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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

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現在の場所:ホーム / Online Course / 7-15 オンラインコースのカリキュラムを実演しながら作ってみます

7-15 オンラインコースのカリキュラムを実演しながら作ってみます

Last updated on 2020年7月29日 By 石崎 力也

今日は、オンラインコースのカリキュラムを作る方法をお伝えします。僕はこれまでUdemyというマーケットプレイスで14万人の受講生に対してオンラインコースを作ってきました。いずれのコースのカリキュラムもすべて全く同じ手順で作られています。僕ならこういうふうに作ります、という実演を交えながらレクチャーしようと思います。

今回のレッスンでは、ハードル・ベース・アウトラインのアプローチを使用して、オンラインコースの目次を作る方法についてのお話をしていきます。覚えていますか?ハードル・ベース・アウトライン。お客さんの障壁(ハードル)を基準にして学ぶべきことをブレインストーミングする方法ですね。このメソッドを使ってオンラインコースのカリキュラムを組み立てていきます。仕組みを見ていきましょう。

今回お届けするノウハウはこちら

  • 見込み客の今の姿と望んでいる将来の姿の2点をプロットする
  • 顧客が成長する過程で遭遇するハードルをリストアップする
  • オンラインコースのモジュール名・セクション名を出す
  • オンラインコースのレクチャー名の出し方を実演します
  • 商品の知覚価値を上げる具体的な方法
  • 定期的に購入者のモチベーションを上げるレクチャーを挿入する
  • 受講生の成長パスをイメージしながら各モジュールのレクチャーを書き出す
  • オンラインコースのカリキュラムは本来ダイナミックに変化していくもの

見込み客の今の姿と望んでいる将来の姿の2点をプロットする

まず「ポイントA」と「ポイントB」の2ポイントを決定します。ポイントAは現在の見込み客の状況で、ポイントBは見込み客が望んでいる将来です。この2つのポイントを決められたらメモしてください。

Aは貧乏。Bはお金持ち。わかりやすい構図です。ネットビジネスでよく使われる2点のプロットです。「あなたは億万長者になりたくはありませんか?」という手垢のついた表現もこの2点のプロットから生まれています。

Aはサッカーの素人。Bはプロのサッカー選手。これもわかりやすい構図ですね。あなたがプロサッカー選手を養成するスクールを運営するのであれば、このような2点をプロットするはずです。

Aは年収3000万円のセミナー講師。Bはオートメーションでデジタルコンテンツを売る仕組みを作った成功者。必ずしもAにはマイナスの要素を含める必要はありません。見込み客の現在の状況ですから、すでに経済的に成功している人たちをペルソナに設定するのであれば、ポイントAにこのように年収3000万円という数字を入れても何もおかしくはありません。

あくまでも説明のために便宜的に用意したポイントAとポイントBでしたが、いざあなたがオンラインコースを作るとなれば、もう少し複雑になるかもしれません。

例として「YouTubeチャンネルを成功させるためのコース」について話しましょう。たとえば僕たちの見込み客が「自分のYouTubeチャンネル」を作りたがっているとします。僕はYouTubeチャンネルに関するコースをリリースしており、それを見た誰かが「これは今の私にぴったりかもしれない」と考える・・・そういう想定です。

おそらく彼は、僕のマーケティングに共感したのでしょう。そして彼は今、勤めている仕事があまり好きではないかもしれません。熱心ではなく、人生に行き詰まりを感じています。これが彼のポイントAです。

9時5時の仕事に疲れ、サービス残業というコンセプトに全く共感できない。上司もうざい。でも会社にいる限り、上司が目指すべき次のステップになっている。こんな風になりたくなかったと思っている中年に自分がどんどん近づいている。

彼らはどんな未来を望んでいるでしょうか?少なくとも自分のYouTubeチャンネルを作りたがっていることはわかりますね。そして、おそらくYouTubeをフルタイムの仕事にしたいのでしょう。そうなることで彼らは今よりも幸せになれるのですから。これがポイントBです。

