今回お届けするノウハウはこちら
STEP1:ようこそ
こんにちは、石崎力也です。ようこそ、このプログラムへ。たくさん学ぶことがあるので心の準備をしておいてくださいね。どれも面白いノウハウばかりです。このプログラムの目的はあなたの持っている知識やスキルをオンラインコースに変えて販売することです。パッションを持ってやっていることをコンテンツにしてください。オンラインコースを通して多くの人を助け、良い影響を与え、最終的にはあなた自身がお金を稼いでください。
このプログラムを通して僕は2つのことを達成したいと思います。1つは、先も言ったようにあなたの知識や技術を有料商品に変えること。そしてあなたが商品を通して他の人を助け、あなたがお金を稼ぐことです。もう1つは、すでに商品を持っている人のマーケティングを手伝うことです。あなたの商品を心の底から欲しがっている人がいます。でもあなたはまだ彼らを見つける方法を知らないかも知れません。理想の顧客がいることを知ってください。理想のお客さんを見つける方法をお伝えします。
これからたくさんのノウハウを提供していくけど、どれも成果に繋がるものばかりです。に僕や受講生がテストして結果が出ているものだけを紹介しています。
なぜ僕がこのコースを作ったかというと、多くの人は具体的なアクションを欠いたビジネスモデルに振り回されているのをみていられなかったからです。もうこれまでいろんなUdemyのノウハウを見てきたかもしれませんが、平均的な講師のアドバイスを聞いても意味がありません。彼らの多くはなぜ自分がうまくいっているかも理解できていません。一方、飛び抜けた成果を出している講師は、自分のやっていることをよく理解しています。正しいプラットフォームを使って、正しいやり方でビジネスを作れば、誰でもうまくいきます。Udemyでビジネスをやると決めた時点で、あなたは正しいプラットフォームを選ぶことに成功しています。あとは正しいやり方だけです。
このコースではUdemyで成功する方法の他に、Udemyの外側で成功する方法も解説しています。つまりあなたがインターネットビジネスをする上で必要な情報が全て揃っているということです。デジタルコンテンツを販売してお金を稼ぎたいですか?答えがYESなら、あなたは正しいプログラムに参加しました。おめでとうございます。
きっとこれからビジネスを作る過程でいろんな疑問があることでしょう。だからこのコースがあるわけです。そしてあなたの側に僕がいます。これからあなたのビジネス構築をサポートできる・・・そう考えているだけでむっちゃワクワクします。では、これから8週間、よろしくお願いします。
STEP4:Udemyのエコシステムと僕のストーリー
Udemyには2000万人のお腹をすかせた(コースを買いたいと思っている)受講生がいます。かつては講師一人当たりの収入が表示されていました。$7Kと。あくまでも平均的な数値です。それよりも稼げていない人もたくさんいるし、それよりも稼げている人もたくさんいます。このコースを受講したからには、ぜひとも$7Kは超えていただきたいと思います。ちなみに$7Kは、僕の1ヶ月分の収益です。頑張ったら1ヶ月でそのくらい稼げるようになります。だから頑張ってください。笑
もともと何かを教えたことのない人たちが、Udemyの講師として活躍しています。顔出しをせずにスクリーンキャストだけでうまくやっている人もいますし(実際に僕のコースのほとんどはスクリーンキャストで撮影されています)、上手な喋りで受講生を魅了している講師もいます。もう本当にピンキリ。いろんな人がいろんなジャンルでコースを公開し、それなりの収入を得ています。
収入の分配方法
Udemyがコースを販売した場合、あなたの手取りは30%〜50%です。オーガニック売上、アフィリエイト、広告プログラムによって異なります。講師(あなた)がコースを販売した場合、ほぼ100%の収益が手に入ります。決済手数料の数%が決済会社に支払われるので正確には100%ではありません。
Udemyのサイトで商品が売れた場合は、オーガニック売上に形状されますので取り分は30〜50%です。
Udemyが定期的に配信しているEメール・プロモーション経由でコースが売れた場合もやはりオーガニック売上です。
一方、自分のブログやメルマガ読者に告知して、講師が発行したクーポンを経由してコースが売れた場合、取り分は100%になります。講師プロモーションによる売上ですね。他に、Promotional Announcementを利用してコースを販売した場合も講師プロモーションの売上に形状されます。
僕のストーリー
今は月に$6000をUdemyだけで稼ぐようになりました。しかもこれは完全な副業であり、完全な不労所得です。本業のコンサルティング活動や、高額商品の販売の売上は含まれていません。今はそれなりに経済的にハッピーですけど、数年前は、まさか自分が何かを教えられるだなんて思ってもいませんでした。
大学生の時、2つの塾で講師をしていました。でも相手は中学生と高校生です。自分より年下の人に対して「話しかける」という感覚でした。教えるなんて、そんなたいそれたことは自分にできると思っていませんでした。
初めてやったバイトの話をしましょう。家庭教師のテレアポのバイトをしていました。フルコミッションのバイトで、成約できない人はどんどんやめていきました。運よく僕は「コンバージョンの法則」を高校生の時に知ってしまったので、他のバイトさんよりも高い時給をもらっていました。なんと人生で初めてのアルバイトなのに、高校1年生の15歳が時給1600円ももらっていたんです。2つの偶然が重なったんです。1つは、僕が圧倒的に喋りが下手だったこと。そのため社員の方が割と成約の取れやすい地域の名簿を僕によこしてくれたのです。例えば金沢などの比較的シティ(?)のお母さんたちは、こうったセールスの電話を死ぬほど受けているので、対応に疲れています。一方、富山県や福井県の過疎地域のお母さんは、こういったセールスの電話に慣れていないので、セールストークに簡単に乗せられてしまうんです。さらにもう1つの偶然は、たまたま「よく喋るお母さんほど成約しやすい」ということに早い段階で気付いたんです。
