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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

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現在の場所:ホーム / アーカイブTeachable

Teachable

Teachableでコースを作成する方法

Last updated on 2018年5月23日 By 石崎 力也

#01_TeachableのBasic&Professionalプランの違い

01

Teachebleには無料のプランを加えると、合計で4つのプランがあります。FreeとBasic、Professional、High Volumeですね。僕がお勧めするのは、Basic($39)かProfessional($99)です。Basicは安く始められる代わりに取引手数料が5%かかりますし、機能の制限もあります。月に10万円ちょっと稼げているのであれば、Professionalプランを使った方が良いです。詳しい機能については、こちらを確認してみてください。

#02_新規コースを作成する

02 1 新規コースを作成する

ダッシュボードにログインして、「COURSES」の右にあるプラスのボタンをクリックすると、新コースを作成できます。そこで、タイトルとサブタイトル、概要を入力して、「Create Course」をクリックするとダッシュボードに新しく作成したコースが追加されます。

02 2 新規コースを作成する

あとは、ダッシュボードで新しく作ったコースを開いて、カテゴリーやURL、サムネイルなどを設定します。全部の設定が完了したら、セーブしておきましょう。

#03_講義コンテンツはビデオがいい?テキストがいい?

03 講義コンテンツはビデオがいい テキストがいい

次にコースのダッシュボードで「Curriculum」を選択し、講義を作成していきます。右上にある「New Section(オレンジのボタン)」でセクションを追加することができます。

レクチャーの形式に関しては、いろんな形式を織り交ぜていくことをお勧めします。Udemyはメインコンテンツは動画なんですけど、動画だけだと重いので、PDFとかクイズとかを追加しているコースの方が人気が高く、よく売れてます。動画以外のコンテンツもプラスすると、受講生ウケが良いんですね。一方で、講師側にもメリットがあります。いつでも動画が撮れるような環境にいる場合は良いですけど、そうではなく、出先でコンテンツを作成しなくてはいけない場合にはテキストコンテンツを作成する方が簡単ですよね。このように、受講生にとっても講師にとってもテキストコンテンツはメリットがありますので、追加してみてください。

#04_Google Driveから動画をアップロードする

04 1 Google Driveから動画をアップロードする

レクチャーは、追加したいセクションの「New Lecture」から追加していきます。適切なレクチャータイトルを入れて(ダッシュボードで変更できます)、「Add File」を選択して、「Choose File」をクリックしてコンテンツを追加します。

04 2 Google Driveから動画をアップロードする

Google Driveにコンテンツを追加してある場合は、 「Google Drive」で「Connect to Google Drive」でアカウントをつなげます。そうすると、毎回手動でパソコンからデータを追加する手間が省けます。アップロードできましたら、右上にある「Publish」を選択するか、カリキュラム画面に戻って該当のレクチャーの一番右端にあるチェックボックスにチェックを入れると、受講生がレクチャーを見ることができるようになります。

#05_テキストコンテンツを追加する

05 テキストコンテンツを追加する

テキストコンテンツは、「Add Text」で追加(入力)していきます。一番下の「Comments」にチェックを入れておくと、受講生からコメントを受け取れるようになりますので、オンにして置いても良いと思います。ちなみに、コメントがあればメールで連絡が届きます。

#06_テキストコンテンツを制作する時のコツ

07 テキストコンテンツを修正する方法

テキストコンテンツが長くなる場合は、適度に見出しを追加したり、ブレットを出したり、画像を挿入して、受講生が見やすくなるように工夫をしてあげると良いです。WordPressの記事にある画像を追加したい場合は、ドラッグ&ドロップでTeachableのコンテンツに追加することができます。自動でレスポンシブ対応になります。

#07_テキストコンテンツを修正する方法 

07

追加したテキストコンテンツを修正したい場合は、コンテンツの右にある「Edit attachment(緑のボタン)」をクリックすることで修正できます。特に、WordPressから文章をコピペした場合は、余計な空白ができたりスタイルが崩れてしまっている場合があるので、プレビューして確認してみましょう。

#08_レクチャーを一括で削除する方法

08 レクチャーを一括で削除する方法

各レクチャーの雲のようなボタンをクリックして「Make downloadable」にすると、受講生がそのレクチャーをダウンロードできるようになります。(動画ならMP4形式で) 目のボタンは「Make free preview」という機能で、セールスページでプレビューできるようになります。一番左にあるチェックボックスは、「Publish/Unpublish lecture」で、Publishしたら受講生はそのレクチャーを見れるようになりますし、Unpublishしたら見れなくなります。こういった作業を複数のレクチャーで一括でやりたい場合は、レクチャータイトルのすぐ左にあるチェックボックスにチェックを入れると、それら3つの機能を一括で設定できます。また、削除ボタンも出てきますので、一括削除することもできますね。

#09_動画レクチャーを一括アップロードする方法

09 動画レクチャーを一括アップロードする方法

動画レクチャーを一個一個追加することもできるんですけど、それは面倒なので、複数のファイルを一括でアップロードしたい場合は、カリキュラム画面の右上にある「Bulk Upload」でまとめて追加していきます。この機能を使う場合は、ファイル名が自動でレクチャータイトルになります。

#10_レクチャーの順番を並び替える方法と一括公開の方法

10 レクチャーの順番を並び替える方法と一括公開の方法

「Bulk Upload」でファイルを一括でアップロードした場合、コンテンツが一番下のセクションに追加されます。なので、適切なセクションに移動させる必要があります。セクションの下にぶら下がっているレクチャーを一括で公開する場合は、セクション名のすぐ左にあるチェックボックスにチェックを入れると、全部のレクチャーにチェックが入ります。それで、「Toggle published setting」を選択すると、すべてのレクチャーが公開されます。