ポイントBをもう少し詳細に描写してみましょう。土曜日の午前中を使って自分の好きなトピックで映像を撮影し、午後にそれを編集したのちその日のうちにビデオをYouTubeにアップロードする。登録者数は10万人ほどだけど、一人で生きていくには十分な広告収入が得られている。

顧客が成長する過程で遭遇するハードルをリストアップする

さて。AとBの2つのポイントがありましたね。彼らが今どんな状況で、将来的にはどのような姿になっていたいのか。この例を参考にしながら、あなたのコースに基づいてポイントAとポイントBを考えてみてください。そして、スタートとゴールを設定したら、現在の位置から先に進むために、克服しなければならない最初のハードルを把握しましょう。次に、2つ目のハードルを書き、その次に3つ目のハードルを書き、最終的にポイントBに到るまですべてのハードルを書き出しましょう。

この話だけでは少しややこしいかもしれません。もし僕がYouTubeでお金を稼ぐためのオンラインコース を作るなら、こんな風に作ります。実演をお見せしましょう。全体的なハードルは少し複雑ですが、1つずつ見ていくとそこまで難しいものではありません。まず最初に克服しなければならないのはなんでしょうか。

オンラインコースのモジュール名・セクション名を出す

おそらく彼らは「自分がYouTuberにるなんてありえない」とか「人前で話すなんて自分には無理」と考えている可能性がありますよね。まずはこの不安を克服させてあげることが必要です。これがハードルの1になります。セクション1やモジュール1のタイトルがなんとなくイメージできますか?あるひとは「マインドセット」と名前をつけるかもしれないし、あるひとは「あなたにもYouTubeのチャンネルは作れる」とつけるかもしれません。

では次のハードルはなんでしょうか。彼らが人前で話すというハードルを克服した後、次にぶつかるハードルとは?それは自分のYouTubeチャンネルをどのような方向性にするか極めることです。彼らは、YouTubeでどんなことを発信していくのか極める必要があります。そうですね、ハードル2に呼応するセクション名は「ニッチの決定」とか「ジャンル選定」「トピックを決める」とかになりそうですね。

そのハードルを克服したら、次にどんなことをしなければならないでしょうか。YouTubeチャンネルの方向性を定め、アイディアを出しました。次にすべきことは?それは「良いコンテンツの作り方を理解する」ということです。セクション名を「良いコンテンツの作り方を理解する」とストレートに表現すれば、ベネフィットが反映されており、受講生も何を得られるかがはっきりとわかります。

さて、そろそろハードル・ベース・アウトラインの理屈がわかってきましたよね?これはなにか1つの目標に向かっていくときの自然な成り行きです。

では、良いコンテンツの作り方を理解した後、次のハードルはなんでしょうか。彼らはすでにカメラの前で喋る不安を克服し、YouTubeチャンネルの方向性やアイディアを持ち、良いコンテンツを作成するコツも知っています。さて、次にすべきこととは?

次のステップは、見込み客自身で考える必要があります。新しくYouTubeチャンネルをスタートさせ、YouTubeでどんなことを発信するかを思いつき、ビデオを作り始めた段階だとしましょう。あなたは次にどんなことがしたいですか?作ったばかりのコンテンツの視聴数を増やしていきたしですよね。とてもシンプルなことです。では、どうすればいいのでしょうか。まずはどうやって視聴数を稼ぐかについて学ぶ必要があります。

じゃあここのセクションタイトルは「ビデオを作り再生回数を伸ばす方法」にしてはどうでしょうか?

視聴数を稼ぐ方法について学ぶことができたら、次に理解すべきことはなんでしょうか。そう、次は見込み客のアクセスをコントロールする方法について理解しなければなりません。「バイラルを起こす方法」でも良いし、「多くの人にシェアしてもらう方法」でも良いかもしれませんね。

その後にやらないといけないのかなんでしょう?そうですね。彼らはさらに見込み客を増やしていかないといけないでしょう。ここでのハードルは「見込み客の獲得」です。きっとこの地点まで到達した人たちは「どうやったらファンを獲得できるだろう?」「どうやったら見込み客を作れるんだろう」と考えているはずです。それに呼応するタイトルは、シンプルに「再生回数を見込み客にコンバートする方法」がいいでしょう。

