今回はTeachableの左側のSiteという部分の設定項目について解説します。クリックするとたくさん出てくるのですが、ひとつひとつ上から出てみましょう。
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Step1. Theme
まずはThemeですね。Themeはロゴ、Favicon、背景画像、フォント、カラーを指定できます。スクールのブランディング全般に関わるところをここで設定できるということですね。ここでSite Logo、School Thumbnail、Fabiconを変更できます。Fabiconというのはブラウザのタブやお気に入りに入れたときに表示されるアイコンのことです。ここはFont Familyです。基本的には欧文フォント、英文のフォントです。
Step2. Colors
Colorsはナビゲーションバー、フッターのバックグラウンド、ボタン、あとはコースページの見出しやサブタイトルといったところの色ですね。いろいろな項目があるので細かく分けることができますし、プリセットのパレットもあるので便利だと思います。出来上がったら忘れずセーブをしてプレビューしてみてください。
Step3. Domains
DomainsはカスタムドメインやTeachableのサブドメインを変更できます。DOMAIN NAMEを見ると今は「teachable.com」の前に「complete-bundle」というサブドメインがついています。これがいわゆるTeachableのサブドメインです。
ご自身で登録したドメインにしたい場合は、Add Domainをクリックすると表示される画面に入れて認証作業をやっていきます。これについては別の動画で解説していますのでそちらを参考にしてみてください。
次はNavigationです。Navigationはトップページ、ナビゲーションバー、フッター、カテゴリーといったものをいじれます。Homepage Settingsはトップページのセッティングですね。ログアウトした場合とログインした場合でトップページの内容を変えることができます。ログアウトした場合の内容はLogged Outで表示されるページの中から選ぶことができます。基本的にはHomepageにしておくといいと思います。Homepageがどのようなものかはあとで解説するのですが、選んだページを表示してくれます。ログインした場合の内容も同様にして選ぶことができるのですが、ログインの場合はホームページを出してもしょうがないので、Course Directoryといってコース一覧を出すようになっています。
Navigation Barはスクールの一番上に出てくるもので、ここもいろいろなものを出すことができます。あとで解説するPagesのところで追加したページへのリンクを出すこともできます。こちらはFooterですね。僕たちはプライバシーポリシー、特商法のリンク、会員規約などを入れているのですが、そういったものを入れることができます。Pagesのところと密接に関わっていて、Pagesで設定してこちらのNavigation BarやFooterでリンクを出すというようなイメージで捉えるといいと思います。
Step5. Bios
Biosは講師のプロフィールですね。今は1人しか講師がいないのですが、このように名前とヘッドライン、それから詳しい内容を書くことができます。
Step6. Pages
次はPagesです。先ほどからお話しているように、トップページの内容やカスタムページを追加してその中身を変えることができます。例えばホームページを見てみましょうか。ホームページにはどういう項目を表示するのかというと、このようにスクールの名前やスクールのちょっとした気の利いたワンフレーズの言葉、あとはこういったお客さんの声がありますよといったことです。いろいろなものを表示でき、Featured Productsではあなたがおすすめしたい商品をこのように並べることもできます。
例えば特商法のページがないから特商法のページ作ろうという場合はNew PageをクリックするとPage Blocksというものが表示されます。このようにひとつのモジュールをどんどん追加していくような形で簡単に作ることができるのでやってみてください。
Step7. Comments
Commentsでは各コースで受けたコメントの返信作業と確認作業がまとめて行えます。今はブランクになっていますが、コメントを受けられるコース・受けられないコースとレクチャーごとに変えることができるんですよね。その設定は別の動画で解説していますのでそちらも見てみてください。
Step8. Custom Text
次はCustom Textです。これも結構大事です。Teachableは英語圏のスクールなのでデフォルトが英語なのですが、スクール上のボタンやメッセージ文などを変更することができます。例えば「Admin」であれば「管理者」と言わなければ日本のお客さんを相手にするときにわからないじゃないですか。こういうものをひとつひとつ変えていくことができます。ただ、ひとつひとつ訳していくのは大変なので、僕たちはすでに訳を当てたものをTeachable日本語化という商品として公開しています。ご自身でGoogle翻訳などを使いながら全て翻訳作業をしてみてもいいと思いますし、僕らの商品を使ってもらってもいいと思います。
Step9. Code Snippets
Code SnippetsはカスタムCSSやトラッキングコードのことです。Deadline Funnel、Google広告、Facebook広告などでスニペット、トラッキングコード、あとはコンバージョンタグという言い方もするかもしれませんが、そういうものを入れるときに使います。Logged In Snippetsは、ログインしているユーザーだけにスニペットを貼ることができますし、Logged Out Snippetsはログアウトしている人だけにスニペットを貼ることができます。この辺も応用が利く使い方ができると思います。やってみてください。
Step10. Power Editor
最後のPower Editorですが、これはテンプレートをカスタマイズすることができます。WordPressをお使いの人はわかると思いますが、簡単にプラグインでいろいろなものを入れたり、テンプレートのソースをHTMLやCSSを使って変えることができるんですよね。それと同じようにTeachableでも、もう少しゴリゴリカスタマイズしたいよというパワーユーザー向けに直接テンプレートの中身をいじっていろいろな機能を付加させるカスタマイズの機能があります。
これはBusinessプラン以上でしか使えません。シンプルに運用するならば基本的にこれを触る必要はないのかなと思うのですが、お見せしますね。このようになっています。Power Editorの中に入ると、今適用されているテンプレートのカスタマイズができるのですが、HTMLを使っているので結構難しいですよね。自分でカスタマイズするのは難しいものの、やりたいことがあるという場合は外注という手段もあります。英語圏のシステムなので、なかなか日本の外注さんに頼むのは難しいかもしれませんが、どうしてもやりたいことがある方はやってみてください。基本的には初期設定で使うことはないので、他の項目を押さえてもらえばいいと思います。ということで今回はこんな感じです。やってみてください。