どうもこんにちは、石崎力也です。
今日は「ベストセラーになるオンラインコースの構成と作り方」をお伝えしていきます。
このレクチャーであなたが学べることは次の4つです。
- ベストセラーのオンラインコースを作るためには?
- なぜブランク資料と4つの要素が必要なのか?
- 石崎力也の事例
- ブランク資料の作り方
このレクチャーを受講するために必要な条件は、
- Keynote
- PowerPoint
です。このレクチャーは次のような人たちを対象としています。
- UdemyやSkillShareの講師
- オンラインコースの先生
- デジタルコンテンツの販売者
それでは早速ノウハウをみていきましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
1. ベストセラーとは何か?
ベストセラーとは、売れているコースのことです。うちのベストセラーコースは、1ヶ月で$894を1コースだけで売り上げます。およそ、10万円くらいです。
2. ベストセラーの2条件
- ブランク資料を作る
- 売れるコースの4要素
僕は、「ブランク資料を作る」と「売れるコースの4要素」の2条件を満たすべきだと思います。今まで、この4要素を満たしたコースをたくさん作成してきました。中には売れないものもありましたが、一定数のコースが結構売れるようになりました。
もちろん、ベストセラーコースになる条件はいろいろあります。明らかに需給バランスが崩壊しているところにコースを突っ込んだりすると、爆発的に売れることもありますし、他の要素もあります。でも、講師として必ずできる「ブランク資料を作る」と「売れるコースの4要素」の2つの条件は満たすように作成していきましょう。
3. ブランク資料とは何か?その事例
ブランク資料というのは、タイトルと見出しだけが書かれた空っぽ(blank)の資料のことです。アウトラインを作るための資料だと思ってください。上の画像を見てみてください。タイトルと話す内容が軽く書かれていますよね。これが、ブランク資料です。
4. ベストセラーを構成する4つの要素
- What
- Why
- What if
- How
僕は、この順番にコースを作成しています。これらは、1つのレクチャーでお伝えするのではなく、必ずレクチャーを分けるようにしてください。
要素#01:What
まず、1つ目の「What」というのは、「XXとは何か?」というものです。例えば、コピーライティングとは何か?みたいな感じです。必ず、コースの最初に、この「What」を含めてください。
要素#02:Why
2つ目は、「Why」です。「XXする理由」です。例えば、なぜコピーライティングが重要なのか?みたいに。
要素#03:What if
3つ目は、「What if」です。「XXした結果」です。例えば、コピーライティングで成果を出した竹山さんの事例、みたいに何かしらのケーススタディーを提示します。お客さんの事例があるのであれば、お客さんのものを出してください。もし無い場合は、自分の事例でもOKです。
要素#04:How
最後に、「How」です。ここが一番重要な部分です。「XXのやり方」です。例えば、コピーライティングのやり方とかですね。
ほとんどの方は、いきなり「How」の部分から始めてしまうのですが、ちゃんと「What」、「Why」、「What if」、「How」の順番でコースを構成するようにしましょう。
5. ブランク資料を作るメリット
では次に、ブランク資料を作る理由を確認していきましょう。
古い資料作成
- 情報収集
- 全体を決める
- 作成する
古い資料作成だと、上記のように、情報を集めてから全体を決め、そして資料を作成する、という順番になります。情報は集めれば集めるほど良いと勘違いしている方が多すぎるので、その前提でやっていくと、いつまで経っても情報が集められません。だから、時間がかかってしまうわけです。
ブランク資料
- ブランク資料を作る
- 情報収集
- 作成する
一方、ブランク資料は、まず最初にゴールを決めます。そして、ブランク資料を作成していきます。この段階で、アウトラインが決まっているので、あとはそのブランクにどんな情報が当てはまっていくのかがわかります。なので、資料を作成するのが早くなるんですね。
- 全体を決めた時点でフィードバックをもらえる
- 無駄な作り直しを防げる
- ゴールが見えているためスライド同士の繋がりが良くなる
- 受講生のベネフィットが優先される
ということで、ブランク資料のメリットをまとめると、上の4つ挙げることができます。1つ目は、全体を決めた時点でフィードバックをもらえる。お客さん(受講生)にこんなコースを作成しようと思っている、ということで、プリローンチができるようになります。
2つ目は、無駄な作り直しを防げる。これは、そのままですね。
3つ目は、ゴールが見えているのためスライド同士の繋がりが良くなる。これは、最初に情報を集めて、それらを詰め込むと結局何が言いたいの、となるのを防ぐことができるということです。
最後4つ目は、受講生のベネフィットが優先される。ブランク資料を作成する前に、ゴールを決めます。そのゴールは、受講生の学びたいこと、つまり、ベネフィットです。結局、受講生のベネフィットありきでコースを作成していくので、受講生の満足度が上がります。
6. 4つの要素を含めると学習意欲が高まる
今回お伝えしている4つの要素というのは、僕が発明したものではありません。ずっと前から、デジタル商品を販売している人たちが作り上げてきたフォーマットです。どれか1つを話しても意味がなく、4つ揃って生徒の学習意欲を高めることができます。また、何か1つのコンセプトがあって、これを4つの観点(4つの要素)から伝えると、必要不可欠な情報を網羅できるようになります。
7. 石崎力也の事例
次に僕の事例をご紹介していきたいんですけど、その前に、一般論をお伝えしていきます。
遅い資料作成
情報収集に時間がかかり過ぎてしまったり、ゴールがないので、漫然と多くの情報を集めてしまうといったデメリットがあります。さらには、顧客の欲しくない情報まで集めてしまうということもあります。
早い資料作成
プロダクトアウトの発想で素早く商品をローンチすることができますし、市場からフィードバックをもらうことができます。Udemyであれば、無料で公開して、反応が良ければレクチャーを追加して有料化しても良いですね。Udemyを使わなくても、リストに対して、レクチャーのタイトル出しだけをやって、こういった商品があったら買いたいですか?と聞くわけです。そして、買いたいという人がいれば、コースを作っていけば良いですし、いらないと言われれば、作らなければ良いです。
石崎力也の事例
- コースの売れ行きが良くなった
- コースタイトルとコンテンツが一致
- 早くコースをローンチできるようになった
- 高い評価を得られるようになった
- 三年近く売れ続けるコースができた
8. コースタイトルを決める
それでは、実際にブランク資料を作成していきましょう。 まずは、コースタイトルですね。上のスクショのように、タイトルとその下に名前を記載しておくだけでOKです。
9. What・Why・What if・Howの資料を作る
そして、4つの要素の資料を作成していきます。ここでは、4要素のタイトルだけ作っておきましょう。タイトルは、今の段階では、「What」、「Why」、「What if」、「How」のままで大丈夫です。 サブタイトルは、空欄もしくはデフォルトの文章ままにしておきます。
10. 4つの要素の細部を埋めていく
次に、4つの要素のサブタイトルを埋めていきます。ちなみに、ここで作成している資料は「会員制サービスの作り方」なんですけど、月額会員ビジネスに絞った方が良いかな、という案が浮かんできました。このように、ブランク資料だと、資料作成の段階で修正も容易にできるというのもメリットだと思っています。
11. レクチャータイトルと見出しを埋める
最後に、上のスクショのように、話す内容のアウトラインだけを埋めていきます。ここで、詳細を記載しないようにしましょう。これを「What」、「Why」、「What if」、「How」の4つの要素で行なっていきます。