では、視聴者を増やし、すべてのビデオコンテンツで見込み客を得た今、彼らが克服すべき次のハードルとはいったいなんでしょうか。いよいよそれらのコンテンツでお金を稼がなければなりませんね。自分のYouTubeチャンネルをマネタイズする方法について学ぶ必要があるでしょう。そうですね、ハードルは「商品の作り方がわからない・・・」あるいは「マネタイズの方法がわからない」あるいは「広告収入以外の収益が欲しい」です。セクションタイトルは「あなたのYouTubeチャンネルをマネタイズする方法」にしましょう。

さてそれ以降は、YouTubeチャンネルの方向性を見極めることや良いコンテンツを作ること、見込み客を獲得すること、ビデオの視聴者を増やすこと、そしてマネタイズをすること以上にハイレベルな話になっていきます。

ふと振り返ってみましょう。僕たちは今どこにいますか?そう、僕たちは彼らが望んでいる場所、つまりポイントBにいます。だから、あなたが今いる場所、そして今持っているアウトラインというのはとてもハイレベルな仕上がりになっています。

受講生は、どのようにしてアウトラインを作ればいいのかなんてわかりません。つまりポイントBに到達するために経路がわからない。そりゃそうです。プロサッカー選手になる方法は、プロサッカー選手になった人でないとわからないのですから。横綱になる方法は、横綱にしかわからないのです。

でも、僕にとってアウトラインを作ることは数分でできることです。だって僕の得意分野なんですから。あなたにとって、アウトラインの作成は初めてのことだからそんなに早くはできないかもしれません。たしかに初めての仕事は時間がかかりますよね。僕はこれまでアウトラインを何十回も作ってきたので、感覚的にできてしまうんです。

まあなんやかんやいって、これまで100以上のオンラインコースをUdemyにリリースしてきたわけです。僕一人が独立した講師として担当したコースもあれば、JV形式の収益折半契約で、僕がアウトラインだけを作ったコースもあります。これだけ数をこなせば、オンラインコースのカリキュラムなどものの数分で完成させられます。

さてここまでで、僕たちが作ったモジュール名を確認しましょう。オンラインコースのタイトルは「YouTubeでお金を稼ぐ方法」です。それらのモジュール名は次のようになっています。

オンラインコースのレクチャー名の出し方を実演します

でも、あなたもハードル・ベース・アウトラインを理解できたのですから、どうやってアウトラインを作ればいいのかは分かりますよね。アウトラインができたら、あとはイントロダクションとまとめを加えるだけでいいのです。「はじめに」という言葉と「まとめ」という言葉をアウトラインの最初と最後に付け加えるだけでいいのです。英語圏では、イントロダクションというレクチャーを、各モジュールの最初に加えます。

まとめ、はサマリーですね。Udemyのベストセラー講師であるフィルさんはIntroに呼応させてOutroというレクチャーを各モジュールの最後に用意しています。Outroもまとめも同じ意味です。

ただ、これでコンテンツが完成するわけではないことは分かりますね?アウトラインの間に、それぞれレッスンを追加しなければいけません。ワークシートや課題、アクション・ステップも含めてあげましょう。これまで出してきたのは大きな見出しのようなものです。中にコンテンツを突っ込んでいく必要があります。ここからは具体的なレクチャー名を考えながら、オンラインコースのカリキュラムを完成させます。

さて、これまで即興でやってきたアウトラインを今一度、通して確認してみましょう。

  • モジュール1:人前で話すのは怖くない
  • モジュール2:どんなビデオを作るか決定する
  • モジュール3:優れたビデオコンテンツの作り方
  • モジュール4:再生回数を伸ばす方法
  • モジュール5:バイラルを起こしてさらなるアクセスを集める
  • モジュール6:見込み客の作り方
  • モジュール7:商品の作り方とプロモーション方法

