今回は、Facebookの投稿を活用し、自分のFacebookグループを効果的に立ち上げる方法について説明していきます。自分のFacebookグループを立ち上げただけでは、見込み客が自然と来ることはありません。より効果的に、見込み客を呼び込むためのステップがあります。
Facebookグループに見込み客を呼び込むステップは次の3つです。
- ステップ#1:Facebookメッセンジャーを活用して自然な交流を図る
- ステップ#2:興味のある人をリストへ追加していく
- ステップ#3:興味のある人を自分のグループへ招待する
それでは1つ1つのステップを詳しく確認していきましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
Facebookグループを立ち上げて見込み客を呼び込むための3ステップ
今、あなたは、Facebookグループを立ち上げるための準備をしていますね。僕らはそれを理解しています。もしまだ準備さえしていないなら、この項目で学べるステップを取り入れて、より効率的な戦略を学ぶところからスタートしましょう。
さて、これから話す内容で、重要なことについていくつか紹介します。一つは、他の人のFacebookグループに積極的に参加すること。そして重要なことのもう一つは、その人たちとの交流を促進することです。簡単に言うと、人と人とのコミュニケーションですね。このタイミングで、Messengerというツールも使い始めるわけです。
Facebookページに投稿したり、プロフィールを更新したりする上で、見込み客との交流は必要不可欠になります。しかしその時点では、Messengerについてはあまり意識しなくとも良いでしょう。実はMessengerの中には大きな可能性があるので、この段階からMessengerを使い始めれば効果的に見込み客へアプローチ出来ますよ。
ステップ#1:Facebookメッセンジャーを活用して自然な交流を図る
例えば僕がFacebookのグループに参加していて、人々と交流したり、誰かの助けになったりしているとします。しかし彼らからダイレクトメッセージを送ってもらうには、どうしたらいいと思いますか?
まさかFacebookのグループに入って、「ねえ、個別にメッセージを送って」とは言わないですよね。Facebookのグループリーダーはそれを見たら、ちょっとびっくりして警戒してしまうでしょう。しかし僕がもし誰かと楽しく会話をしていたら、その人にプライベートメッセージを送信して「今日は本当に楽しかったです。楽しい会話をありがとうございました」とか、簡単なお礼を伝えます。
あるいは誰かがあなたにメッセージを送ってきたり、友達リクエストを送ってきたりしたら、「お会いできて光栄です。今後ともどうぞよろしく」と個別にメッセージを送るのです。なんてことない交流でもお礼を伝えてもらえると、相手はあなたを信頼してくれます。なんて律儀な人なんだろう、こちらも何かお返しをしなきゃ、と思ってくれれば理想ですよね。
そしてグループで交流した人たちにも、自分がコントロールできるプライベート空間で話しかけてもらいましょう。これは本当に重要なことです。ステップ1は、Facebookメッセンジャーで交流することですね。
お世辞にも僕はこれまでたくさんのコミュニティを運営してきたとはいえないのですが、それでも何度かはグループを作っていろんな人たちと(特にお客さんと)交流してきました。面白いことに、ある程度人数が増えると必ず盛り上げ役のような人が現れます。彼らは積極的に投稿してくれます。リアクションしてくれます。彼らにそういう意図があるかは分かりませんが、コミュニティの盛り上げ役の人たちはそこで知名度をあげます。
彼らが新しいビジネスやサービスをローンチしたときに一定数の商品がすぐに売れるのは、他の人のコミュティで知名度をあげているからだと僕は見込んでいます。今度は僕たちがグループでの盛り上げ役になる番です。
ちなみに僕が住むオランダではWhatsappがよく使われています。娘の幼稚園からの連絡もWhatsappのグループに届くし、サーフスクールのグループでは「今日誰が海に行く」など頻繁にやりとりされています。
ステップ#2:興味のある人をリストへ追加していく
次のステップは、興味のある人をリストに追加していくことです。興味関心リストに追加したい場合は、その人と友達になってもらう必要があります。興味関心リストに追加する基準は、例えばビジネスリーダーとか、あなたが好むニッチな分野であれば何でもいいんです。
友達リストについても知っておく必要があります。友達リストとは、Facebookで友達を分類するためのものです。友達の興味関心リスト、家族の興味関心リスト、仕事仲間の興味関心リスト、一緒にテニスをしている人の興味関心リスト、あなたに関わる人全員の興味関心リストを作ることができます。
