今日は理想のビジネスパートナーを見つける方法についてレクチャーします。オンラインコースビジネスに関しては、これが最後のレクチャーになります。ここまでのモジュールで学んできたことを高速で復習しつつ、僕たちが構築しているオンラインコースビジネスの成功の向こう側には何があるのか一緒に考えていきましょう。
おめでとうございます。このレッスンを観ているということは、コース全体を修了したということですね。よくここまでがんばりました。ここまでの道のりの中で学んできたすべての教訓を簡単にまとめてみましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
頭の中でお客さんが勝手に動き出すくらいペルソナを思い描く
コース前半のモジュールでは、あなたの中心的なモチベーションや「金鉱」とも言える知識を特定していきました。これは、コースの残りの部分で取り組むための、最初のビジネスアイディアとして役立ったはずです。オンラインコースは個人の経験に基づいたビジネスであり、始めるときにはまず見込み客の中に没入することが重要であると理解いただけたでしょう。
こち亀を描いている秋本治さんは「ある程度までストーリーを書くと勝手に両津勘吉が頭の中で動き出す」と言っていました。秋本さんはそれにセリフを与えて、絵を描いていくだけど。つまり秋本さんの頭の中には自由自在
僕たちも秋本治さんのようにお客さんが頭の中で勝手に動き出すほど鮮明に想像しなければなりません。
想像と言う表現は間違っているかもしれませんね。なぜなら僕たちはお客さんについてリサーチをしまくった挙句お客さんよりもお客さんのことを知っている状態だからもはや想像とは言えませんね。サブスクリプションの専門家であるStu Mclarenはこう言いました。
僕たちの成功にアッパーはない
なぜなら僕たちは今以上にお客さんのことをもっと知ることができるから。お客さんのことを知れば知るほど僕たちの成功はより大きくなっていくということです。
ビジネスを継続していくうちに事業の売り上げがどんどんとスケールするのは当たり前です。事業を継続すればするほど僕たちはお客さんのことをより深く知ることになるからです。今思うとすごい恥ずかしいことですが僕はお客さんが「お金を持っていない」と昔は思っていました。だから商品に10万円以上に値付けをするのを躊躇っていた。
でも今はそれが間違いだと知っています。僕たちは継続的に見込み客の年収についてアンケートをとります。僕たちの商品を買う人の年収は平均3000万円です。もちろん稼ぐ人は一人で5億円稼ぐし、下限は並の個人事業主の年収なので、その平均をとったところでどんな意味があると言われれば口を噤まざるをえないのですが、これだけは確かです。僕が想像していた以上に、世の中の人はお金を持っている。これはビジネスを継続する中でようやく理解できたことです。
もしいまだに「お客さんはお金を持っていない」と固定観念に縛られ続けていたら、いつまでもTeachableで、980円の安い値付けをしたゴミのようなオンラインコースを売り続けていたでしょう。僕の頭の中にこびりつく安売りは善、という考え方が生涯僕たちのビジネスを邪魔し続ける。いつまでも安い商品を売り続けていたでしょうし、いつまでも儲からないビジネスをしていたことになります。
僕のようなミスを犯さないでください。お客さんをもっと知ってください。推測でお客さんの年収と、お客さんが払えるであろう金額を決めつけないでください。
繰り返しますお客さんをリサーチするのに際限はありません。永遠にお客さんのことを知り続けてください。ビジネスを続ける、はつまりお客さんについて興味を持ち続けることです。
お客さんと一緒に商品を作ることでお客さんをもっと知る
