今回は、あなたのコンテンツを売り出すローンチ前の計画についてお話します。この計画をしっかり行っておくと、Facebook ライブでローンチ動画を作るライブ・ローンチもスムーズに行えますよ。このノウハウの生みの親、Susan Garrett(スーザン・ガレット)もこのプロセスを取り入れています。あなたもぜひ参考にしてくださいね。
覚えているでしょうか?大抵の場合、高い商品を販売する場合、ジェフウォーカーのように4つのビデオ(3本のPLCと1本のセールスビデオ)を用意する必要があります。でもスーザンはこの4つのビデオを用意する時間がありませんでした。おそらくあなたも説明会や、ブログの執筆で忙しいのに、わざわざローンチのためのビデオを作っている時間なんてないとお思いでしょう。そこで今回のノウハウが生きてくるわけです。あなたはFacebook を使い時間を大幅に節約しながらローンチ動画を作ることができます。
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会員制サイトのローンチ前の計画に必要な5つのプロセス
さて、僕たちは今、会員制サイトを作っています。それを見込み客に販売しようと考えています。セールスレター、ウェビナー、ビデオシリーズ、ステップメールなどで会員制サイトを販売することもできますが、ここではFacebook を使って会員制サイトをローンチするノウハウについてご紹介します。
このノウハウはスーザン・ガレットが発明したものです。彼女はドッグトレーナーです。本業で忙しいので、会員制サイトをローンチするための4本の動画を作る時間がありませんでした。でも、最終的にはFacebook ライブの合わせ技を使い4本の動画を完成させました。
今からあなたは4つのビデオを作ります。それぞれFacebook ライブを使いそれをレコーディングすることで、4つのビデオを完成させます。
これを見ているあなたは、すでにFacebookグループを立ち上げて盛り上がっていることでしょう。まだ立ち上げていないなら、すぐに立ち上げてくださいね。さて、グループを立ち上げた後は、実際のローンチがゆっくりと近づいてきているはずですね。
それで、何をすればいいのか迷うかもしれません。今回お話することは、ローンチのコンセプトの多くを取り入れてFacebook ライブに適用することです。では、最初のステップからお話ししていきましょう。
このプロセスは合計で5つあります。
プロセス#1:何を話して何を伝えるのかを事前に書き出しておく
大切なのは、革新する前に模倣することです。僕らが伝えることを真似してから、あなたなりの工夫を加えていってください。
まずはあなたがローンチで伝えたいことをスプレッドシートに書き出しましょう。例えば4つのビデオを配信する際、それぞれの目的を考えて、4つのビデオそれぞれで伝えたいことをスプレッドシートにします。その列に教えたいことも記入してくださいね。
今回はスクリプトは不要ですが、Facebook ライブを初めてやる場合、何らかのメモや台本があるといいはずです。僕たちはGoogle ドキュメントに台本を全て書き出します。スクリプトの通りに進行するかどうかは別として、スクリプトを用意しておくことで心の準備ができるようになります。
それで僕がおすすめしたいことの一つは、ローンチビデオに使用したスクリプトテンプレートを真似すること。あなたがゼロから考える必要はありません。僕らがローンチの話をしたときや、ローンチの準備をするとき。それぞれのビデオの異なるコンテンツについて、概要をまとめたものがあります。実はボーナスリソースの一つとして、このレクチャーのリソースセクションにリンクしています。僕がローンチビデオに実際使用した、スクリプトのテンプレートです。
これを活用すれば、時間の節約になりますね。でも、もしライブ・ローンチをするのであれば、あまり必要ないのでは?と考えるかもしれません。でも僕がおすすめするのは、スクリプト・テンプレートに記入するだけでも、ライブ・ワークショップで何を教えるかのエッセンスを得ることができるということです。書いているのと書いていないのでは、全く違いますよ。
さらに計画を立てている人にとっては、とても良い練習になると思います。でも、僕のようにすぐに始める人にとっては、これらのライブ・ローンチは素晴らしいものですが、計画を立てている人にとってはあまり素晴らしいものではありません。
そこで素晴らしいテンプレートを見て、それを埋めて、カメラの前で自然になるように読み上げていくように準備を整えましょう。ちなみに僕はいきなり始めてしまう人ですが、それでもコンテンツを企画する際には、何を話すか?そのコンセプトに沿ってどのように教えるか?を事前に計画していました。
