どうもこんにちは、石崎力也です。
このモジュールは1番お金に繋がる部分になると思います。集客、マーケティング、コンテンツ戦略、基礎知識、ファンデーション、こういうのは全て大事ですが、どこが一番お金に繋がるかということを考えるとリテンションの部分だと個人的には思います。
実際に今からお伝えする施策を一個一個、自分のメンバーシップサイトに適用していったら、その月からすぐ売上が変わっていきました。是非あなたにもやっていただきたいと思います。
今回お届けするノウハウはこちら
1. 集客よりも大事なこと
多くのメンバーシップサイトの運営者が間違っているのは、新しいお客さんを取り込んでいく集客が一番大事だと思っていることです。OSBは方針が違います。実際に海外でも成功しているサイトは、僕と同じ戦略をとっています。それは集客(新しいお客さんを得ること)よりもリテンションです。
今いるお客さんをそのまま同じ場所に居続ける(ステイさせる)ことの方が何倍も大事だと僕は強調したいわけです。これを前提の上で今からレクチャーをしていきます。次、心理トリガーですね。なぜ人はそのメンバーシップサイトに居続けたいのか?その心理トリガーさえ理解できれば、具体的な施策もわかるようになっていきます。
2. 会員制サイトと3つの心理トリガー
心理トリガーを3つ紹介させてください。どうしたお客さんはあなたのメンバーシップサイトに居続けるのか。あなたの会員制サイトを継続する、サブスクリプションを続ける理由です。
心理トリガー#1:BELONGING
自分が何かに属している(所属)という感覚です。「そんな心理トリガーないでしょ」と思うかもしれませんが、分かりやすいところでいうと宗教です。僕の奥さんはカトリックです。「自分よりも大きな何かに繋がっていたい」「繋がっていることでそれに守ってもらえる」と安心感を覚えます。会社員もそうです。企業というのは自分よりも大きな存在ですから、そこに属していることから生まれる安心感。それが心理トリガーになっています。
心理トリガー#2:COMMUNITY
所属に関して言えば、自分よりも何か大きなものに1対1で繋がっている感覚ですが、コミュニティは横同士の繋がりです。例えばメンバー同士との繋がりです。僕は少年サッカーチームに属していたのですが、そういうチームに属しているというBELONGINGもあったのですが、チームメイトの仲間との仲良し感があったからこそ最後までやっていました。
「いしこん」にもメーリングリストがあります。だから僕と生徒の繋がり。だけではなく生徒同士の繋がりもあります。僕がそういう場を提供しているからこそ、そのコミュニティが存在します。それがあるおかげで、なかなかやめていかないということです。
心理トリガー#3:Acknowledgement
プロダクトローンチフォーミュラを作ったジェフ ウォーカーはアプリシエーションと言いました。承認されるという、同じ意味です。「自分はすごい」あるいは「すごいねと言ってもらいたい」です。例えば「石崎さん、お金儲かっていてすごい」「石崎さん、クオリティーのいい動画を作っていてかっこいい」と言われると僕も「社会的に認められてる」と思って嬉しくなります。それが心理トリガーです。
分かりやすいところでいうと、サクセスパスに「マイルストーン」というアクションアイテムがありましたよね。まさにそうです。自分がどんどん進んでいる感覚です。「ステージ1がクリアしました」「ステージ2がクリアしました」「ステージ3がクリアしました」みたいな感じですよね。
マニアックな話をすると、去年僕は麻雀のアプリにハマりました。最初は10級から始まるのですが、どんどん級が上がり段がもらえるのです。今5段なのですが、もうしばらくやっていないです。やっぱり上がっていくのが嬉しいです。これが” Acknowledgement “です。これがなかったら面白くないです。自分が「今こういう位置にいるんだ」「こういうレベルなんだ」ということが認識できる、それと同じものをサクセスパスで作れます。
3. 会員制サイトを継続する3つの理由
①必要性②習得③コミュニティ④楽しみ。これがお客さんが入る理由です。もちろん会員制サイトに入る理由は、居続ける理由とほぼイコールです。今度は「なかなか出られない」「なぜか続けてしまう」というのを考えてみましょう。つまりお客さんのリテンションをどう高めるかという話です。お客さんに十分な理由を与えてしまえればお客さんはやめないです。その理由が何かをお話ししていきます。