今考えると、本当に運のいいやつだなと。まさにこの2つは、セールスの極意でもあります。
- ターゲティング(成約しやすい見込み客だけを狙う)
- 返報性の法則(よく喋るお母さんほど成約しやすい)
よく喋るお母さんは、たくさん喋った後に「これだけ聞いてもらってなんか悪いわ」という気持ちになるようです。うちの地域は進学に熱心じゃなくて・・・子供がちっとも勉強しなくて・・・野球から帰ってくるとクタクタで・・・こういった愚痴をとことんまで聞き出す。聞き出すというか、お母さんが勝手に喋り出します。少しオーバーな相槌を打ち(あー、なるほど!)、おうむ返しでお母さんの話をリピートし(確かにXXですよねー)、素敵なお話を聞かせてくれたことに感謝を述べる(勉強になりました。ありがとうございました)。で、最後の最後にお母さんに「ところで、家庭教師の無料体験はいかがですか?」とオファーをする。
試食コーナーで無料で飲食した後に商品を勧められて断りづらいあの感覚。まさに返報性の原理です。これだけ話を聞いてもらったんだから、お返しに何かしてあげなきゃ・・・という気持ちを創出し、成約に繋げるわけです。逆にいうと喋らないお母さんはほぼ成約に繋がらないので、早めにNoを引き出すことが重要です。本当に興味があったら、あっちから声をかけてきますので。「ああ、そうですか。わかりました。貴重なお時間ありがとうございました」と言って、すぐに商談の席を立つことが重要です。そうすると一部のお母さんは「ちょっと待って」と言います。
高校生ながら、遊ぶ金欲しさに真剣にセールスと向き合いました。運も味方して、時給はどんどんと伸びていきました。アルバイトは、高校1年生から大学1年生まで4年ほど続けました。テレアポ、焼肉屋のキッチン、全日空ホテルのベッドメイキング、引越し、塾の講師、家庭教師、物流センター、いろんな業種のいろんなバイトを経験しました。アルバイトを通して様々なビジネスモデルを知ることができましたと言えればどれだけいいことか。当時の僕は「お金さえもらればいい」という安直な考えで生きていたので、ビジネスを学ぶ!なんて意識は一切ありませんでした。
しかしある時を境にしてアルバイトを辞めることにしました。ケツメイシのコンサート設営を経験したからです。ライブを無料で見れるし、しかも時給も良いということで受けてみたバイト。朝4時ごろに会場入りして、ステージのセッティング、楽器や機材の搬入、照明のチェックなどを終えて、コンサートが始まると、今度は警備員をやります。警備員は観客席を向いていなきゃいけないので、ケツメイシの方向を見ることはできませんでした。ケツメイシが「君にBUMP」を歌っています。観客は盛り上がっています。
ふと冷静になり、何やってんだ俺?と思うわけです。ケツメイシのように歌っているわけでもないし、オーディエンスとして楽しんでいるわけでもない。たかだか2万円をもらうためだけに、こんなにもクタクタになって。親が見たらどう思うだろう?と僕は考えたわけです。あるいは祖父母が見たらなんて言うだろう?と考えたんです。仮にお金のためとはいえ、人生を楽しんでいない息子(あるいは孫)を確認して、彼らは悲しむような気がしたのです。そう思うと、なんか生命を無駄にしているなと感じて、急にしらけてしまいました。
あの瞬間から、人に使われる人生は最悪だと思うようになったんです。バイトを辞めてからは、ビジネスを作ることだけ考えるようになりました。大学生は時間がたっぷりあります。働く必要もないし、ただ勉強だけしていればいい。僕はサークルなどに入っていなかったので、持て余すほどの時間がありました。例えば、英語を学びたい人と英語を教えたい人を結びつけるマッチングサイトを作ってそこから手数料を取るモデルを作ったり、WordPressのBBpresswを使って敷金返金されなかった人たちのための掲示板を作ったり、TOEICの勉強法を教えるオンラインコースを作ってみたり。色々やってみました。どれもそれなりにうまくいきました。大学を卒業するときには、どう考えても当時の年収を超えるだけの給料を払ってくれる企業が見つからなかったため、そのまま就職せずに法人を作りました。
ただ忙しかった。西麻布と六本木に自宅とオフィスを構えていたんだけど、自宅とオフィスをいったりきたりするだけで簡単に半年が過ぎてゆきました。仕事を始めた当時は、何もかもが楽しかったからよかったです。でも創業メンバーが救急車で運ばれ「六本木に来たことをすごい後悔している」と言われたときには、確かにそうだよなー俺も後悔しているもんと強く同意してしまいました。忙しさは悪です。この忙しい現状を打破するために、たくさん勉強しました。特に英語圏のビジネスモデルをよくよく観察し、使えるアイディアは自分たちの事業に少しずつ適用していきました。
2013年の11月。どうやらアップセルを導入すると良いらしいということがわかって、早速自分のビジネスにそれを導入してみました。すると顧客単価が2倍へと跳ね上がり、売上も2倍になりました。最終的にはLTVが5倍になり、もう仕事をしなくても生きていけると実感するようになりました。創業メンバーと話し合い、すぐに六本木の給与支払い事務所の解散届を麻布税務署に提出。法人をそのまま残し、事務所だけ解散して、創業時のメンバーはそれぞれ新しい人生を歩み始めました。ある人は、学業を終えるために学校に戻り、ある人は、地元に帰り親の家業を手伝い、ある人は、ワーホリでオーストラリアに行きました。僕は、結婚し、そのまま世界一周(ハネムーンを兼ねる)の旅に出ました。
