今回はTachableでユーザーへのタグ付け機能を使って受講生のグループを分ける方法を解説します。
Teachableにはタグ付けの機能があり、お客様にタグを付けてグループに分けることが可能です。特定のタグが付いたお客さんを抽出して、そのタグが付いたお客さんだけに一斉にメールを送ったり、一括操作のアクションを取ることができます。
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Step1. Teachableでタグを作成・表示する方法
まずはタグを作成して表示する方法です。UserからStudentのページに行きます。複数のお客さんに一括でタグ付けをしていくときに、タグの作り方には2種類あります。
まずはお客さんを選択して、Add Tag To Usersを選択する方法です。Name of tagというところに既にあるタグを付けてもいいですし、新しいタグを作成して付けることもできます。ここに例えばGOLD会員とかPLATINUM会員があるので、SILVER会員を作って、タグ付けをするということもできます。
あとはUser Tagsというところからタグの管理ページがあります。ここでCreate New Tagで新しいタグを作ることもできます。
Step2. Teachableでタグを削除する方法
次はタグを削除する方法です。タグを削除するにはUsersというところからTagsの一覧ページに行きます。そして削除したいタグをDeleteというふうにクリックします。そうすると本当に削除していいのかと聞かれるので、Permanently Delete、本当に永久に削除しますというボタンを押すと簡単に削除されます。
Step3. Teachableでユーザーに一括でタグを付ける方法
次はユーザーに一括でタグを付ける方法です。ユーザーが複数並んでいる場合、一人ずつタグを付けることもできますが、複数人を同時にタグ付けすることができます。複数人をまとめて選択して、Bulk ActionでAdd Tag To Usersにします。ここでPLATINUM会員にしてみましょう。複数のお客さんに対しては一括のBulk Actionで付けると効率的です。
Step4. Teachableでユーザーから一括でタグを外す方法
逆にユーザーから一括でタグを外すというのをやっていきましょう。これも比較するとわかりやすいと思います。今いる2名のプラチナ会員を消してみましょう。Bulk ActionsでRemove Tag From Users、そしてお客さんから外すタグの名称であるPLATINUMを選んでください。そしてRemove Tagを押します。そうするとこのタグがついてる人がいなくなります。
Step5. 個々のユーザーのタグを管理する方法
個々のユーザーのタグを管理するにはユーザーごとの画面で中身を見てください。そうするとTagsというところがこのInformationのセクションの下の方に出ています。今ここPLATINUMとGOLDのお客さんだなというのがわかります。ここでお客さんのタグを外すことはできます。逆にタグを付けるときはユーザーの管理画面からはできず、タグの一覧ページじゃないとできない仕様なので一覧ページからやってください。
Step6. タグでユーザーを絞り込んで一括操作する方法
タグでユーザーを絞り込んで一括操作することができます。Studentのところで、Add FilterからHas Tagを選択します。Has TagかDoes Not Have Tag、特定のタグがついているお客さんか付いていないお客さんを選ぶことができます。例えば、GOLDのタグがついてるお客さんだけをフィルターするように指示すると、GOLDのお客さんだけを絞り込むことができます。絞り込んだGOLDのお客さんがもし複数いた場合は、複数人を全て選択してBulk Actionsというところから一括でコースにenrollしたり、コースのenrollment外したり、あとはEメールを送信したり、一斉送信で送るなどができるので便利です。
Step7. コース進捗状況をタグごとのユーザーで絞り込んで確認する方法
最後は、コースの進捗状況をタグごとのユーザーで絞り込む方法です。例えばお客さんのランク別に、
- PLATINUMのお客さん
- GOLDのお客さん
- SILVERのお客さん
というふうになっていたとします。全体のコースがどのぐらいの人に受講されているのかという進捗状況を見る場所があるのですが、そこはユーザー全員の統計情報としてだけ出ています。それをタグごとにフィルターすることで、このセクションのお客さんはどうかというのを見ることができます。Video Statsという統計ではこのタグのフィルターは使えないことになっています。
コースの中に入って、Reportsをクリックします。そうすると、コースに11人が入っていて、その全体のお客さんがどのぐらいレクチャーを完了したかが見れます。ここでまずレポートの種類を選ぶことができます。前述の通り、Video Statsではフィルター機能が使えません。Video Statsは1つ1つの動画に対してお客さんが、例えば1レクチャー5分の動画の3分ぐらいまでしかほとんどの人が見ていないというビデオごとの統計値です。この統計値についてはタグのフィルターは使えません。
Lecture Completionを例にとって見ていますが、Filter by tagsというところで、例えばGOLDのお客さんだけ確認したいときは、フィルターするとStudent数が1に変わって、今このお客さんは何も視聴していない状態なので0になっているのがわかります。こんな感じでタグを使って上手にお客さんをグループ分けする機能を紹介しました。ぜひ試してみてください。