OSBであなたが鍛えるスキルは商品開発です。もう少し具体的に分類すると、4つに分かれます。
- Plan
- Make
- Promote
- Build
今回お届けするノウハウはこちら
Plan(計画する)
頭を使うパートです。プランニングさえ終えてしまえば後は計画書に従って何も考えずにコースをコツコツと作っていくだけでOKです。コツコツでも一気でもどっちでもいいです。僕は一気に作るのが好きなタイプです。何を計画するのか?
- あなたの人生の計画
- 参入ジャンルの計画
- コース制作の計画
70コースを作る過程でかなりの時間を動画制作に費やしてきました。正確には動画制作やプロモーションを含むUdemyビジネスに多大な時間を費やしてきたわけです。モチベーションなしでこれらを成し遂げることができただろうか?否!いなー!僕の場合は「世界旅行を続けたい」というピュアなモチベーションがあったわけです。現実的には「社会保険料は高いし、401Kの積立もあるし、米国株も買いたいし、ドローンのカスタマイズパーツを買いたいし」などいろいろ理由はあるんですけど。とにかく毎月の出費が激しいので、それを賄う収益が必要なのです。人生計画というと大げさですね。何のためにコースを作るのか?というシンプルな理由を考えます。
また、参入ジャンルの計画も重要です。「僕はニッチを攻めます」という人に限って存在しないマーケットに向かって商品を投下しようとします。ニッチのベースにはニーズが存在することを知らないんですね。フィリピンのカタンドアネス島でサリサリストアを開いて月収3000円を稼ぐためのオンラインコース・・・を作ったとしても、ニーズがないので誰も購入しません。オンラインビジネスで失敗する人は、たいていの場合、参入ジャンルを間違えています。Udemyにも公開してから1か月経っているのに生徒が100人を超えないような「埋もれているコース」がたくさんあるんですけど、それら埋もれているコースはやはり参入ジャンルを間違っています。Udemyではどんなジャンルの商品が売れるかをしっかりと見極めた上で商品を作りましょう。
コース制作の計画は、例えば必要なツールから、教え方のスタイル(顔出しするのか、しないのか、ビデオカメラ使うのか、使わないのか)、宿題の有無などいろいろ考えることがあります。コース制作の計画がしっかりとしていると資料作成から撮影、編集が楽になります。
Make(制作する)
Makeのパートでは、実際に手を動かして動画を制作してゆきます。動画を制作するためには、スクリプトが必要だし、撮影ツールが必要だし、それなりのプレゼンテーション能力が必要です。無表情で「どうも、石崎です」とやったところで、その顔がキモすぎてネガティブマーケティングになったら本末転倒です。また1レクチャーを作るのに1時間も2時間もかけていたらどれだけ時間があってもコースが完成しません。動画制作にはコツがあります。最低限これさえ抑えておけばそれなりの見栄えになるよ・・・といった原則っぽいものがあるのです。それを教えます。
Promote(販促する)
作っただけでLPにアクセスが1つもなければ、仮にその商品がUdemyの歴史を覆すほど素晴らしい出来の商品であっても、売上はゼロです。Udemy自体が集客を肩代わりしてくれるのは確かなんですけど、Udemyがプロモートしたくなる商品としたくならない商品があるのも事実です。彼らが求めるものを理解し、それに答えるよう手を打っていくと、自然とUdemy内での露出は増えます。もちろん自社リストや自社メディアを使ってプロモーションするのもありです。ありです、というかやってください。自社リストに告知を流しそれなりの初動売上があればその後の売行も良くなります。Udemyの集客力に頼るよりも、自分の力で売れるようになった方がビジネスが安定するのは言わずもがな。販促活動の基礎を教えます。
Build(構築する)
何を構築するのか?構築するのは自社リストです。ダイレクトマーケティングの世界では、ハウスリストとかリストと呼ばれるものです。お客さんの個人情報ですね。とはいっても住所などの情報は不要です。ダイレクトメールを送るにはコストがかかりますし、ちゃんとしたクリエイティブのスキルが必要です。中途半端な知識で手を出すと大火傷する可能性があります。大阪でニュースレターを発行する会社は1回のDMに200万円を使うそうです。僕らがやりたいのはローコストのマーケティングですね。必要なのはメールアドレスです。SNSが勃興しようが、メッセージアプリが2億人のアクティブユーザーを抱えていようが、関係ありません。Eメールで商品売買を行う商慣習が日本にはありますが、LINE経由での商品売買はまだ歴史がありません。2030年の人々はLINEやFacebook経由でものを買うのかもしれないけど、現時点ではやはりメールからものを買う商慣習に迎合するしかありません。何より石崎はリストを使ったマーケティングが大得意。メール1通で数十万円、数百万円が当たり前の現代で、リスト構築のスキルを持たないのはかなり大きな機会損失だと思いませんか?