オートウェビナーを運営するときに、Deadline Funnelを使います。作成するキャンペーンは、全部で4つ。4つさえあれば、ウェビナーで何個商品を販売しても、管理することができます。この記事では、どんなキャンペーンをどのようにキャンペーンを作成すれば良いか解説していきます。
今回お届けするノウハウはこちら
- 1. 全てのウェビナーをエバーグリーンで回す設定
- 2. ウェビナーの成約率を高める15分オファーの締め切り
- 3. ウェビナーとフロントエンドの販売に締め切りを設ける
- 4. 高額商品を販売するための2日間の締め切り(スティッキーワンタイムオファー)
- 5. 5700円商品の締め切りを設ける
- 6. 何を起点として締め切りを設けるのか?
- 7. Deadline Funnel でキャンペーンを作る方法 パート1
- 8. Deadline Funnel のファネルステップについて
- 9. Deadline Funnel と ClickFunnelsをAPIで連携する
- 10. WebhookをClickFunnelsに埋め込む
- 11. ClickFunnelsにDeadline Funnel のトラッキングコードを埋め込む
- 12. APIの連携が成功しているか確認する
- 13. Deadline Funnel のHidden Timerを利用する
- 14. セールスページと注文ページにカウントダウンタイマーを設置する
- 15. Deadline Funnel のインラインタイマーを設置する方法
- 16. インラインタイマーをテストする
1. 全てのウェビナーをエバーグリーンで回す設定
上のスクリーンショットを見ていただくとわかりますが、オレンジの締め切りは4つともエバーグリーンで運用しています。固定した締め切りを設けずに、お客さんがオプトインしたのを起点にして、締め切りを設けるようにしてあります。これが、エバーグリーンです。
2. ウェビナーの成約率を高める15分オファーの締め切り
まずは、15分オファーのキャンペーンを確認していきましょう。上のスクリーンショットの上の方の「INLINE TIMER」は、オーダーフォームに設置する締め切りの設定で、下の方はウェビナーのライブページに設置する締め切りの設定になります。カウントダウンの時間は、88分に設定してあります。ウェビナーの動画の時間が88分で、オファーの時間が73分からなので、15分間限定のオファーということになります。お客さんがオプトインしたというのを起点にしないといけないので、このように設定しています。なので、あなたの場合は、88分ではないかもしれません。ウェビナー中で60分から15分間オファーするのであれば、75分にしないといけませんね。
3. ウェビナーとフロントエンドの販売に締め切りを設ける
次にフロントエンド商品の締め切りを確認していきましょう。この締め切りは、3日にしています。また、ウェビナーのリプレイ期間も同じ3日にしています。つまり、ウェビナーのリプレイが見れなくなったら、商品も同時に購入できなくなるという設定にしてあります。ここでは、4つの締め切りを設定しています。
- ウェビナーのオプトインページ
- フロントエンド商品のセールスページ
- オーダーフォーム
- ウェビナーリプレイページ
オプトインしてから3日経ってしまうと、これらのページは表示されずに、別のページにリダイレクトされるようになります。また、1つ目の締め切りは、「HIDDEN TIMER」で、お客さんには締め切りが見れないようになっています。でも、ちゃんと3日経つと、別のページにリダイレクトされるようになります。
4. 高額商品を販売するための2日間の締め切り(スティッキーワンタイムオファー)
次は、バックエンド商品を販売するための締め切りです。これは、2日間にしています。これらは、全部「HIDDEN TIMER」にしています。これらのバックエンド商品は、フロントエンド商品を購入した人しか買えないようになっているので、これらのページに来たお客さんのクレジットカード情報はStripeに登録されています。なので、ワンクリックでバックエンド商品を購入できる仕組みになっています。
- いしこんゴールドダウンセル
- いしこんプラチナのOTO(ワンタイムオファー)
- OSBエッセンシャルダウンセル
- OSBのOTO
- コンプリートバンドルライタイム
これらの高額商品を2日間限定で販売しています。
5. 5700円商品の締め切りを設ける
4つ目にあるオンラインスクール構築プログラムは、10分間限定で、5700円でオファーしているものになります。これは、実は、ファネルの一番最初にくるものになります。これは、カウントダウンページとオーダーフォームにおいています。
オプトイン直後に、ウェビナー準備中のページを挟んでいるんですけど、ここでもこの商品をオファーをしています。なぜかというと、お客さんは一度Yesというと、次にオファーに対してもYes(購入する)と答える確率が高くなるからです。
6. 何を起点として締め切りを設けるのか?
