ご存知とは思いますが、YouTubeは世界2番目の検索エンジンです。人々が検索する時は、GoogleかYouTubeかと相場は決まっているわけです。ただし2008年にGoogleがYouTubeを買収したことによって、1位と2位をGoogleが独占していることになります。特に10代、20代の若い層は動画での情報収集を好みますので、年代別のユーザーを見てもYouTubeは圧倒的に若い人に好まれている。彼らが消費活動が活発化してくる数年後を見据えるのであれば、今のうちからYouTubeで仕込んでおくのも一つの手段です。
Udemyコースの一部をYouTubeで販売する
いや、将来的な話はそれほど重要ではなくて、現在においてもYouTubeは集客用ツールとして機能しています。特にUdemyもYouTubeも動画をコンテンツの中心に据えているので、親和性が非常に高いんですね。例えば100レクチャーあるUdemyコースの1部(10レクチャーほど)をYouTubeにアップロードし、ディスクリプション-説明-部分でUdemyへのリンクを貼る。「詳しく知りたい方は、こちら」とか「網羅的なコースを$20で販売しています」とか書いてリンクを貼るわけですね。
無料でも手を抜かない
仮にYouTubeにアップロードするコンテンツが無料であったとしても手を抜いてはいけません。本来であれば有料で公開したいようなレクチャーをあえて無料で公開するからこそブランディングに繋がるわけです。YouTubeで検索する人たちの期待を超えるコンテンツを作ったとしましょう。誰があなたのことを容易に忘れるでしょうか。インパクトのあるレクチャー、記憶に残るレクチャー、とってもわかりやすいレクチャーをYouTubeに公開するわけですね。一定数はもっと詳しく知りたいと思い、リンクをたどりUdemyのコースを購入してくれることでしょう
Udemyへのリンクを100本貼っても意味はない
もっと効率よく商品を売りたければ、YouTubeの登録者をリストに変換することです。DRMを商売道具にするダイレクトマーケターは「何を今更」と思うはずですね。そう、やっぱりリストマーケティングが最も効果を上げてくれるんです。YouTubeにUdemyへ繋がる100本のリンクを貼るくらいなら、YouTube経由で獲得したリスト10人に対しUdemyのコースをプロモーションする方が、物は売れます。
コンバートという概念を知る
商売が下手な人は、メディアを育てる能力がありません。商売がそれほどうまくない人は、メディアを育てる能力はあるんだけど、セールスの能力がありません。商売が上手なダイレクトマーケターたちは、メディアを育てる能力もあるし、育ったメディアでリストに変換し、セールスを仕掛けるのも上手です。ネットにおける商売上手と商売下手の分水嶺は、リスト取りが上手か否かにつきます。ようは「コンバート(変換する)」という概念を持っているかどうか。商売下手な人は「どこどこが儲かるらしい」と聞くとすぐに飛びつき、”そこで”ビジネスを展開しようとします。アメブロが良いと聞けばアメブロを開き、Facebookが良いと聞けばFacebookを開く。一方、商売上手な人は「どこどこが儲かるらしい」と聞けば、まずそこでメディアを展開しようと考えます。そしてメディアをリストに変換し、リスト上でビジネスを展開しようと考えるわけですね。彼らは非常にコンバートが上手なんですね。