今回はTeachableでSchoolにユーザーを追加する方法というのをやっていきます。Teachableではお客さん自身にサインアップしてもらうことの他にも管理者側から管理画面からお客さんを直接追加することができます。
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Step1. 管理画面から追加できる
まずはSchoolの中のStudentのところに行って、Add Studentでお客さんの名前、メールアドレス、あとはパスワードとかっていうのを決めてあげることができます。パスワードはOptional(任意)なので空欄にしておけばお客さん自身で選ぶこともできます。
Step2. 一般受講生だけでなく色々な種類のユーザーを追加できる
一般受講生だけでなくいろんなユーザーを追加できることを解説していきたいと思います。
2-1. Teachableにおけるユーザーの種類
Studentは受講生、お客さんですが、Studentを追加できる権限のある人は誰なのかという話をする前に、Teachableにおけるユーザーの種類を理解しておきましょう。Teachableでは管理者も含めてユーザー権限がいくつかに分かれています。
- Primary Owner:Schoolの所有者。
- Owner:Primary Ownerと一緒に所有権を所有するようなサブOwnerみたいな感じのイメージです。
- Authors:Primary Ownerという契約者がいて、その下にOwnerという管理者がいて、その下に来るのがAuthorsで、このSchoolの講師です。
- Affiliates:アフィリエイトの権限を持っている人。
- Student:一般の受講生です。
- Custom User Roles:上記のようにTeachableではユーザーによって権限が分かれていますが、カスタムを使うことで権限をカスタマイズすることができます。例えばPrimary Ownerの権限とAuthorsの権限を混ぜるなどができるようになります。ただしCustom User Rolesを使うには高いプランに契約する必要があります。
2-2. Teachableでユーザーを追加できる権限の種類
Studentを追加できる人はPrimary Owner、そしてAuthorです。Authorに米印つけたのは、このOwnerの方からAuthorにStudentを追加できる権限を付与した場合のみAuthorがStudentを追加できるようになるためです。他にはCustom UserでStudentを追加する権限を持っているユーザーであれば追加することができます。
Ownerを追加できる人はPrimary Ownerだけです。Ownerより権限上の人はPrimary Ownerしかいないからです。
Author、これは共同講師のことですね。コースの講師を追加できるのはPrimary Owner、Owner、そしてCustom Userです。
Affiliateは日本語で言うとアフィリエイターのことです。Affiliateを追加できるのはPrimary Owner, Owner、Custom Userです。
Custom Userを追加することができる人はPrimary Owner ただ1人に限られています。Custom Userはいろんな権限を付けることができます。つまりすごく高い権限から低い権限まで付けることができるので、Primary Ownerじゃないと自分の権限を超えられると管理上不具合が起こります。だからPrimary Ownerしかつけられないということですね。
Step3. Schoolにユーザーを追加する方法
では実際にどうやってSchoolにユーザーを追加するかですが、Usersの画面に行くとそれぞれStudentやOwnerなどがあります。それぞれのこの画面の右上に行ってもらうと、Add Studentと書いてあって、ManuallyとImport CSVというのがあります。Manuallyというのはお客さんの名前やメールアドレスを手動で一件一件登録していく方法です。一方、Import CSVというのはBulk Importと書いてあるように複数のお客さんをCSVに入れて、CSVで例えば500人や1000人のユーザーを一度に追加する方法です。あとはユーザーを追加するときに、ユーザーがこのメールを受信する許可くれているかなどをクリックする箇所もあります。
あとはAuthorを追加しようとしたときに、Revenue shareといって、共同講師の場合に共同講師に何%収益配分するかというパーセンテージを入力させられるところがあります。Affiliateに関しても同様に、コミッションのパーセンテージを入力させられるところがあるので、そういう欄も埋める必要があります。
Step4. ユーザーをCSVで一括インポートする方法
ユーザーの追加をCSVファイルで一括インポートするときに、どんなCSVファイルを使ったらいいかっていうことに関して色々な注意点があります。まずは下のような表を作成します。名前、e-mail、パスワード、そしてコミッションが必要な場合はコミッションの列を作ります。
CSVファイルを作成する際の注意点を挙げます。
- 値の間にスペースを入れることはできません。例えば名前の間にスペースを入れてはいけないということです。
- 各値はカンマで区切る必要があります。CSVファイルには2種類ぐらいあって、それぞれの数値をタブで区切る方式と、カンマで区切る2つの方式があります。ここではカンマで区切る方のCSVファイルを出力してください。
- CSVの最初の行として、フィールド名、つまりこの欄の名前を含める必要があります。
- スペースとかピリオドとか引用符とか特殊な文字は使用しないでください。
- 要らない行や、行の間に何か区切りのようなものを入れないでください。シンプルで過不足なく行を追加してくれということです。
- CSVファイルの拡張子は当たり前ですけど.csvとしないとうまくインポートができないということになります。
Step5. ユーザーを完全に削除する方法
最後に、ユーザーを削除したい場合は、削除したいユーザーのプロファイルの中に入っていきます。そして一番下までスクロールしてください。そうすると一番下にDeleteと書いてあって、Delete User Permanentlyというのがあります。このボタンをクリックするとお客さんのデータというのが全て消されるというふうになります。ということで、このようにユーザーの追加や削除ができるのでやってみてください。