今回お届けするノウハウはこちら
#01. MailChimpのサンキューページをWordPressでカスタマイズする
メールを登録した直後に送られるサンキューページをデザインしてゆきます。HubSpotは次のオファーをしていましたね。僕らも次のオファーをします。ただMailChimpの場合は、ダブルオプトインを採用しているので、サンキューページで「先ほど確認のメールを送信しました。あなたが登録したことを証明するために、メールからボタンをクリックしてください」みたいな文言を入れておく必要があります。さらにMailChimpではサンキューページの表示場所が選択できます。次の2つです。
- MailChimp(こっちがデフォルト)
- リダイレクトURL
今回はWordPressの固定ページにリダイレクトさせます。つまりサンキューページをWordPressで表示させることになります。なぜなら・・・
- WordPressでメール登録→MailChimpのサンキューページが表示される→読者少しビビる
- WordPressでメール登録→WordPressのサンキューページが表示される→読者少し安心する
MailChimpのサンキューページをWordPressでカスタマイズする 画面の遷移が明らかな場合、お客さんはビビります。なんか変なところに飛ばされているんじゃないかって不安に思うわけですね。さらにWordPressの方がデザインしやすいですし、自由度が高いです。ということでリダイレクトを選びます。さて文章を作っていきましょう。まず説明しなきゃいけないのは次の2つ。
- メールアドレスはいつでも変更できる
- メルマガの配信停止はここからいつでも変更できる
メルマガの配信停止はフォームから可能です。このフォームをどうやって取り出すかというと・・・
- Lists > Signup form > General forms > Forms and response emailsでUnsubscribe formを選ぶ
- Unsubscribe form URLのURLをコピーする
で、これをサンキューページの「メルマガ配信停止はこちら」にリンク挿入してゆきます
#02. サンキューページで別のオファーを設定し次のアクションを促す
以前このページでも一回説明しました。オファーに応じてくれた直後に次のオファーを提示する。これすごい大事だよって言いました。さて、これを自分たちの手で実装してゆきます。
参考URL:http://thisisenglish.jp/blog-notifications-thank-you-page/
動画の中で作成しているサンキューページを参考URLとして載せておきます。確認してください。この中にバナーがありますよね。
このバナーは、5分ほどで高速に作りました。石崎はイラストレーター名人?いいえ、そんなことはありません。Envato Elementにバナーのセットがあります。それを利用しました。今回僕が使ったのはこれです。
参考URL:https://elements.envato.com/flat-line-web-banners-BWZR8F
90個もイラスト形式のバナーが用意されています。これでネタに困ることはありません。フォトショップやイラストレターでちょちょちょと文言をいじっていけば簡単に完成しますね。バナーはこれで完成です。それから・・・もう一度復習をしておきましょうか。オファーに応じてくれた直後に次のオファーを出す。先ほど参考URLでお見せしたうちの英語サイトのLPの例であればこうなります。
- 最初のオファー:ブログの更新通知に登録してもらう
- 次のオファー:TOEIC塾3.0(理論編)に登録してもらう
#03. MailChimpのサンキューページをリダイレクトする
固定ページで作ったサンキューページをMailChimpに登録します。
- Lists
- 該当のリスト名を選択
- Signup forms
- General formsを選択
- Forms and response emailsでSignup thank you pageを選択
- Instead of showing this thank you page, send subscribers to another URLに自作のサンキューページのURLを記入する
これで完成です。最後にご自身でフォームの挙動をテストします。登録ボタンを押して自作のサンキューページに遷移されたら成功です。
#04. MailChimpのダブルオプトイン確認メールを編集する
サンキューページの作成は完成しましたが、まだ全体が完成したわけではありません。細かい設定を修正してゆく必要があります。僕の場合であれば(MailChimpであれば)ダブルオプトイン方式を採用しているので、お客さんがメールアドレスを登録したら必ず確認メールが届きます。その確認メールを修正してゆきます。
- Lists
- 該当のリスト名を選択
- Signup forms
- General formsを選択
- Forms and response emailsでOpt-in confirmation emailを選択
- 必要箇所を修正
僕の場合は次のように修正しました。
- From:*|LIST:FROM_NAME|*→英語ができない人のための通信講座
- Reply-to:変更なし
- Subject:*|LIST:NAME|*購読確認のお願い→ブログ更新通知:購読確認のお願い
#05. MailChimpのreCAPTCHA画面を修正する
MailChimpはダブルオプトインも強制、reCAPTCHAも強制です。強制っていうと語弊があるかもしれませんが、とにかく僕たちにreCAPTCHAを外したりするオプションは与えられていません。僕らみたいなリストマーケターは、とにかくリストを取ってなんぼ!と自分たちを洗脳していますから、少しでもオプトインの成約率が下がると思うとビビってしまいます。できるなら、ダブルオプトインも導入したくないし、reCAPTCHAも導入したくないし。おそらく本音はこんな感じでしょう。しかし!僕たちは考え方を改めなきゃいけません。少なくとも僕は考えを改めつつあります。リストは数ではなく質です。ダブルオプトインやreCAPTCHAのプロセスで脱落してしまうような読者は将来的にお客さんになる確率は低いでしょう。そう思うことにしています。MailChimpのデフォルトの日本語訳はかなり変なので、僕は次のようにreCAPTCHA画面の文言を修正しました。
え、僕の日本語もおかしいって・・・?
わかっとるわい!
#06. MailChimpの登録完了ページをカスタマイズする
こっちが本当のサンキューページですね。ごちゃごちゃにならないために2つのサンキューページを整理しておきましょう。僕たちは何に対してサンキューをしているのか?
- 1つ目のサンキュー:仮登録ありがとう(フォームにメールアドレスを入れてくれてありがとう)
- 2つ目のサンキュー:本登録ありがとう(本人確認のプロセスを終えてくれてありがとう)
さあ、ここでもやはりオファーをします。オファーする内容は1つ目も2つ目も同じ。2回も同じオファーをするのが煩わしいと思うのであれば、1つ目のオファーを抜いてください。お客さんには、確認ボタンを押させることだけに集中させるってことです。1つ目のオファーに応じたけど本登録するの忘れてた!っていうのでは本末転倒ですから。今回は説明のために、2つとも同じオファーをします。サンキューページはやはり2つのオプションがあります。覚えていますか。
- MailChimpでサンキューページを表示する
- リダイレクトURLに飛ばす
この2つですね。前回はリダイレクトURLに飛ばしたので今回はMailChimpでサンキューページを表示しましょう。修正方法はもう知っていると思うけど、次の手順です。
- Lists
- 該当のリスト名を選択
- Signup forms
- General formsを選択
- Forms and response emailsでConfirmation thank you pageを選択
- 必要箇所を修正