今回はTeachableのアフィリエイトリンクと販促資料の使い方を解説します。Teachable Pro Plan以上になると、 Affiliateが使えるようになるので、その基礎と作り方を解説します。
他にも、クーポンコードを含んだアフィリエイトリンクの作り方、有効期限の設定の方法、そしてアフィリエイター向けにスクールのオーナーが販促資料を渡す方法もあります。販促資料を用意しておくと、アフィリエイトがどんどん進みやすくなります。
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Step1. Teachableのアフィリエイトのリンクの基礎
まずはアフィリエイトのリンクの基礎を解説します。アフィリエイトリンクは個々のアフィリエイターにAffiliate Codeが個別で割り当てられています。アフィリエイターのプロフィールのページに行って、Affiliate Codeの欄に行くと、Affiliate Codeが載っています。
UsersからAffiliatesというところで、アフィリエイターの一覧に来ました。アフィリエイターのこの中のプロファイルに入りましょう。そうすると、アフィリエイターのプロフィールのところに入っていって、Affiliate Codeというのが太字で出ていると思います。これがアフィリエイター一人一人に割り当てられるAffiliate Codeのことです。Affiliateの例えばLinkっていうのは、このAffcode=この人の個別のアフィリエイターごとのIDっていうのが割り振られる。アフィリエイトリンクというのはこんな感じでできています。
アフィリエイトリンクはアフィリエイトの先のURLに対して、?Affcode=Affiliate Codeという文字列を入れると、どのページに対してもこのAffiliateを効かせることができますが、スクールのトップに関しては、アフィリエイトリンクがすでに、そのアフィリエイターのプロフィールページに最初から載っています。 Affiliate Linkのところに書いてあるのは、実はこのmorefree.me/っていうところまでが、僕らのTeachableのスクールのトップです。だからこれはスクールのトップに対するAffiliate Codeというのが、このアフィリエイター個別のプロフィールのところにはまず載っています。なお、これは管理者側から見た画面の話ですね。
Step2. Teachableでのアフィリエイトリンクの作り方
アフィリエイトリンクを実際に作っていきましょう。アフィリエイターはアフィリエイトリンクをWordPressなど、Teachableの外部サイトやSNSに貼ります。そういう時にTeachableにはブログとか外部サイト経由のリンクを踏んだ場合にアフィリエイトの有効か無効かを判定する仕組みがあります。これがオフになっているとアフィリエイトが無効になります。例えばアフィリエイターがWordpressやX(Twitter)に貼ったアフィリエイトリンクを踏んでお客さんがきてくれても、この機能がオフだとアフィリエイトが有効になりません。
どういう場合にアフィリエイトが有効になるかというと、一つは直リンクでアクセスしてくれた場合です。でもそれはちょっと現実的ではないですよね。なので、アフィリエイトが有効になるように設定をしましょう。
2-1 外部サイトへの掲載を許可する
まずは、UsersからAffiliateのところ行って、Settingのタブに行ってください。この外部サイトの外部URLを許可するみたいなのを設定オンにしていきます。Users、Affiliates、そしてSettingsですね。ここです。Allow affiliates to use links from external URLsというのをデフォルトでオフになっているので、これ必ずオンにしておきましょう。
2-2 ケース1:スクール所有者が全アフィリエイター共通のリンクを作る場合
ここまで設定が終わったら、次は、ケースごとにいろいろ分けて考えていきましょう。まずケース1は、スクールの所有者が全アフィリエイター共通のリンクを作る場合です。これはどういうふうにやるかというと、さっきの画面のAffiliate Resourcesタブのところで、Affiliate linksという項目があるんですけど、そこのところにName、ページの名前とURLを入れて、Create new linkというボタンを押してください。そうすると、アフィリエイター側のダッシュボードのところに出てくるので、アフィリエイターがそのまま使いやすいということですね。
