どうもこんにちは、石崎力也です。
今日は「一眼レフ&ミラーレスカメラで撮影したオンラインコースの編集方法」をお伝えしていきます。
このレクチャーであなたが学べることは次の5つです。
- Premiere Proで別撮りした2つの動画を同期する方法
- Premiere Proで動くテキスト・アニメーションを作る方法
- 調整レイヤーを挿入しタイトルを作成する方法
- Epidemic Soundから音楽をダウンロードする方法
- Premiere Proで視聴者の注目を引く画像を挿入する方法
このレクチャーを受講するために必要な条件は、
- Adobe Premiere Pro
- Epidemic Sound
- 別撮りした2つの動画
です。このレクチャーは次のような人たちを対象としています。
- UdemyやSkillShareの講師
- オンラインコースを販売している人
- カッコイイプロモーション動画を作成したい方
今回お届けするノウハウはこちら
- 1. Premiere Proで新規プロジェクトを作成する
- 2. プロジェクトパネルにアセットをインポートする(読み込む)
- 3. Premiere Proで別撮りした2つの動画を同期する方法
- 4. インポイントとアウトポイントを打つ
- 5. なぜ2つのカメラ(2カメ)を使うとプロっぽく見えるのか?
- 6. Premiere Proで動くテキスト・アニメーションを作る方法
- 7. 調整レイヤーを挿入する
- 8. 背景の輝度とボカシを変更して文字を読みやすくする
- 9. Epidemic Soundから音楽をダウンロードする
- 10. ピンマイクとショットガンマイク、どっちが音きれい?
- 11. 音量の調整(スピーカーの声とバックグラウンドの音楽)
- 12. 不要な部分をレーザーツールで切り取る
- 13. Premiere Proで画像を挿入する方法
- 14. Premiere Proで完成した動画を書き出す
1. Premiere Proで新規プロジェクトを作成する
まずは、Premiere Proを開きましょう。そして、「New Project」というボタンをクリックします。
もしくは、「File」から「New Project」を選択します。
あとは、プロジェクトに名前つけて、「OK」ボタンをクリックします。必要があれば、保存場所も変更しておきましょう。
2. プロジェクトパネルにアセットをインポートする(読み込む)
次に、プロジェクトパネルにアセットを追加していきます。パネルをクリックして、追加したいファイルを選択します。フォルダごとインポートしても良いですし、ファイル単位でインポートしてもOKです。
もしくは、「ファイル」から「インポート」でも追加できます。あるいは、「Command+I」でもインポートできます。
プロジェクトパネルの左下にあるアイコンを操作すると、リストビューからアイコンビューに設定ができます。アイコンの方が動きが見えたり、どんな写真なのかがみやすくなりますね。
3. Premiere Proで別撮りした2つの動画を同期する方法
次に動画を同期していきますが、その前に、ワークスペースを「Assembly」に変更します。
そしたら、同期する2つの動画を選択します。手順は以下の通りです。
- 「Command」をホールドしながら、右クリック
- 「Create Multi-Camera Source Sequence」を選択
- 適切な名前をつける
- Audioにチェック
- 「OK」をクリック
4. インポイントとアウトポイントを打つ
作成したシーケンスをダブルクリックします。すると、モニターに2つのアセットが表示されます。そして、使用する範囲をインポイント(開始)とアウトポイント(終了)で指定します。そして、2つのアセットのうち使用したい方の動画をドラッグ&ドロップで、タイムライン上に追加します。
5. なぜ2つのカメラ(2カメ)を使うとプロっぽく見えるのか?
