今回はTeachableでアフィリエイター用の申請フォームを作る方法をやっていきたいと思います。
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Step1. Teachableのスクールにアフィリエイターを登録する方法
Teachableでは人にアフィリエイトをしてもらって自分の商品を売ってもらうというアフィリエイトの方式を導入していますが、アフィリエイトしてくれる人たち(アフィリエイター)をスクールに登録する方法が2つあります。1つは管理者側から手動で追加する方法、もう1つは専用の申請フォームを作って、そこから申請をしてもらうという方法があります。今回は後者を行うための申請フォームの作り方を解説します。
Step2. teachableでアフィリエイターの申請フォームを作成する方法
作り方にはいくつかステップがあります。まずUsersのところからAffiliatesというところに行ってください。管理画面でUsersからAffiliatesのところに来ました。Prospective Affiliatesというタブを押してください。そしてCreate applicationのボタンをクリックします。
アプリケーションというのは申請という意味です。Create applicationすると、申請フォームが画像のように生成されて、Affiliate Formというブロックが表示されます。これが英語になっているので日本語化していきます。
2-1 アフィリエイターの申請フォームの項目
Affiliate FormというブロックにそれぞれApprovalsとか、Heading textなど、複数の設定項目があるので、これが何かを理解しておきます。
- Approvals:承認
- With approval:承認あり。フォームの送信後に管理者が承認して、初めて、そのアフィリエイターの登録が承認されるという手順です。
- Without approval:承認なしの方を選んだ場合は、管理者の承認が不要ということです。つまりアフィリエイターが申請フォームを送信すると自動的にその人は登録完了になります。
- Heading text:見出し
- Description text:説明文
- Name label text:名前の欄のラベルの部分(「お名前」など)
- Email label text:Eメールのラベルの部分(「メールアドレス」など)
- チェックボックス:「Additional Information」という追加情報の入力欄をオンにするかオフにするかどうかを選択します。 オフにすると、Additional Informationの欄が消えます。「Additional Information」のレベルそのものは編集できないので、レベルは英語表記になります。
- Commission Percentage:画面に出るアフィリエイターの成果報酬が何%かをパーセンテージを表してます。Your affiliate commission rate will be 10%.というふうに表示されます。ここも和訳できない部分なのでわかりにくいですが、パーセンテージはここに書くということです。
- Disclaimer:Disclaimeは翻訳しにくい表現の言葉ですが、注意事項や契約についての文章が書かれています。テンプレートに何が書いてあるかというと、このフォームを送信する場合は以下のことに注意してくださいねという内容です。例えば、最初のクリックから365日間はクッキーが有効だとか、このフォームを送信することで契約内容に同意したものと見なしますなどが書かれています。
- Limit affiliate to a specific course, bundle, or coaching product:ここもチェックボックスになっています。これは何かというと、アフィリエイト可能な商品を一部に限定する場合はこのチェックをつけてください。例えばチェックをつけると、どのコースを追加しますか?と聞かれて、コースを選択するとアフィリエイト該当のコースが増えていきます。
- Thank you note (displays after submission):送信後に表示される、ありがとうのようなメッセージです。これはシンプルなものでいいと思います。
これらの部分を和訳できるとこを全て和訳しましょう。他に必要な注意事項などがあれば、必要に応じて追加してください。
ちなみに、Affiliate Formというブロックを編集しましたが、それ以外のブロックも追加することができます。 例えば、Teachableのページエディタと一緒で、Add New blockで、画像やアフィリエイトについての説明をしたビデオを入れることもできます。例えばビデオブロックを挿入して上部に配置して、ビデオを見てからアフィリエイトの登録をしてもらうということもできます。 ここまでできたら、最終的には右上のグリーンのPublishボタンを押して、公開するということになります。その場合に、Publish new pageということで、URLを決めるようになってます。今のところデモ用なので、affiliate-demoというURLにして公開したいと思います。
Step3. Teachableでアフィリエイターの申請フォームを配布する方法
申請フォームが出来上がりました。そしたら、これをどういう風に人に見せていくか、アフィリエイトの候補者に見せていくかということになります。これは2つあります。
- スクールのナビゲーションに追加する:例えば、プライバシーポリシーなどを記載しているところに追加していく方法
- リンクを直接配布する:例えば、コミュニティに貼ったりとか、どこかのYouTube動画とか自分のコースに貼ったりとか、そういう風な使い方もできます。
ナビゲーションメニューに追加する場合は、アフィリエイトのアプリケーションフォームを作った場所、prospective affiliatesに行きます。ここのMore options 3つのドットのアイコンの、Add to site navigationをクリックしてください。例えば、FooterにAdd Linkに「アフィリエイター申請」みたいな感じにしましょう。Teachable Pagesのところから、さっきのAffiliate Applicationを選びます。 そして、ログインしてる人だけにアフィリエイトさせたいので、ログインの人だけに見せる、Visibleするということにしましょう。新しいタブで開いてほしいので、新しいnewタブのところはyesにします。Add Linkにしましょう。そうするとトップページの一番下にアフィリエイターの申請のリンクができます。
Step4. Teachableでアフィリエイターの申請フォームを配布する方法
じゃあ実際にアフィリエイター側が体験するこのフォームの入力画面っていうのは、どうなるかっていうのをやってみましょう。先ほどのページに適当に入力してsubmitしてみます。そうするとさっきのテキスト送信後の、フォーム送信後の文字列が出るようになっています。
Step5. Teachableでアフィリエイターの申請を承認・拒否する方法
アフィリエイターの申し込みを承認する作業をやっていきたいと思います。同じくUsersからAffiliatesに行って、Prospective Affiliatesのタブに行ってください。そうすると、Pending applicationsというところにさっきの申請が届いてるはずなので、見てみましょう。 Prospective Affiliatesというところ、さっきカッコ0だったんですけど、ここが1に変わってます。そして5分前にApplyしてくれた人が表示されています。これを承認するのか、拒否するのかっていうのが、承認がグリーンのこのチェックですね。拒否がredの×になっています。
注意点は、一度拒否してしまったものっていうのは元に戻せないので、もう一回拒否したものを承認し直すっていうことができないんですよね。一旦取り下げられたものっていうのは消えてってしまうので、もしやり直す場合っていうのは再申請をしてもらう必要があります。
Step6. Teachableでアフィリエイターの申請フォームを管理・編集する方法
申請フォームの管理と編集を同じページの中からやっていきます。ページを編集する場合は、Affiliate Formのところから、Editボタンを押して中を編集していきます。
ちなみにそれ以外にも選択肢があって、一番右にある3つのドットアイコンのところから、以下のメニューが選択できます。
- Unpublish Page:ページの非公開
- Add to site navigation:サイトのナビゲーションメニューに追加する
- Rename Page Title:ページタイトルの変更
- Rename Page URL:ページURLを変更する
- Delete Page:ページの削除
Delete Pageするとどうなるかというと、最初のアプリケーションフォームを作る画面ですね。create applicationのボタンが復活しました。
ということで、こんな感じで申請フォームを簡単に作って申請をしてもらうことができますので、やってみてください。今回は以上です。