僕の場合は、本業がしゃべることなので、一日中、カメラかZoomに向かって話し続けていますので、今更カメラを向けられたところでビビったり緊張したりはしません。でも最初のうちは、慣れるまで何度も予行練習をしました。反復で練習することなく、スクリプトを読み上げることなく本番に挑むと確実に緊張して、顔が引き攣ってしまいます。
だから、たとえあなたがどちらのタイプであっても、僕が提案するのはスクリプトに記入することです。何をするのか、何を言うのかを計画しておくだけで、あなたの考えは何もしないよりもはるかにまとまります。それがステップ1の内容を計画すること、そしてその内容を教える日取りを決めることです。
プロセス#2:具体的なコンテンツの中身を計画立て、日程を決める
では次にコンテンツの計画を立てて、何を教えるかの日程を決めましょう。ライブの打ち上げのように、4つのパートに分かれています。パート1は自分を変えるキッカケや機会について話します。パート2では、具体的なやるべきことについてお話していきます。パート3はそれらの設計図で、パート4はセールスについてです。
大事なことなので繰り返します。あなたがFacebook ライブを使い作る4つのビデオの内容はこうです。
- 自分を変えるキッカケや機械について
- 具体的なやるべきこと(僕であれば最初の一歩について話します)
- それらの設計図(ブループリント、全体像、やるべきことのto do リスト)
- セールス
この4つのビデオで伝えるプロダクトローンチフォーミュラは、ジェフウォーカーだけではなく世界中のマーケターが商品のローンチ時に使ってきた証明済みの方法です。
1つ目のビデオを公開した後に、コミュニティに聞いてみましょう。「何か大きな収穫は?」「そのビデオから何を得ましたか?」と。その得たものを僕たちは、「戦利品」と呼んでいます。こうやってビデオの学習効果を高めるために、必ずコミュニティやメールで感想なり、学んだことをシェアしてもらいましょう。
彼らは自分たちの中に眠っている得意なことや、長所、すでにうまくできていることに気づいていないのです。
何年もやっていて思ったのは「なぜ彼らの長所を見つけるのを待つのか?」ってことですね。
スーザンは、「家で犬を飼っている人たちのために、本当に役立つと分かっているアイディアを意図的に見つけようとしないのはなぜだろう?」「なぜ彼らに持っていて欲しいと思うアイディアを見つけることについて、意欲的にならないのか?」と疑問を持っていました。だから、それぞれの動画の企画の中で、そのアイディアを自発的に見つけてもらうように企画しているんです。
体験型講座であるワークショップを開き、各パートの中で彼らに何を持っていて欲しいか誘導する、ということですね。そしてそのポイントを伝えるときには、ビデオを通して複数回に分けて伝えることもあります。もちろん、伝え方もいろいろあると思います。カメラに向かって話したり、「これはツイートできるよね」みたいな手軽にできることを言うかもしれません。お客さんはそれを見て、何かを伝えようとしているのを理解します。
そうすれば、素晴らしいコンテンツを配信しているだけではなく、彼らが素晴らしいものになるための種を蒔いていることがわかるわけですね。1つ目はコンテンツを計画して、日程を決めること。2つ目は、アイディア探しを計画することです。
プロセス#3:お客さんにどう特典を渡すか計画する
3つ目は、最初の3つのビデオの中にあります。特典ですね。これは僕がスーザンから学んだトリックです。だから、あなたもそれを取り入れるべきだと強くおすすめします。では具体的に何をプレゼントしようかと思いますよね。僕は、スポンサーのところに行くこともありますし、本やDVDのコピーを渡すこともあります。
ただ大切なのは、彼らが本当に愛している何かです。求めているものや、あなたのグループの存在に必要なものを特典として渡しましょう。ただしそれが何であれ、グループの方向性やお客さんが求めているものと矛盾してしまう場合には、特典を渡すのはやめておきましょう。あなたが提示しているコンテンツに関連性がある場合に限ります。
なぜなら4つの動画のそれぞれに計画を立てているので、セールスビデオではお客さんがボタンを押すことに集中してほしいからです。 行動を起こすときに、無駄な邪魔はいりませんよね。だからベルやホイッスルがあって、これをやってご褒美がもらえる…なんてことはしたくないんですね。とりあえずやってみよう、と思える自発的な動きが最重要ですから。