#11_レクチャー名を変更する

Teachableにレクチャー名を一括で変換する機能はないので、一個ずつ手動で変更して行きましょう。

TeachableのDrip機能でプロダクトローンチを実装する方法

Last updated on 2017年8月31日 By 石崎 力也

ジェフウォーカーの提唱したProduct Launch(プロダクトローンチ)。商品を市場に投下することをローンチと言います。まるでロケットがドカーン!(launch a rocket)と打ち上げられるかのように、初動で大きなエネルギーを使って商品を販売します。ジェフウォーカーの見込み客になってみるとわかることですが、彼はマーケティング・オートメーション・ツールのInfusionSoftを使っています。このMAツールで顧客の関係性をマネジメントしています。誰が、いつ、どのURLをクリックしたかをしっかりと計測し、見込み客の動向をベースにして自動化された次のアクションが発火されます。あの華麗な仕組み・・・いったいどうやっているんだろう?と不思議に思った方も多いはずです。あれ、TeachableのDrip(ドリップ)という機能を使って簡単に実装できます。では早速、そのやり方を解説します。

1. まずプランの確認から。

TeachableにはBasic($33.25/月)とProfessional($83.25/月)があります。僕はProfessionalプランを利用しています。よくみるとBasicプランにも Drip course content の機能があるようです。ということで、有料会員であれば(Basic以上であれば)Drip機能は使えます。

SS 1

2. 新規コースを開設する

左サイドメニューバーのCOURSESの右横にあるプラスボタンでも良いし、画面右上のNew Courseでも良いです。クリックして新規コースを作りましょう。販売者からするとプロダクトローンチを仕掛けることになりますが、見込み客からすると無料のコースを視聴することになります。そう、僕らはTeachableのコースの中にプロダクトローンチを埋め込んでいくわけです。

3. プロダクトローンチに使うコースの情報(タイトル、詳細)を記入する

新規コースを作るとコース情報(Information)を入力するように言われます。ここで気をつけるのはSEOだけ。キーワード・リッチとまではいかなくとも適切な検索されうる(Searchable)単語を使ってください。狙ったキーワードの出現率がXX%で・・・とかそういった古いお話はしません。コースの情報を適切に伝えてください。あなたがそのコースに一番詳しいはずなので、あなたの言葉で適切に単語を並べればそれで十分です。

4. Teachableにプロダクトローンチ用の動画をアップロードする

前も説明しましたが、Google Driveでレクチャーを同期しておくと作業の効率がアップします。Teachableへのアップロードもすごい早いですよ。ファイルにレクチャータイトルをつけておいたら、いちいち後でタイトルを変更する必要も無くなるので楽チンです。

5. セクションを作る

Drip機能はセクションごとに適用されます。もし1日に1個の動画を配信して5日目にセールスをしたいのであれば、5つのセクションを作り、それぞれのセクションに1つずつレクチャーを入れていくことになります。

  1. Curriculumの画面の右上にあるオレンジ色のNew Sectionをクリック
  2. Section Nameにセクションの名前を記入
  3. セクションにレクチャーを格納する

6. Dripでスケジュールを設定する

  1. 右側のSet Scheduleをクリックする
  2. コース受講直後(メルマガ登録直後)に動画を見れるようにしたければ 0 days
  3. コース受講(メルマガ登録)の次の日に動画を見れるようにしたければ 1 days
  4. コース受講から(メルマガ登録から)2日後に動画を見れるようにしたければ 2 days

0日目はコース受講直後って意味です。僕の場合は、1本目のコンテンツはメルマガ登録直後に見てもらいたいため 0 daysを設定し、次の動画コンテンツに 1 days、その次の動画コンテンツに 2 days・・・と設定してゆきます。

7. 動画が公開されたらTeachableからメール通知が届くようにする

  1. Set an Email Announcement をクリック
  2. Email Subject:件名(例…2日目のコンテンツにアクセスできるようになりました。)
  3. Email Body:本文

TeachableにライバルであるThinkificにはこの機能がありません。もしThinkificでプロダクトローンチを実装したければMailChimpとの合わせ技が必要です。結構ややこしいんです、これが。Teachableだったら動画が公開されたら自動でメールを送ってくれます。これすごい便利ですよね。メール本文からすぐに動画コンテンツにアクセスできるようにURLを貼り付けておくとユーザビリティはアップしますね。

8. Teachableで受講生(見込み客)からコメントをもらう設定をする

10 Teachableで受講生からコメントをもらう設定

これ簡単です。各レクチャーにアクセスして Comments を Onにすればいいだけ。プロダクトローンチの最大の鍵は「コメントだ」と言い切る人もいます。広告業界で使われるインボルブメントの法則ですね。一慣性の法則で説明する人もいます。見込み客が動画に対してコメントすることで「これは大事な取り組みなんだ」と自分自身を説得します。販売者の僕たちがセールスを仕掛けても「これは大事な取り組みだから購入する必要がある」と見込み客が商品の購入を肯定します。だから成約率が上がります。このコメントに対して1個1個、返信をすると見込み客との信頼関係をより強くできます。

9. 商品を販売する(ローンチする)

最終日(Dripの最後の日)に商品を販売しましょう。ジェフウォーカーは動画の中でセールスをします。僕の場合はメールの中でセールスをします。どっちでもいいと思います。動画で売るのか、文章で売るのか。僕は文章で売るのが得意なので、セールスは基本的にテキストで行います。セールスページのリンクを貼ることで、プロダクトローンチは完成します。