ここで1つお客さんを知るためのハックをお伝えします。お客さんと一緒に商品を作ってください。いざお客さんと商品を作るとなると、お客さんとものすごい近い距離で、頻繁に話すことになります。もちろん距離は物理的な意味でなく、心理的な意味です。物理的に近い距離で話すがダメなことは、コロナウィルスのパンデミックから僕たちは学びましたね。心理的に近い距離で話します。
もうこの段階に来るとお客さんというよりビジネスパートナーにですね。コンサルティングの中で会話する以上にビジネスパートナーとはたくさんの会話を繰り広げます。でも実はそのビジネスパートナーはもともとあなたのお客さんだったわけですつまりビジネスパートナーと話せば話すほど僕たちはお客さんについてより深く知ることになります。
例えば、僕は竹岡佳信さんとファストローンチという名前の商品をつくりました。僕は竹岡さんの「高額商品を売る方法」や「プロダクトローンチ」のメソッドを知りたいと思っていました。竹岡さんは僕からオートメーションのノウハウを知りたいと思っていました。お互いのニーズが、絶妙に一致しました。
一緒にログハウスを借りて撮影したし、吉祥寺のイタリアンでミーティングもしたし。商品を作るプロセスの副産物として、竹岡さんとものすごく深い関係を持つことができたのです。僕たちはお互いを信頼しています。手取川のロッジで一緒に暖炉を囲み、1日中話し合ったこともあります。宿泊者にしか料理を提供しないプライベートレストランにも一緒に行きました。しかも2回も。
今、僕と小川さんが高額商品を売っているのも、実は竹岡さんのおかげです。竹岡さんと会話する中で発見したのです。僕が売っている商品の価格帯が異常に低いことを指摘されました。これは千葉県のいすみ市で竹岡さんとプロダクトローンチのビデオ撮影を終えた帰りのことです。電車の中で2時間ほど無料コンサルティングを受けていました。
竹岡さんは僕にたくさんのビジネス上のアドバイスをしてくれます。しかも料理も作ってくれます。竹岡さんはいつも僕に手料理を振る舞ってくれるのです。おいしいレストランにもたくさん行きましたし、地元民しか知らない安くて美味しい焼肉屋にも行きました。
ビジネスだけではありません。竹岡さんは僕の人生の先生です。父親としてやるべきこと、夫としてどう妻に接するべきか、あるいは息子として両親の前でどのように振る舞うのか。人脈の作り方、コミュニケーションの方法、怒らない方法と怒る方法、健康でいるためにやること。不動産を購入する時も相談したし、ドローンの飛ばし方もアドバイスしてもらいました。
僕たちはビジネスパートナーシップという接点を通して、たくさんの時間を共有し、途方もないほどお互いの頭の中をかき回しながらアイディアを出しました。
本当は竹岡さんに高額なコンサルティングフィーを払わなければ教えてもらえないようなこともたくさん教えてもらいました。これは僕と竹岡さんがビジネスパートナーシップを組んで多大な時間を共有したからです。
ある程度の時間竹岡さんと一緒にいると、僕はこう考えるなりました。「竹岡さんのような素敵な人をもっと惹きつけるにはどうしたらいいだろうか?」と。これはとても好都合でした。なぜなら僕は竹岡さんのことをよく知っています。竹岡さんの口ぐせ、竹岡さんの行動指針、竹岡さんの興味関心、竹岡さんがどういう言葉に反応するか。竹岡さんはガジェットが大好きで、LumixとSonyのミラーレスカメラを持ち、シグマの広角レンズを愛用し、ドローンのコントローラーを僕から奪いすぐに自分で操縦したがるような人です。歩く辞書みたいな人で、トピックを渡せば、1時間でも2時間でも平気で話すような博識な人物です。晴れた日の夜には外に出て星空を眺め、東京にいる愛する家族のために石川県のログハウスから気を送ります。遠隔気功ですね。セブンイレブンではもっぱらアイスクリームを買い、お目当てのアイスクリームがなければ一口シュークリームを2パック買い1つを僕に分けてくれるような人です。