約2年の世界旅行を終え、日本に帰国。バンクーバーで妊娠が発覚したからです。実はもうタイ行きの航空券をとっていたんですけど、それをキャンセルして成田へと飛びました。奥さんは悔やんでいました。「えー、ムエタイやりたかったのに」と。そう、僕らはタイに長期のムエタイ留学をするつもりだったんです。「妊婦 ムエタイ」とか検索してみたけど、Googleは答えを教えてくれませんでした。サンドバックを思い切り蹴ることはたぶん胎児に良くないだろう判断し、留学を断念したんです。
帰国した。仕事もない。やることもない。さあどうしようという心境です。結局、1つの場所にとどまることはできなくて、石垣島、鮎喰、彦根、住之江、福井にあるレオパレスを短期で借りながら日本を放浪していました。もちろん定期検査のために病院には通いました。しかし、やることがない。地元の金沢に帰り、奥さんの陣痛がひどくなり、破水から12時間ほどで長男が生まれました。0歳児を連れて旅をするのはさすがにクレイジーだからやめてやめておきなさいと母親に釘を刺されました。お医者さんからも母体の安全を優先してねと何度も強調されました。もう家にいるしかない。少なくとも長男の首が座るまでは、母体は当然、僕も安静に自宅待機です。
やることがないから、前々からやってみようと思っていたことに挑戦してみたんです。Udemyです。2014年の段階では、まだ完全にローカライズされていなくて、管理画面は全て英語でした。2015年にベネッセとUdemyの提携がなされ、少しずつ日本語のコースが公開され始めました。最初の収益を得たのは2016年の2月でした。
おお!朝起きたら、売上が増えている。寝ている間にコースが売れた!そして2016年3月。月売上が$300を超えた。どんなビジネスもそうだと思うんですが、どれだけ簡単に最初の$1000を稼げるかはすごい重要だと思うんです。そういう意味では、Udemyで最初の$1000を稼ぐことは驚くほど簡単でした。これはイケる!と思ったので、今まで以上に多くのリソースをUdemyに投下するようになりました。その結果・・・
参入してから5ヶ月で$1000を超え、その次の6ヶ月目には$2000を稼ぐようになりました。
さらに2017年の5月には初めて$3000を突破し、同年11月に$4000を突破。2018年の1月には$5000を飛び越えて$6700を稼ぐようになりました。これが僕のストーリーです。もともと教えることと無縁だった人間が、教えることで月に$6700を稼げるようになったストーリーです。
ここで白状しなきゃいけないことがあります。それは、Udemyのコースを作ったのは2016年の2月と3月だけだということです。リソースを投下したには2月と3月だけ。あとはメンテナンスのみ。もともと本業のコンテンツ販売と、コンサルティングサービスが忙しかったので、他の仕事に割く時間はひどく限られていました。子供の首がすわったので、4月以降、すぐに海外出張を再開しました。家族で世界旅行(本音)、家族で海外出張(建前)をしたんです。いつも海外にはBlue社のコンデンサーマイクを持っているんだけど、使ったことは一度もありません。仕事が忙しいので。笑
確かに2月と3月は一生懸命に仕事をした。だけど、それが今だにお金を生み続けている。受講生の数は増え続け、売上がどんどん伸びています。しかし作業量はほぼゼロ。これがUdemyのインパクトです。僕がこのプログラムを作った理由は、まさにこのUdemyのインパクトをあなたにも経験してもらいたいからです。あなたが実績を出せば、それが僕の実績にもなります。あなたが儲かることは、僕のアドバンテージでもあるのです。
受講生の数は24000人を超えました。英語でもコースを開設しているので、162カ国の人々にリーチしています。Udemyを介して、世界中の起業家と繋がり、JVも経験しました。文字通り、商圏を取り払い、日本だけでなく世界中に顧客を持つことに成功しました。Udemyの受講生の少なくない人たちが、本業のコンサルティングにも興味を持ってくれて、副業だけでなく本業も加速的にスケーリングしたんです。
メンテナンスに必要な時間?今は土曜日の午前中だけ、週に4時間だけ働いています。その4時間で本業のコンサルティングをこなし、Udemyのメンテナンスもしています。週に4時間働いているので、これを不労所得と呼ぶかどうかはわかりませんが、個人的には家族と世界旅行を継続するのに十分の収入を最小限の労働時間で稼いでいると思っています。
どうしてこんな話をしているかって?なぜなら、Udemyは次の3点で優れているからです。
- リアルなお金が手にはいる:毎月$6720の不労所得があれば何をしたいですか
- ロー・メンテナンス:週に4時間の労働でそれだけの収入が手に入ります
- 時間的場所的制限を受けない:世界中を旅しながら続けることができます
でも、いくらUdemyが優れているからって、必ずしも成功できるわけではありません。正直な話、Udemyに参入しているがそれほどうまくいっていない講師もたくさんいます。彼らには何が足りないのでしょう?僕は知っています。彼らには「目的」が足りないんです。ビジョンと言ってもいいでしょう。Udemyをやる明確な理由を持っていないんです。逆にいうとビジョンを持っている人は、高確率でベストセラーを作ることに成功しています。例えば、彼らはUdemyで成功して次のようなことを達成したいと強く思っていました。
- 旅行したい(僕です!)