Teachableの使い方

Last updated on 2017年8月10日 By 石崎 力也

Teachableの使い方に関する記事です。英語圏では人気のシステムですが、まだ日本ではローカライズされておらず、しかもユーザー数も少ないため検索エンジンを叩いても日本語のリソースはほとんど出てきません。もちろんTeachableを使いこなしている日本人もわずかですがいます。特にUdemyのようなマーケットプレイスで成功した日本人の先生たちが「じゃあ今度は自分たちでも販売してみるか!」ということでTeachableを導入するパターンが多いようです。Udemyのようなマーケットプレイスで成功してからTeachableを導入してもいいし、いきなりTeachableでオンラインコースを販売するのでもいいと思います。どっちが良いとか、どっちが悪いとかそういう問題ではありません。あなたがどのような商品を持っており、どのような販路でそれを売りたいかによって、マーケットプレイスを使うかTeachableを使うは変わってきますので。

さて早速ですが、Teachableの使い方を解説してゆきます。

コースの作り方

さっそく、コースを作りましょう。

1. 新しいコースを作る

管理画面で左サイドメニューバーにあるプラスのアイコンをクリックするか、画面右上のNew Courseをクリックします。

04 Teachableでプロダクトローンチ用の新規コースを開設する

2. コースの情報を記入する

検索可能なキーワードを使いましょう。あまりにもクローラーを意識して文章を作るとぎこちないセンテンスになってしまいますので、適切にコースを説明するだけでOKです。

  • Name:コースタイトル(例:WordPressブログの更新通知をMailChimpのメールで送信する方法)
  • Author:インストラクター
  • Subtitle:コースのサブタイトル(例:WordPressで構築したブログの更新通知をMailChimpのキャンペーンを使ってメールで送信する方法をお伝えします。)
  • Description:コースの詳細(例:WordPressのブログを新規投稿した時に、メールアドレスを登録してくれた読者にメールでプッシュ通知する設定を紹介します。アメブロには記事が投稿されると、読者登録をしている人にメールで通知が行きます。それと同じことをWordPressでも実装していきましょう。ちなみにWordPress Pluginは利用しません。)

すべての入力が終わったら右下のCreate Courseをクリックします。

3. レクチャーをアップロードする(Bulk Upload >> Google Drive)

コースの情報を記入してCreate Courseをクリックしたら左サイドメニューバーのCurriculumに遷移されるはずです。すでに動画レクチャーが出来上がっているなら、ここからアップロードしてくれ!ってことですね。1個1個アップロードするのもいいですが、僕は怠惰な人間なので何でもかんでも一気にやってしまいたいタイプです。ここではBulk Upload(一括アップロード)を紹介します。

  1. 右上のBulk Upload
  2. Google Drive
  3. 動画を複数選択する
  4. 右下のSelect X files
  5. 右下のUpload

06 Teachableにプロダクトローンチの動画をアップロードする

すでにGoogle DriveにSync(同期)されているのでアップロードが早いです。以前、Googleのアカウントマネジャーに電話で連絡したところ「タグを張り替えるだけだからね」と言っていました。なるほど。改めてアップロードとかしているわけではなく、ただ単に「じゃあ君はTeachableに行ってね、ペタ」とタグを張り替えられているだけなんですね。だからあんなに早いんだ。今後、僕のようにデジタルコンテンツを販売して生計を立てて行きたい方はレクチャーができたら自動でGoogle Driveで同期する設定にしておくと仕事の効率が上がります。

TeachableのDrip機能でプロダクトローンチを実装する方法

TeachableのDrip機能でプロダクトローンチを実装する方法

Teachableで作ったオンラインコースをUdemyで販売する方法

あなたは何のためにTeachableでスクリーンキャスト動画を作るのでしょうか?あなたのインセンティブは?僕の場合は、もっぱら「お金」です。YouTubeにアップロードして広告収入を得たり、YouTubeの説明欄で取ったリストに対してデジタルコンテンツを販売したり、Udemyでオンラインコースを販売したり。そうですね、Udemyからの収益は月々30万円ほどです。例えばこの記事を書いている直前の月収入は$3234.76でした。だいたい35万円強くらいでしょうか。もしあなたがUdemyでオンラインコースを販売したい場合はこの記事(石崎式!Udemy講師になってオンラインコースを販売する方法)が役にたつかもしれません。

 

新コース!マーケティングオートメーション 上級:Teachableで月額課金のオンラインコースを作る方法

Last updated on 2017年7月6日 By 石崎 力也

コースタイトル:マーケティングオートメーション 上級:Teachableで月額課金のオンラインコースを作る方法

価格:24,000円

コースの説明:このコースでは、簡単にオンラインスクールを構築できるTeachableを使用します。講師はTeachableのProfessional Plan($99/m)を使っています。上位のプランになるとPayment methodに月額課金が加わり、毎月一定額をチャージするビジネスモデルを作れるようになります。

なぜ僕たちは月額課金のビジネスモデルを作る必要があるのでしょうか?世の中にはフロービジネスとストックビジネスがあります。フロービジネスは字義通り決済が流れて(flow)ゆきますので、積み重なるものがありません。一括決済だけなので、1人のお客さんから得られる収益は最小化されてしまいます。一方のストックビジネスは、一旦顧客に契約をしてもらえれば、こちらから新たなアクションを起こさずとも毎月決まった日に決まった額を自動課金できるので、ビジネスが安定します。顧客一人当たりの単価も上昇します。ソフトウェアのライセンスやウェブサービス利用を月額課金で提供すれば、ほぼメンテナンスなしで毎月一定額の収入を見込めます。

もちろんいいことばかりではありません。例えば会員制ビジネスを作れば、毎月のようにコンテンツを制作する必要があるかもしれません。あるいは顧問契約を販売するのであれば、毎月の役務の提供が必要になるでしょう。しかしこういった「面倒臭さ」を考えても、やはり月額課金のビジネスモデルは次の点で魅力的です。