不思議なことに僕がセールスレターを書けば、竹岡さんのように素敵な人が集まるようになりました。これはビジネスパートナーシップの関係を通して、僕は竹岡さんの中に没入した結果、竹岡さんのことを知り尽くしたためです。竹岡さんのように素敵な人が僕のもとに集まってくれるといいなと思ってセールスレターを書き、ウェビナーを作ったりすると本当にそうなるんですからコピーライティングとは不思議なものです。
「こんな素敵なお客さんがもっと来るといいな」
そうそう、僕のお客さんを語る中で欠かせないのは、山田どうそんさん。僕は山田さんとも商品を一緒に作りました。僕が初めて山田さんと出会ったのは新潟県の越後湯沢です。越後湯沢の岩原スキー場とGALAスキー場で毎日のようにスキーとスノボーしていました。あなたもご存知の、僕たちの冬のルーチンです。毎年100日以上雪山にこもり、朝から晩まですべっています。
山田さんは東京からわざわざ新潟県まで来てくれました。初めて山田さんと会ったとき、すごい眠たそうな顔をしていたのを覚えています。湯沢駅の西口から出て一緒にお目当ての豚カツ屋を探している時、山田さんは不眠症であることを白状してくれました。前職の激務が原因だったそうです。「でも睡眠時間が少なかったおかげで石崎さんのUdemyのコースをたくさん見ることができました」と伝えられ「いや、そんな言われ方しても嬉しくないですよ。まず寝てください」と二人で笑い合っていたのを昨日のことのように思い出します。
正直に言って当時の山田さんは今に比べるとお金持ちではありませんでした。逆に言うと今の山田さんたくさんお金を持っています。しかもその稼ぎ方のクオリティーがものすごく高いです。動画の編集そしてブログの更新を全て外注化しておりUdemyを使ってオーガニックのホットトラフィックをたくさん自身のオプトインページに流しています。そこから毎月200万円以上の不労所得がある。会うたびに山田さんはいつも奢ってくれます。インド料理を食べても沖縄料理を食べても「石崎さん、今日は僕が払います」と言いながら、分厚い財布をカバンから取り出します。僕と山田さんは家族ぐるみで付き合いをしているのでご飯を食べる時はいつも妻と二人の子供がいます。僕は強欲だから、山田さんに「うちの家族の分も払ってください」とお願いしますが、断られたことがありません。お金があるって言いことですね。
Udemyに至っては最初僕から山田さんに「こうすればいいです」とか「どうすればいいです」とかアドバイスをしていたのに、今では山田さんの収益が僕のそれをを上回っているので、僕がアドバイスを受ける立場です。山田さんは優しいから僕がどんなことを聞いても答えてくれるし、今日電話してもいいですか?とアポを入れれば、すぐに電話をかけてくれます。うちの奥さんもうちの子供も山田どうそんさんのことが大好きです。今月も山田さん儲かっているぽいよと妻に報告すると、ものすごく嬉しそうな顔をしてくれます。
ただ長男はまだ言葉がたどたどしく「どうそんさん」を上手に発音できません。山田さんのことをいまだに「ダイソンさん」と呼ぶのです。さて、そのダイソンさん、いやどうそんさん。山田さんは2年間、僕とコンサルティング契約を結び、僕からビジネスのアドバイスを受けていました。2年間でここまで人は変化するのか、2年間でこんなにも経済状況を変えられるのかと、今では驚嘆しております。
2019年の10月、僕は石垣島にいました。12人泊まれる大きなおうちを1カ月間借りました。屋上でバーベーキューができる物件でした。屋上からは崎枝の綺麗な海が北方向と南方向の両方に見えます。本当に素敵な毎日でした。子供たちも大喜びでした。朝早く起きて、コーヒーを入れて、妻と二人でキッチンテーブルにつき「こんな人生が続くといいよね」と話していました。うちの奥さんがふと山田さんの顔を思い出し、連絡をとってみることにしました。チャットワーク経由で連絡をしてみます。
僕)石垣島に大きい家借りたので、山田さんきませんか?