- 働く時間を減らしたい
- 自信をつけたい
- 家を買いたい
- 車を買いたい
- 他の人を助けたい
- 新規ビジネスに参入してみたい
- ネット有名人になりたい
ネット有名人になりたいって馬鹿げた話だと思いますか?では、僕の知っているネット有名人のいくつかを紹介しましょう。まずフランクカーン。彼はマスコントロールというデジタルコンテンツを販売して24時間で22億円の売上をあげました。マーケティング業界でカリスマ的なポジションを確立しています。
最近、NetflixでI’m not your guru(私は教祖ではない)を見ました。日本でもベストセラーになった本の著者、アンソニーロビンズのドキュメンタリーです。彼はインターネットの前から有名だったんだけど、ネット有名人とどんどんJVして、ネットでも有名になってしまいました。あなたもきっと知っているであろう世界#1コーチのアンソニーロビンズは、先ほど紹介したフランクカーンに「The New Money Masters」の中でインタビューをしています。ちなみにこの教材「The New Money Msters」では、エベンペーガンにもインタビューをしています。
エベンペーガンは、ダイレクト出版が訳本を出しているので知っている方も多いはず。恋愛系の教材をメインに、いろんなデジタルコンテンツを販売して10年間で100億円以上を稼いだ人です。ヴァージングループの創設者であり冒険家としても知られるリチャードブランソンと対談している動画がYouTubeにアップロードされています。それでエベンを知った人も多いようです。彼も正真正銘のネット有名人です。
他にも、プロダクトローンチのジェフウォーカー、Fusionのマイク・ケーニグス、SEO Specialistのマイケルフォーティンなど挙げればきりがありません。デジタルコンテンツを販売していませんが、登録者100万人を超えるYouTuberはネット有名人と言ってもいいでしょう。ヒカキン、僕の敬愛するCasey Neistat、菜食王子のRyoya Takashimaなどなど。
彼らは皆、明確なビジョンを持っています。もう1度聞きます。あなたにはビジョンはありますか?なぜUdemyに参入するのですか?その理由は?答えが明確であればあるほど、あなたの行動量は増え、平均的な講師よりも多くの受講生を集めることに成功するでしょう。
STEP5:アクションガイドについて
STEP6:Udemy講師になるためのマインドセット
現時点でどんなジャンルに参入しようか決まっていてもいいし、決まっていなくてもいいです。ここからはジャンル選定のやり方をお伝えします。まだジャンルが決まってない人は集中して聞いてください。あなたが教えるべきコースのトピックを決めるときは、次の4つを基準にしてください。
1. 職業
たいていの場合、人は職業に多くの時間を費やしています。つまりあなたが教えられるコースはあなたの職業に関連していることです。典型的なのは、SEがプログラミングを教える。あるいはコーチの人がコーチングを教え、カウンセラーの人がコミュニケーションを教る。
2. 趣味
人は趣味に多くのお金を使います。Udemyで教えられてるコースの多くはキャリアアップに関するものです。一方で趣味に関するものも多いです。あなたが健康オタクだったり鉄道マニアであったりあるいは音楽が大好きであったりすれば、きっとそれらを知りたい人がいるはずです。
3. よく受ける質問
大抵の人は自分が何に優れているか分かっていないことが多いです。もしあなたが人から同じような質問を何度も受けた場合、それはあなたの強みに関する分野であることが多いです。例えば僕の場合であれば、かつてはマーケティング全般を教えていました。オフラインもオンラインも。実際にビジネスを始めるとオンラインマーケティングの質問をよく受けるようになったので、僕の専門をオンラインマーケターに変えたんです。今度はオンラインマーケターを名のり始めるとデジタルコンテンツの販売について質問をよく受けるようになりました。だから今はデジタルコンテンツの販売方法を教える専門家になっています。そう、僕は他人に専門を決めてもらったんです。
4. どう認知されてるか
先ほど言ったように人は自分が何の専門家か分かっていないことが多いようです。僕のように。だから人からどのように認知されているかを知るのはすごい大事なことです。あなたは他人からどのような分野で権威性があるとと思われているでしょう?どのように認識されてるでしょうか?あなたは人からどの分野の専門家と認識されているでしょうか?自分がどう思うかは関係ありません。他人がどう思っているかが重要なのです。(僕もかつては自分がコピーライターだなんて認識していませんでしたから)
その他の方法
その他の方法を教えます。有効な質問があります。
- あなたがどういうジャンルでリーダーシップを発揮していきたいか?
というものです。例えばあなたがSEOの分野で専門家になりたいのであればSEOがあなたの専門になる可能性が高いです。さらにこの質問も有効です。
- あなたは何に興味があるか?