  • 来月の収益が見込めるので事業が安定する
  • 顧客が増えれば増えるほど収益が増大する
  • 顧客数が一定数を超えると集客をしなくてもよくなる

レクチャーから抽象的な内容を排除するために、デモンストレーション・ベースで撮影を行いました。石崎が新しく事業を作るなら、こういうプロセスで、この値付けで、こういった商品を毎月提供するといったことを詳しく説明しています。今回は事業の題材として「英会話」を選びました。情報商材のように「この教材を買えば英語がペラペラになります」と約束するのではなく、あくまでも月額課金の契約で「毎月、英作文を丸暗記したらいずれ英語が話せるようになります。英作文はネイティブが添削をいたします」というサービスを販売します。あなたが英語の先生だとして、英会話のサブスクリプション・モデルを導入する場合、どのようなサービスを提供するでしょうか?「私ならこうする!」と思考実験をしながら、レクチャーを視聴していただければと思います。

さて、もう一度このコースで使うツールを確認しましょう。

  1. Teachable
  2. MailChimp
  3. Zapier
  4. WordPress
  5. Conditional Widget
  6. Photoshop
  7. Envato Element

このコースはTeachableの使い方に関してのコースなので、MailChimpとZapierの説明は必要最低限にとどめます。マーケティングオートメーションを勉強している方ならピンとくると思います。まずはセールスファネルを描いて、無料プレゼントからフロントエンド商品販売の流れを自動化します。MailChimpのリストで作ったグループ(属性)を、Zapierで自動更新しながら顧客との関係をアップデートしてゆきます。WordPressでブログを更新したとしましょう。あなたは「英会話の勉強法」に関する記事を書きました。その記事は「英会話」というカテゴリーに属しています。プラグインのConditional Widgetを使えば「英会話カテゴリーに属する記事の直下で指定のバナーを表示する」という条件を作ることができます。

Envato Elementで有料ダウンロードしたバナーをPhotoshopで加工すれば、ものの数分で綺麗なバナー広告が完成します。このバナー広告をWordPressの記事直下に表示します。英会話の記事の下に、例えば「あなたの英会話が上達する魔法の11ステップ(無料eBook)」というオファーを表示したとします。そのオファーに応じる人はきっと英会話に興味のある人でしょう。だからZapierを使って、自動でMailChimpのGroupを「英会話」に更新するわけです。ListのGroupが「英会話」に更新された瞬間、MailChimpのAutomationが発火します。英会話の月額課金ビジネスを販売するための一連のメールが流れます。日本ではステップメールと呼ばれるものですね。

実は上の2パラグラフは、このコースの中で実演されている内容そのものです。もしあなたが上の説明を聞いて「ああ、それなら自分で実装できる」というのであればこのコースを受講する必要はないかもしれません。また「うーん、ややこしいなあ」と思った人にも不向きなコースです。正直にいって、コースの中で話されている内容はかなりテクニカルです。若干の数学的な知識(数1、数Aの集合)も必要です。このように受講する人をひどく限定するコースです。言うまでもなく、現時点ではそれほど知識がなくても「マーケティングオートメーションをマスターしたい!」という意気込みがあれば誰でもMAを習得できるように講義を構成しましたので、ご自身で手を動かしながらレクチャーを視聴していただければと思います。

Teachableでマーケティングオートメーションを実装する7ステップ

ここにオススメの学習方法があります。以下の7ステップに従って講義を受講するとスムーズに月額課金のビジネスモデルができるようになっています。

  1. 事業のコンセプトを構想する…どのような顧客にどのような商品・サービスをいくらで(プライシング)提供するか決定します。
  2. コンテンツを制作する…顧問契約のように役務の提供であればコンテンツは不要ですが、そうでない場合は数ヶ月先のコンテンツを作っておくと良いでしょう。
  3. Teachableでセールスページを完成させる…Teachableでセールスレターを作れば簡単に1カラムの綺麗なLPが完成します。決済リンクも自動で挿入されます。
  4. 無料プレゼントを用意する…オススメはPDFで作るeBook(電子書籍)です。無料レポートの中に先ほど作ったLPのリンクを挿入します。この無料コースはTeachableで提供します。
  5. WordPressにConditional Widgetを設置する…指定カテゴリーの記事直下に指定のバナー広告を表示するよう設定します。
  6. MailChimpでAutomationを作成する…ステップメールを作ります。リード(見込み客)との信頼を構築するために素晴らしいコンテンツを継続的に提供します。
  7. ZapierでMailChimpのGroupを更新する…Zapを作ります。TriggerはTeachableのNew Sale/New Enrollmentで、ActionはMailChimpのUpdate Subscriberです。

特典

  • ダウンロード可能なビジネステンプレート
  • 講師に直接質問できるプレミアムサポート
  • あなたのサイトやビジネスの無料診断

前提条件

  • Teachable
  • MailChimp
  • Zapier
  • WordPress(講師はGenesis Frameworkを利用)
  • Conditional Widget
  • Photoshop(別ソフトでも代替可能)
  • Envato Element(購入は任意)

このコースで学べること

  • Teachableの使い方
  • マーケティングオートメーション
  • Photoshopでバナー広告を作る方法
  • Conditional Widgetの使い方
  • MailChimpのオートメーション(ステップメール)
  • Zapierで顧客属性を自動アップデートする方法

このコースの対象

  • オンラインスクールの運営者
  • オンラインサロンの運営者
  • デジタルコンテンツの販売者
  • 情報商材の販売者
  • メルマガ発行者

30日間の返金保証付きです。さあ今すぐ受講しましょう!