1つのカメラだけでカット編集すると、映像がカクカクしてしまいます。でも、2つのカメラを使うことで、すごくナチュラルな映像になります。なので、2カメを使うとプロっぽく見えるんですね。
6. Premiere Proで動くテキスト・アニメーションを作る方法
次に、タイトルを入れていきましょう。まずは、ワークスペースを「Graphics」に変更します。
そして、「Edit」から「Brows」にタブを切り替え、追加したいアニメーションを選びます。あとは、そのアニメーションをドラッグ&ドロップでタイムライン上に追加します。
次にアニメーションのテキストを変更していきます。アセットを選択して、「Quote 01 Text A」に適切なテキストを入力します。あとは、「Quote 01 Text B」に名前を入力します。
7. 調整レイヤーを挿入する
今追加したアニメーションテキストは、色が白で見づらいので、調整レイヤーを挿入します。プロジェクトパネルから「Adjustment Layer」を選択します。
「OK」をクリックすると、プロジェクトパネルに「Adjustment Layer」が追加されますので、ドラッグ&ドロップでタイムライン上(アニメーションの下)に追加します。
8. 背景の輝度とボカシを変更して文字を読みやすくする
そしたら、調整レイヤーにエフェクトをかけていきます。まずは、ワークスペースを「Effects」に変更します。
そして、「Video Effects」の「Color Correction」の中にある「Brightness & Contrast」をドラッグ&ドロップで調整レイヤーに追加します。
さらに、「Video Effects」の「Blur & Sharpen」の中にある「Channel Blur」もドラッグ&ドロップで調整レイヤーに追加します。
次に、ワークスペースを「Editing」に変更します。「Effect Controls」で「Brightness」の値を下げます。あとは、「Blurriness」の値も変更します。「Blurriness」は4つありますが好きなものの値を下げてみてください。
9. Epidemic Soundから音楽をダウンロードする
YouTubeに動画を投稿する場合は、Epidemic Soundがオススメです。仮にサブスクリプションを辞めても、これまでにYouTubeに投稿した動画であれば、引き続き広告をつけても大丈夫です。詳細は、ライセンスを確認してみてください。
自分が使いたいと思う音楽を探してみてください。見つかったら、ダウンロードボタンをクリックして、「Download Full Mix」をクリックするだけです。
この時、音楽は、複数ダウンロードしておくことをお勧めします。そして、あなたの話している内容や雰囲気に合うのかを実際に確認してみてください。
10. ピンマイクとショットガンマイク、どっちが音きれい?
ピンマイクとショットガンマイクの音を比較した時に、明らかにピンマイクの方が綺麗でした。その場合は、ショットガンマイクの音声をミュートします。ミュートの仕方は、オーディオトラックの「M」をクリックしてあげます。
11. 音量の調整(スピーカーの声とバックグラウンドの音楽)
音楽の音量は、「-20db」くらい、声の音量は「-6db」くらいがちょうど良いと言われています。その設定は、「Audio」のワークスペースで設定していきます。まずは、普通に音量を確認してみましょう。すると、音楽の音量が現段階で「-2db」くらいになっているので、青い数値で「-18」に設定します。すると「-2」と「-18」なので、ちょうど「-20db」になりますね。
12. 不要な部分をレーザーツールで切り取る
音楽が、動画に対して長くなってしまっているので、仕上げに余った部分をカットして削除します。「C」を打つと、レーザーツールに切り替わります。そしたら、映像のお尻の部分に合わせて音楽をカットして、「delete」で削除しましょう。
13. Premiere Proで画像を挿入する方法
動画の中に、一部、静止画を入れるとお客さんの注目を引きつけることができます。なので、適切な位置に画像を挿入するのもお勧めです。でも、ただ画像を挿入するのではなく、ちょっと画像を動かします。人は、動くものに反応してしまうので、より注目を集めることができます。
まず、Premiere Proに画像を追加し、タイムラインの適切な位置に挿入します。そして、ワークスペースを「Editing」に変更します。カーソルを画像の頭に持ってきて、ここでポジションを打ちます。そして、カーソルをお尻に合わせて、位置を変更して、ポジションを打ちます。
14. Premiere Proで完成した動画を書き出す
最後に、書き出し作業です。タイムラインを選択した状態で、「Command+M」を打ちます。そしたら、「Output Name」でファイルの名前を変更したり、必要があれば、「Format」や「Preset」を変更します。設定が終わったら、「Queue」もしくは「Export」をクリックします。「Queue」にすると、引き続きPremiere Proで編集をすることができますが、「Export」にすると編集できなくなりますので、注意してください。