今回はTeachableでコメントの管理方法を解説します。まずはレクチャーごとにコメントを許可する、許可しないという設定です。レクチャーの中に入ってください。そうするとCommentsという項目がありオンオフボタンがあります。デフォルトはオフなのでこれをオンにするだけです。オンにするとlecture updatedと表示され自動的に保存されます。
次はコメントの設定があるのでそれを見ていきましょうか。コメントの設定をするには左側のSettingsに行ってください。下をずっと見ていって、ここのcommentsというところですね。3つのオプションがあるので、1つずつ解説します。
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Step1. Enable comment moderation(コメントの許可や承認)
最初のEnable comment moderationは新しいコメントがついたときにそのコメントを許可するかどうかという設定ですね。今はオフにしているのですがオンにしてみましょうか。あとでテストしましょう。次のAllow multi-level threading of responsesはマルチスレッドの表示をオンにするかどうかという設定です。マルチスレッドというのは、ついたコメントのひとつひとつに返信できるというシステムですね。これも実演でやってみた方がわかりやすいと思うので、あとでやってみましょう。次はEnable comment attachmentsですね。コメントの添付ファイルをオンにするかどうかという設定です。これもオンにします。この3つの設定は好きに選んでください。Saveをクリックしますね。
ではcomment moderationをやってみましょうか。コメントをオンにしたレクチャーはこのように表示されます。レクチャーのコンテンツがあって、その下にディスカッションというコメントを投稿するところがあります。すでにテストでコメントを投稿しています。
今回は「コメントモデレーションのテストです」とコメントを投稿してみましょう。すると、「コメントの投稿完が了しました。承認待ちです。」と表示されました。見てください。こちらはすでに承認されたコメントですね。これは今投稿したばかりなのですが、コメントのモデレーション、つまり承認が済まないとここに表示されないんですよね。投稿者には表示されているのですが、他のお客さんには表示されません。
管理者側の画面に戻ってみましょうか。管理者側でコメント返信するときにどうするかというところですね。左側のSiteからCommentsに行ってください。そうすると「コメントモデレーションのテストです」と先ほど送ったコメントがAwaiting Moderation、承認待ちのところに表示されています。承認するか拒否するか選択できるのでApprove、承認をクリックしてみましょうか。先ほどの画面に戻ってリフレッシュしましょう。そうするとこのようになります。
Step2. コメントのマルチスレッドを設定する
次はマルチスレッドの設定です。例えば、この真ん中の「音声が聞こえません」というコメントに返信しましょうか。「元々音声のない動画です」と入れてPost Commentをクリックします。受講者側の画面に行きましょう。画面を更新すると、このように表示されます。マルチスレッドは、1つのコメントに対してぶら下がるような形でどんどん深掘りしてやっていくことができますね。「わかりました」とコメントとしてみましょう。ひとつのコメントに対して、このようになっていきます。こうすることによって、すべて同じ階層に並んでしまうと訳がわからなくなってしまうのが、1つ1つのコメントに対してどんどんフォローを加えていくというのができるようになります。これがmulti-level threading of responsesですね。先ほどのオプションです。
Step3. コメントの通知を設定する
次はコメントの通知です。SettingsのNotificationsに行きましょう。Comment Notificationsという項目でオンオフできます。1つ目は新しいコメント、しかもモデレーションが必要なコメントがポストされたときに通知しますというものです。イエスになっています。2つ目はあなたのコース内で新しいコメントが来たときに通知しますというものです。これもイエスですね。3つ目はあなたがコメントしたスレッドに新しいコメントが追加されたときに通知しますというものです。別の人がコメントしたとしても、どんどん階層が深くなったとしても、一度コメントしたスレッドであれば直接の返信がなくても通知されます。4つ目は直接の返信がきたときに通知しますというものです。
Step4. コメントを削除する方法
次はコメントの削除機能を見てみましょう。いったん承認してしまったコメントを削除したいときはどうするのかやっていきます。あなたのコースのカリキュラムの中に入っていきましょう。 もちろん自分をエンロールしておかなければならないのですが、Preview as adminから先ほどのレクチャーに行きましょう。
ディスカッションのところにこのようなコメントがあります。この人のコメントを削除してみましょう。削除するというボタンを押します。承認前のコメントも削除できるので削除してみましょう。このようにして削除することができます。
逆に先ほどの管理者のSiteから Commentsに入るコメントの管理画面では、削除するボタンがないですよね。ここからは直接削除できないんですよ。そのため、こちらから飛ぶといいと思います。ここにレクチャーの番号を書いています。「commented on (レクチャー番号)」のリンクですね。
Step5. コメントにファイルを添付する
次は添付ファイルです。受講者側の画面に戻ります。画像ファイルを添付して「これ見てください」とコメントを投稿してみましょう。では管理者の画面を見てみましょう。添付ファイルを見ることができます。問題なさそうであれば承認しましょう。このようにして添付ファイルの機能を使ってください。
Step6. コメントスレッドへのリンクを活用する
最後です。コメントスレッドへのリンクというものがあります。ひとつひとつのコメントにスレッドといって、ぶら下がるような形で1つの島のようなものを作ってくれるのですが、それぞれにリンクがついています。そのため、コメントをリンクしたい場合はここのURLをコピーしてあげればいいです。リンクをクリックしたらどうなるかというと、こうなります。1つのスレッドだけを注目することができます。残りのスレッドを見るをクリックするとすべてのスレッドに戻ってくることができます。
コメントはひとつひとつのレクチャーにつけるのもいいですし、コースの中で1レクチャーだけ不具合報告用のレクチャーを作って、そこだけコメントを受けるというのもいいと思います。僕たちは後者の方法をとっています。使ってみてください。今回は以上です。