今回はTeachableで受講生のEメールのオプトアウト状況をチェックする方法をやっていきます。
スクールからいろんなメールを自動や手動で受講生に出すことができます。しかしながら受講生からすると、そのメールは一部ちょっとうるさいなと感じることもあるでしょう。そういうメールを一部解除して受け取らないようにオプトアウトの設定ができるのでその方法を管理者として理解するとともに、管理者側が受講生のオプトアウトの状況を確認する方法をご紹介していきます。(※オプトアウトはオプトインの反対語)
Step1. Teachableでスクールから受講生に届くメールとは
まずはスクールからどういうメールが届くかを知りましょう。これは僕が送ったメールです。特定のコースを受講してる人だけに手動で送ったメールで、こういうふうに書いてます。受講生がこのリンクをクリックすると、そのメールを受け取らない設定ができます。他には例えば1ヶ月ごとにコースのモジュールを見せていくドリップコンテンツという仕組みで提供しているコースの場合、今月のモジュールが公開されたことを自動でメールで通知します。それも、こういうメールに含まれていますね。ただ、このメールは、解除できないみたいなんですけど、それも後で解説しす。
Step2. 受講生がスクールからのメールにオプトインする方法
まずはスクールからのメールに受講生がオプトインする方法がどうなっているかを見ていきましょう。スクールにサインアップするところでオプトインについての項目が出てきます。サインアップボタンを押すとサインアップのページに遷移します。ここで表示されるのが、I agree to receive promotional and instructional emails from Scool という文言です。プロモーショナルですから、販売に関するプロモーションのメールとか、このコースにまつわる指導目的のコースの補助となるようなインストラクターから来る手動のメールにオプトインしますよというのがこのチェックボックスです。これはあえて今、デフォルトの英語のままで表示していますが、日本語に和訳したものも作るといいと思います。(参考:3-5 Teachableで表示や文章を日本語化する方法)
これは購入画面ですね。今商品の購入画面に来てるんですけど、これは和文化してあります。「お得なクーポンや追加レクチャーのアップデートをEメールで受け取ることに同意します」とあります。同意ですからオプトインですね。ここでチェックするとオプトインされていくということになります。
Step3. 受講生がスクールからのメールをオプトアウトする方法
受講生がオプトアウトしたい、このメールが届くとうざいからUnsubscribe(解除)したいよとなった場合はどうしたらいいでしょうか。
- アカウント登録や商品購入の段階でチェックボックスを外したままアカウントを登録したり購入することができます。そうしておくと最初からオプトアウトの状態でアカウントを生成できます。
- いったんオプトイン(同意して登録)した後で、Eメール内の購読解除のリンクから、セールスの情報を受け取らないというリンクをクリックすれば受講生はオプトアウト(購読解除)することができます。
- 受講生のプロフィールのところからメール受信を設定する方法もあります。受講生でログインしたときに右上に、自分のプロフィール情報を編集するという場所があります。それをクリックしてください。そうするとNotificationsというところの Receive instructional promotional、先ほどと同じメールの設定があるので、これをオフにしてもらえればオプトアウトできたということになります。
Step4. 受講生がオプトアウトできるメールの種類
ただし、受講生がオプトアウトできるメールの種類は限られています。何でもかんでもオプトアウトできるというわけではありません。
まず1つ目は管理者がEmails から Composeに行って送る手動のメールです。管理画面のEmailsからComposeのところで誰にどんな内容を送るかを決めて送ることができます。
またはコーチング商品がTeachableの中にあります。コーチングの中でマイルストーンを設定することができます。例えば入ったばかりのときはこれをやってね、次はこれやってね、その次はこれですよという道しるべになるようなマイルストーンを置いていくことができるんですけども。それに関するマイルストーンの通知の設定になります。
あとはコーチングのマイルストーンに投稿されたコメントなんかもこの通知で来ます。
これら3つが主にオプトアウトできる対象です。
ドリップコンテンツの通知メールは、以前はUnsubscribe(購読解除)のボタンがありましたが、仕様変更されたのか、ボタンがなくなりました。なので今は購読解除できないというふうになっています。
ちなみにスクールの管理者はこのEmailsのSettingsのところで他のEメールの通知状況を管理することができます。これは、受講生が変えるというよりもスクールの管理者側で変えるというようなものですね。見てください。EmailsからSettingsのところで、例えば CommentsのNotifivation や Drip Content 、無料のプロダクトのレシートなどがあります。
Step5. 管理者が受講生のオプトアウト状況を確認する方法
ここまでは受講生側の視点から見てきました。管理者側からも受講生のオプトアウト状況、つまり、この受講生はオプトアウトしてるかなというのを確認できます。どこからやるかというと、UsersというところからStudentsの一覧のページに行ってください。その画面に行くとユーザーが並んでいるので、EMAIL OPT OUTという欄を見てください。EMAIL OPT OUT、Yesの人は登録を解除してる。オプトアウトに対してイエスって言ってるので、オプトアウトしてる人ですね。なのでこの人たちには特定のメールが届かないということになります。Noという人はオプトアウトしてないのでオプトインしてる状態ですね。メールが届く人というふうに見ることができます。
あと1つ、CSVでStudentの一覧をエクスポートすることができます。エクスポートしたときにもこの欄は出ています。TRUEと書いてあるのがさっきのYesに当たるものですね。この中でTRUEという値になっているものはオプトアウトしてる人だよというふうに見ることができます。このように、Eメールのオプトアウト状況をチェックすることができるので、やってみてください。今回は以上です。