仮に専門家と認知されていてもその分野に対して興味がなかったら、きっと時間を投下することはできないでしょう。例えば、僕はTOEICが得意な人、英語が得意な人と認識されることがあるんですけど、そもそも得意でもないし、何より情熱がさっぱりありません。だから仮に専門家と認識されていたとしても、その分野に僕の大事な時間を投下することはないでしょう。
一方、仮にあなたが専門家でなかったとしてもその分野に強烈な興味がある場合は専門家を超えるぐらいの時間を投下することになります。つまり最終的にはその分野であなたが専門家として認識される可能性が高いということです。
あるいは友達に質問してもいいかもしれません。こんな感じのメールを送るわけです。
山崎久しぶり。今オンラインコースを作るろうと思っているんだけどちょっと助けてくれないか。君の目から見て僕はどの分野で他の人たちを助けることができると思いますか?どの分野に僕は優れているでしょうか?あなたの個人的な意見で構わないので教えてください。忌憚のない意見をお待ちしております。
ステップ7:でも僕は専門家じゃないし
ステップ6ではジャンルを決めるときのマインドセットについてお話ししました。とはいえ私にはまだコースを作るには早すぎると思っているかもしれません。或いは「でも俺専門家じゃないし」と自分でメンタルブロックを作っているもしれません。あなたもそのひとりかもしれませんね。ここで僕のお話をさせてください。2つの存在しているコースについてお話しします。ちなみに両方ともUdemyでベストセラーコースになっています。
1つは免許皆伝コピーライティング。この1コースだけで毎月約$1000を稼ぎ続ける、うちの稼ぎ頭なんですけども、僕はコピーライティングの専門家でもないしライターとしての特別な教育を受けたこともありません。自分のビジネスを軌道に乗せるために、あるいはもっと多くの商品を売るために、本を読んだり独学でオンラインコースを受講し勉強しました。実際にセールスレターの成約率はどんどんと上がりました。でも僕は無名どころか、そもそも自分をコピーライターと思っていませんでした。この免許皆伝コピーライティングというコースを作り、それががたまたまベストセラーになり、その後専門家になりました。
というか今でも専門家と思っていません。周りからそう認識されているだけの話です。
このコースも同じです。コースタイトルは免許皆伝ダイレクトレスポンスマーケティングです。このコースもマーケティング分野でベストセラーになっていて、毎月大きな売上があります。コピーライティングのコースと同様僕は自分のビジネスを更にスケーラするためにマーケティングの本を(主に海外のマーケティングの本を)読みあさりました。そこで得た情報を自分のビジネスモデルに適応し実際に成果を出しました。しかしぼくはダイレクトマーケティングの分野では無名のでした(まあどの分野でも無名だったんですけど)。
この分野では神田昌典さんやダンケネディなど世界的な有名人がたくさんいます。もし彼らのコースがUdemyに存在していたら僕のコースはきっと売れていないでしょう。そのくらい彼らの実績に比べたら僕の実績など微々たるものでした。(面白いことにUdemyには世界的に有名な人が作ったマーケティングのコースがたくさんあります。でも無名の人たち — 例えば僕とか — が作ったコースのほうがよく売れているんです。なんででしょうね)
僕がコースのジャンルを決めるとき、いつも自分に言い聞かせていることがあります。このアドバイスは僕だけではなく、たくさんのお客さんを勇気づけているので、あなたにご紹介させてください。
受講生よりも1.5歩先を行っている分野のコースを作る
一歩先ではまだ知識が足りていませんが、2歩3歩先に進んでる必要ありません。もちろん、言うまでもありませんが、あなたはその分野で1番の人である必要はありません。2、3歩先んじている人や、その分野で1番の人は、受講生の気持ちがわからない。初心者の気持ちがわからない。だからコースの中で難しいことを難しい言葉で教えようとします。だから受講生にとっても、1.5歩先の人のコースのほうがわかりやすいということもあり得ます。僕のコースが、世界的な権威の人たちのコースよりも売れているのは、もしかしたらそのおかげかもしれません。
ステップ8:プラットフォームにあるチャンスを最大化する方法
Udemyが講師に提供しているインサイトというツールがあります。このサービスを使えば需要をチェックすることができます。Udemyでコースをリリースしたものの、それほどそのコースが売れていないという場合、理由の90%はジャンル選定のミスです。インターネットビジネスの基本は、あるいはUdemyビジネスの基本は、大きなマーケットの一部を取りに行くことです。ニッチを攻め過ぎて、需要のないコースを作ってしまうと、恐ろしいくらい売れないです。
Udemyにどんなカテゴリーがあるか確認してみてください。例えば次のようなカテゴリーに大きな需要が集まっています。
- ビジネス
- テクノロジー
- デザイン
- ライフスタイル
- 言語
- 趣味
- フォトグラフィー
日本語でコースを開設する人はラッキーです。なぜならすでに英語圏で成功しているコースをチェックすればいいからです。日本人もアメリカ人もインド人も、国民性の違いはあれ、このグローバル化された今日、僕たちが欲しているものは同じです。みんなiPhone欲しいし、ホンダのバイク欲しいし、お金持ちになりたいし。僕が言いたいのは、英語圏で成功しているコースは、日本語圏でも成功するコースであるということ。例えば英語でaffiliateと検索して見つけたコースが成功していたら今度は日本語でアフィリエイトと検索してコースがなかったらチャンスということです。
大きなマーケットの一部を取りに行くを換言すると、需給のバランスが崩壊しているジャンルを狙う、となります。需要は大きいけど、供給が足りていない。例えば「生産性アップ」という大きなジャンルがある。この一部を取りに行くためには絞り込みが必要です。
- 「働く女性のための生産性アップ」
- 「生産性をアップさせる睡眠術」
- 「プログラマーのための生産性アップ7つ道具」
もし「働く女性のための生産性アップ」に大きな需要があるにも関わらず、コースが供給されていな場合、需給のバランスが崩壊していると言えます。僕が得意なのは、需給のバランスがとんでもないくらい崩壊している場所を見つけてそこに商品を供給することです。そうやってここ10年、飯を食って来ました。