最近バックパッカーをよく見かける金沢より心を込めて…

石崎力也

Teachableでマーケティングオートメーションを実装する7ステップ

Last updated on 2017年7月6日 By 石崎 力也

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最近話題のマーケティングオートメーション。MA(エムエー)なんて呼ばれたりもしていますね。実はこのマーケティングオートメーションは個人でも実装できます。あなたのようなWebマーケティングに詳しいフリーランスや個人事業主、中小企業のおっちゃんでも導入できるんです。日本ではまだ概念自体もローカライズされておらず、いったい全体、マーケティングオートメーションってなんぞや?という状況ですので、もしかしたらあなたも自分には関係のないコンセプトだと思っているかもしれません。断定しましょう。あなたに関係あります。少なくとも、僕のようにメールマーケティング・リストマーケティングでデジタルコンテンツを販売している人には超関係があります。他にも…

  • オンラインスクールの運営者
  • オンラインサロンの運営者
  • デジタルコンテンツの販売者
  • 情報商材の販売者
  • メルマガ発行者
  • 顧問契約の提供者
  • ニュースレタービジネスの運営者

インターネットでコンテンツを販売している人であれば、誰でも使える手法です。「マーケティングオートメーションって言ったって、どこまで自動化できるんだよ」と思っているかもしれません。こちらも単刀直入に「集客を除く全部」とお答えしておきます。本場アメリカのMAは、集客を含むすべてのプロセスを自動化しています。例えばPPC広告やFacebook広告を使ったり、ライターを雇ったりして、継続的に新規顧客の開拓をする仕組みを含めて、マーケティングオートメーションと呼んでいるようです。僕らのような中小企業の場合はそこまでやる必要はありません。コンテンツマーケティングやオウンドメディア構築のノウハウを内省化して、自分あるいは従業員がブログをコツコツと書いていれば、集客は簡単に達成できるからです。今回は、Teachableにコースやサービスをのせてゆきます。デジタルコンテンツの販売者は必見です!次の7ステップに従って作業をすれば、誰でもマーケティングオートメーションを実装できます。

  1. 事業のコンセプトを構想する:どのような顧客にどのような商品・サービスをいくらで(プライシング)提供するか決定します。
  2. コンテンツを制作する:顧問契約のように役務の提供であればコンテンツは不要ですが、そうでない場合は数ヶ月先のコンテンツを作っておくと良いでしょう。
  3. Teachableでセールスページを完成させる:Teachableでセールスレターを作れば簡単に1カラムの綺麗なLPが完成します。決済リンクも自動で挿入されます。
  4. 無料プレゼントを用意する:オススメはPDFで作るeBook(電子書籍)です。無料レポートの中に先ほど作ったLPのリンクを挿入します。この無料コースはTeachableで提供します。
  5. WordPressにConditional Widgetを設置する:指定カテゴリーの記事直下に指定のバナー広告を表示するよう設定します。
  6. MailChimpでAutomationを作成する:ステップメールを作ります。リード(見込み客)との信頼を構築するために素晴らしいコンテンツを継続的に提供します。
  7. ZapierでMailChimpのGroupを更新する:Zapを作ります。TriggerはTeachableのNew Sale/New Enrollmentで、ActionはMailChimpのUpdate Subscriberです。

さて、これからデモンストレーションする過程で題材が必要になります。題材は「英会話」です。英会話のサービスを月額課金で提供するビジネスを構築してゆきます。この題材設定のプロセスそのものがSTEP1「事業のコンセプトを構想する」にあたります。では、早速ですが実践的な内容に入ってゆきましょう。

1. 事業のコンセプトを構想する

誰に何を売るのかを決めます。米国No1マーケターのダンケネディに言わせれば、事業コンセプトの段階でUSP:Unique Selling Proposition(固有の売り込み文句)を設定は必須である!となるでしょうが、そこまで考える必要はありません。慣れてくれば、何が売れて何が売れないかは感覚的にわかるようになってきます。一方で、市場に商品を投下するまでは何が起こるかわからないもの事実です。真実はMarketにあり、です。市場からレスポンスをもらうまでは、Marketerは何も知らないのです。これだけ商品の投下が簡単になった今日、商品を売る前にあれこれ考えるよりかは、まず商品を作って市場に聞く方が合理的です。さて、今回は次のような事業のコンセプトを作りました。

  • 誰に:英会話を学びたい人に
  • 何を:英作文の添削サービスを
  • いくらで:月額29800円で提供する

2. コンテンツを制作する

今回は添削サービスを販売するので、提供するのはコンテンツではなく役務です。毎月、生徒から提出される英作文を添削します。コンテンツを提供する場合は、最初の数ヶ月分のコンテンツを作っておくといいです。コンテンツを先に作るとセールスレターやステップメールが書きやすいですから。ところでどんなコンテンツを提供すればいいでしょうか?Teachableにアップロードできるコンテンツであればなんでもいいですが、王道は「動画」でしょう。.mp4のコンテンツを提供します。ニュースレタービジネスの場合は、ニュースレターを提供します。オフラインで提供するなら印刷・配送コストがかかりますけど、オンラインで提供するならほとんどコストはかかりません。PDFを作るだけでOKですから。いくつかのケースを紹介します。これらは実存する米国で超儲かっているビジネスモデルです。

  • 書きかけのセールスレターを解説するサービス(音声とニュースレター)…年額$999
  • 各界の著名人に起業家がインタビューするサービス(CDと書き起こし冊子)…月額$49
  • 最新のマーケティング情報を解説するサービス(動画)…月額$49