この画面でAffiliate Resourcesというところに行ってください。ここで例えば、Product A Sales Pageにしましょう。例えば、URLをこういうURLになったとしましょう。それでCreate new linkを押してください。そうすると、この下にNAMEというところ、NAME URL、さっきのProduct A Sales Page、そしてLinkというのが出てきます。 ここにAffiliate code入ってないじゃないという話なんですけど、今話しているのは、アフィリエイターごとのリンクじゃなくて、今管理者画面で見ていて、全アフィリエイターに共通のアフィリエイトリンクを作っています。
アフィリエイターごとのリンクは、アフィリエイターのダッシュボードで、個人が見れるという感じになっています。 アフィリエイトダッシュボードを見てみましょう。ダッシュボードのこのLinks & Resourcesというところを見てください。後ろにAffiliate Codeが付きました。この人のAffiliate Codeの文字列が入っているので、個人のAffiliate Codeが反映されることになります。
事前にアフィリエイトしてほしいページについて管理者が登録しておけば、いくつかこのページにプリセットができていきます。Actionsに表示されているコピーボタンを押すと、このアフィリエイトコードがコピーされます。
作成したリンクは非表示にしたり削除することも可能です。 VISIBLEと表示されているリンクを非表示にするには、三点リーダーからHide from Affiliatesを選択します。するとHiddenになります。また、Showに戻すとVisibleに変わりました。
不要になったアフィリエイトリンクはDeleteで消すと、アフィリエイターのダッシュボードから消えます。
2-3 ケース2:スクールの所有者がアフィリエイターアフィリエイターごとのリンクを作る場合
ケース2はスクールの所有者がアフィリエイターアフィリエイターごとのリンクを作ってあげるというケースです。この場合は、アフィリエイターごとのプロフィールページのAffiliateタブというところに行ってください。そこにあるAffiliate LinksのLink Generatorを使って、リンクを作っていきます。
Affiliateのプロファイルに来ました。Affiliate LinksのLink Generatorで、セールスページのURLを入れてGenerateします。
そうするとHere’s your affiliate linkの箇所に出てきたリンクをコピーして、アフィリエイターにあげます。
なお、これはケース1で解説したように、スクールの所有者が全アフィリエイター向けのリンクを作る場合と違って、履歴が残らないのが注意点です。アフィリエイトリンクを生成したらコピーして保存するし、アフィリエイターに直接伝えてあげる必要があります。 また、ここで作ったものっていうのは、アフィリエイターの画面に溜まっていきません。これはアフィリエイター側のダッシュボードなんですけど、見てください。今、管理者側で作ったはずのリンク出てないですよね。ということで、このケース2の場合は、アフィリエイター画面に出てきませんということです。履歴が残らないし、アフィリエイターの画面に出てこないので、直接アフィリエイターに伝えてあげる必要があります。
2-4 ケース3:アフィリエイターが自分でリンクを作る場合
ケース3は、アフィリエイターが自分でリンクを作る場合です。この場合は、アフィリエイターのダッシュボードに行って、Link & Resourcesから、ケース2と同じようにジェネレーターで生成してください。
ケース2、ケース3、共通の注意点は、http:// または https:// を含む形じゃないとエラーが出ることです。注意してください。
アフィリエイターのダッシュボード来ました。Link & Resourcesのところから、こういうふうにセールスページのURLを入れてEnterを押すと、管理画面と同じような感じですね、管理者の画面と同じような感じで、Affiliate Codeが出てくる。これもこういうふうにストックされていかないので、いちいちコピーしてやっていく必要があります。
Step3. Teachableでのクーポンコードを含むアフィリエイトリンクの作り方
クーポンコードを含むアフィリエイトリンクの作り方を解説します。ここまではクーポンコードが入っていない、シンプルなアフィリエイトリンクを生成してきました。今回は例えば、僕がアフィリエイターだったとして、僕からアフィリエイトで買ってくれた人には10%割引しますというアフィリエイトコードを作るやり方を解説します。 これは管理者にクーポンコードを発行してもらって、それをアフィリエイターが適用して、自分のアフィリエイトに盛り込むという手順です。やり方は2つあります。
