今回はTeachableで領収書と請求書を発行する方法をやっていきます。
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Step1. Teachableにおける領収書と請求書の基本機能
基本的にはTeachableは領収書を自動で発行してメールで送信してくれる機能がついています。万が一お客さんがなくした場合も再送信が簡単にできます。
領収書(Receipt)に関しては必ず自動で送信されるようになっています。請求書(Invoice)については、国によって法律で請求書の発行が求められている場合があります。その場合はTeachableもそれに合わせて自動送信をしてくれます。現状日本では請求書はいらないので、Teachableから送られることはありません。ただし、ここでいう領収書の機能はTeachableで決済を受けたり、購入処理をしたものに関してのみ有効です。僕らのようにStripeやClickFunnelsを組み合わせて、他のプラットフォームで決済を受けた生徒の情報をZapierなどを経由してTeachableに渡して受講登録をする場合は、Teachableから領収書の送信が自動でされません。なのでその場合はStripeなど連携している決済プラットフォームの方から自動送信をすることで代替することができます。
Step2. Teachableにおける領収書の仕様
2-1. 無料商品の領収書の送信設定
まずは領収書について詳しく見ていきます。基本的には購入商品の領収書がTeachableから自動でメール送信されます。送信のOFFに関してはできるできないという条件があります。有料商品の場合は必ず送信されてしまいます。なので有料商品の場合は自動送信をオフにできません。無料商品の場合は設定できます。Teachableの設定画面で、EメールからSettingというところに設定項目としてFree Product Receiptというのがあります。今、チェックがオンになってるので、無料の商品でもレシートが送信されるようになっています。これをオフにすると無料の商品のレシートは送信されなくなります。

2-2. Teachableの領収書のイメージ
先に領収書の表示項目がどんな感じかをサンプルでお見せしましょう。Example Courseというふうに架空のコースで領収書を作成しました。文章に関しては僕らが追加したものなので無視してほしいんですけども、前半後半とわかれていて前半は「このコースに登録してくれて感謝します」とあって、コースへのアクセスボタンがついています。後半に関しては完全にレシートのような表示項目が出てきます。

2-3. Teachableの領収書に表示される項目
Teachableからの領収書に表示される項目を解説します。
- 連絡先:購入者の氏名、メールアドレス。これは購入者の連絡先、Contact Informationというところに表示されます。
- 請求情報:購入者の請求先の住所、会社名、納税番号。
- 配送先の住所:お客さんが購入時に配送先と請求先と一緒だと入力した場合は一緒の住所が出ます。
- 注文番号:注文番号は任意のトランザクションに紐づいた番号がTeachableから割り振られるので、それと購入日発行日が出ます。Order Numberが注文番号で、ここのところだけは和文化できません。注文番号、購入日、発行日です。領収書を再発行した場合には購入日と発行日が異なります。
- 支払い方法:カード名と、カードの番号の下4桁か、PayPalの場合はPayPalのメールアドレスが載ります。
- コース名
- コースID
- 割引
- 税金
- 合計金額:今、このサンプルコースの値段を10ポンドにしています。割引がクーポンコードを使って5ポンド割引になっていま。Subtotal、小計が5ポンドです。そこに税金が20%かかるので、1ポンドプラスして合計が6ポンドお客さんに請求が行きますということが表示されています。
- 販売者:販売者はSchoolの名前と所在地が表示されます。Teachableの方で設定したものが出てくるようになっています。

2-4. Teachableの領収書を再発行する方法
Teachableの領収書を再発行する方法です。再発行は各トランザクション、お客さんの購入の履歴のSummaryの中にResend Receiptボタンというのがあって、そこから行います。このトランザクションの画面にアクセスする方法は2つあります。まず1つ目は、その管理画面の左側にSalesというところからTransactionsというのがあります。そこにお客さんの決済したものが全て出てくるので、その中から該当のトランザクション(決済)をクリックして中身を見てください。またはUsersでお客さんごとのページから入っていくこともできます。お客さんのページに入っていって、該当する購入(purchase)の部分から見ます。そのページにアクセスするとこんな感じになります。Summaryというところに、Resend Receiptというのがあるので、これをクリックしてください。そうするとレシートが自動で再発行されます。メールでこのお客さんのメールアドレスにメールで届くという形です。

Step2. Teachableにおける請求書の仕様
請求書を見ていきましょう。日本に住んでいる限りでは現状、法律によって請求書は必要ないとされているので、Teachableから送信されることはありませんが、特定の条件に限って他の国ではPDFで自動で発行されます。国によって、海外取引の場合や国内取引の場合にこういう場合は用意するというのが法律によって決まってる国があります。その法律の状況に合わせてTeachableが対応して自動で発行してくれるようです。どんな条件で発行されるかというとこのように表示されています。

国の一覧が出ています。CanadaとかKenyaなどがあります。Non-Domesticというのは海外の取引のことですね。例えばカナダからアメリカとかイギリスとかのSchoolの商品を買った場合は海外取引になります。Domesticというのは、例えばカナダの中だけで買った場合という場合ですけど、ここに載っている国は海外取引の場合はほとんど請求書が必要で、メキシコだけは国内取引も請求書が必要みたいな感じで、対応状況が書いてありますので、それに沿ってTeachableが自動でメールを発行してくれます。この条件に合わないと請求書を自動では発行してくれません。請求書を手動で発行するのは不可能なので、Teachableとしては手動で発行したい場合は何か自分でそういうフォーマットを作って、プラットフォームの外でやり取りしてねというふうに言っています。Teachableの請求書、領収書を自動で発行する仕組みが便利だよという話でした。