最初の3人には2つの賞品を用意していて、その2つの賞品を獲得する方法をビデオの中で説明しています。前もって用意しておくのが大切です。では内容を計画し、日付を選んで特典の渡し方を計画しましょう。それが出来たら、4つ目のステップに移ってください。
プロセス#4:ホワイトボードの計画を行いプレゼンテーションをスムーズに
4つ目は、シームレスなプレゼンテーションをするために重要なことです。スーザンがホワイトボードと呼んでいるものを計画することですね。そのホワイトボードには、プレゼンテーション中に伝えたい重要なポイントが書かれています。ただ正直言って、あなたはおそらくそれらを見に行くことはないでしょう。
なぜなら物事を書き留めていると、プログラムを組むときに役立つからなんですね。スクリプトを書いている人にとっては、当たり前のことのように感じられるかもしれません。しかしこれはちょっとした裏技なんですが、チームの誰かに全く同じことを書いた紙を渡して、コンテンツを見ながらライブをしてもらったとしましょう。
その人は小さなホワイトボードを持っていて、何かを見落とした時にトリガーワードを書いて、カメラの後ろに隠れて参照する。これで何かあっても安心です。今は必要ないかもしれませんが、それがあればリラックスした状態でライブ配信を行えるんですね。
パラシュートがあるから、安心してジャンプできる…そんなような感覚です。つまりこのホワイトボードは、あなたにとってメモやアイディア集、安心できる万が一の備えの役割を果たしているんですね。本番の準備は念入りに行なっておいたほうが良いでしょう。
だからあなたがこの項目の重要性を知れたら、ホワイトボードを計画する大切さを知っているはずです。忘れないでほしいのは、歓迎の言葉や賞品の稼ぎ方を伝えること。うっかり忘れてしまわないためにも、ホワイトボードは準備しておいてくださいね。
プロセス#5:小道具や仕掛けで視聴者の目を奪う
5つ目は、小道具やデモを計画することです。ライブ・ローンチの場合、通常のローンチよりも動画は長くなりますし、Facebookでのライブが長ければ長いほど多くの人に見てもらえるでしょう。そのため、その視聴者を巻き込む方法を計画する必要があります。
より簡単に言うなら、彼らの注意を引く、ということです。例えば、指人形のようなものを使って何かを実演したり、何かサプライズで観客を驚かせるような方法があります。飼い犬に関するグループなら、犬と一緒にライブで何かをするのは理にかなっていますね。
例えば僕が以前、Online School Building 2.0 のローンチ時にモニターを集めてZoomミーティングしていた時のことです。みなさん高いお金を払って参加されたにもかかわらず、5分ごとに僕たちが何かしないと注意を弾き続けることは非常に難しかったです。
僕の場合であれば、頻繁に参加者に話してもらう機会を設けました。いざ自分が話すとなると、みなさん次に自分が喋る番になるのではないかと思い真剣に僕の話を聞いてくれます。他にも、画面共有機能を使ったり、スライドに切り替えたり、Zoomのホワイトボード機能を使ったり、小話を挟んだりして、意図的に彼らのリテンションを保つようにしました。
これはそういう意味では似たようなもので、何かしらの工夫を考えるだけで視聴者は飽きずに見てくれます。
単にホワイトボードに向かって動きを作ったり、あなたの後ろにあるものを持っていたりして、サプライズがあるようにライブを引っ張っていくこともできます。例えばポストイットノートですね。僕は何かの上にポストイットノートを置くのが好きなんです。
それは陰謀や動きを生み出しているようなものだから、いつも中心にあるようなものではないんですね。ただそれを見ていれば、リラックスするのに役立つと思いますよ。カメラの前にいるのが苦手な人でも、これを使えば少しはリラックスできます。そして流れを維持することができます。
まとめ:5つのステップであなたのライブ配信をリラックスさせる
このプロセスを計画するときには、5つのステップがあります。1つ目は、コンテンツを計画して、日付を選ぶこと。2つ目は、アイディアを計画すること。3つ目は特典について計画をします。4つ目はホワイトボードを作り、とにかく伝えるべきことを書き出しておきましょう。配信中にこれを見れば、あなたは安心して流れを維持できます。
最後に5つ目は、小道具とデモを計画することです。いいですね、これからやるべきことはもう見えていますね?これらのステップは、あなたが実際にライブ・ローンチを滞りなく進めるために必要なノウハウです。緊張するかもしれませんが、これらの工夫でリラックスしながらライブが行えるようになりますよ。
さて、ここまでで何か不明な点はありますか?わからないことがあれば、下記のコメント欄でぜひ知らせてください。ではまたお会いしましょう。