①必要性は、女性のセルフケア商品など、毎週ドラッグストアに行くのが面倒だから届くのは嬉しいですよね。②習得は「もっとプログラミング、言語を上達させたい」とか「英語上手になりたい」というモチベーションです。③コミュニティは「このコミュニティに属していればなんとかなるだろう」という思いです。④楽しみは「面白いから続ける」です。Spotify、Apple Music、Netflix、Amazonプライムここら辺です。
今度、お客さんがそれを続ける理由です。いったん入って、なかなかやめられない理由です。⑤結果です。結果が出ていればやめる理由がないです。
僕は喜んで「Teachable」にお金を払い続けています。プライシング見てもらったらわかると思いますが、安くないです。僕は先生だから1番高いプランを申し込んでいます。
「ClickFunnels」も安くはないです。これも最上位プランで$297を毎月払っています。なぜかというと結果が出ているからです。$297以上の収益を僕は「ClickFunnels」から得ているからです。
「zapir」でも月々7,000円くらい払っています。これも「zapir」が僕に結果をもたらしてくれているからです。どのような結果かというと、ビジネスの作業量が減ります。これは具体的な結果です。もしそれを自分でやらないといけなかったら、考えるだけでゾッとします。
⑥は関係性です。ラッセル ブランソンさんの「INNER CIRCLE」に参加しているリズ ベニーはゴリ押ししています。僕もラッセル ブランソンさんにコンサルティングをしてもらえれば、次の月から結果は出ると思います。そのくらいデジタルマーケティングで結果を出している素晴らしい方です。これなんかは関係性ですよね。ラッセルブランソンさんとの関係性がもたらしています。そこからの結果といえば結果で、強くお互い関連しあっています。この関係性を構築するために、なかなかやめられないということです。
⑦便利さです。「the FRESH 20」はショッピングに行かなくていいのです。オーガニックフードが届きます。あとは料理をするだけです。レシピも用意してくれて、こんな楽なことはないです。体に健康にいいです。便利さも結果とほとんど似ています。だから繋がっている部分は多いです。
「Uber Eats」も便利ですね。あれはサブスクリプションではないのですが、ものを届けてくれるのは嬉しいです。
「airbnb」も便利です。レオパレスとかで借りることも昔はあったのですが契約書とかを結ぶのにレオパレスの事務所に行かないといけないし、契約書や身元保証人や誰が支払いするかとか、そういうのを一通りやらないといけません。「バリスタ」毎月7,000円くらい払いました。このマシーンさえあればコーヒー豆を入れてボタンをおすだけで、毎朝おいしいコーヒーが飲めます。
入会する4つの理由に加えて、継続する3つの理由、結果、関係性、便利でした。
4. サブスクリプションの継続率を上げるオリエンテーション戦術
オリエンテーションの戦略についてです。オリエンテーション中に「こういうことをやったらお客さんのリテンション上がります」「こういうのがなかったらすぐに会員制サイトをキャンセルされます」というのを8つ紹介します。
①ウェルカムビデオです。ストゥ マクラーレンさんの「TRIBE」を買った瞬間に「ここを購入してください」みたいなページが出ます。そのビデオをクリックすると、ものすごく素敵な動画が流れてきて「あなたをウェルカムします」という感じの、ストゥさんとかストゥさんの社員さんとかがダンスしているビデオが流れます。
その動画がすごく作り込まれていたので一気に引き込まれました。逆にいうと「購入ありがとうございました」というテキストで終わるのがほとんどです。そこで「ウェルカム!」と言ってみんなが踊り出す動画があると「細かいところまできちんとやっている人たちなんだな」という印象を受けます。
②「まず、はじめに」を用意しましょう。僕の「いしこん」場合は、毎回「◯◯ツアー(はじめにお読みください)」というレクチャーを用意しています。これを読んでもらうことによって「どこから、何を、どの順番ではじめたらいいのか」というのを分かってもらえます。
