今回はTeachableでアフィリエイターを登録する方法についてやっていきます。あなたのTeachableのスクールを広めたり商品を広めたりするときにアフィリエイターを使うといいですよね。そのためのアフィリエイトの登録、アフィリエイト率の設定、アフィリエイトの収益の支払い方、そしてアフィリエイターの削除、この一連のプロセスを見ていきましょう。
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Step1. 新しいアフィリエイターを登録する
まずはアフィリエイターの登録を新規でやっていきます。ちなみに、既存ユーザーをアフィリエイターにすることもできます。それはあとで見ていきましょう。まずは管理画面でUsersからAffiliatesに行ってください。今は誰もアフィリエイト登録がされていないので、「Add Affiliates」で新しく追加していきましょう。

Nameは「Test」、Emailは「support@haamalu.co.jp」とします。次はCommissionを設定しましょう。例えば10%としましょうか。このように名前、メールアドレス、パスワード、コミッションを入れます。パスワードはオプショナルです。入れなければ、アフィリエイターにメールが送られたときに自分で設定してもらうことができます。コミッションはアフィリエイトの率ですね。
下の「I confirm these users have consented to receiving emails from my school」はユーザーがメールを受信することを許可していますかと書いています。チェックを入れておきます。「Limit affiliate(s) to a specific course,bundle,or coachwork product」は、このアフィリエイターとして登録する人が、アフィリエイトできる商品を限定することができます。今回は限定しないでやっていきましょう。では「Import」をクリックしてアフィリエイターを登録します。

今右下に「User(s) successfully added.It may take up to 10 minutes for the new user(s) to appear」と書いていましたが、アフィリエイターを登録してから10分ぐらいはこの画面のまま出てこないことがありますので、そういう場合は少し待ってください。少し待ってみました。そうするとこのようにアフィリエイターが登録されました。

Step2. 既存ユーザーをアフィリエイターにする
次ですね。既存のお客さんをアフィリエイターにする方法をやっていきます。お客さんのProfileの中に入ってください。そしてAffiliateに行ってください。Affiliate Programという項目があります。Activeと書いているところのトグルボタンが外れていて、グレーになっていますね。これをクリックしてください。そうするとグリーンになってAffiliate Codeが出てきます。そしてAffiliate Linkも出てきます。このAffiliate Linkを使ってもらえれば、スクール全体に対してアフィリエイトが効くようになります。

Step3. アフィリエイト率を設定する
次はAffiliate Commissionですね。アフィリエイト率を決めることができます。例えば20%に変更してみましょう。変更したら必ずSaveをして、右下に「Affiliate commission rate has been updated」、アフィリエイトのコミッションが保存されましたという表示が出るのを確認してください。

Step4. アフィリエイトリンクの作り方
次はAffiliate Linksです。アフィリエイトのリンクを生成するLink Generatorですね。下に「Enter a URL to generate an affiliate link (e.g. to direct users to a course sales page on this school)」とあります。コースのセールスページなどを貼ってください、そうするとアフィリエイトコードを含んだリンクを勝手に作ってくれますよと書いています。
例えばコースのページがありますよね。「More options」で「Copy URL Link」を選んで、ページのURLをコピーしてください。そしてLink GeneratorにURLを入れて「Generate」をクリックします。ここを見てください。「Here’s your affiliate link:」と書いてあって、アフィリエイトコード入りのURLを発行してくれます。とても便利ですよね。


Step5. アフィリエイト可能な商品を限定する
次は「Product Restrictions」ですね。これはアフィリエイト可能な商品を限定するものになります。このトグルボタンをクリックするとリストリクションが発生して、アフィリエイト可能な商品だけにチェックを入れていきます。このように既存のアフィリエイターに対する設定、そして新規のアフィリエイターに対する設定をすることができます。


Step6. アフィリエイト収入の支払い方法
次はアフィリエイト収入の支払い方法ですね。自動で支払いたい場合は、TeachableのBackOfficeが必要になってきます。BackOfficeの説明もしていきます。Teachableのペイメントゲートウェイの話に戻りましょう。Teachableのペイメントゲートウェイとは、Teachableで決済を受けるときの販売者側のシステムですね。どれを選ぶかによって使えるものが変わってきます。Teachable PaymentsやMonthly Payment Gateway、日本ではだいたいの方がMonthly Payment Gatewayを使うと思いますが、これにした場合はBackOfficeという機能があります。
BackOfficeが何だったかというと、アフィリエイターなどに対する自動の収益分配ですね。このアフィリエイト料を誰々さんに払いますというものです。そういうのを計算してくれて、毎月毎月自動で払い出しをしてくれます。この機能がない場合、例えばMonthly Payment GatewayでBackOfficeをオンにしてない場合は、いくら払うかについてはTeachableが計算してレポートを出してくれるのですが、払い込みは自分でしなければいけません。
Custom Payment Gatewaysの場合も同じですね。Custom Payment GatewaysはTeachableとStripeやPayPalを繋げることで、お金はすべてあなたのStripeやPayPalのアカウントに直接入ります。Teachableは講師やアフィリエイターに対して自動の収益配分はしないので、あなた自身が支払う必要が出てきます。


Step7. アフィリエイト有効期間の設定
次はアフィリエイトの有効期間の設定をやっていきましょう。SettingsからRolesに行ってください。Affiliate settingsの中にReferral cookie periodという項目があります。アフィリエイトもCookieを使っているのですが、一度アフィリエイトコードを使ってランディングしたお客さんが、最大何日まであなたの紹介だという情報を引き継いでくれるかを設定できます。例えば今日アフィリエイトリンクを踏んできたのに買ったのは次の日だった場合、その売り上げをあなたが逃してしまう、アフィリエイターが逃してしまうとなったらもったいないですよね。アフィリエイトコードがお客さんをトラッキングする期間をどのくらいにしましょうという話ですね。デフォルトは365となっていますが、「Edit」から例えば100日にするなど変えることができます。


Step8. アフィリエイターの削除
最後はアフィリエイターの削除ですね。アフィリエイターの削除に関しては2つの方法があります。まずはアフィリエイター自体のアフィリエイト権限をオフにする方法ですね。お客さんのProfileの中に入ってAffiliateに行ってください。Affiliate Programという項目があります。先ほど既存ユーザーをアフィリエイターにするときにオンにしたと思いますが、これをオフにしてください。そうすると、すべてのアフィリエイト権限が消えます。

あとはもうアフィリエイターとして使わない、コースの視聴もしないということであればお客さん自身をデリートしてしまうという方法もあります。このようにAffiliate Programを使ってください。今回は以上です。
