今回は「Teachableでスクールにログインする方法」というのをやっていきたいと思います。「ただ単にスクールにログインする方法だけではないか」と言われるのですが、しっかりこの仕組みを理解しておいてもらえるとよいと思います。 今回扱うのは、通常のログイン方法とは別にデバイスの認証が要求される場合とその認証方法です。あとは、スクールにログインできないというトラブルなどのQ&Aについてもやっていきたいと思います。
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Step1. Teachableでスクールにログインする方法
Teachableでスクールにログインする方法は3つあるということを理解してください。まず、ログインはどのようにやるかというと、シンプルなのですが、スクールのトップページから「ログイン」というのをクリックしてください。 そうすると、3種類あるのがわかると思います。メールアドレス、パスワードによるログインとGoogleによるログイン、そしてTeachableによるログインというものです。これらを見ていきましょう。
1-1 メールアドレス / パスワードによるログイン
まず、メールアドレスとパスワードを使ったログインというのはシンプルですね。

1-2 Login with Googleによるログイン
その他、最近ポピュラーなSSOという仕組みなのですが、Googleでログインとか、Appleでサインインというのを見たことがあると思います。 例えばGoogleのアカウントを使って簡単にログインをすると、何がよいかというと、自分のメールアドレスとかを打ち込んだりする必要がないので、メールアドレスの打ち間違えとかを防止することができます。 あとは、アカウントを持っていたかどうかを忘れても、Googleのアカウントでログインすることができるので、1つで管理できます。 Googleでログインする場合は、「ログイン」と書いてあるのですが、ログインのところから行くとGoogleのログインの情報を要求されます。これを進んでいくと、スクール上にアカウントがない場合でも、ここでスクールの新規作成までできます。 Login with Googleと書いてあるにせよ、ログインだけではなくGoogleのアカウントに紐づける形でスクールのアカウントの新規作成ができるということだけ、押さえておいてください。


1-3 Login with Teachableによるログイン
もう一つ、Login with Teachableというのがあるのですが、これはTeachable Accountsという、スクールを横断して1つのアカウントで管理できるという仕組みです。 例えば、スクールA、B、Cというふうにあったときに、本来はそれぞれA、B、Cのスクールに対してアカウントを1個ずつ作っていかなければいけません。しかしそれでは面倒なのでTeachable Accountsを使います。これは3つのスクールをすべて1つのアカウント、メールアドレスで管理できて、かつ自由にA、B、Cにログインできるという仕組みがあります。それがTeachable Accountsです。その仕組みを使ってログインしたい場合は、Login with Teachableを選んでください。
Step2. Teachableでスクールにログインする際のデバイス認証
これは主に管理者なのですが、ログインしたときにデバイスの認証を求められることがあります。どのような感じかというと、 「このデバイスは認識されていません。」というものです。これは今、日本語化していますが、英語で表示されることもあります。「あなたのデバイスの確認リンクをメールで送りましたので、それをチェックしてください」という仕組みは他のプラットフォームでもよくあると思いますが、このメッセージが送信された場合の対処です。

まず、用語です。用語についてはいくつかあって、Login attemptというのはログインを試みている、そういう行動のことです。ログインの試行がありました、ログインの試みがされました。これに何か心当たりはありますか、というようなことです。 もう一つの、New device detectedは新しいデバイスが検知されて、「このデバイスは認識されていません。」というものです。
デバイス認証を要求されるアカウントの種類はStudent以外のものです。 例えばこれは、管理系のPrimary Owner、Owner、Author(コースの講師)、Affiliate(アフィリエーター)、その他、一定のプラン以上になると、こういう人たちの権限をカスタムして自由に入れ替えてCustom User Roleというのを作れるのですが、そういうCustom User Roleに当たる人たちも認証の対象になります。
認証を要求されるケースは3つあります。主には、新しいデバイスとか新しいブラウザに変えたときです。あとはシークレットモードにしたときにキャッシュやクッキーがクリアされるのですが、そういう場合に新しく要求されるようなイメージを持ってください。
- 新しいデバイスからログインした場合
- ブラウザのシークレットモードや、Safariでいうとプライベートブラウズでログインした場合:キャッシュとかクッキーをクリアした状態で、真っさらな状態でページを開けるという仕組み
- ブラウザのキャッシュなどをクリアした後に初めてログインするとき
上記の場合に認証を求められるケースがあります。
Step3. Teachableでスクールにログインする際の認証方法
では、認証の方法を見ていきましょう。確認コードがメールで届くので、それをブラウザに貼り付けます。コードの発行から1時間だけ有効です。 このようなメールが届きます。これは和訳していますが「新しいデバイスからのログイン」というふうなメールです。
確認コードは6桁のアルファベット・数字の組み合わせです。これをログイン画面にペーストしてあげます。Confirmation codeが「valid for 1 hour」というのは1時間だけ有効ですということです。
また、この下に、もしあなたに心当たりがない場合はパスワードをリセットしてくださいとあります。日付、場所、IPアドレスがあるのですが、これはあなたのものではなかったら、誰かが勝手にログインしようとしているということを教えてくれます。認証のやり方はそのような感じです。