Udemyで検索してみる
例えばヨガでコースを作ろうと思ったとする。これは供給の有無を調べるだけではありません。供給者の実力をチェックする意味もあります。仮にたくさんコースが供給されていたとしても、ライバルのコースがあまりにも酷い場合は、彼らを駆逐することができるかもしれません。レビューを見てください。ライバルのコースが4つ星以下の評価を受けていたらチャンスです。もっと良いコースを作ったら、お客さんを総取りできるかもしれません。
ステップ9:売るべきでないコース
供給過多のコース
需給バランスが崩れているところを狙うのは、マーケターの常套手段です。もちろん供給が足りていない場所、つまり需要過多な場所を狙う。供給が需要を上回っているコースは、売るべきでないコースの典型です。すでにたくさんのコースが存在し、しかもクオリティが高い。そういうジャンルには参加しない方がいいです。別にあなたができない(彼らよりも良いコースを作れない)って言っているわけではないんだけど、売れにくいのは事実です。例えばUdemyで「WordPress」と検索する。たくさんのコースが検索結果に出てきます。しかもたくさんの受講生がついている。こういうジャンルにはなかなか参加しよとは思いません。
ライバルが強力なコース
検索結果に表示されたコースの数が少なかったとしても、ライバルの作るコースがあまりにも素晴らしい場合は参入を控えたほうがいいでしょう。すでにレビューが100以上あって、しかも平均の評価が4.5を超えているコースはかなり強力です。
日本版Udemyではまだまだコースが十分に供給されていないので、参入を控えようと思ったジャンルはほとんどありません、僕自身。次の基準を下回る限り、僕はそのジャンルにコースを提供し続けます。逆にこの基準を上回ると、少し躊躇しますね。
受講生の数が1000以上 and レビューが100以上のコースが、2つ以上供給されているジャンル
ステップ10:既存コースを凌駕する方法
ライバルが強力でなければ嬉しいんだけど、男は時には戦う必要があります(女性もたまには)。ドワンゴの川上量生さんは「不戦勝がいい」と言っているし、ドラッカーも「無競争状態が最も優れている」と言っています。僕もそう思います。だから基本的には、戦わないで勝ちましょう。
どんな理由かは分かりませんが、それでもやはり、人には戦わないといけない時があります。僕も勝機がある場合に限り、仮にライバルが協力な場合でもコースを供給することがあります。正直な話、まだライバルを駆逐した経験はありません。コースを供給したはいいものの、そのジャンルで2番目の売上にあまんじ、依然としてライバルのコースが1番・・・というケースは多々あります。しかし確実に僕のシェアが増えてきており、コースの売上が徐々に伸びて、トップコースに受講生の数も売上もレビューも肉薄しています。僕がやった施策を紹介しましょう。
講義数を伸ばす
Udemyの売りは、お得感です。¥24000で販売されているコースが、¥1200に割引されている。これはお得だ!という感覚を利用して、コースをどんどん売っています。きっとあなたもUdemyで初めてコースを購入した時は、安いと思ったはずです。このお得感を助長するのは、ボリュームです。5つのレクチャーしかないのに¥24000。100のレクチャーがあって¥24000。両方とも¥1200にディスカウントされている。あなたはどっちを買いますか?お得感があるのは、やはり100の講義数があるコースですね。
ということで、ライバルコースよりもネタを豊富に持っていて、仮に時間をかけてでも彼(彼女)よりも大きなコースを作れるという自信があるのであれば、そのジャンルに参入してもいいかもしれません。僕はよくこの作戦を取ります。特にライバルコースがそれほど更新されていない場合はチャンスです。
講義時間を伸ばす
講義数同様、ボリュームを示す指標として講義時間があります。
- 講義時間:8 hours(合計100レクチャー)
- 講義時間:2 hours(合計5レクチャー)
やはり、講義時間の大きいコースの方がお得感が出ていますね。同じ値段で並んでいたら、講義時間の大きい方を選んでしまいそうです。どうやら人は、講義時間の大きいコースから「たくさん」学べる、と思うそうです。
ステップバイステップにする
体系化されているコースはわかりやすい印象を与えます。特に「この通りにやれば、僕と同じものを作れます」というキャッチコピーは、強烈に受講生の心を揺さぶります。コピーライティングの世界でもよく使われる言い回しなので覚えておいてください。ステップバイステップとコースタイトルに銘打って、セクションごとにアクションプランを導入します。
- セクション1:ジャンルを決める(アクション:需要を検証しよう)
- セクション2:動画を撮影する(アクション:ScreenFlowを購入しよう)
- セクション3:動画を編集する(アクション:ScreenFlowで編集しよう)
- セクション4:Udemyにアップロードする(アクション:コースを開設しよう)
テンプレートにする
雛形を用意してあげる。これもステップバイステップと方向性は同じです。もう型が用意されているわけだから、やるべきことは穴埋め作業だけです。空欄を1個1個埋めると、彼または彼女と同じものを作れる。将来がイメージしやすいんですよね。コースを買う時に、あなたもきっと、ここからどんなものを得られるか?と考えるはず。その得られたもので、あなたの人生がどういう風に変わるかまで想像するかもしれません。そういう意味では「初心者からプロのプログラマーになるまで」と宣言しているベストセラーコースがUdemyにたくさんあるけど、上手なネーミングだなとはたから見ていて思うんですよ。プログラマーになりたい初心者の人が、プロのプログラマーになることを容易に想像できちゃうんだから。
ステップ11:コースのトピックを絞り込む
突き放すようで申し訳ないんだけど、僕は参入するジャンルで迷ったことがありません。どういうコースを作ればどのくらい売れるだろうという感覚が身についています。だから「どんなコースを作ろうかな」と物思いに耽ることはありません。それ以上に、これだけプロダクトのローンチが簡単になった今日、何を迷うのかと思うのです。マーケットに聞けばいいんです。ミニコースを投下して、市場の反応を確認する。受講生の入りが悪かったり、評価が悪かったりすると、そのコースは閉じてしまえばいい。極論ね。