そして、各モジュールにレクチャーを挿入します。たとえばモジュール3の「優れたビデオコンテンツの作り方」にレクチャーを追加するなら…

  • 3-1:イントロダクション(このモジュールで学べること)
  • 3-2:悪いコンテンツの特徴
  • 3-3:良いコンテンツの特徴
  • 3-4:優れたスクリプトの作り方
  • 3-5:優れた映像の撮影方法
  • 3-6:優れたビデオの編集方法
  • 3-7:まとめ

といった感じでしょうか。レクチャー名が決まったので、次にやることはスクリプトを作ることですね。下書きなし、一発本番でカメラに向かって話すこともできますが、それだとまとまりのないビデオコンテンツになる可能性もありますので、できればちゃんと下書きを作りましょう。

商品の知覚価値を上げる具体的な方法

“Perceive Value(知覚価値)” というコンセプトは、ネットビジネスをやる上で大切な要素なのでよく覚えておいてください。課題を追加したり、ワークシートを用意したり、フレームワークを作ったり、できるだけステップ・バイ・ステップのレッスンにしたり、これら全てがコースのPerceive Value(知覚価値)を高めてくれるのです。知覚価値は、見込み客があなたのコンテンツにどれだけの価値を感じることができるかに直結しているので、本当に大事な要素です。

本屋にある書籍は1,000円から2,000円でしか売れませんが、同じ情報をステップ・バイ・ステップのコースにしてあげたり、理解がしやすくなるワークシートやフレームワークを使ってあげたりして、手厚いサポートを提供すれば、数十万円で売れるコンテンツが出来上がります。あるいは背表紙にDVDやCDのようなタンジブルな物をつけて知覚価値をあげようとする出版社もあります。男性向けのファッション雑誌は、冬前になると手袋を付録としてつけますよね。

僕も高校生の時に雑誌を買って、原宿ショップ店員の着こなしを真似しようと、しまむらに行きましたけど、似たような服は売っていませんでした。後日、クラスメイトの出口君に聞いたら「高校生にもなって、しまむら行くという発想がすごい」と言われました。どうやら金沢のお洒落高校生は、片町や竪町のショップに行くそうです。まあ今でも服装には無頓着なのですが。

話が逸れました。知覚価値をあげようぜっていう話ですね。

あなたが作ったコースのアウトラインをできるだけ肉付けし、できるだけPerceive Valueのあるものにしてあげてください。レッスンにワークシートなどを付録としてつけ、ステップ・バイ・ステップの手順を紹介して、受講生が行動を起こせるようにするのです。

情報商材をアフィリエイトする人たちは、結局最後、特典合戦になって、平気で無制限のメールサポートとかをつけたりするんですけど、それやると知覚価値は上がるかもしれませんが、人的サービスが発生するので、時間がなくなります。時間がなくなると不幸せになります。スノボもできないし、LCC使ってタイに行くこともできなくなります。タイに行けないということは、チャオプラヤー川付近にある美味しいタイ料理が食えなくなるということです。寂しい人生です、それは。

できる範囲でオンラインコースの知覚価値を上げるのです。できないことを約束してはいけません。

定期的に購入者のモチベーションを上げるレクチャーを挿入する

さてさて。あなたはモジュール名の出し方と、レクチャー名の出し方を理解した。売れるオンラインコースのカリキュラムを作れるようになりました。ここからはさらに知覚価値を上げるためのコツをいくつか紹介したいと思います。

僕の場合、いつもモジュール1のレクチャー1では、コースを購入したことに対して「おめでとうございます」という言葉から始めています。見込み客があなたのコースを購入したことをお祝いしてあげてください。

そういえば、このYouTubeのビデオの最初でも「おめでとう」と言いましたよね。「オンラインコース・ビジネスへようこそ」というモジュール1の最初のビデオです。僕は心の底からあなたを歓迎したい気持ちになっているからです。

その後で、なぜ彼らはここにいるのか、つまりなぜコースを購入したのかについて思い出させてあげるのです。彼らがこれから何を学ぶのか、そして学んだことでどのように人生を変えていけるのかを教えてあげましょう。見込み客が次のレッスンに進めるように、高揚感を高めてあげるのです。とてもシンプルですね。