参加したしたはいいものの、あとは放ったらかしで「どこからはじめたらいいか分からない」みたいな会員制サイトはたくさんあります。実際に僕もお客さんと一緒に、どういう会員制サイトがいいか、悪いかを調べるために色んなところに入りました。ほとんどのところが「まず、はじめに」がないです。だから何をしたらいいか分からない状態です。そうなるとすぐ離脱されてしまいます。
③プロフィールです。主にプロフィールの写真です。そしてその人の経歴です。自己紹介です。「石川県金沢市出身の〜専門は〜」という自己紹介を書きます。Teachableの場合だと写真をアップロードする必要がないです。「Gravatar」でEメールアドレスと写真を同期します。Gravatarに写真さえ登録しておけば、そのメールアドレスを使った時にどのサイトにもこの写真が表示されます。
僕もアドレスに一つの写真を繋げてあります。毎回プロフィールをアップロードすることなく、その写真が自動的に使われます。 なぜプロフィールを充実させるかというと、繋がりやすくなるからです。そこにいるのはアカウントではなく、実際の人間だということが分かります。お客さん同士も繋がりやすくなります。
「あなたはこういう事が得意なんですね、では今度こんなことをやってくれませんか?」という繋がりが生まれはじめます。でもアカウントでただ単に無機質な文字列が並んでいて、写真も何も載っていなかったら「本当にこの人は存在しているのかな」となります。
④自己紹介です。これは自己紹介をしてもらうということです。あなたがFacebookなどのコミュニティでもいいですし、グーグルグループのメーリングリストを使ったり、フォーマットを決めてあげます。フォーマットを決めてあげると自己紹介しやすくなります。よくあるフォーマットは出身地、「◯◯については私に聞いてください」の〇〇を当ててもらうとかです。
僕の場合の〇〇は「会員制サイトの運用の仕方」「デジタルマーケティング」みたいな感じです。自己紹介を促すということです。それをすることで、受講生は受講生でコミットメントが生まれます。「このコースに自分は参加しているんだ」「このコースで頑張らないといけないな」という気持ちが生まれてきます。
⑤サイトツアー。新しいウェブサービスに参加したりすると「この順番でまずここをクリック 、次にここクリック、その次にここクリック」というのを見たことありませんか?実装できる人は実装したらいいし、できない人は3、4本の使い方動画を用意したらいいです。
「こういう風にしてTeachableを使ってください、ここでアカウントが見れます、ここでプロフィールをアップデートできます、ここでコースの検索ができます」という使い方ビデオを用意してください。それがサイトツアーです。僕の場合は「〇〇ツアー(はじめにお読みください)」の中にまとめてあります。これは大事です。
⑥サポートです。お客さんがやめるタイミングで結構多いのが「サポートが悪い」です。フラストレーション、疑問が溜まっていくのです。例えば「プロフィールの画像のアップロードの仕方がわからないけど、サポートの部分がない。どこから連絡したらいいかという部分が見にくくなっている」そうなるとやめたくなりますよね。なるべくフラストレーションを溜めないように、サポートわかりやすいところに置いておきましょう。
⑦アップカミングレッスンです。「次◯月◯日にコンテンツが公開されます」とかです。これがなかったら期待ができないです。次何が来るのか分からないし、もしかしたらずっとコンテンツが来ないかもしれません。でも、例えば「次◯月◯日にコンテンツが追加されます」というアップカミングレッスンが表示されると期待感を持って、この会員制サイトを継続しようと思います。
⑧プレゼント僕は昔、英語(TOEIC)を教えるビジネスを持っていて、その時によくセミナーをやっていました。そのセミナーの中でお土産としていろんなプレゼントを配っていました。例えば、動物の口の部分がクリップになっているものとかです。そうすると単語カードが挟めます。そういう役に立つものを渡していきます。