まず、最初にオファーする商品(オンラインスクール構築プログラム)の締め切りの起点は、オプトインです。お客さんが登録ページでオプトインしてから、10分間限定で、5700円で商品をオファーしています。
7. Deadline Funnel でキャンペーンを作る方法 パート1
それでは、最初にオファーする商品のキャンペーンを作成していきます。まずは、ダッシュボードから「ADD NEW CAMPAIGN」をクリックします。
そしたら、「Campaign Name」に適切なキャンペーンの名前を入力します。次に、下の四角からClickFunnelsを選択します。一番左は、Eメールプロバイダーを選択する欄なんですけど、ClickFunnelsのSMTPを使っているので、ClickFunnelsを選びます。真ん中と右は、LPを作成しているサービスを選ぶ箇所ですが、これもClickFunnelsなので、3つともClickFunnelsを選択することになります。そして、「NEXT」をクリックします。
次は、どのようにキャンペーンを作成しているか聞かれます。「Choose a blueprint」はテンプレートで、「Start from scratch」は自分で一から作成するオプションになります。今回は、「Start from scratch」を選択します。
次は、締め切りの種類を選択します。今回は、エバーグリーンなので、「Evergreen」を選びます。
そして、今回は、APIを起点にしてカウントダウンを開始したいので、「Direct integration (recommended)」を選択します。
そしたら、締め切りの時間を決めます。10分間なら、一番左の欄に10を記入し、真ん中の欄で「minutes」を選びます。そして、一番左の欄ではタイムゾーンを選びます。日本だと「Tokyo」になります。
8. Deadline Funnel のファネルステップについて
「Funnel Steps」では、「funnel step」にカウントダウンタイマーを設置するページのURLを、「redirect after the deadline to」にはリダイレクト先ページのURLを入力します。「redirect after the deadline to」のURLはそのままリダイレクト先のリンクを挿入すればOKです。でも、「funnel step」の方は若干ややこしいです。
まず、該当のファネルステップにいきます。そして、そこにあるURLにアスタリスクをつけたものを「funnel step」に入力します。つまり「あなたのURL*」のように記入します。こうすることによって、今後A/Bテストのために複数のページを用意しても、全部に締め切りが入るようになります。入力が終わったら、「FINISH」をクリックします。
9. Deadline Funnel と ClickFunnelsをAPIで連携する
次に、Deadline FunnelとClickFunnelsをAPIで連携します。まず、「Quick Start Guide」でURLをコピーします。URLをクリックするだけで、コピーできます。
次に、ClickFunnelsに戻り、「SETTINGS」に行きます。そして、下にスクロールしていくと、「webhooks」というのがありますので、「Manage Your Funnel Webhooks」をクリックします。
10. WebhookをClickFunnelsに埋め込む
次に、「New Webhook」をクリックします。
そして、スクロールしていくと、「URL」という欄があるので、そこにコピーしたURLを挿入します。その下の「EVENT」では「contact_created」を選び、「CREATE FUNNEL WEBHOOK」をクリックして完了です。
11. ClickFunnelsにDeadline Funnel のトラッキングコードを埋め込む
次に、トラッキングコードを埋め込んでいきます。Deadline Funnelのダッシュボードにコードマークのアイコンがあるので、それをクリックします。すると、トラッキングコードが表示されますので、「Copy the tracking code」をクリックしてコピーします。
そして、ClickFunnelsの「SETTINGS」に行き、「BODY TRACKING CODE」の欄にペーストします。そしたら、セーブして完了です。
12. APIの連携が成功しているか確認する
ここまでで、締め切りが作成できたので、うまく連携できているか、ページのリンクをシークレットウィンドウで開いて確認してみてください。今の段階では、フローティングバーが表示されると思いますが、それでOKです。
13. Deadline Funnel のHidden Timerを利用する
Deadline Funnelの「Funnel Steps」に行くと、「FLOATING BAR」になっているはずです。これを「HIDDEN TIMER」に設定ます。その理由は、デザイン的にClickFunnelsのタイマーの方がしっくりくるからです。でも、ClickFunnelsのタイマーはクッキーによるものなので、デバイスを変えると、そのページが見れるようになってしまいます。なので、裏ではDeadline FunnelのAPIによるタイマーを機能させたいんです。だから、Deadline Funnelのタイマーは隠しておくわけですね。
やり方は以下の手順になります。
- 「EDIT」をクリックする
- 「Don’t display a timer」を選択する
- 「SAVE」する
14. セールスページと注文ページにカウントダウンタイマーを設置する
同じカウントダウンタイマーをセールスページと注文ページにも設置していきます。今まで設定してきたカウントダウンは、オプトインを起点にしています。なので、タイマーは、セールスページや注文ページでも継続されます。つまり、もし、お客さんがウェビナーカウントダウンページに3分間滞在したら、注文ページでは7分と表示されるわけですね。
15. Deadline Funnel のインラインタイマーを設置する方法
まずは、注文ページで「EDIT PAGE」をクリックします。
そして、次の手順でコードを入力していきます。
- 追加したい場所で「ADD NEW ELEMENT」をクリックする
- 「Copy the inline timer code」をクリックしてコードをコピーする
- 「OPEN CODE EDITOR」をクリックする
- コードを入力する
16. インラインタイマーをテストする
15でコードを入力しただけでは、カウントダウンタイマーが表示されません。表示させるためには、Deadline Funnelでページを追加する必要があります。注文ページのダッシュボードに戻り、URLをコピーします。
そしたら、以下の手順でページを追加します。
- Deadline Funnelの「Funnel Steps」に行く
- 「ADD NEW PAGE」をクリックする
- 「When someone lands on this page」にURLとアスタリスクを入力する
- 「Display an inline timer」を選択する
- 「Automatically redirect to another page after the deadline expires? Leave blank if you don’t want to redirect the page.」にリダイレクト先のURLを入力する
- 「SAVE」をクリックする
最後に、インラインタイマーが表示されるか確認してみましょう。