今回はTeachableのアフィリエイト報酬の利率の設定方法とか、計算の方法を説明していきます。また、スクールの所有者からアフィリエイターへの報酬の払い方や、どういうふうに機能しているかというのを見ていきます。
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Step1. Teachableにおけるアフィリエイト報酬の設定方法
まずはアフィリエイト報酬の利率の設定方法をやっていきます。アフィリエイターのプロファイルに入って、AffiliateタブからAffiliate Comissionを入力していきます。アフィリエイターのプロフィールの中に入っていきます。そして、Informationなど様々なタブがありますが、Affiliateタブにコミッションを入れます。例えば今10%ですが30%にしてSaveします。さっきのページに戻ると、コミッションがこの人は30%ですよというふうに変わっています。
Step2. Teachableにおけるアフィリエイト報酬の計算方法
アフィリエイト報酬の計算方法です。アフィリエイト経由でお客さんが商品を購入したときに、どういうアフィリエイト報酬の発生の仕方になるかということをまず解説します。
一括決済の場合は、もちろんそのままいいですよね。例えば10万円の商品があって30%のアフィリエイト報酬だったら3万円のアフィリエイト料として発生するということになります。サブスクや分割払いの場合は初回だけではなく、2回目以降の支払い、2ヶ月目、3ヶ月目という支払いに関しても、そのアフィリエイト利率が適用されていきます。だから初回の支払いだけじゃないということですね。
サブスクの途中で、例えばアフィリエイターの報酬率を10%から30%に変えたとします。そうなると、すでにお客さんが、アフィリエイト経由でサブスクとかを購入していた場合に、アフィリエイトの率というのは既存の顧客に対しても適用されるのかをやっていきたいと思います。 基本的には報酬の利率を変えたところから、変えた後に何か支払われたものというのは全て新しい利率が適用されるということになります。
例えば、あるアフィリエイターの報酬が10%だったとしましょう。その時にお客さんがアフィリエイト経由で、Aさんというお客さんがサブスクに加入したとします。その場合、サブスクの初回の支払いに対して、もちろんアフィリエイト報酬の10%が適用されますね。 ここで、そのアフィリエイターの報酬率を30%に途中で変更したとします。Aさんのサブスクの支払いが2回目、2ヶ月目に突入したという時に、ここでは新しく設定したアフィリエイト報酬が30%、新しいものが適用されるということです。だから1回買った時、10%の時にお客さんが買ってしまったとしても、途中で30%に上げてもずっと10%で引き継いでいくということではないということですね。アフィリエイト報酬率を変えた後に発生したトランザクション全部の決済に新しいアフィリエイト利率が適用されるということになります。
Step3. Teachableにおけるアフィリエイト報酬の支払い方法
アフィリエイト報酬の支払い方です。スクールのオーナーからアフィリエイターに報酬を支払う場合の話です。Back OfficeというTeachableのもろもろ収益配分とか税務の関係を自動でやってくれる仕組みがあるんですけども、それがオンになっている場合とオフになっている場合でちょっと挙動が変わってきます。
Back Officeのオンオフはどこで確認すればいいかというと、Primary Ownerでログインして管理画面からSettings Paymentsというところに行くと、Back Officeが有効になっているかというのを見ることができますのでやってみてください。
ここの表にある両者の違いを見ていきましょう。まず前提としてBack Officeは、どういうPayment Gatewayに紐づけられるかという話ですね。
Payment Gatewayというのはお客さんから決済をTeachableで受ける場合に、お金を一時プールする場所をどういう形式にするかということです。 Teachable Payments、Monthly Payment Gatewayという、2つがあるのですが、これに関しては一旦Teachableのところに入金をされて、僕たちスクールのオーナーにTeachableがお金を払い出しをしてくれるというものです。 3番目のCustom Payment Gatewayというのは僕たちが持っているStripeとかPaypalのアカウントに直接お金が入ります。だからお客さんが支払うと、Teachableの中にお金がプールされないまま自分たちのStripeアカウントに直接入金されるということですね。 上の2つはTeachableを経由しているのでTeachableにお金が一旦集まります。ということは、Back Officeというのを契約しておけば、アフィリエイターへの収益配分を自動で払い込みまでやってくれるのです。 Custom Payment Gateway、この場合は自動払込はできません。そうですよね、自分たちのStripeに直接入ってきてますからTeachableは関係ないわけです。
というのを踏まえていただいて、Back Officeありの場合と、Back Officeなしの場合、またはCustom Payment Gatewayの場合はBack Officeなしに該当しますので、その場合どういう感じになるかを理解しましょう。
まず支払い方法。これはスクールのオーナーからアフィリエイターへの支払いの方法ですけど、Back Officeの場合はPaypal経由でお金をトランスファーするということになります。アフィリエイターが自分のPaypalアカウントをアフィリエイトのダッシュボードでTeachableに登録しておくという感じですね。 Back Officeなしの場合はTeachableは関与しないので、スクールの所有者が何らかの方法でアフィリエイターに直接お金を支払うことになります。Paypalの送金機能や銀行の振込みを普通にやるとか、そういうもので処理します。
支払いの頻度は、Back Office、Teachableがやる場合は翌翌月の最初の営業日になります。例えば1月の売上に対するアフィリエイト料というのは、2月を飛ばして3月ですね、3月の1日とか最初の営業日に支払われるという感じになります。これはTeachableが設けている商品に対しての30日の返金期間、リファンドの期間があるのでそういうことになっています。 一方Back Officeなしの場合は、支払い頻度というのはスクールのオーナーに任されていますから、任意ということになります。普通は月締めかなというふうに思います。
アフィリエイト状況の確認方法は、これは両者で変わりません。UsersのところからAffiliatesの画面で見てください。
アフィリエイターの税務申告を誰が行うかについては、Back Officeありの場合はTeachableがアフィリエイターが提出した税務の申告フォームに基づいてやってくれるということになります。自動でTeachableがやってくれます。Back Officeなしの場合は誰も自動ではやってくれないので、各自でやるということになります。 ということでこんな感じでアフィリエイト関係の設定ができますのでやってみてください。よくこの辺も理解しておくといいと思います。以上です。