特にあなたがデジタルコンテンツの販売者であれば、触れるようなものを渡すといいですね。ラッセルブランソンさんはこの戦略を上手に使っています。彼はTシャツやシールを配ります。ClickFunnelsのアカウントにログインすると、プロフィール部分でTシャツのサイズをドロップダウンから決める部分があります。後日、ClickFunnelsのロゴが印刷されたTシャツが届きます。それだけではなく、キーカードや本など、会員にいろんなものを送るのが上手です。
それを見ていると、やめれなくなりますよね。ストゥ マクラーレンさんのTRIBEに参加するとTシャツとか届きます。これはラッセル ブランソンさんの真似です。このような感じでプレゼントを渡すとその人のリテンションが上がります。1ヶ月でも、より多くいてもらったほうがいいので、なるべくこの最初のオリエンテーションの段階で色々なことやってみてください。
5. サブスクリプションの継続率を上げるコンテンツ戦術
①quick-winです。すぐに結果を出せるということです。だから、いきなり重たいタスクを最初の方のレクチャーに持ってこないということです。あまりにもタスクが難しかったりすると、お客さんは先に進めなくなって嫌な気持ちになります。なるべくすぐ達成できるようなものの形式にしておくといいです。例えば「まずはアカウントを作りましょう」「まずはヘッドラインを書きましょう」とかです。
できるだけタスクを簡単にしてあげましょう。そして勢いを出させます。途中から勢いが乗ってきたらタスクは重たくなってきてもいいです。最初はサクサク、自分が進捗、進んでいるという感覚を持たせるためになるべく、小さく早い” win “を作らせるようにしてください。この” win “も明確なものの方がいいです。
例えば「あなたの信念を書き出してください」「あなたの価値観を書き出してください」とか割と抽象的なものより、さっきのように「アカウントを作ってください」とかの方が楽です。なるべくこういうものを最初に持ってきます。そしてタスクは小さければ小さいほどいいです。
②24を思い出して欲しいです。24/WDでもなんでもいいです。一つのエピソーその中で「カールが死んだ、、これでおしまいだ」と思ったらまたその次にストーリーが続いていく感じです。次を見たくなってしょうがないです。その1話で完結しないのです。その次に何か続いていってます。これは僕たちのコンテンツにも使えますよね。今月はここまで教えて、大事な部分は次の月。次の月でも大事なことを教えて、またその次の次の月にそれを繋げるような感じです。
③レギュラー(規則性)です。コンテンツを出すのはレギュラーにしましょう。「毎週月・水・金に新しいブログを書く」「毎週土曜日にコンテンツを出す」ここら辺の規則性はすごく大事です。そうするとお客さんも期待できるようになり、予想できるようになります。「月曜日は石崎、新しいコースを追加するときだから準備しよう」みたいな感じです。
④証明書です。「あなたはここまで終わりました」とか、そういうのを追加してあげます。例えば楽天銀行とかだと、ブロンズランク・シルバーランク・ゴールドランクとランクが上がっていきます。このようにランク付けします。「あなたは今ステージ3です」と、その度にプレゼントを渡したり証明書を発行したりします。これはデジタルコンテンツで作った証明書でいいと思います。
⑤別モダリティです。DVDだけだと、つまらないし、聞く時間、見る時間がないから、CDも用意してあげます。MP3で抽出したものを出してあげます。それだけではなくワークブック、トランスクリプトも用意してあげるとかです。
⑥メンバーにコンテンツ制作をしてもらいます。コンテンツ制作というよりもノウハウのシェアをしてもらいます。例えば僕のコンプリートバンドルだったら、コンプリートバンドルで成果を出した人に今度は講師になってもらいティーチングしてもらいます。これのいいところは、講師として壇上に立った人の認知度が上がります。だから会員制サイトのみんながその人ことを知るようになります。
その人にもベネフィットがあるし、会員制サイトの活気も出てきます。その人と会員同士の繋がりも強くなります。自分だけコンテンツを作るのではなく、「今日はゲストスピーカーとして〇〇さんをお呼びしました」みたいな感じです。
⑦サプライズです。特にこのサプライズを渡すタイミングというのは、お客さんが一気にやめるタイミングです。それの平均値を出していただきたいのですが、大体会員制サイトは4ヶ月と言われています。3ヶ月目の終わりのタイミングで、その人の役に立つものすごいコンテンツを渡していきます。
