今回はTeachableで受講生の受講状況レポートで確認するというのをやっていきましょう。1つのコースの中の受講状況を統計値としてどのぐらい、誰がどのぐらい見てるかを確認する方法です。
レクチャーが増えてきたり受講生が増えてくると受講生がどこでつまずいて動画を見なくなっているのかなどが気になってくると思います。レクチャーの完了率や動画の視聴率を参考にするとどこを改善したらいいかに役立ちます。
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Step1. Teachableで見ることのできる受講状況の統計値
Teachableで見ることのできる受講状況の統計値は4つに項目わかれています。Lecture completionとVideo StatsとQuiz ScoresそしてLeaderboardsです。これを見るにはコースの中に入ってください。そして一番左下のところにあるReportsというのをクリックしてください。そうすると下図のような画面が出てきます。プルダウンメニューからレポートの種類を選んで見ることになります。
Step2. Teachableで受講状況を見る
2-1. Lecture completion(レクチャーの完了率)
まずはLecture completionというところですね。レクチャーの完了率というのをStudentのその区分ごと、そしてパーセンテージごとに分布として見ることができます。Studentの区分ごとというのは以下のようになります。
- All Students:全受講生
- All Student including Bundles:バンドルありのStudent数ですね。バンドルありの方が多くなったりしますよね。バンドルなしとバンドルあり、何かにバンドルされてるコンテンツの場合ですね。何かにこのバンドルされているコースの場合は当然その方が大きくなります。
- Discount Students:ディスカウントされて入ったStudent、安く入ったStudentはもしかしたらエンゲージメントが低く、あまり真剣に見てくれないかもしれないみたいなことですよね。
- Full Price Students:フルプライスで入ったStudentも見ることができます。
- Free Students:無料のクーポンなどで入ったお客さんをトラッキングすることができます。
あとはパーセンテージごとの分布です。全然見ていない人は何人いるのかとか何%いるかとかですね。これ今デモのコースなので見ていない人が100%みたいになっていますが、受講生がコースを見ているのかがわかります。例えば1%から25%ぐらいだったらみんななんか全然見てないな、逆に76から99とかだとほとんどの人が見てくれてる、すごいいいなっていう感じですよね。これがLecture completionの見方です。
2-1. Video Stats(動画ごとの視聴率などのデータ)
これVideo Statsの方いきましょう。Video Statsは動画ごとの視聴率などのデータを見ることができます。
- Engagement:動画の視聴率です。みんな例えば10分の動画を5分で見てたとしましょう。3分の人もいれば8分の人もいるかもしれないですけど、その平均値をとってみんな1本の動画どれぐらい見てくいるのかが視聴率です。これは平均値で、パーセンテージで表されています。
- Play Rate:レクチャーを開いたお客さんの動画のクリック率を指します。だからレクチャーを開いたけれども、クリックしなかった場合、つまり動画を再生しなかった場合は0になります。ただ、受講生全員の再生率を取っていくので、1人のお客さんだと0ですけども、0と1っていう感じでその平均値を取っていくという感じですね。
- Loads:動画がどのぐらい表示をされたかという表示回数です。
- Visitors:動画に何人がアクセスしてくれたかというユニークユーザーの数を表します。訪問者数なので、例えば1人が10回見たら訪問者数であるVisitorは1で、Loadsは10となります。
- Hours Watched:総再生時間です。この単位は時間です。例えば1.05となっていたら1.05時間表示されましたよということですね。
- View Retention Report:View Retention Reportのボタンを押すと、YouTubeのようにどのあたりで再生維持率が落ちているかがわかります。例えばこれを見ると大体4分ぐらいのとこでガクッとみんな、60%ぐらいだったのが40%ぐらいに減ってますよということですね。そんな感じで視聴維持率を見ることができます。
2-3. Quiz Scores(小テストのスコアの統計値)
次はQuiz Scoresです。これはコース内のクイズ、小テストのスコアの統計値です。Avarage Scoreは全員が平均点ですね。Mini Scoreは最小のスコアです。0とかありうるかもしれません。Max Scoreはその内の最高点を出した人のスコアですね。Total Completedはクイズ完了した人数です。Quiz Scoresのところはどういうふうに表示されるかというと、こんな感じでテストが複数あればその個数分だけ表示されるということになります。
2-4. Leaderboards(受講生の進捗度ランキング)
最後に、Leaderboardsというのがあります。Leaderboardsって日本人には馴染みがないかもしれませんが、受講生の進捗度ランキングということですね。ここでの進捗度とは、一番進捗度が高い人から順に順位付けがされています。順位、名前、進捗度の%、そして今からどのぐらい前に遡ってenroll参加したかという参加時期が出てきます。そしてCertificateの番号ですね。CertificateというのはTeachableの中で修了証を発行することはできるんですけども、そういう修了書が発行されていれば、修了証のID番号が表示されて、この人は修了証を受け取っていますよということになります。例えば1番目の人、名前と43%を割ってますよ。1年ぐらい前にenrollされていて、Certificateの修了証も終わってます。ここからお客さんのプロファイルを見ることができますし、Eメールを直接送ることができます。
このようにレクチャーの完了率やお客さんがどれくらいレクチャーを楽しんで一生懸命学んでくれてるかというのを見ることによって、今後のコースの作り方を調整したり、改善したりできると思います、たまにこういうレポートを見てみてください。