ウォーレンバフェットの自伝に「スノーボール」というものがあります。僕ら夫婦はスノーボールが大好きで、シカゴに住んでいる間、雪だるまを作りながらAudibleで購入したオーディオブックを繰り返し聴いていました。うちの奥さんは、未だに思い出しては聴いているようです。雪だるまは小さな雪玉から始めて、転がしていくうちにどんどん大きくなります。英語圏では Snowball effect なんて言ったりしますが、要点は次の2つです。
- 小さくていいから始めよ
- 転がし続けよ
世界のマネーメーカー・ウォーレンバフェットもスタートは小さかった。でも始めた。小さな元手で始め、世界最強企業・バークシャハサウェイを作りました。ちなみに彼の母校、ネブラスカ州立大学は僕の留学先でもあります。ネブラスカの広大な土地は、何もありません。何もないからこそ、暇だし株でも始めようか・・・って気持ちになります。ちなみにバークシャハサウェイの株式にはA株とB株があり、A株は1株2000万円を超えます。個人投資家が手を出せる額ではありませんね。バフェット、株式分割嫌いだそうです。i-株.comによると主な保有銘柄に、コーラとかP&Gとかアメックスとか身近な企業が入っていますね。
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石崎の集客経歴
このスノーボールエフェクトはインターネット集客でも同じです。もちろんUdemyにおける集客も同じ。最初は本当に小さいんです。僕もYouTubeに愛を込めた動画をたくさんアップロードしましたが、3ヶ月経ってもチャンネル登録者数は17人だけ。始めてまぐまぐでメルマガを書いた時も読者は「オカン」だけでした。Udemyのコースを作った時も、Udemy経由でのお客さんを全く期待していなかったので自社リストの顧客に「お願いします、購入してください」ってお願いしてお客さんになってもらいました。
今はどうでしょう。世界139カ国に6247人のお客さんを抱えるまでになりました。こんな短期間に5千人を超える購入者リスト(メルマガリストではありません!)を作ったのは僕のビジネス人生でも初めてのことです。スタートはオカン、イグジットは世界139カ国。なかなか夢のある話です。
スタートはオカン、は合理的経営判断
誰でも最初のお客さんになりたくないです。顧客が全くついていないコンサルタントのクライアントになりたいか。なりたくない。開店以来お客さんが一人も来ていないカレー屋さんでご飯を食べたいか。食べたくない。開業以来まだ誰も飛んでないバンジージャンプを試してみたいか。試したくない。そう、最初の一人目のお客さんはまるで自分が実験台になるみたいで嫌なんです。Amazonでも、レビューのない商品を買うのは躊躇しちゃいますよね。ということで「スタートはオカン」はビジネス的にも合理的な判断と言えます。
オカンにレビューをもらう
家族や友達にお客さんになってもらったとは、レビューを頼みましょう。レビューがどれほどUdemyのアルゴリズムに影響を与えるかは未知ですが、少なくとも成約率は上がります。僕はこれまで世界中のコピーライティングのセミナーや講座を(趣味で)受講してきましたが、どの講義内容にもレビューを獲得せよ、という項目が含まれていました。もちろん僕のコピーの教材でもレビューの重要性を繰り返し説いています。コピーライティング講座の主目的は成約率を上げることに尽きるわけですが、成約率を上げるためにはレビューは欠かせないんです。ここ大事なんで絶対にやってもらってくださいね。(注意:Udemyの規約違反をよく読んでください)
最初の雪玉は手持ちリスト
この循環の繰り返し。手持ちのリスト(最初はオカン)で受講生を増やす。受講生にレビューをお願いする。レビューのついたコースにお客さんが集まる。次の新しいコースを作ったら手持ちのリストに対して告知し受講生をさらに増やす・・・これをグルグルと回すわけです。まるで雪だるまを作るように。