なんで儲かっているっ言い切れると思います?理由は2つあります。1つは、制作費が超安い。著名人にインタビューするサービスでさえ、1回につき$20000(200万円くらい)を払えば大抵どんな人でも応じてくれるとのことでした。ちなみに過去にはヴァージンアトランティック航空のリチャードブランソンや、ノーベル平和賞を受賞したアルゴア副大統領も登場していました。彼らほどのセレブリティでさえ、たったの200万円でインタビューに応じてくれるんですね。アルゴア副大統領のレベルであれば、セキュリティ費用とかがかさみそうですが、それは別料金なんでしょうか。

話が逸れました。何れにせよ制作費が安い。書きかけのセールスレターを解説するサービスなんて、ほぼゼロコストですよね。これが1つ目の理由。2つ目の理由は、このサービスが何十年も続いているからです。収益性の悪いビジネスは潰れるのが掟です。続いているってことは儲かっているってことです。え、なんでそんなに詳しいかって?…白状しましょう。僕が彼らの顧客だからです。上の3つのサービスだけでなく、こういった月額課金のビジネスをいくつも申し込んでいます。ちなみにどんなサービスに申し込んでいるかは聞かないでください。僕の大事なネタ元なので。さてあなたはどんなコンテンツを制作するのでしょうか?色々考えてみてください。あなたもいくつか米国圏のサービスに申し込んでみてはいかがでしょうか?ビジネスの着想が得られますよ!

3. Teachableでセールスページを完成させる

さて、Teachableでセールスレターを完成させましょう。日本ではLPとかセールレターって呼ばていますけど、TeachableではSales Pageと表記されています。あんまり深く考えなくていいです。商品に関する事実を上から順番に羅列するだけでセールスレターは完成します。コピーライティングの原則に従って次のプロセスに従って書くともっと効果的です。成約率が上がるかもしれません。確約はできませんけど…

  1. 興味(英会話は丸暗記で習得できるって知っていますか?)
  2. 信頼(私もこの商品で英語がペラペラになりました!)
  3. 行動(限定5人、特典付き、30日間の返金保証あり)

コピーライティングの紹介をしているわけではないので、詳しくは説明しません。それよりもTeachableの機能を見てゆきましょう。まずコースを新規作成します。右上のNew Courseからコースを作成します。あるいは左サイドバーの+ボタンをクリックしても作成できます。次にName、Author、Subtitle、Descriptionを埋めてゆきます。左から順にコースタイトル、インストラクター、タグライン、コースの説明のことです。Create CourseをクリックしたらCurriculumの画面に遷移します。セールスページに戻ります。今回、販売する「英会話塾」のセールスレターで使った機能を紹介してゆきます。

Testimonialで吹き出しを作る

テスティモニアルは推薦文とかユーザーレビューのことなんですけど、Teachableのテスティモニアルは吹き出しにも使えます。今回は、石崎がセールスレターの冒頭で後輩に質問するという出だしなので、それに回答する後輩の発言をテスティモニアル形式で表示します。

02 テスティモニアル

Add ImageでEnvato Elementから有料ダウンロードしたキャラクターアイコンを挿入します。で、これをポンポンポンと3つ挿入していくとこんな感じになります。

2017 07 06 13 26 33

キャッチとして成功しているでしょ!なんかいい感じのセールスレターって雰囲気が出てきませんか?作っている当人だからそう思いたいだけかもしれませんが。何れにせよセールスレターの出だしは、販売者がどれだけ「ちゃんとしているか」を測る指標になります。怪しい商品を売る人はやっぱり出だしから怪しいし、ダサい商品を売る人はこちらもやはり出だしが怪しくなるんです。まるで小説家が一行目にエネルギーを注ぎ込むように、デジタルコンテンツの販売者はヘッドライン(出だし)にエネルギーを注入する必要があります。

セールスレターの基本はサブヘッド+文章

ヘッドラインを書き終えました。あとはサブヘッド+文章の繰り返しです。サブヘッドは、Testimonial機能を使った時と同じやり方で挿入できます。

  1. 挿入したい場所でInsert new block
  2. Add background image block
  3. Custom Sourceから写真を選ぶ
このCustom Sourceは超便利です。写真がすでに用意されているんです。サブヘッドの背景として利用したいイメージを選択して、アップロードします。そのまま文章を打ち込んでいくと、白背景に白文字で読みにくくなるので、次の2つで調整します。
  1. Center textにアライメントする
  2. フォントを30pxにする
  3. Overlayで背景を暗くする
03 overlay
 
これでサブヘッドが完成しました。ちなみに説明を省きましたが、サブヘッドって見出しのことです。次に続く文章のまとめみたいな感じです。サブヘッドがあると読みやすくなるんですよね。さて次です。文章を書いていきます。例えばサブヘッドで「時間がなくても英会話を身につけた有名人」と書いたのであれば、続く文章は時間がなくても英会話を身につけた有名人について、である必要がありますね。文章にはリッチテキストを使います。
  1. 挿入したい場所でInsert new block
  2. Add rich text block
  3. 文章を挿入する

あとはリピートするだけ。サブヘッド+文章で、レターを書き上げます。今回、題材として利用した英会話塾のセールスページはこんな感じになりました。

参考LP:http://school.thisisenglish.jp/p/english-conversation

さてセールスレターが完成したらプライシングを設定していく必要があります。今回は月額課金のビジネスモデルを題材に選んでいるので、subscriptionを選択します。2017年7月現在、TeachableのライバルであるThinkificはJPYの小数点に苦戦しておりまだ完全にローカライズできていませんが、Teachableは問題なくJPY(日本円)を使えます。今回は月額29800円のモデルなので、JPY29800を設定します。月々の支払いなので、per monthを選びます。年額払いも選択肢に入れたいなら per yearを用意しましょう。

