今回はTeachableでAuthorの管理画面の使い方を解説します。TeachableでAuthor Dashboardというものがあります。これは講師のアカウントでログインした後に表示される画面で、ここで何ができるかを使い方と一緒にお伝えしていきます。
講師情報の変更や収益分配の確認、売上データの表示、そして受講生にメールを送信することもできます。もちろんコースの編集や管理もできますので、それも一緒に見ていきましょう。
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Step1. 講師紹介の編集(Author Bio)
まずは講師アカウントでスクールにログインしましょう。そうすると画面の右上のところからView Admin Dashboardが表示されます。今回はAuthorとしてのダッシュボード、管理画面に入ります。するとトップに飛び込んでくるのがコースの一覧です。左側にメニューが並んでるので1つ1つ見ていきましょう。
まずAuthor Bioです。Author Bioでは講師の紹介の編集をすることができます。講師の名前や画像、紹介文ですね。あとはRevenue Share、収益分配の確認もここでできます。Teachableの契約がProプラン以上の場合はAuthorが収益配分を編集できます。Proプラス以上の契約の場合はOwnerとかPrimary OwnerとかじゃなくてもAuthor自身が収益配分を編集できるカスタムロールと呼ばれる機能がProプラス以上で使えるため、Authorの役割を編集することができます。もちろんProプラスプラン以上にしたからといって、自動的にAuthorが収益配分を編集できるというわけではありません。
ちょっと早速見てみましょう。Author Bioですね。まずはAuthorのお名前ですね。表示名、画像、そして紹介文です。Revenue Shareのところは全体のこのRevenue Share、今0%です。だからスクール全体の収益は配分しないけど、個別のコースの収益については10%、20%、30%とかPricing Planによって同じコースでも配分が違ったりとかするわけですけども、設定されているものを見ることができます。Proプラスプラン以上の契約でカスタムロールで設定していれば、ここで編集することも一応できるということです。
Step2. 受講生リストの表示(Users)
次Usersです。ここは受講生のリストを表示することができます。自分が管理する別のコースに、特定の受講生をenrollすることもできます。また、受講生の進捗レポートなんかも受講生ごとのページの中に入ればすることができます。ここからさらに受講生のアカウントの中に入っていろいろな情報を確認することができます。
Step3. 売上データの表示(Sales)
売上データ、Salesのところです。セールスのデータのところはTransactions, Statement, Breakdownというふうにあります。
- Transaction:一件一件の売り上げの確認
- Statements:月ごとの収益データ
- Breakdown:月ごとの売上の内訳
実際に収益配分を受け始めたら、このあたりの項目はよく見るようになると思います。
Step4. 受講生へのメールの一斉送信(Emails)
受講生にメールを一斉送信するときはどうするかというと、このEmailsというところで、どういうユーザーに何を送るかを件名とメッセージに設定して一斉送信します。
Step5. 通知設定(Settings)
ここでいうSettingsは主に通知の設定です。Enrollment Notifications, Comment Notificationsと分かれています。
- Enrollment Notifications:受講生の登録通知をEメールで講師に届けてくれる
- Comment Notifications:コースに対して受講生からコメントが届いた通知メールをAuthorに届けてくれる
また、どういう条件で通知が届くかを細かく指定することができます。
Step6. 収益の支払先の設定(Payment Details)
収益の支払先の設定はPayment Detailsと言います。ここは使い方によって2つのケースに分かれます。
6-1. Teachable Payments、Monthly Payment Gatewayを使う場合
Teachable Payments、Monthly Payment Gatewayという支払いを受ける手段を使っていて、さらにBackOfficeを使う場合はTeachable上で全部収益配分を計算してくれて、講師への払い出しまで自動でやってくれます。この場合はPayPalを経由して講師に毎月お金を渡す作業が発生するので、講師側は受け取り先のPayPalメールアドレスを登録する必要があります。Pay Out Detailsのところで受け取り先のEメールアドレスをセットするところがあります。入力欄にセットしましょう。
6-2. Custom Payment Gatewaysを使う場合
Custom Payment Gatewaysを使う場合は、Teachableの外にある決済手段、Stripeなどの外部サービスに連携しているはずです。Custom Payment Gatewaysを使っている場合、Teachableがやるのは、収益配分の計算とデータを出してくれるところまでです。支払いまではやってくれません。なのでスクールの所有者がAuthorに直接払う形になります。そのため、一応PayPalのメールアドレスの設定はできますが、ここはメールアドレスを設定しても特に意味はないかなという感じです。
Step7. 担当するコースの管理(Courses)
あとは担当するコースの管理ですね。これはCoursesのところでやることができます。こんな感じですね。
Step8. 担当するコーチングコースの管理(Coaching)
コーチングの方も商品の設定や、価格、クーポンの管理などができます。こんな感じでInformation, Pages, PricingやCoupons、Order Bumpsの設定が講師側からできるようになっています。
このようにコンテンツの管理や売上データの表示、受講生への一斉メールの送信が主に使うことが多くなる機能かなと思いますので、よく復習してからAuthorとして使ってみてください。今回は以上です。