例えば、Stu McLaren(ストゥ・マクラーレン)が作ったTRIBEのコミュニティには、たくさんの素晴らしい人たちがいますね。Facebook には11万人のフォロワーがいて、かつ独自のプラットフォームに15万人のTRIBEファンがいます。それらを活用するように、あなたが所属しているコミュニティの中にいる人たちのリストを作ることもできます。ただし興味のある人のリストを作るのは、人それぞれです。厳密にリストを細かく規定して作る必要はありません。
ただしリストを作っておくと、ステップ3で特定の方へアプローチする際にやりやすくなります。ある程度のジャンルを絞って作成しておくと良いですよ。
ステップ#3:興味のある人を自分のグループへ招待する
ではFacebookメッセンジャーでみんなと交流を始めて、興味関心リストに追加したら、次は何をすると思いますか?次にすることは、自分のプロフィールに興味のあるグループの人だけに向けて、「僕と一緒にFacebookのグループに参加したい人はいませんか?」とFacebookの投稿を作成してアプローチすることです。
彼らの許可なしにグループへ人を追加したくはないでしょうから、これはあなたが作成した友達リストの人々や見込み客を対象としています。そして今、あなたの個人プロフィールを通して興味を抱いている人々もターゲットにしようとしている方法です。
僕も知らなかったんですが、特定の友達リストの人だけにFacebookの投稿をすることができるんですね。これは本当に重要なことだと思います。Facebookのプロフィールで関係性を構築し、メッセージを送ったり、関心リストに追加したりすることで、関心リストの人だけが見ることのできる投稿をプロフィールに作成することができるのです。
それに加えて、「僕のグループに参加してみない?」とプライベートメッセージを送るんです。そうすると、それを見た人は本当に特別な存在だと感じてくれます。ただしそれを1日に5回から10回以上はしないようにしましょう。Facebookは好意的な反応がないと、スパムメールとしてマークしてしまうからです。
少しずつ信頼関係を構築して雪だるま式に交流を深めていく
要約すると、まず第一に他の人のFacebookグループの人と交流することですね。2つ目は、一度会話をしたら、できるだけ早くダイレクトメッセージでプライベートな会話をして、その人を友達として追加することです。
こちらから友達として追加して、相手も自分を友達としてもらってから、その人たちを友達リストに入れます。友達リストができたら、それが大きくてしっかりしたものになるまで待ってから、Facebookのグループに招待します。
なぜ最初からグループへ招待しないのかというと、グループの活気を最初から作りたいからです。Facebookのグループに20人いるときは、通常は全体のコミュニケーション頻度は多くありません。しかし50人よりも100人、さらに増えて5,000人規模になると、おしゃべりが止まらなくなります。だから、まずはその勢いでたくさんの雑談から始めたいんですよね。
そしてこの状態が一度作られると、雪だるま式に交流してくれる人が増えていきます。ちなみにグループへ招待するときは、4人招待したら1人が参加するくらいと覚えておきましょう。200人のグループから始めようとしているときに全員を招待しても、たぶん50人くらいは参加してくれるんじゃないかな?という目安ですね。
だから200人の友達リストから始めて、その友達リストの人たちのためだけにFacebookのプロフィール投稿で招待しましょう。「聞いてください、僕はこんなグループを始めます。そして僕らは皆、共通の関心を持っています。このFacebookグループに参加して、お互いを高め合おう」と。そして200人のうち、50人が参加したとします。これであなたのFacebookグループができましたね。
そのグループができたら、彼らはあなたを好きになり、あなたの価値観や信じているものを信頼してくれます。信頼関係が構築されたら、あなたのおすすめする商品を買ってくれるようになりますよ。
まとめ:Facebookグループの立ち上げは信頼関係の構築が鍵
では、このレクチャーのアクションプランを紹介します。まず他の人のFacebookグループとの交流を始めてほしいです。そしてあなたの友達リストは、どのように作成されていますか?今回のレクチャーを元に、よく見直してみましょう。
そしてFacebookグループを立ち上げた後はどうやってグループの規模を大きくし、勢いをつけ、交流を深めるか。これらについても、余裕が出てきたら考えを深めていけます。まずは自分のFacebookグループ立ち上げまで力を尽くしてください。
それではここまでで何か不明な点はありますか?困ったことや質問があれば、コメント欄で教えてくださいね。ではまたお会いしましょう。