Step4. Teachableでスクールにログインする際のトラブルQ&A
ここからは、トラブルのQ&Aのほうに行きましょう。
4-1 メールアドレスまたはパスワードが正しくないと言われる
まずは、メールアドレスまたはパスワードが正しくないというふうに言われる場合です。これはログインしようとしたときに言われた場合です。 メールアドレスが正しくないのか、パスワードが正しくないのかというのは、Teachableは教えてくれないので、メールアドレスまたはパスワードが正しくないというふうに言われます。この場合は、まずパスワードから疑ってください。
パスワードをリセットする方法があります。「パスワードを忘れた場合」というのがありますので、そこからパスワードをリセットしてください。

メールアドレスを間違えたかもしれないという場合で、かつアカウントを作成した形跡がうかがえるメールが届いていないという場合です。お客さんを見ていてもメールアドレスのスペル間違いが結構あります。 そういう場合はどうしたらよいかというと、Teachableのサポートのメールアドレスsupport@teachable.comにいろいろな情報を渡して、助けてほしいとメールしてください。その際、あなたの名前とスクール名、スクールのURLを伝えて、メールアドレスを変更してもらうということが必要になります。
あとは、Teachable Accountsです。Teachable Accountsのほうとスクールのほうのアカウント、この2つは、別々に設定ができるのですが、それらで別々のメールアドレスを設定した場合はメールアドレスが一致しないので不具合を起こす可能性があります。その場合は、まず両方の方法でログインを試みてください。 Teachable Accountsにどこからログインしたらよいかがわからない場合は、ここにURLを置いておくので試してみてください。 https://sso.teachable.com/secure/teachable_accounts/sign_in
次です。認証コード、パスワードのリセットメールが届かない場合はどうしたよいでしょうか。まず基本は、スパムフォルダなどを確認してください。Gmailの場合は「プロモーション」とか「ソーシャル」「新着」というようなタブでいろいろ分かれているのでそれをすべて探しましょう。 意外とその中にこぼれ落ちていたり、inboxを経由しないでどこかにアーカイブされていたりすることがあるので、その場合も含めて左上のメニューのところにある「すべてのメール」という項目も探してください。 あとは、検索機能を使ってメール内を検索しましょう。例えば「Login attempt on a new device」とか「Reset Password Instructions」という感じでメールを検索すると件名で出てくる可能性があります。
あとは、これらm.teachable.comとかz.teachablemaile.comとかem.teachable.comというような、Teachableが送信専用のサブドメインを持っていますので、そこからの受信を許可するということをやってみてください。 具体的にGmailの場合は、これらのドメインからのフィルタを作って「迷惑メールにしない」というのにチェックを入れて、メインのinboxに入るように設定をしてください。その上でもう一回、認証とかパスワードのリセットをして、メールを送信してみるとよいと思います。
4-2 メールアドレスやパスワードを変更したい
メールアドレスやパスワードを変更したいという場合は、スクールにログインした上で、右上のメニューからプロフィール編集というところに行ってください。右上のところから「プロフィール情報を編集する」という画面に入ると、メールアドレスとパスワードを編集することができますので、そこでやってみてください。

いろいろ試してもログインできない場合はどうしたらよいかというと、Teachableのカスタマーサポートに助けを求めましょう。これは、support@teachable.comにメールをする形です。 その際にいろいろな情報が必要になります。
- スクール名とそのURL
- あなたのフルネーム
- アカウント作成時に使ったメールアドレス
上記をメールしてください。そうするとカスタマーサポートの人が助けてくれると思います。
4-3 自分のスクールの受講者がログインできない
最後です。自分はログインできるのですが、自分のスクールの受講者がログインできないので手助けする場合にはどうすればよいかということです。この人は管理者でスクールを運営している人だとしましょう。 自分のお客さんがログインできなくて困っているという場合はどうしたらよいかというと、まず、ここで試したすべての方法を試してもらってください。
それが駄目な場合は、あなたの管理者権限で受講生のプロフィールの中に入れます。管理画面の「Users」というところから該当の受講者を探して、クリックすると中に入っていけます。 そこでメールアドレスとかパスワードというのをあなたの権限で変更することができるので、それで変更してあげて「どうですか、入れますか」というやりとりをしてあげると、一番スムーズにいくのではないかと思います。 ということで、ログインに関しても、これだけいろいろな情報がありますので、困ったときはここに戻ってきてください。今回は以上です。