こんばんは。
石崎です。
今日で2月も終わりですね。
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ミスドから書いています
今この文章を某ミスタードーナッツっていう場所から書いているんですけど、この場所はいつもクリスマスみたいな雰囲気ですよね。暖色をベースにしたライティングと雪を連想する砂糖(はい、エンゼルクリーム食べています!)がそれを想起させるのでしょうか。店内に流れている音楽もスローテンポの洋楽で、割と楽に海外気分を味わえます。なぜミスドに来ているかというと、最寄りの野良Wifi(いちおう、Wi2_club 使っています)がここにいるからです。
ネットがつまらない
インターネットで生計を立てている人間が、常時ネット接続できる環境にないなんて失格ですよね。自分でもそう思います。でもね、最近インターネットが面白くないんですよね。さくらインターネットの創業者が「ネットが面白くないからカフェとシェアハウスを始めた」と言っていたような気がします。前回のメールで話した「コンテンツ」という観点で考えても、ネットのコンテンツは大して金がかかってないので面白くないです。映画やゲームは1つのコンテンツを作るのに数億円から数十億円をかけますが、サイトに数億円かけましたっていう話は聞きませんし(実際にありえないし)。そりゃお金かかっている方が面白いですよね。
ネットが面白くない = 面白くない人間
もちろんネットが面白くないという人への反論もネット上にはちゃんと準備されています。いつも同じところばっかり見ているからつまんないわけであって、ネットは基本的にオンデマンドだから自分の行動範囲を広げれば自由にいつでも好きなコンテンツやサイトを探せる・・・という反論。なるほど、納得。確かに行動範囲を広げてないなー。iPhoneのアプリで開くのはもっぱらGmailと(YouTubeのアナリティクスを見るための)Studioの2つだけです。たまにInstapaperを開いて記事を読むけど、その回数も減る一方。新しいWebサービスやWebサイトを発見しようというモチベーションがそもそもないから、この問題は致命的です。
仕事を辞めたら空が青くなった
養老孟司さんは東大を定年前に辞めました。辞めたその当日「空が青かった」と言います。朝日デジタルセクレトから「東大やめた日の空が青かった」という本を出しているくらいです。Kindleでも読めるので一読あれ。空ってこんなにも青かったのか。ちくしょー、女房の空は毎日こんなにも青かったのか、と思ったそうです。
橙色の被写体に感動した
僕も似たような経験があります。六本木と西麻布の事務所を閉じて、当時の彼女(今の奥さん)とアジア放浪旅に出ました。世界のどこを旅していても、毎日のように同じ1個の夕陽が見れるんですけど、それが甚だしく綺麗でした。もう少し正確にいうと、仕事を辞めて初めて夕陽の存在が自分の中で立ち上がったんです。24歳ではじめて遠くの空に夕陽が見えて、それが赤色と黄色の中間色で、ちょい感動した。自分のボキャブラリーでは形容できない体験がいささか増えたのもこのころです。
花鳥風月のない生き方
ネットをベースにしていると、まさに今がそうなんですけど、もっぱら15インチの枠を覗き込むだけの日常になりがちです。そのまま外に出ると、首の角度が朝よりも少し下を向いていることに気づきます。見えるのは人工的でモノトーンな道路だけ。多少目線を上げても自分と同じように疲れた顔が(性別問わず)ずらずらと並んでいるだけだから、そんなん見ているくらいなら下を向いたままの方がマシだと安直に考えている自分がそこにはいました。仕事が楽しかったらよかったものの、これを5年10年と続けるのかと思うとゾッとしました。これじゃあ夕陽は見れない。
おい何勝手に撮ってんだよ
今、新しくこしらえた一眼カメラを抱えて世界中を飛び回っているんですけど、そこが田舎でも都会でもついつい夕陽にレンズを向けてしまいます。過去の反動でしょうね。「なんでこんなクールな被写体が無料で撮れるんだよ」って思いながらパシャパシャやっています。どうなんだろう、夕陽って著作権ないんですかね。カメラマンは動物や太陽にカメラ向けているけど、彼らからすると「おい、何勝手に撮ってんだよ。俺らロイヤリティーフリーじゃねぇし」って感じかもしれません。
発表!Udemyの収支報告書!
さて2月の収支報告書(修正版)です。笑
$1789でした。20万円弱といったところでしょうか。前回のメールで、ペナン島に住むアルゼンチン人は金利200万円だけで生活しているって書いたけど、200万円/12ヶ月 = 16.7万円(一ヶ月)で生活しているってことですよね。Udemyでそれなりに稼いでいる講師にとってセミリタイアは割と現実的な話かもしれません。子供がいる場合は16.7万円ではもしかしたら厳しいかもしれませんけど。
正直言って、Udemyで毎月10万円も稼げるとは思っていなかったし(そういう心算でビジネスモデルを作ってきました)本当に御の字です。前も言ったし、これまでも何度も言っているけど、本当に参入タイミングって大事です。運が良かったの一言。「じゃあ今からUdemy講師としてデビューをしようと思っているんだけどどう思う?」と問われれば、口を噤まざるをえないんですけど、まあやってみる価値はあるかもしれません。前みたいに簡単に稼ぐことはできないかもしれないけど、まだまだチャンスはあるってのが模範的な回答といったところでしょうか。