今回はTeachableでカスタムルートドメインの設定方法についてやっていきます。カスタムドメインというのは、Teachableから与えられる「teachable.com」が付いたサブドメインとは別に、「morefree.me」や、「rikiyaishizaki.net」のように自分で取ったドメインです。これをTeachableに割り当てるときの方法をお伝えしていくのですが、方法は2つあります。「lectures.rikiyaishizaki.net」のようにサブドメインで割り当てる方法と、「morefree.me」のようにサブドメインがついていない一番上の階層を割り当てる方法です。
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Step1. 独自ドメインを取得してCLOUDFLAREに追加する
今回は「lectures.rikiyaishizaki.net」のようにルートドメインについて連携をやっていきたいと思います。アクセスをすると自分のTeachableスクールに飛ぶようになっているものです。ではやっていきましょう。
まずはルートドメインをどこかで取ってください。僕はエックスサーバーで取りました。エックスサーバーで取ったあと、ドメインの文字列(この場合は「rikiyaishizaki.net」)をコピーしておいてください。
次はCLOUDFLAREのアカウントを作ってください。アカウントを作ったらここに追加したいサイト、今回は「rikiyaishizaki.net」を入れて「Add a Site」を押します。次は名前です。なんでも大丈夫なので、「rikiyaishizaki.net」を入れて「Add a Site」を押します。次は無料プランでまったく問題はないので、無料プランを選択して「Continue」を押します。そうするとDNSのスキャニングを行ってくれるので、少し待ちましょう。



DNSのスキャンが終わりました。今はなにも設定がされてない状況なので、とりあえず「Continue」を押して進みます。


Step2. ネームサーバーを設定する
次はネームサーバーですね。ネームサーバーは今エックスサーバーのネームサーバーになっていますが、これをリムーブしてCLOUDFLAREのネームサーバーを2つ入れてくれとあります。「gloria.ns.cloudflare.com」と「harley.ns.cloudflare.com」ですね。これを設定していきましょう。

ではエックスサーバーの中に入ってください。ネームサーバーの設定をやっていきましょう。「ネームサーバー設定」をクリックして、「その他のサービスで利用する」を選択します。ネームサーバー1は「gloria.ns.cloudflare.com」、ネームサーバー2は「harley.ns.cloudflare.com」と指定された2つを変更して確認画面へ進みます。「設定を変更する」というボタンを押してください。このボタンを押したあと、時間がかかるのですが、2回押さないように注意してください。「ネームサーバーの設定が完了しました」と表示されるまで少し待ちましょう。


Step3. CLOUDFLAREでCNAMEを設定する
ではCLOUDFLAREに戻って作業しましょう。

まず必要となるのがTeachableからもらっているサブドメインですね。今回は「morefree.teachable.com」 というものになりますが、これをコピーしておいてください。DNSのスキャニングに時間がかかるので少し待ちましょう。

終わったら「+Add record」を押します。Typeは「CNAME」にしてください。Nameは最初は「www」ですね。TargetはTeachableからもらったサブドメインである「morefree.teachable.com」を入れてセーブします。

もう1つ追加します。Typeは同じ「CNAME」で、Nameは「@」ですね。Targetは先ほどと同じです。セーブします。これでCLOUDFLAREの設定はOKです。「Continue」で次の画面に進み、「Done check nameservers」を押しましょう。とりあえずこれでCLOUDFLARE側の設定はOKです。

Step4. Teachableにドメインを設定する
最後にTeachableでドメインを設定していきましょう。「Add Domain」を押します。URLには「www.rikiyaishizaki.net」と入れます。ルートドメインの「www」を必ずつけるようにしてください。

「Add Domain」を押すと新しく追加したドメインがペンディングになっているので、しばらく時間を置いてみてください。この時点で「www.rikiyaishizaki.net」にアクセスしてもすでにこのスクールに飛ばされるようになっているのですが、正式にチェックが終わると「Verified」と表示されます。Verifiedになったものは「…」から「Make Primary」を選択することでメインのURLとして運用を開始することができます。やってみてください。今回は以上です。
