんですけど、これは即時配信のことです。例えば、「今たくさん天ぷらを作って、その売れ残りがあるから今すぐ買いに来てくれませんか?」というのを地域の人に贈るみたいな場合に使います。そして、「Campaign Name」の欄に名前を入力し、「Begin」ボタンをクリックします。
14. テンプレートを選択する
では、次にデザインしていきましょう。「Design Email」ボタンをクリックします。すると、テンプレートを選択する画面に遷移するので、好きなものを選択してください。
15. MailChimpのデザインはドラッグ&ドロップ
MailChimpのメルマガをデザインする際、基本となる操作方法はドラッグ&ドロップだということを覚えておいてください。上の画像のように、操作します。
今テキストのブロックを追加したので、文章を変更していきます。画面の右側に編集する項目があるので、文言を変更して、「Save & Close」ボタンをクリックします。こんな感じで、必要に応じて、ブロックを追加して、編集していきましょう。僕なんかはちょっとマニアックになるんですけど、Deadline Funnelsという締め切り管理ツールを使っています。何か商品をローンチした時に「残り何分です。」みたいなカウントダウンタイマーを表示させるという機能は、デフォルトでないので、そういう場合は「Code」というブロックを使って、サードパーティーのコードをペーストすると、お客さん毎に「残り何時間です。」というタイマーが表示されたりします。
16. 文章(テキスト)を追加する方法
テキストを追加したいとなった時に、一番ベストなのはブロックをクリックして、直に書いていくことです。
でも、サイトとかからフォントや色をそのままコピペしたい場合は、その文章をコピーしてきて、「Text」ブロックを追加してペーストすると、そのスタイルまで持ってきてくれます。
17. 他のエディターで書いた文章をMailChimpにペーストする場合
自分がWordとか、Pages、Google Docsで書いたものをペーストすると、そのままスタイルまで影響してしまいます。じゃあ、影響されないようにするにはどうすれば良いのかなんですけど、その場合は「プレーンテキストとして貼り付け」でCommand+Vします。
今大きいフォントのところで、ペーストしたから全部大きい文字になってしまったんですけど、小さい文字の横にカーソルを置いてやると、左のものに影響を受けるので、文字が小さくなります。
それから、思っていたのと違うと思ったら、全選択して、「書式を解除」するとフォントがプレーンなものに戻ります。
18. 文字のスタイル(装飾)を編集する方法
次に、スタイルをどういう風にして加えていくか、あるいは装飾する方法をご紹介していきます。テンプレートを選んだ時点で、セクションに分かれています。そこにどういう風にアクセスしていくかなんですけど、「Design」にタブを切り替えると、セクション毎に並べられています。
例えば、ヘッダーのテキストを統一させたいという場合は、「Header」を選択して、そこで背景色を変更したり、フォントを変更していきます。
もうちょっと細かく、同じヘッダーでもその中のブロック毎に設定したいという場合は、そのブロックを選択して、「Style」にいきます。「Apply to all existing block」というチェックボックスにチェックを入れると、全てのブロックに適用させることもできます。
他には、上書きしたい場合はブロックを選択して、個別に装飾していくことになります。全体の統一感を出すためには先ほどやったように、「Design」から設定を変更していきましょう。
あとは、1カラムのブロックを2カラムでハンドルしようと思ったら、そのブロックを選択して「Settings」に行き、「Number of columns」で「2 columns」を選択します。そうすると、2カラムになります。
19. 写真を挿入する2つの方法
ここからはイメージ写真の使い方、アップロード方法についてご紹介していきます。ブロックを見ていただいたらわかるんですけど、イメージは全部で4つあります。どれも写真をハンドルするんですけど、ちょっとずつ違いがあります。でも、ブロックからイメージがつくと思います。「Image」なら単体で画像を追加するブロックで、「Image Group」なら複数の画像を追加するブロック、「Image Card」と「Image Capthion」はイメージと文章が追加できます。
画像の追加方法は、大きく分けて2パターンあります。まずは、ドラッグ&ドロップでブロックを追加し、「Browse」でコンテンツマネージャーに行って、画像を選択します。
画像が大きいとアラートが出るので、「Let’s fix it」で編集していきましょう。そして、「LOCK DIMENSIONS」で600pxまで下げたりします。そして、「SAVE」することによってアラートが消えます。
もう1つのパターンは、文章に画像を突っ込むパターンです。まず、写真をクリックし、画像を選択して「Insert」ボタンをクリックします。そして、「Save & Insert Image」ボタンをクリックすると、画像が追加されます。
実は、イメージのブロックでやるとリサイズされ、自動的に、端末毎に大きさを変更してくれます。でも、テキストブロックの中に写真を入れてしまうと、文字が小さくなってしまいます。これが少し難点ですね。
20. Finderから写真をドロップして挿入する方法