次のレッスンでは「こんなことできっこない」「YouTuberには向いていない」といった不安を克服するために、以前の僕が本当はかなり内気だったということについて話していくでしょう。それから今人気のあるYouTuberのなかにもどれだけ内向的な人が多いかについても話します。それからカメラの前でどんどん話す練習をするように言うんです。

事実、今はこんな風にビシッとカメラを見て話せますが、少し前まではお酒の力に頼らないと声が震えてしまうほど、僕はカメラ恐怖症でした。まあ正直にいうと、今も緊張しているし、できることなら、サボりたい。ビデオの撮影はエネルギーを使うし。遊びたい。スノボしたい。Kindleで進撃の巨人を一巻から読み直したい気分です。とは言え、サボってばかりではお金は稼げないので、こんな風に自分を奮い立たせてカメラの前に立っているのです。

さて、繰り返しになりますが、僕はこのようなコースを以前に何度も作ったことがあるので、いかにも簡単そうにお話をしています。しかし、コース作成が初めてのあなたにとっては時間がかかることだろうと思います。おそらくコース作成やカリキュラムの作成には数日間を要するでしょう。

そうですね、僕が「モジュール1:人前で話すのは怖くない」のレクチャー名を出すならこうします。

  • 1-1:おめでとうございます
  • 1-2:石崎はかなり内気だった
  • 1-3:有名なYouTuberも内気だった
  • 1-4:カメラの前にたち話す練習をする
  • 1-5:発声練習に使えるWebサイト一覧
  • 1-6:まとめ

受講生の成長パスをイメージしながら各モジュールのレクチャーを書き出す

ただアウトラインがどのようなものであるかについて説明するために、ここでは簡単にお話を進めていきます。あなたはもっとモジュール名やレクチャー名を洗練させる必要があります。

さあ、レクチャーの詳細を詰めていきましょう。

あなたは今、モジュール2:どんなビデオを作るか決定する、のカリキュラムを作っています。ここから先はYouTubeチャンネルの方向性について考えなければなりません。YouTubeチャンネルの方向性を決めるためには何が必要でしょうか。そう、これにはブレインストーミングが有効ですね。あなたが興味を持っていることについてブレインストーミングをしましょう。ブレインストーミングの結果、特にお気に入りのものに丸をつけていきます。

これらプロセスをレクチャーの単位にまで分解します。そうですね、僕ならこうします。

  • 2-1:イントロダクション(このモジュールで学べること)
  • 2-2:あなたの情熱をブレストする
  • 2-3:あなたの得意なことをブレストする
  • 2-4:市場規模の大きさでソートする
  • 2-5:ニッチ分野評価シートにアイディアを通す
  • 2-6:まとめ

次です。モジュール3です。さて、ここからは良いコンテンツを作る方法を教えなければなりませんね。良いコンテンツを作るには、バイラル・コンテンツの特徴を押さえる必要があります。拡散されるコンテンツの多くが、バイラルな性質を持っているのです。すでにレクチャーのアイディアはリストアップしましたね。

  • 3-1:イントロダクション
  • 3-2:悪いコンテンツの特徴
  • 3-3:良いコンテンツの特徴
  • 3-4:優れたスクリプトの作り方
  • 3-5:優れた映像の撮影方法
  • 3-6:優れたビデオの編集方法
  • 3-7:まとめ

モジュール4:再生回数を伸ばす方法、ではどのようなレクチャーを用意すべきでしょうか。

投稿する動画のカテゴリーについてもしっかりと考えましょう、と促します。ユニークな視点で、苦労した経験を語り、そして社会の固定概念に挑戦するような話ができるようなカテゴリーを選びましょう、と。レクチャー名を即興で出すならこんな感じです。

  • 4-1:イントロダクション
  • 4-2:なぜ人々はシェアするのか?
  • 4-3:ソーシャルメディアを使ってバイラルを起こす方法
  • 4-4:もっとも手軽に引ける心理トリガー
  • 4-5:まとめ