山)行きます。
僕)石垣島空港きたら迎えにいきます
こんな友達が欲しかった。笑
いつも暇で、しかもお金がたっぷりある友達。この連絡をしてから4日後に、本当に山田さんは石垣島に来ました。フィアンセの方と一緒に石垣島にこられて、家族ぐるみで本当に素敵な毎日を過ごしました。
このビデオレビューにもその時の様子が記録されているのでぜひ確認してください。
東京から石垣島のチケットは片道20万円したそうです。本人曰く思っていたより高かったと。
そもそもエルシーシーの存在を知らなかったそうです。明後日来れますかと聞いてはいいけますと言う人がこの世にどれだけいるでしょうか
僕は不躾にいつも山田さんに会うために収入を聞きます。石垣島に来たときにやはりいつもと同じように「山田さん調子はどうですか」「今月の収益はどうですか」と質問します。初めて出会った時も役員報酬数千万円に加え、自身のビジネスからも収入はあった。でも満足いく額ではなかった。何より忙しかった。久しぶりに会って聞くと、収益は当初の10倍になっていました。文字通り10倍です。僕は腰を抜かしました。
うちの奥さんがキッチンで南国の果実をフルに使ったヨーグルトを朝食に準備しました。山田さんがフィアンセの方と一緒に部屋から出てきます。僕は山田さんに聞きました。「昨日よく眠れましたか」と。山田さんは「はいたっぷり寝れました」と言いました。山田さんは不眠症改善したのです。ストレスもないし、経済的な不安もない。働き方の質がいい。好きな時に好きなだけ旅行できる。まあ山田さんは出不精なので、こちらが「来ませんか?」とお誘いしない限り、ずっと部屋に籠っているような人なんですけど。
僕は山田さんが「よく眠れた」と言うのを聞いて本当に涙が出そうになりました。越後湯沢で初めて会ったときの眠そうな顔はどこへやら。経済的自由が与える心理的負担の軽減は、想像以上のものです。山田さんを見て、僕も山田さんのようにクオリティの高い働き方せんなダメやなと、再認識しました。
山田さんは本当に素敵な人です。山田さんのようなお客さんがたくさん来たらいいなと僕は常々思っています。山田さんと会話をすればするほど僕のセールスレターには山田さんの使う言葉や山田さんの反応する言葉が散りばめられるようになりました。その結果どうなったか。やはり竹岡さんの時と同じように、山田さんのような理想的なお客さんが僕のところに来るようなりました。それはつまり将来的には竹岡さんや、山田さんと同じように僕とビジネスパートナーシップを組み、石垣島やオランダやマレーシアで一緒に旅行するような、大成功するお客さんです。
優秀なお客さんとビジネスパートナーシップを組む
先ほど山田さんからUdemyのアドバイスを受けていると言いました。これと似たようなことが井上遥介(ようすけ)さんとの間でも起こりました。
井上遥介さんはもともとうちのお客さんでした。初めてメールでやりとりした時「インターネット上でこんな高額な商品を買ったの初めてです」と言っていました。当時の商材の値段に比べれば、今の僕の商品はコンサルティングを含めて10倍以上の値付けになってるので、改めて考えると別にそんなに高い値段では無かったのに・・・と思うんですけども、当時の僕や当時の井上さんにとってはそれが大きな金額だったのかもしれません。
でも今は、井上さんが企業案件を一発受けるだけで、僕のコンサルティングに支払うべき2倍の金額を稼いでしまいます。僕は井上さんが目の前でどんどん成功していくのを見ていました。YouTubeの登録者が100人を超えるまで7ヶ月かかりました。そこから数ヶ月で登録者が1万、2万、3万と増えていき、広告収入だけでも十分な金額を稼いでいるのに、加えて企業案件のオファーが収入に追加されるようになりました。Udemyでもベストセラー講師となり、ご自身のサブスクビジネスにもたくさんのお客さんが入ってくるようになりました。
