今回はTeachableでOwner権限を追加する方法を解説します。Owner権限の追加や削除の方法、また、Primary Ownerという権限を他のユーザーに譲渡する方法もカバーします。
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Step1. Teachableでのユーザー権限とは
まず初めにTeachableの各ユーザーの権限がどうなっているかを確認しましょう。Teachableでは各契約プランごとに、Ownerの上限人数が決まっています。下の図表がTeachableのオーナー権限の一覧です。各オーナーが例えばPrimary Owner、OwnerそしてAuthors、Affiriates、Students、Custom User Rolesとあるんですけど、それぞれにできることが全く違います。Primary Ownerが当然一番権利が強いOwnerです。Primary Ownerが全ての他のユーザーの権限とかを管理することができます。今回関係してくるのがこのあたりですね。Primary Owner権限の移転はPrimary Ownerしかできません。そしてオーナー権限を付与したり取り消したりすることもPrimary Ownerからしかできません。Ownerの権限で、もしOwner権限が付け外しできるのであればPrimary Ownerから指定されたOwnerアカウントの人が、他のOwnerのユーザーを取り消したりする、謀反のようなものを起こせてしまいます。だからPrimary OwnerだけがこのOwner権限関連の付与や取り消しの管理ができるようになっています。
Step2. 各プランごとのAdminユーザー数
Owner権限は何人も無尽蔵に作れるわけではありません。大体adminユーザーというレベルのユーザーが定着の中で指定されていて、それがPrimary Owner、Owner、Authorまでですね。ここまでのユーザーが各契約プランごとに人数制限というのがあります。例えばですね、フリープランであればAdmin usersが1なのでPrimary Ownerが必ず必要ですから、Primary Ownerが1人ということでもう契約者本人に限定されます。だから、サブOwnerのような、もう1人のOwnerを追加することがフリープランではできません。Basicプランでは、Admin Usersが2になるので、Primary OwnerとOwnerというように2人体制で運営することができるようになってきます。次、ProプランになるとAdmin Usersが5に増えるので、例えばPrimary Owner、Ownerここまでで2人ですよね、あとの残ってる3つの枠をAuthors、つまり講師に割り当てて運用することができるようになります。さらに上位プランのビジネスプランになると、このAdmin Usersの総数が20とかいうふうに使えるようになってきます。このように、Primary Ownerや、Admin Usersは、契約プランによって数が制限されています。
Step3. TeachableでOwner権限を追加する方法
実際にOwner権限の追加の方法を解説します。
3-1. Ownerの追加方法
まずはOwnerの追加方法です。Primary OwnerでTeachableにログインして、Ownerにしたい人のユーザーのページに入ります。そうすると、このPrivilllage、Privilegesは権限という意味なんですけども、そこの部分でMake Admin Ownerというふうにていうのが出てくると思います。この人Adminレベル、またはOwnerのレベルのユーザーにしますっていうボタンですね。それをクリックするとこういうふうにこの人がAdmin Usersに本当になっていいかを確認されるので、ConfirmのOKのボタンを押すと、Admin Usersに昇格するさせることができるようになります。
3-2. Primary Ownerの権限を他人に移転する方法
Primary Ownerの権限を他人に移転する方法もあります。これはPrimary OwnerでTeachableにログインして、かつあるユーザーをOwnerにしておく必要があります。まずはOwnerにしておいて、その上でその人にTransfer Primary Ownershipというのをボタンが出てきますから、それをクリックしてください。まず最初にOwnerにしておくというのがみそですね。いきなり平のユーザー、StudentとかをPrimary Ownerにはできないというふうになっています。このボタンを押して移転してください。
3-3. Owner権限を削除する方法
Owner権限を削除する場合は、同じようにPrimary Ownerでログインをします。次に、OwnerにしたユーザーのPrivilegesのところに、Revoke Owner Privilegesという項目が出てきます。Revokeというのは剥奪するとか、取り上げる、取り消しするという意味です。ですから、Revoke Owner Privilegesは「この人のOwnerの権限を解除します」というボタンです。そのボタンを押してください。そうすると確認画面が出ます。本当に解除していいのかと確認されるので、OKを押すとOwnerの権限が削除されます。
以上のように、Owner権限の管理はPrimary Ownerからやる、権限を管理できるというふうになってますので、ぜひやってみてください。今回は以上です。