次に、ドラッグ&ドロップでイメージを追加する方法をご紹介します。同じように、イメージのブロックを追加します。そして、一旦セーブしておきます。この状態で、Finderを開いてドラッグ&ドロップで画像を追加することができます。あとは、アップロードが終われば自動的に表示されます。
21. MailChimpで写真を編集する方法
次に、写真を編集する方法をご紹介します。まず、写真を選択します。そうすると「Edit」という文字が現れるので、これをクリックします。そして、クロップしたい場合は、「Square」か「4:3」、「16:9」、あるいは「Custom」でリサイズします。そして、「SAVE」すれば反映されますね。他には、以下の項目があります。
Filters
これは、インスタグラムみたいなレタッチ機能になります。
Adjust
色の鮮やかさや露出を調節したり、Lightroom みたいな設定ができます。
Focus
フォーカスは、一眼レフで撮ったみたいな感じでボケ感を出すことができます。
Text
あとは、テキストを追加することもできます。このテキストも色を変えたり、ロテーションを出すことができたりします。
Text Design
Canvaにあるような、テキストデザインも追加できますね。
Sticker
「Sticker」ではスタンプを追加することができます。
Brush
「Brush」では、ブラシ加工ができます。
Frame
「Frame」では、画像の外側にフレームをつけることができます。
Overlays
「Overlays」では、画像にハートをつけたり、雰囲気を出すわけですね。
22. 履歴を使って写真を復元する方法
今、写真を編集してきて原型をとどめていない状態です。MailChimpは、僕たちが変更してきたプロセスを全部覚えておいてくれるので、簡単に戻れます。まず写真を選択して、「Replace」をクリックします。そうすると、コンテンツマネージャーにいくので、画像を選択して「View Details」をクリックします。そうすると、「Revision History」ということで、過去の画像が並んでいます。戻したい物を選択して「Insert」すると、それが反映されます。
23. コンテンツを完成させる
本当に、MailChimpにはいろんなブロックがあるので、実際に使ってみてください。例えば、ShopifyとかWooCommerceと繋いで、URLを埋め込んだら、WooCommerceに行かずとも、Squareで決済できます。そんな感じで、サードパーティーとの連携も素晴らしいし、なんならEコマース系のをサイトを持っていなくてもMailChimpだけで決済することができます。実際に、ランディングページ機能もあるので、MailChimpだけで完結します。
ということで、話を戻します。これまでに、色々とデザインしてきましたが、全部の編集が終わったら、最後に「Save & Close」しましょう。
それで、上の画像のように「Content」にチェックが入ったら、OKです。編集が終わっていないと赤くアラートが表示されるので、注意してください。
24. 件名を記入する
次に、件名を設定していきましょう。「Add Subject」をクリックして、「Subject」の欄に件名を入力します。それから、「Preview Text」というのは、件名の後に表示される文章になります。それも設定できます。そして、最後に「Save」しましょう。
25. 送信者名と送信メールを指定する
次は、「From」で送信者名とメールアドレスを登録していきましょう。「Add From」して、「Name」の欄に送信者名、「Email address」に送信者のEメールアドレスを入力します。
26. To(受信者)を設定する
次に、「Add Recipients」で、受信者を設定していきましょう。「Audience」で、オーディエンス、かつてのリストを選びます。「Segment or Tag」では、すでに作成したセグメントやタグがあるのであれば、ここに表示されます。それから、「Personalize the “To” field」にチェックを入れると、件名にお客さんの名前が入ります。
Audienceには5人いたんですけど、セグメントで「顧客」選んだことで3と表示されました。つまり、商品を購入したのは3人だけということですね。それで、メールをすぐに送信する場合は「Send」ボタンをクリックします。未来の時間で送信したい場合は、「Schedule」をクリックして、配信日を設定します。
27. 予約配信の設定方法
じゃあ、実際に未来配信していきましょう。「Schedule」ボタンをクリックして、「Delivery date」で送る日を選んでください。また、「Delivery time」で、送信する時間も設定できます。
一番下に「Let MailChimp optimize send time for maximum engagement」という項目があるんですけど、MailChimpはビッグデータを持っていて、過去に送ったメールのデータも蓄積されています。どの時間帯にお客さんがメールを開いてくれやすいか全部知っているので、ここにチェックを入れて最適な時間帯に送信してもらうこともできます。今の条件だと使えないんですけれど、ある程度リストの数が増えてくると使えるようになってきます。設定が完了したら、「Schedule Campaign」ボタンをクリックしておしまいです。