井上さんは実力と才能の交差点をマネタイズしました。井上さんが成功したのは、YouTubeのアルゴリズムをハックしたからではありません。真面目にコツコツとクオリティの高い動画を供給し続けました。誰も気にしていないのに、本人曰く自己満足のためだけに、わざわざスタジオにカメラを2台セットして収録しています。こういった本人のこだわりやセンスがビジネスの細部にも反映されているので、一発見ただけでファンにコンバートしてしまう魅力が井上さんにはあります。ちなみに井上さんはもともと役者さんでした。YouTuberの瀬戸弘司さんも劇団天然工房の舞台俳優さんですよね。人に見られることに対しての心理的な摩擦が少ないせいか、ものすごくナチュラルに喋っているのを見て、いつも「あんな風になりたいなあ」と思います。
僕はマレーシアにいました。井上さんがアドバイスを求めていたのです。井上さんとHangoutしたときに、井上さんは非常に迷っているようでした。これからのビジネスの方向性についてです。Udemyのコースを作り続けるのか、それともセールスファネルを構築して自社商品を販売するのか、あるいはブログを再開するのか。それとも・・・
僕は井上さんの容姿がいいのと、喋り慣れているのを見て、ビデオに特化してはどうかとアドバイスしました。ビデオグラフィにも興味があり、デザインセンスもいい。井上さん「ビデオに特化しましょう」とその時決めました。今井上さんはどうなってるでしょうか。皆さんもご存じのようにYouTubeでUdemyでもインフルエンサーとして活躍しています。具体的な企業案件の単価は言えませんが、たった1本の仕事を受注するだけでその月はもう働かなくてよくなる位、破壊力のある金額を受け取っているそうです。うらやましい限りです。
最初井上さんは僕にお金を払ってコンサルティングを受けてました。今僕は井上さんにお金を払ってコンサルティングを受けています。僕がYouTubeで成功するためのサポートを受けています。もし僕のYouTubeが伸び始めたら、全部井上さんのおかげです。あなたも井上さんのコンサルに申し込んでみてください。
僕のYouTubeのコンセプト、オペレーション、編集方法、その内製化、全てを見てもらっています。もちろん井上さんの時給は高いので、それに見合う金額をお支払いしなければいけません。才能にはそれだけ付加価値がつくものです。
やはり井上さんともビジネスのパートナーシップ契約を結ぶことによって、今まで以上に頻度高く会話することになりました。井上さんが何を考えていて、井上さんがどういう性格で、井上さんがどういう言葉に反応するか、僕の頭にたくさんインプットされています。これもまた不思議なことですが、井上さんと会話をすればするほどセールスレターやウェビナーに井上さんとの会話の中で拾ってきた単語がちりばめられ、井上さんのようなセンスがありポテンシャルの高い成功されてるお客さんがたくさん来るようになりました。
僕たちの1番最後のバックエンド商品は求人です
さてここまでで竹岡さん山田さん井上さんの3人の例を出しました。もともとは僕のところに来られたお客さんです。そこが接点です。でも今は僕がアドバイスを受けている立場です。僕が何を言いたいか理解できますでしょうか。
あなたの本当の理想のお客さんになり得る人は、将来的にあなたとビジネスを一緒に作るお客さんだということです。あなたにアドバイスを与え、あなたをもっとリッチにしてくれるお客さんです。
素敵な人たちとビジネスパートナーシップを組み大きなお金を生み出せることを考えると、毎日の広告収入やコンテンツ販売による収益などささいなものです。そういう意味では僕の商品はスクリーニングとして機能しているのかもしれません。商品を購入して、僕のことを嫌いになることもあるでしょうし、僕のことを好きになることもあるでしょう。好きになった人は、将来的にビジネスパートナーシップを組むことになるかもしれません。