4. 無料プレゼントを用意する

次です。メールアドレスを取得するための無料プレゼントを用意します。オススメは無料eBookです。なぜなら有料商品を動画で提供するので、無料プレゼントで動画を渡すと消化不良を起こすというか分量が重すぎるからです。お客さんは無料プレゼントだけで「おえ」ってなってしまいます。だからここは無料eBookのようにコンパクトで、しかも何度も読み返すことのできるコンテンツがいいのです。MacユーザーはPages、WindowユーザーはWordを使って書きあげましょう。各々、プリインストールされているテンプレートが綺麗なのでそれを使うといいですね。僕は一からベタ書きします。Envato Elementやiconfinderを使って適宜アイコンを入れながら、お客さんが満足するようなコンテンツを制作していきます。過去に作った無料eBookのいくつかを紹介しておきます。この程度のレベルであれば、お客さんは「タダでもらって嬉しい」と思ってくれるようです。実際にそういうフィードバックをお客さんから頂いているので。

  • 石崎式TOEIC勉強法
  • 語源で覚える英単語記憶術
  • 短期間でマスターするTOEIC文法講座
  • 講座黄金のパラフレーズ講座

ちなみにこういった無料eBookは、集中的に訓練すれば簡単に作れるようになります。こちらはうちのお客さんが初めて作った無料eBookです。集中的に訓練するって言ったって、2〜3時間ほどやり方を勉強してレクチャーを視聴しながら手を動かすとこの程度のものであれば簡単に作れるようになります。

  • PagesでクールなデザインのeBookを作る方法 

5. WordPressにConditional Widgetを設置する

ここからいよいよマーケティングオートメーションっぽくなってきます。マーケティングオートメーションの基本は、適切なコンテンツを適切なリードに適切なタイミングで渡すことですよね。でもどうやって僕たちはお客さんの興味を知ることができるのでしょうか。WordPressのプラグイン:Conditional Widgetはその点において超優秀です。例えば、りんごのブログ記事を書いたとしましょう。検索エンジン経由で来た人で、その記事を読んだ人は、おそらくりんごに興味があると推測できます。もしりんごのブログ記事の直下に(After Entry)「おいしいりんごを見分ける3つの方法(無料eBook)」を用意しておいたら一定数の人はその無料eBookを請求するでしょう。MailChimpのListで「食べ物」というGroupを作り、その下に「りんご」「みかん」「ぶどう」というラベルを作ります。先ほど「おいしいりんごを見分ける3つの方法(無料eBook)」を請求した人を「りんご」とグルーピングして何か問題はあるでしょうか?たぶん、マーケティング的には合理的な正しい施策ということになりそうです。で、このConditional Widgetというプラグインは、指定のカテゴリーにぶら下がる記事の直下で指定のWidgetを出してくれるのです。WordPressに「りんご」「みかん」「ぶどう」と3つのカテゴリーを作り、りんごカテゴリーの記事直下(After Entry)にりんごの無料eBookをオファーするWidgetを表示するという命令文をこのプラグインで作っていくのです。

まずは無料プレゼントのLPを完成させます。これは有料商品を販売するものとは別に用意する必要があります。さらにフォトショップでバナーを作る必要もあります。バナーはEnvato Elementにテンプレートがあるので、それをチョチョチョとフォトショップでいじってあげればものの数分で完成します。で、そのバナーをWidgetのテキストに貼り付けます。さらにバナーから無料プレゼントを提供するためのLPへとリンクを貼ります。

05 after entry

次にコンディションを決めてゆきます。Conditional WidgetのConditionalは条件付きのって意味なんですね。僕たちが命令文を書きます。条件を作るわけです。その条件に合致する時のみ、ウィジェットが表示されます。今回の題材であれば、英会話カテゴリーに属している英会話記事の直下(After Entry)で英会話に関する無料プレゼントのバナーを表示したいわけです。設定は次のようになります。

  1. Enableにチェックを入れる
  2. ドロップダウンメニューからShowを選ぶ
  3. バナーを表示したいカテゴリーにチェックを入れる
  4. 保存をクリックする
06 conditional widget
 

これでConditional Widgetの設置は完了です。

6. MailChimpでAutomationを作成する

さて商品を売るための導線としてステップメールを用意しましょう。MailChimpではAutomationと呼びます。 まず最初にListメニューからGroupを作成してゆきます。商品数が増えたり、あるいは1つのリストでたくさんの顧客を一括管理したい場合はGroupの知識は必須になります。もちろんマーケティングオートメーションを実施する上でも重要な概念になります。

今回は、Thisisenglish Online School Newsletterというリストを使います。このリストには英会話に興味あるお客さんだけではなく、英単語の覚え方やTOEIC、TOEFLの勉強法に興味のあるお客さんがごちゃ混ぜになっています。彼らを一緒くたに扱うわけではなく、グルーピングをしながら属性を分けてゆきます。あなたは「英単語」、あなたは「TOEIC」、あなたは「英会話」といった具体にペタペタとお客さんにラベルを貼っていくようなイメージです。「英単語」に興味のある人には英単語のAutomationを流し、「TOEIC」に興味のある人にはTOEICのAutomationを流すという仕組みを今から作っていくわけですね。

07 group

  1. Manage contacts
  2. Groups
  3. グループカテゴリーの名前を記入(例:興味属性)
  4. グループの名前を記入(例:TOEIC、英会話、英単語)
  5. Save

次です。オートメーションを作ります。Add Automationで、Joins List Groupというフォーマットを選びます。Name your automationに適宜名前を入れてください。Select a listから適切なリストを選びます。題材ではThisisenglish Online School Newsletterを使います。