逆に市場からの反応が良いコースは、どんどん講義を追加する。そう、最新の市場調査メソッドは「マーケットに直接聞け」です。まるで進路を決めるかのごとく、ジャンル選定で迷う人もいるんだけど、できることなら背中をドンと押してあげたい。そしてマーケットという大海原に突き落としてあげたい。商品を投下する前にあれこれ考えるのは、まるで畳の上で平泳ぎの練習をするようなものです。
ちなみに僕は、自分の進路すらもマーケットに決めてもらいます。職業なんてそういうものです。自分の好き嫌いを優先するから、いつまでも貧乏をやらなきゃいけない。職業は、どれだけ社会に価値を与えられるか、その一点に尽きると僕は考えているので、楽しいとか楽しくないとかはどうでもいいんです。
僕がかつて購入したビデオ教材より。以前、ある米国のコンサルタントにこんな質問が寄せられていました。「フォークギターで食えません。どうやったら食えるようになりますか?」と。彼ら回答は、僕の言いたいことを代弁してくれます。「フォークを選んだ時点で、食えないことは決定している。だってお金が流通していないんだもん。フォークよりもジャズ、ジャズよりもロックに人はお金を払うんだよ」と。
これはどちらのジャンルが優れているという話ではありません。どっちが楽しいとかの話でもありません。純粋な事実です。フォークミュージックを聞く人はお金を使わない。ジャズミュージックを聞く人の方がお金を使う。ロックにはもっとたくさんのお金が流れている。それだけの話です。百田尚樹さんの小説「夢を売る男」にも同様な内容が出てきます。
世の中の才能はお金のある所に集まる。ゲームクリエイターとかミュージシャンとか。小説家は最後の職業。だからほとんどの小説家は食えていない
才能があれば小説家にはならないだろうと。もっともっとお金が流通している、ゲームとかミュージックのジャンルに本物の才能が集まるんだよと。なるほど考えさせられます。どうせやるならお金持ちになりたい。そうであれば、フォークギターではなくロックギターを選び、小説家ではなくゲームクリエイターを職業に選ぶ。あとは自分の中の「好き嫌い」という基準をどの程度まで職業に絡めるかの葛藤だけですね。僕にはそういう葛藤が一切ないので(好きなことは好きなことで独立させて、お金とは結びつけたくないので)、職業すらもマーケットに決めてもらうのがいいと考えています。少なくともUdemyに供給するコースのジャンルくらいは、マーケットに選ばせてはいかがでしょうか?それすらも自分で決めたいというのであれば、止めませんけど・・・(儲からんぜ?)
次のステップ
- コースを作り始める
- さらに需要を検証する(先行販売)
無料でミニコースをローンチして市場の反応を確かめる。これが僕のオススメの方法です。できることなら、いますぐ決心してコース制作に入って欲しい。もう1つのオプションは、先行販売をしてさらなる需要の検証をすることです。TeachableやThinkificを使って、セールスレターを書き上げます。「今すぐ購入する」ボタンを設置して販売を開始します。そう、商品が空っぽなのに販売を開始する。それが先行販売です。ブログ読者や、メーリングリスト、SNSに販売ページを公開してみてください。物が売れれば、有望なコースと言えるし、売れなければ、需要がないということです。
仮に有望なコースとして見込まれた場合、あなたの行動にレバレッジがかかります。だって、もう売れるって決まっているんだから。今まで以上に気合いを入れてコース制作に取り組めるはずです。僕の場合、10万円単位の高額商品を作る場合は(Udemy以外で販売する)、この先行販売して需要を検証します。とはいえ、すでに顧客がたくさんおり、見込み客も2万人ほどいるから、こういった先行販売ができるわけですが。少ないリストに対して先行販売をしたところで、たぶん反応はありません。
ステップ12:オンラインで先行販売する方法
2つやり方があります。
- オンライン
- オフライン
すでに顧客リストを持っている人はオンラインでのアナウンスが有効です。楽ですし。まだ顧客リストを持っていない場合、オフラインでの先行販売が考えられます。知人の税理士は新潟県の駅前にある会議室を借りて、定期的に無料セミナーを開催しています。そこで顧問契約を受注しているようです。まさにこんな感じ。無料セミナーを開催して、そこで先行販売をする。
まずオンラインの方法。これは僕がやっている方法です。メーリングリストから、興味のあるお客さんを抽出します。MailChimpを使って顧客属性をグループ分けしてありますか?例えば、ScreenFlowの使い方に関するコースを販売したかったら、ScreenFlowに興味のありそうな見込み客を抽出します。で、ThinkificやTeachableでコースを作って、中身が空っぽのコースを販売する。PayPalやStripeででPay Nowボタンを発行するのもありです。ここに販売のコツがあります。
手を挙げてもらう
まずは見込み客に手を挙げさせる。ここポイントです。こんな感じのメールを送ります。
山崎さんへ
今、(ジャンル名)に関する新しいトレーニングコースを作っています。このトレーニングコースからは次のようなことが学べます。
・(ベネフィット1)
・(ベネフィット2)
・(ベネフィット3)
もしこのコースを販売したら購入したいですか?興味があれば返信してください。先行販売のリンクを発行させていただきます。
石崎力也
このメールに返信してくれたお客さんにだけ先行販売のリンクを発行します。一斉配信だと需要の検証効果が弱まります。わざわざメールを返信してもらうのがポイント。そこまでして商品が欲しいかどうかを確かめるためです。さらに返信してくれたお客さんには次のフォローメールを送ります。
返信ありがとうございます。先行販売では、通常価格の半額で商品をオファーさせていただきます。
商品を提供する前にいくつか質問をさせてください。
あなたが知りたいことをコースのレクチャーとして収録するためです。
1ヶ月以内には商品が完成する予定です。
この機会をお見逃しなく。
この先行販売の何が素晴らしいかというと、ネタ出しもお客さんがやってくれる点です。ゼロから商品を作れば、自分でコンテンツを作る必要があります。でも先行販売をすれば、お客さんが知りたいことを教えてくれる。あなたはそれをレクチャーにすればいいだけ。お客さんが心の底から知りたいこと、それが集積されたコースが完成します。素晴らしいと思いませんか?