例えばAudible。今コイン制にシフトして、コインを毎月付与されます。そのコインでオーディオブックを買えるという仕組みです。例えば「次の3ヶ月間は半額でできます」と、やめるタイミングでこっちがびっくりするようなサプライズオファーを出してくるわけです。特に英語圏の会員制サイトはこっちが解約しようというタイミングで、色々なものをオファーしてきます。よくあるのは「解約ではなく休眠会員にしたら、アカウントを削除しなくて済みます」というものです。「え!次の半年間無料でいいの!」と驚くようなオファーを、解約するタイミングでするとリテンションが上がります。
⑧リソース集/ツール/テンプレです。お客さんにすぐ役に立つコンテンツを渡します。ただ単にビデオレクチャーを渡していくのではなく「今回は石崎が使っている機材の一覧をここに紹介しました」「今回このビジネスモデルを作るのに僕が使ったツールはこれで、そのツールの使い方動画をあなたにプレゼントします」みたいな感じです。
いつも同じものを渡すのではなく、たまにはリソース集を渡したり、ツールの使い方、あるいはそのツールそのものを開発してお客さんに渡すのもありです。あとはテンプレートをあげるのもいいです。例えば、MailChimpで僕が使った、ものすごく成約率の高いテンプレートがあるのですが、それをそのまま配るとかです。
⑨bite-sizesです。一口で食べられるサイズにしておいてください。最初のquick-winと似ているのですがコンテンツは小さくしてください。大きくするとお客さんは消化できなくなります。特に最初の方は小さいコンテンツを出していき、どんどん消化、進んでいるという感覚を持たせることがものすごく重要です。
6. サブスクリプションの継続率を上げるコミュニティ戦術
コミュニティ戦術#1:コミュニティマネージャーを採用する
何でもかんでも自分一人で、全てハンドルしたいと思うかもしれませんが、すぐにいっぱいいっぱいになります。そのすぐにのタイミングがなかなか難しいのですが、僕の会員制サイトが100人になった当時はその時に、もうすでに3、4人の方に常時お手伝いしていただいていました。3桁いった段階で3、4人のコミュニティマネージャーであり、サーポター的な存在が必要になってきます。今ならVA(バーチャルアシスタント)というのかもしれないですね。
できるのであれば、コミュニティマネージャーを雇う、あるいはボランティアで探しましょう。ジョイントベンチャーパートナーという契約でやっているのですが、収益折半のMOREFREE.MEを根本さんと僕とでやっています。この中にフラグシップ商品の「最初の見込み客1000人を集める方法」という教材があるのですが、そこのプライベートコミュニティは根本さんにお任せしています。
コンテンツメイク、コンセプトメイク、プロモーションの部分は僕がお手伝いさせていただいて、それ以外の部分、特にコミュニティのマネジメントとかは根本さんに任せています。僕が最近JVをやって、それでうまくいっているのはパートナーの方にコミュニティのマネジメントとかを、お願いしているから僕は同時並行的にできるという面もあります。
VAの方を雇えるのなら、自分の会員制サイトがスケールした瞬間に本当にすぐ必要になってきます。コミュニティマネージャーがいてくれているおかげで、お客さんのリテンションが上がっていきます。何か問題が起こった時に、すぐに処理してもらえるからです。
コミュニティ戦術#2:ルール、ガイドライン、利用規約を作る
上の画像は僕のいしこんのコンサルティングの「メーリングリスト」の最初(ディスクリプション)の部分です。「いしこん専用のメールアドレスです。こちらにメールするとグループ全体にメールが届きます。ishicon@haamalu.co.jp」みんなが言ってくるようなこと、聞いてくるようなことをここに代表して書いておきます。
