財務問題および国際問題を考える場合、巷の経済学者が圧倒的かつ根本的に間違っていることが1つあります。財務省に騙されているといったほうがいいかもしれませんね。つまり借金をすることは悪いことであり、膨大な借金をして返済の見込みがないままそれを残せば子供たちの負担になる。だからいまのうちに増税して、返済しておく必要があるのだという議論が家計をたとえにして必ず出てきます。
まず今日考えたいのは「借金ってそんな悪いことか?」ってことと、「95%が国内で賄われている日本国債はちょっと特別なんだぜ」ってこと。