08 update trigger

次にTriggerの設定をしてゆきます。第1通目は、リード(見込み客)のグループ属性が変わったらすぐにメールを送信したいので、いわゆる自動返信のような動きをしてもらいです。その設定は次の通り。

  1. Delay > immediately
  2. Settings > 指定のグループを選ぶ
  3. Update Triggerをクリックする

自動返信では何を送信すればいいでしょうか?ここはなんでもいいです。題材では50%OFFのクーポンを直ちに発行しました。月額課金なので初月だけ29800円の半額=19900円でお試しできるというオファーです。いきなり商品の販売をすることに抵抗のある人は社交辞令なり自己紹介なりを挿入すればいいのではないでしょうか。

Automationはシークエンスです。シークエンスなので一連のメール群を作る必要があります。先ほど作った自動返信、2通目、3通目、4通目・・・という具合に。このメールには2タイプあります。

  1. ソフトセル(コンテンツを提供し追伸で有料商品のLPへ飛ばす)
  2. ハードセル(有料商品の販売を目的としたメールを送信する)

オススメは7の倍数でAutomationを作ることです。7通や14通を24時間に一回のペースで配信してゆきます。もちろんAutomationは、あなたが伝えたい思いを全て詰め込めばいいので、それが10通になっても20通になっても構いません。僕がかつて販売していた高額商品は最初のセールスが入るまで45通ものステップメールが用意されていました。それでも商品はバンバン売れていくんですね。なぜなら僕が伝えたいことを45通に渡って精一杯伝えたからです。44通でもダメだし、46通でもダメだった。ステップメールの45通目書き終えた段階で「言いたいことは全て言い切った」と自信を持って言い切れる状態にしたので、それまでセールスを一切入れなかったのです。まあそういう過剰なパターンでも物が売れるってことを知っておいてください。さて題材では次のような一連のシーケンスを作りました。上から順番に、自動返信(1通目)、ソフトセル(2通目から9通目)、ハードセルのメール(10通目)になっています。

自動返信

スクリーンショット 2017 07 06 17 59 20

ソフトセル

スクリーンショット 2017 07 06 17 59 36

ハードセル

スクリーンショット 2017 07 06 17 59 50

7. ZapierでMailChimpのGroupを更新する

いよいよ最後のステップです。ようやくここまできました。ああ長かった。今日の午前からこの資料を作り始めて、今はもう午後6時です。こんな風にして1つ1つのPDFやブログ記事が完成しているわけです。昔はテキトーに記事を書いてテキトーにアップロードしていたんですけど、そういった記事がいまになってちっとも僕のことを助けてくれていないので、いよいよ重い腰を「よいしょ」とあげて、割とクオリティの高い記事を制作し始めた次第です。そしたらなんと、前よりも労働量がガクッと減っちゃって・・・。あれ、じゃあ最初から良いコンテンツを作り続ければよかったじゃないかと今になって思うわけです。ああ、フリーランスとしてここに到達するまで長かったな、本当。ま、いいや、本題に入りましょう。

いちいちMailChimpにログインして手動で顧客属性(グループ)を更新していてはマンパワーが全く足りないので、自動化できることは全部自動化してしまいましょう。TeachableとMailChimpをZapierをくっつければ、自動化されます。Zapierには「Trigger:引き金」と「Action:行動」の2つが用意されています。今回の場合であれば、英会話の無料プレゼントに申し込みがある・・・これがTriggerとなり、それを引き金としてMailChimpのGroupを更新するというActionが発動するわけです。まずはZapierにログインしてTeachableとMailChimpのアカウントを接続してしまってください。あとで作業が楽になりますので。

09 trigger

まずはTriggerから作っていきましょう。設定は次のようになります。

  1. Choose App > Teachable
  2. Create Action > New Enrollment
  3. Add a Filter
  4. ドロップダウンメニューから”Course ID” “Exactly Matches”を選択
  5. TeachableからCourse IDを取得しコピペする

次にActionです。ここ、理解しようとすると時間がかかるので、同じ設定にするだけでOKです。英語を読める人はカスタマイズしてもいいかもしれません(ただし設定をミスると動きません)。

10 action

  1. Choose App > MailChimp
  2. Create Action > Add/Update Subscriber
  3. Set Up Template
  4. List > 指定のリストを選択する
  5. Subscriber Email > User Email
  6. Double Opt in > no
  7. Send Welcome Email > no
  8. Update Existing > yes
  9. Replace Groups > yes
  10. Group > 指定のグループ

このActionの設定を間違えると、仮に見込み客が無料プレゼントに応じたとしてグループが更新されず、先ほど設定したMailChimpのAutomationが流れなくなりますので気をつけてください。

以上で7ステップが完了しました。参考になりましたでしょうか。マーケティングオートメーションを実装すると、顧客との関係をいちいちマネジメントしなくてよくなりますので、コンテンツメーカーはコンテンツを作ることに専念すればいいし、ブロガーはブログを書くことだけに集中できます。ちなみに$1000(10万円)くらいの商品であれば、マーケティングオートメーションでポンポンと売ることができます。イヤラシイ言い方に聞こえた場合は、ごめんなさい、謝ります。でもこれ事実なんです。だからマーケティングオートメーションを実装している僕からすると、10万円以下の商品を売るのにどうして人間のセールスが必要なの?と不思議に思うわけです。もしあなたが単価10万円以下の商品を人的に(足を使って)販売しているのであれば、それはいずれロボットに取って代わられる仕事であるのは間違いないですし、今あなたが決心をしてMAを実装すればその作業は完全に自動化できるということでもあります。肩の力を抜いて書きましたが、どうやら慢性的な肩こりが再発したようです。近くのスーパー銭湯にでも行って、体を休めてきます。それでは、良い1日を。

石崎力也

石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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