今回はTeachableのBackOfficeの使い方についてやっていきます。
まずはTeachableのBackOfficeがなにかという話です。Teachableは売上の中で決済手数料が発生しますよね。Teachable PaymentsとMonthly Payment Gatewayの場合、それぞれのプランによって手数料が変わってきます。BackOfficeは、その手数料に2%を付加することで、いろいろと面倒な作業を肩代わりしてくれるTeachableの追加オプションのようなものですね。
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Step1. TeachableのBackOfficeとは
ではBackOfficeの中身についてやっていきたいと思います。
#1. 共同講師の人やアフィリエイターへの自動収益配分
例えば共同講師の人やアフィリエイターを使っている場合は、その人たちへの毎月の支払いがありますよね。そういうのを自動で計算するところまではBackOfficeをオンにしなくてもやってくれるのですが、BackOfficeをオンにするとその先の支払いまで行ってくれるようになります。彼らのPayPalアカウントにTeachableから自動で毎月支払いしてくれます。これが1つですね。
#2. 共同講師の人やアフィリエイターに対する税務情報の自動処理
もう1つは、共同講師やアフィリエイターに対して自動で税務情報の処理をやってくれます。例えば国際税務に関する結構大変でややこしいものがあって、VAT税という付加価値税、消費税のようなものを有効/無効にするオプションを提供しています。EUから決済を受けている場合は、EUのVAT税を自動で申告して送金する機能もあります。
あとはTeachableは海外の企業なので、本当はその国に対してあなたの売上に対する税務申告をしなければいけないのですが、日本と租税の条約があって、そちらの国で納める代わりに日本でお金を納めるから許してねという税務申告書があるんですね。それをW-9や、W-8BENなどと呼ぶのですが、その税務フォームを集めてあなたの代わりに提出してくれる機能がありますね。
これは共同講師やアフィリエイターに関しても同じことが言えて、彼らも同じように提出しなければいけないんですね。そういう諸々の面倒な作業をTeachableがまとめてやってくれます。その代わりに、手数料として2%、例えば10万円の商品が売れたらその中の2%の2,000円をTeachableに払う必要があります。
Step2. BackOfficeが有効なペイメントゲート
TeachableのペイメントゲートにはTeachable Payments・Monthly Payment Gateway・Custom Payment Gatewaysの3つがありますが、
Teachable PaymentsとMonthly Payment GatewayでしかBackOfficeは使えません。Custom Payment Gatewaysの場合は、税務のことから共同講師の支払いまですべて自分でやってねという話になります。
Step3. BackOfficeを有効にする方法
ではBackOfficeをオンにするためにはどうしたらいいかというと、まずサイトのSettingsに行ってください。そしてPaymentsというところから下にスクロールすると、Teachable BackOfficeがあります。
Teachable Payments、Monthly Payment Gatewayを選択している場合は、ここにEnable Teachable BackOfficeというボタンが出てくるので、クリックするとBackOfficeの契約が完了します。ということでやってみてください。今回は以上です。