次です。モジュール5:バイラルを起こしてさらなるアクセスを集める、ですね

バイラル・コンテンツの特徴とカテゴリーの重要性を理解したら、次にバイラル・コンテンツにするためのアイディアを考える必要があります。ここではワークシートを使いましょう。ワークシートでは、ビデオにおけるアイディアの特徴について、それぞれブレインストーミングを行います。これらをレクチャーの単位にまで分解していきます。

  • 5-1:イントロダクション
  • 5-2:バイラルコンテンツとトレンドコンテンツの違い
  • 5-3:あえてタブーに触れる
  • 5-4:ストーリーテリングの技術
  • 5-5:プラットフォーム別の攻略方法
  • 5-6:まとめ

では、次の話に移りましょう。次にしないといけないのは、新しい見込み客を獲得する方法を理解するということです。モジュール6:見込み客の作り方、です。

  • 6-1:イントロダクション
  • 6-2:概要欄を使ってリストを集める
  • 6-3:オプトインページの作り方
  • 6-4:おすすめのランディングページ作成ツール
  • 6-5:どのメール配信システムを使うか?
  • 6-6:まとめ

そしてモジュール7も同様にレクチャー候補をリストアップしていきます。

  • 7-1:イントロダクション
  • 7-2:どんな商品を作るか?
  • 7-3:いくらで販売するか?
  • 7-4:なぜ安売りをしてはいけないのか?
  • 7-5:締め切りを設けるクローズドマーケティングを選ぶ理由
  • 7-6:決済はStripeで受けよう
  • 7-7:なぜClickFunnelsを使って顧客をマネジメントするのか?
  • 7-8:まとめs

オンラインコースのカリキュラムは本来ダイナミックに変化していくもの

さて、ここまで、コースのアウトラインやレッスンについて、例を出しながら説明してきました。ここでのポイントはできるだけ早く紙にアウトラインを書くということです。もし後からここで書いたアウトラインのアイディアを捨ててしまうことになったとしても構いません。

コースを先に作成してしまった方が、はるかにレッスンを作りやすくなります。アウトラインが完成したら、作成するべきレッスンやワークシート、課題などがはっきりと見えてくるので、もはやコース作成が大変なタスクではなくなるでしょう。何をすべきか分かりますし、見込み客に対してどんなことを伝えるのかについても理解できるでしょう。レクチャーを作りながら、アウトラインを更新していってもいいんです。

僕は、撮影をしながら、こういうことも言いたいというアイディアがどんどんと湧いてきます。カリキュラムは、大学のシラバスのように固定でなくてもいいのです。常にダイナミックに変えていって構いません。

特に僕たちは、デジタルマーケティングという変遷の激しい市場で戦っているので、去年のカリキュラムでは太刀打ちできない可能性だって大いにあるのです。むしろカリキュラムは動的に変わっていく物だという思っていただいても構いません。

また、ハードル・ベース・アウトラインの構造を利用することで、とても理にかなったアウトラインを作ることができるはずです。コースを具体化させるときにもハードル・ベース・アウトラインを用いてください。あなたのコースを受講する人の立場になり、彼らの頭に浮かぶ反対意見を思い浮かべましょう。そして、反対意見に対してハードル・ベース・アウトラインを使い、解決策を提示するのです。レッスン内では、どのように彼らの反対意見や不安、不満の解決に取り組んでいくのか。これについてハードル・ベース・アウトラインで考えていきましょう。

コースを作る際、ほとんどの要素はハードル・ベース・アウトラインを利用することで簡単に作成することができます。多くの人はコースを作ることなんて難しいと考えていますが、この構造を用いることでずっと簡単になるでしょう。あなたのコンテンツが完成するのをとても楽しみにしています。

Filed Under: Online Course

About 石崎 力也

石川県金沢市出身。モントリオール在住。専門スキル:競艇、コピーライティング、DRM、アニメーション。このサイトの運営責任者です。2013年3月に六本木と西麻布で会社を設立し、同年11月までに全てのメディア・広告事業を軌道に乗せる。現在は、家族と一緒に、3か月に1度、住む国を変えながら生活をしています。

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