目の前でお客さんが経済的に成功していくのを見るのはすごい嬉しいことだし、僕の収入を簡単に飛び越して、今では僕がアドバイスを受けるまでになってる。悔しいなんて気持ちは一切ありません。ただただ嬉しいです。もし僕のビジネスが廃業に追い込まれても、周りに成功者がたくさんいれば、彼らから給付金を受けられるかもしれませんし、運が良ければパンと牛乳と住む場所を提供してくれるかもしれません。ある人は働き口を斡旋してくれるだろうし、ある人は仕事を手伝わせてくれるかもしれません。そう考えると、自分の周りをお金持ちで固めておくのは悪いことではありません。人生のセーフティネットとして機能します。
万が一、竹岡さん、山田さん、井上さんのビジネスがうまくいかなくなっても、当面の間、僕はパンと牛乳を支援します。そのための支援金をいつもPayPalの残高に置いてあります。
何よりも・・・。朝食を一緒に食べて、川平湾を眺めながら淹れたてのコーヒーを嗜み、夕日を眺めながらグラスボートに乗る。人生で最も素晴らしい瞬間を共有する。この価値はプライスレスです。
僕たちはオンラインコースの販売を通じて売り上げを得ています。それは間違いありません。でもそういったオンラインコースが1つ売れるとかあるいは経済的に成功するといった向こう側にあるものは、常に友情であり、僕たちの高ぶる感情であり、人生って最高やなって思えるハートやと思うんです。
この年になって友情とかハートなんて言うのも恥ずかしいですが、僕はこのオンラインコースビジネスを始めてたくさんの素敵な友達を見つけ彼らと友情を築いてきました。それは金銭的な利害関係を超えたものです。
オーディエンスイマージョンのプロセスであなたはお客さんのことを知ることになるでしょう。あるいはペルソナやアバターを作る段階で「うちにはこんなお客さんが来て欲しい」と切実に考えるようになります。
ここで1つオススメがあります。
理想のお客さんには、将来的にあなたとビジネスパートナーシップを組めるようなポテンシャルを持つ人選ぶと良いです。理由はこれまで述べた通りです。そう考えるとデジタルコンテンツを販売して彼らからお金をとってやろうと言う発想にはならないはずです。
もっと思いやりを持った言葉遣いができるだろうしセールスレターも煽るのではなくお客さんの気持ちを汲み取った構成になるはずです。
さてどんな言葉遣いをすればあなたと将来的にビジネスパートナーシップを組めるようなお客さんを見つけることができるでしょうか。
繰り返しますが僕は常にデジタルコンテンツを通して将来的にビジネスパートナーシップを組めるようなお客さんを探しています。よく僕が冗談で言うのは「僕たちの1番最後のバックエンド商品は求人だ」というフレーズです。これはつまり僕たちのフロントエンド商品を買ってもらい、商品を順番に視聴し、コンサルティングに申し込んでもらい、最終的には彼らと一緒に仕事がしたいのです。そういう意味では僕たちのバックエンド商品は常にビジネスパートナーシップであり求人なのです。
最高に優秀な人とビジネスパートナーシップを組むためにはどのような商品を作らなければいけないか。どんな人を対象にしなければいけないか。そう考えてプロダクトを作ることによって僕たちのビジネスのクオリティーは一段、二段と上に登ったような気がします。
ビジネスの成功の向こう側にはいつも友情がある
最高のビジネスパートナーシップの先にあるのは常に友情です。
最近、イニエスタのドキュメンタリーを見ました。イニエスタはバルサ史上最高のミッドフィルダーと評されています。
2010年のワールドカップ決勝で、延長後半に決勝ゴールを決めたイニエスタがユニフォームを脱いで「DANI JARQUE SIEMPRE CON NOSOTROS(ダニ・ハルケ、僕たちはいつも共にある)」と記されたアンダーシャツを披露した場面があります。世界に感動を呼んだシーンが、ドキュメンタリーには含まれていました。
イニエスタ自身もキャリアで最も重要なゴールの1つだったと答えています。そのゴールを、26歳の若さで亡くなった元エスパニョールのディフェンダー、ダニハルケに捧げました。ハルケの9周期(しゅうき)にイニエスタはインスタグラムを更新しました。