- アフィリエイトリンクを用意しておいて、アフィリエイターから直接お客さんにクーポンコードは○○ですよというのを伝えてあげます。それを決済画面でクーポンコードを入力してもらう方法です。これはアナログなやり方です。
- アフィリエイトコードとクーポンコードの両方を含むリンクを生成する方法です。
まずはアフィリエイトURLを用意してください。アフィリエイトURLとは、セールスページなどのリンクに&affcodeの付いたものです。これはケース2や3で作ったものです。 次に、クーポンコードを用意しましょう。クーポンコードはどこで得られるかというと、該当のコースのクーポンの画面からクーポンコードを持ってくればいいです。
では、この2つのアフィリエイトURLとクーポンコードを組み合わせて作っていきましょう。どういうふうに作るかというと、アフィリエイトURL+&coupon_code=クーポンコードを入れるということですね。 まずこれをコピーしていきます。ここに&coupon_codeのこのコードを入れていきますね。&coupon_code=ですね。ここのクーポンコードを入れてあげる。これで完成ですね。ということはここまでがセールスページのURLです。 ここからがaffcode、アフィリエイトのコードです。coupon_codeはここですね。この部分を追加したということになります。必ず作った後にシークレットモードで本当に割引きになっているかどうかをテストしてください。
Step4. Teachableでのアフィリエイトリンクの有効期限を設定する
アフィリートリンクの有効期限を設定していきましょう。まずはUsers、Affiliate、Settingsタブに行ってください。ここでLink attribution windowというところで有効日数を指定することができます。デフォルトでは365日になっているので変えたい場合はEditで変えてください。
ここで設定したアフィリエイトリンクの注意点は、あくまでお客さんが最初にクリックした時と同じブラウザ使っていてCookieが残っている場合だけ有効だということです。つまり、このアフィリエイトはどういう仕組みかというと、お客さんがクリックしたときにブラウザの中にCookieというメモリみたいなものを残しておきます。そのCookieが残っていないと、このお客さんは誰のアフィリエイトで買ったのかという情報が残ってないので、カウントされないということになってしまいます。 また、お客さんが複数のアフィリエイターからのリンクをいくつか踏んだことがある場合、誰のアフィリエイトの成果報酬になるのかというと、一番最後にクリックしたリンクが有効になります。だからAさんのアフィリエイト、Bさんのアフィリエイト、Cさんのアフィリエイトというふうに順番に踏んだ場合は、最後のCさんのアフィリエイトが有効になります。
Step5. Teachableでのアフィリエイトリソース(販促資料)の使い方
Affiliate resourcesというのは販促用の資料のことです。ここに何を入れておけばいいかというと、例えば販促用のPDFでリーフレットみたいなe-bookみたいなものを作ってもいいですし、動画を入れておいてもいいですね。 他にはモックアップとかの画像とか、そういう、いろいろコースの利点を集約したJPEGとかPNGの画像ファイル入れてもいいと思います。そういうものをアップロードすることができます。
ちょっと見てみましょう。Usersから AffiliatesのところのAffiliate resourcesというところのPromotional materialsというところでアップロードができるようになっています。ファイルの最大容量が1つ2GBなので、それだけは気をつけてください。特に動画は重いものになると2GB超えてくると思うので気をつけてください。
アップロードするとこういうふうにファイルが出てきます。もちろん削除もできます。
アフィリエイター画面でどういうふうに見えるかというと、Promotional Materialsということで、プレビューでは画像とか見たりすることができないんですけど、Downloadボタンでダウンロードして使っていくということができるようになります。
このようにAffiliate Codeをスクールの所有者からも発行できますし、アフィリエイターが自分で作るということもできるようになっています。ややこしいかもしれませんが、よくもう一回見直してやってみてください。今回は以上です。