動画を撮り終えた(ということにします)。次にやることは編集。編集はチョキチョキとやればいいだけなのでCamtasiaの操作方法を覚えれば問題はなし。大事なことは出力サイズです。撮影前に言っておくべきだったけど、書き出すサイズのキャンバスサイズで撮影をしてください。キャンバスサイズと書き出しサイズを同じにしてください。これ撮影前のお約束。例えば、1920 * 1080で書き出すのであれば、キャンバスサイズも1920 * 1080に設定して撮影して欲しいのです。
ちょっとややこしいですね。撮影時のセッティングを全てスクリーンショットしましたので確認してください。
今回お届けするノウハウはこちら
Camtasia キャンバスの設定
まず Edit > Adjust Canvasで1920 * 1080になっているか確認します。
僕のは1920 * 1080になっています。プリセットから選べばOK。
Camtasia 撮影範囲の設定
ややこしいのはここ。撮影時はフルスクリーンでやって欲しいのです。ここで1080p HD(1920×1080)を選ばないこと。この操作画面は、どの大きさで撮影しますか、を決めます。ここで1080p HDを選んでみてください。画面の一部しか撮影されないはずです。強く納得するためにわざといろんな設定で撮影してみるといいかもしれません。納得なんてしなくていいって人は、フルスクリーン(MacBook Pro 15インチなら Color LCD)を選んでください。
書き出しのサイズの設定
ディスプレイのサイズにもよりますが、MacBook Proのフルスクリーンで撮影した場合、16:9(1920*1080)で書き出すと両端が黒くなります。空白部分ですね。
このままだと教える側も見ている側も気持ち悪いので、ズームして両端が埋まるようにします。ただしPremiere ProやCamtasiaなどの操作方法を教える場合、ズームすると両端は埋まるけど、上下が切れます。画面がはみ出るので、見せたい部分が隠れてしまいます。そこらへんは、教える内容に合わせて柔軟に対応してください。Keynoteなどのプレゼンソフトの場合は、上下に十分なスペースが両端を埋めたところで問題はありません。スケールを67%にしてみましょう。
どうでしょう、両端が埋まりました。ズームした分、上の方が切れちゃってますけど。これはトレードオフ。繰り返しますがプレゼンソフトを使った場合は、上下が多少切れたところで問題はありません。
カットはコマンド+T
言い淀みはカミカミや言い直しなど不要部分をカットするためにコマンド+Tをタイムライン上で押します。インジケーターをいじりながらカットしたい場所でコマンド+Tです。不要部分をRipple Deleteすれば、不要部分の前後が勝手にくっつきます(スティッチ=縫う、と言います)。
この作業を繰り返し、よっしゃこれでOK、世界に配信しても大丈夫だわ、と思えばコマンド+Eで書き出しです。ファイル名をつけて書き出します。ここで書き出しのコツを言います。コツというか設定。
書き出す際のコツ1 – 1920*1080 or 1280 * 720
Camtasiaの場合、書き出しサイズはキャンバスサイズによります。先ほど1920*1080に設定したなら、1920*1080で書き出されます。1280*720でもOKですが、Retinaディスプレイの登場でスマフォ画面ですらハイクオリティの動画を求められています。ので、1920*1080で書き出しましょう。
書き出す際のコツ2 -H264(.mov or .mp4)
コーデックはH264を選びます。拡張子はmovかmp4。mp4の方が使い勝手がいいです。Udemyだけじゃなく、YouTubeもVimeoもその他の動画ホスティングサービスもmp4なら受け付けてくれます。オプションとしてmovファイルもありですが、お勧めはmp4で書き出すことです。