「君と離れて9年が経ったが、どんな時も君は私たちと一緒だ。恋しいよ、ダニ」
もちろんイニエスタはサッカーをやっています。彼の職業はサッカー選手であることは疑いもないことです。だけど彼がサッカーのゴールを決めた時、あるいは彼のサッカー人生の成功の向こうには友情があったとチームメイトは語っていました。
僕もこの職業を通して、成功の向こう側にある友情を発見したいものです。
あなたの理想の顧客は、あなたの理想のビジネスパートナー。あなたの理想のビジネスパートナーは、あなたの理想の友達です。最高のペルソナを描いてください。
まとめ:あなたがこれまでに学んだこと
さて、あなたは今、ペルソナを知っている。売るべき商品も知っている。市場の中で専門性の高い権威者となる方法を知っています。コンテンツマーケティングが、あなたとあなたのビジネスを宣伝するためにもっともコストパフォーマンスの高い方法であることも理解しています。
また、見込み客との関係を構築するためにどうやって魅力的なコンテンツを作ればいいのかについて、フレームワークを通して学びましたね。そこからコースの概要や見込み客の人生に変革をもたらすレッスンの作り方など、コンテンツ作成の基本にも触れましたね。そして後半のモジュールでは、オンラインコースのマーケティング、セールス、収益化を成功させるためのツールについてお話ししました。ここでは最高のコンテンツ・ホスティングプラットフォームと、それらが提供する高度なシステムについての話をしています。ClickFunnels、Teachable、Kajabi、Deadline Funnels、MailChimp、Zapierです。
次にスプリットテストの実行方法や自動化の設定方法、ビジネスをスケールする方法、そして自動収益化をどのように実現するのかなど、ハイレベルなオンラインコースに関するトピックに触れました。ほかにも「成功のための6つのマインドセット」 やボーナスコースについて話したことを忘れないでくださいね。特にボーナスコースは貴重なコンテンツの保管庫のようなものです。このコース内で説明したほぼすべての項目についての実行方法や設定の仕方、管理の方法を示すステップバイステップのレクチャーが用意されています。ほかにもセールスマテリアルやメール、コンテンツなどの作成に利用できる便利なテンプレートもあります。過去に独自のコンテンツを販売するために作成した、すべてのアセットを提供するための専用セクションもありますので、こちらも活用してください。
ここまでで、たくさんのビデオコンテンツを視聴し、ワークシートと課題をすべて完了し、オンラインコースの開始・実行・販売に必要なすべての知識を手に入れました。ただしコースを完了したとしても、あなたは永遠に僕たちのコミュニティのメンバーであることを忘れないでくださいね。いつでも僕らのサポートチームやほかのメンバーに助けやアドバイスを求めることができます。
最後に言いたいことがあります。10年前の僕は、今の自分がこんなことになっているとは想像もできなかったでしょう。自分の好きなことでオンラインビジネスができるなんて、まったく信じられないことです。僕はあなたがこのコースを受講してくれたことに最高の敬意を示します。あなたや起業家になりたいと志を同じくする人たちの支援がなければ、僕は今のような存在にはなれませんでした。だから本当に感謝を伝えたいのです。
あなたの支援、そして僕たちのコミュニティのメンバーであってくれることに対して、本当にありがとうと伝えたい。あなたのおかげで、僕は情熱を持ち続けることができています。起業家になるための旅はとてもエキサイティングなものでしたね。あなたも、僕と同じように人生を変える経験ができることを楽しみにしています。頑張って。そして楽しんでくださいね。また近いうちにお会いしましょう。