さらに「初めてメールされる方は自己紹介をお願いします」「いしこんは様々な専門家がいます。会員同士がお互いのスキルを掛け合わせてJVすることをオススメします。」「定期的に連絡を取らないと疎遠になりがちです。近況報告でもいいのでとにかくメーリスを回してください。」みたいなのは僕の経験に基づくコミュニティ運営です。会員がなるべくアクティブにいてもらうために、こういうことを載せています。それだけではなく、利用規約も用意しています。ガイドライン、ポリシーこういうのも用意しておくといいです。必ず問題は起きてきます。
コミュニティ戦術#3:コミュニティのアイデンティティ
ClickFunnelsを申し込むと、ラッセルブランソンさんのからシールが届きます。シールは一番安いコミュニティアイデンティティです。それ以外にもマグカップ、Tシャツが使われます。マグカップはコーヒーを毎日飲む人は使いますよね。あとは会員同士のコース作成です。縦のつながり、先生と生徒の繋がりだけではなく、生徒同士の繋がりも作っていきます。そうするとやめにくくなりますよね。だからなるべく生徒同士が繋がるような仕組みを用意してあげるといいです。僕の場合は「メーリングリスト」「会員同士のコース作成」があります。
コミュニティ戦術#4:コンテスト、チャレンジを開催
上の画像はピーターマッキノンさんによる「THE B ROLL CHALLENGE」です。サブスクライバーが360万人いますから、とんでもなく大きなコミュニティです。そのコミュニティの繋がり、結束を強くするために「THE B ROLL CHALLENGE」をやっています。「THE B ROLL CHALLENGE」とは映像の途中途中に挟むビハインドシーン的なものをB ROLLといいます。それのチャレンジです。コンテンストを開催します。
日本だったら、お〜いお茶がやっている俳句とか、サラリーマン川柳とかです。あれをすると結果が見たくなります。結果が次の月とか、2ヶ月後とかになると、それ見るために2ヶ月後まで滞在しないといけません。コンテンストを開催するのも一つですね。
あとはラッセルブランソンさんの「2 Comma Club」のライブですが、次から次へ一人一人に対して流れ作業です。たくさんいますからね。英語圏での2commaはつまり1億円以上です。ClickFunnelsを使って億以上稼いだ人が、このように毎年表彰されています。ClickFunnelsを使ったら億を稼ぐというのは難しいことではないです。それくらいClickFunnelsは優秀なツールです。このように年間表彰とかやるといいですね。例えばいしこん大賞とかです。「最初の100万円を稼いだ人にはこれを渡します」「最初の1,000万円稼いだ人にはこれを渡します」みたいな感じで表彰していくのもいいですね。
他にはUdemyのミートアップです。ローカルで会うということです。僕はUdemyコミュニティに参加していますが、いしこんというコミュニティの主催者ですから僕がローカルで会います。特に東京とか大阪の人口の多いところでやったほうが人が集まりやすいですね。一対一で会えばすぐにビジネス話も盛り上がり「ジョイントベンチャーしませんか?」という話になります。
複数で、ただ単に「バーベキューしましょう」でもいいですし「お酒飲みましょう」でもいいです。僕は一対一が割と好きですね。そうするとその人の深いところまでいけます。実際に3人であっても、その後に一対一で会います。そうすると「あの時話せないことがあって、、、」と、なりました。やっぱ3人だったら話せないことがあるんです。僕と一対一だと、僕の人柄がわかったりするとその時に言われました。複数人になると僕と話す機会も減ります。このようなローカルのミートアップをやっていくといいです。
7. サブスクリプションの継続率を上げる承認戦術
承認戦術#1:アワード(表彰)
いしこんで僕は、4つのサクセスパスを用意しています。その各ステップにはマイルストーンとアクションアイテムがあります。こなしていくと「おめでとう」と次のランクに行きます。このように小さい表彰をしていきます。これも一つの承認(Acknowledgment)の戦術です。自分のランク、自分がどこにいるのかというのをすごく知りたがります。
その分かりやすいところがクレジットカードのランクです。アメックスの場合は緑色から始まって、ゴールド、プラチナ。プラチナは昔はインビテーションだけでしたが、2019年くらいからインビテーションなしでも自分から自己申請で行けるようになりました。だからプラチナカードのクオリティというか、特別感は少しづつ失われています。それでも年間13万円ですから、払える人は限られてきますよね。このようにいいランクのものを持ちたいし、自分がどのくらいのランクか知りたいということです。