2つ目のメールを送り、いくつかヒアリングをしましょう。ここでやりとりをするわけです。どんなことを知りたいかを徹底的に聞き出します。最後にセールスのピッチです。
ご協力ありがとうございました。
こちらがリンクです。
もし商品に満足できない場合、あるいは僕が約束した商品を提供できなかった場合は、いつでも全額返金させていただきます。
(購入ボタン)
ステップ13:オフラインで先行販売する方法
まずセールスのピッチを作ります。ウェビナーをやる要領で、45分から90分のプレゼンを作るわけです。次に会場を抑えます。商用利用可の会議室を利用します。僕が以前、撮影で利用した金沢文化ホールの茶室は1日で2万円ほどでした。次にWebサービスに記載します。
- Splash: Event Marketing Software
- Eventbrite – Discover Great Events or Create Your Own & Sell Tickets
どっちも便利です。使ってみてください。興味のありそうな友人や、会社の同僚、親戚にそのイベントをSNSでシェアしてもらうとより効果的です。
当日、必ずフィードバックを集めてください。どんどん質問をしてもらってください。それら全てが、あなたの作ろうとしているコースのホットトピックになり得ます。あなたがそれらレスポンスに答えるレクチャーを作ったら、きっと将来のお客さんが喜んでくれるでしょう。
参加者のメールアドレスは必ず取るように。商品が完成してから、案内を送るためです。通常価格よりもディスカウントした値段でオファーすると成約率が高まります。
ステップ14:強制力を利用する
勝間和代さんの「10倍年収アップシリーズ」で強制力を利用する方法が紹介されていました。ジムで健康な体を作るために、パーソナルトレーナーを雇うとのこと。自分一人だったら理由を作ってジムにいかなくなるけど、パーソナルトレーナーをつけたら、簡単には休めなくなるからと本には書いてありました。
僕はいついつまでに商品を作るとお客さんに約束をします。先行販売の段階で、1ヶ月以内に商品がリリースできなかったらこのコースをタダでプレゼントしますと宣言するわけです。無料で渡したくないから本気で作ります。笑
僕に宣言してくれても構いません。こんな感じの内容です。
もし1ヶ月以内に商品が完成しなかったら、収益の100%を石崎さんにあげます
こういうメール、積極的に送ってきてください。喜んでお受けします。
ステップ15:コース制作のスケジュール
これは僕の制作スケジュールです。
- ジャンル選定、レクチャーのタイトル出し、アウトライン
- スライドの作成、スクリプトの作成
- 撮影と編集
- アップロード、コース紹介ページの作成
料理動画の撮影などは、スライドの作成が不要ですので、#2はスキップします。いきなり撮影から入るわけですね。遅くともこれらを1ヶ月以内に終わらせる必要があります。なんでか?モチベーションが続かないからです。考えてみてください。1ヶ月もかけてゆっくりと作業をしていたら、途中で馬鹿らしくなるんです。「いや、飲みに行ったほうがいい人生だろ」って。あるいは子供が「ねえねえ、パパ、遊ぼ」と誘ってくる。で、Udemyのバカヤロー!って投げだすんです。笑
だから最長の期限は1ヶ月です。それ以上の時間はかけない。僕は、Udemyのプロです。機材も揃っているし、撮影方法にも編集方法にも迷いはありません。もちろんコース紹介ページに何を書けば成約率がもっとも高まるか理解しています。だからむっちゃ早いです。仮に作るコースがスクリーンキャストベースのコースで、講義時間が2時間ほどであれば、1日あれば全てできます。撮影もして編集もしてコースの公開もして、それでも朝昼晩の食事をしっかりとして、長男とシエスタして、お風呂に入って、Netflixのテレビを観る時間はあるはずです。そのくらい最適化されています。Udemyのトップクリエイターであれば、たぶん同じくらいのスピード感で仕事しているはずです。(ただいまは、もうセミリタイアしているので、週に4時間ほどしか働いていません。自分自身でコースをローンチすることは稀です。JVコースの応援をするくらいです)
でも初めてコースの作成に取り組んだときは、もっともっと活動をチャンクダウンしました。毎日やることを書き出し、そのスケジュール通りにタスクをこなしました。スケジュールを作ることで、毎日どのくらいの時間をコース制作に費やさなきゃいけないかわかります。もちろん生産性が上がります。生産性が上がればコースのクオリティにも良い影響を与えます。