承認戦術#2:誕生日
「誕生日おめでとう」と言われたら嬉しいですよね。それもやはり、一つの承認欲求です。Facebookで誕生日になぜFacebookにログインしたくなるかというと、たくさんの友達から「おめでとう」とメッセージが来るからです。これがまさに承認欲求です。それを実装するにはMailChimpを使って、お客さんの誕生日を入れてもらいビデオメッセージでも、割引クーポンでも送るといいです。クーポンだけではなく、心のこもったメッセージを伝えることが大事です。
上場企業のサンマルクの売り上げのほとんどは誕生日から来ています。誕生日のタイミングでサンマルクがクーポンを送ります。考えてみてください。誕生日ってその人にとっては年に1回ですが、お客さんの数を増やしていったら365日、毎日誰かが誕生日です。つまり、毎日サンマルクは特別なお客さんを呼び込むことができます。誕生日の日ってお金払いが良くなります。
誕生日は、その人にとっては特別なものです。一方、販売者側からするとお客さんが増えれば、毎日のようにお客さんを祝うことができるから、毎日のように誰かをハッピーにすることができます。毎日誰かから売り上げを出すことができます。
承認戦術#3:理想的な行動を賞賛
例えば「◯日以内に〇〇した人にはこれを渡します」とあらかじめいうのではなく、黙ってコツコツやってくれた人に対してこっちからサプライズを出します。「THINKIFIC」にはコースコンプリーションという機能があり、コースを全部見てくれたら、あらかじめ伝えていなかったプレゼントを渡します。僕は今はやっていませんが、かつては割引クーポンを渡していました。それもやはり、こちらからの承認です。「ちゃんとした行動をしてくれてありがとう、僕は見ています」ということを伝えます。
承認戦術#4:名前を言う
例えば、長期休みで宿題や自由工作とかを提出すると、数日後に表彰がありましたよね。あるいは自分で作った俳句や詩とかが選ばれるとかです。僕はそう言うのを見るのが楽しみで、載っていないか見ていました。載ったら載ったで嬉しいです。自分の名前を探します。どこかで名前を言われていると嬉しいです。
僕なんかはこの業界のトップランクの人たちが「昨日、石崎とご飯食べました」などをメルマガで書いてくれると「僕はこの人に認められているんだ」と嬉しくなります。誰か人と会ったら、その人のメルマガを次の日に意図的に読んだりします。あるいはブログ上で自分の名前が取り上げられていたりすると嬉しいです。名前を言うって言うのは大事です。
いしこんのメンバーは優秀でクリエイター気質の方が多いです。素晴らしい動画を作ったり、かっこいい動画を作ってくれたりします。そういうのはyoutubeとかに公開されているので、僕が勝手にURLでリンク引っ張ってきて、その人のを自分のいしこんに投げたり、「この人のセールスファネルすごいです」とお客さんのものを勝手に紹介したりします。そうするとメンバーも「すごいですね!」となります。
2012年僕が留学していた時、年1回のリポートがありました。僕はこの年ネブラスカ州立大学のPHPを使ってプログラムを書いていくプロジェクトに参加しました。それだけではなく、ロボットを持ち寄ってロボットにプログラミングし、競わせたりしました。
マス目があって、そこにランダムに障害物が置かれるのですが、その障害物を避けて、赤色のマスのところで「ビービービー」と音を出したりします。その赤色のマスを見つける速さ、元に戻る速さを競います。それで僕のロボットが3位に入賞しました。自分の名前がニュースレターに出て、嬉しかったです。
ちなみにこれで$200の小切手をもらいました。アメリカの銀行で換金すると税金とか所得税を引かれて$160くらいになりました。しかもその時すごく円高でした。16,000円の価値もなかったです。アメリカで使ったので関係ありませんでした。このように自分の名前が出てくると嬉しいです。あなたがメルマガ、ニュースレターとかを発行しているのなら、新しく入ってきた会員さんの名前をリストアップしてみたりしてください。あるいは次のステージにいった人、活躍した人を紹介してみてください。