ウェビナーは僕の人生を変えました。
僕がはじめてウェビナーをやった時、思っていた以上の収入を得ることができました。だからほぼ毎週のように新コースをリリースして、MailChimpやVPS-NEOにいる特定のセグメントに対してウェビナーを開催しました。文字通り、毎週、そう1週間に最低1回はウェビナーをやりました。
ウェビナーはシンドイ作業です。でもやる価値はありました。ウェビナーを開催するたびにビジネスは大きくなっていきました。
ウェビナーは1週間かけてやる価値があります。例えばUdemyのようなマーケットプレイスで新コースをリリースして、最初だけウェビナーを使って初動売上を最大化します。ある程度の売りが立つと、Udemyのアルゴリズムは「ベストセラー」のタグをつけてくれます。あとはオーガニック経由で自動で売れるのを待つだけ。僕はこれは「コースがハイウェイに乗った」と表現しています。いったん高速道路に入ってしまえばスイスイと進むように、ハイウェイに乗ったコースはスイスイと売れてゆきます。
ご存知の通り、僕は土曜日の午前中しか働きません。それ以外の日はずっと海外で遊んでいます。0歳と2歳の子供を連れて!この資料も羽田空港の国際ターミナルにあるCAFE CARDINALで作っています。ついさっきソウルから帰って来たばかりなんです。しかも来週からは、台北、その次はマニラ、その次はシンガポール・・・とまるでバッタが飛び跳ねるかのように、国と国をホップしています。全部、ウェビナーのおかげ!嘘はつきません。何も隠しません。この生活は、ウェビナーによって成り立っています。
ウェビナーにはいろんなやり方があります。僕もいろいろ試しました。当然ですが失敗も成功もしました。どんな失敗がある?
そうですねえ、例えば・・・
- ジョイントベンチャーパートナーとウェビナーするのはすごい楽しいし収益性が高いけど、あまりにも労働量が大きすぎる
- 資料やスライド、ウェビナーコンテンツを再利用できない
- 1回だけの使い切りコンテンツを作るからレバレッジがきかない
もっと大きい問題がありました。それは、バンドルの提供です。ジョイントベンチャーパートナーとコースをバンドルして毎週のように「新商品」(のように見せて)オファーしていました。別のウェビナー経由の購入者に新商品をオファーしないためにも、ちゃんとトラッキングする必要があります。MailChimpやZapierを上手に使いこなしたとしても、管理が膨大になりました。さらに新商品に見せるためにボーナスを追加するのもしんどかった。
ようは、あまりにもたくさんのウェビナーをしすぎたってことです。
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もう毎週のようにウェビナーするのは懲り懲りだ?
ウェビナーをやり過ぎるってことはありません。やればやるほど成果が出ますので。ただ、同じ見込み客が参加できるウェビナーの回数って限られていますよね。
新しいパートナーと見込み客を交換して(シェアして)ウェビナーをする。だからジョイントベンチャーをする。終われば、次のパートナーを探す。これを繰り返すと、新規の見込み客にリーチできますが、一方で自分のリストに対して何度もウェビナーの告知が届くようになります。
せいぜい同じ人がウェビナーに参加できるのって月に1回くらいです。
長期的な視点でウェビナーを活用する
よし、もうこんなしんどいウェビナーはしたくない。僕がやるのはウェビナー2.0だ!そう決意して、長期的な視点でウェビナーと付き合うことに決めました。もちろんジョイントベンチャーは美味しいビジネスの手法です。1人でやっているよりもよっぽど早くリストが構築されるし、売上も伸びます。だからジョイントベンチャーはするけれど、もっとサステナブルな方法でウェビナーをする必要がある。
そこで僕が発明したのが、ウェビナーをオートメーションに組み込むことでした。もう新しいウェビナーは作らないってことです。
例えば 2 in 1のコースを作れば、毎度新しいウェビナーを作る必要があります。この点、理解できますか?僕とAさんがウェビナーを開催すれば「X月X日に僕とAさんでウェビナーをやります」と告知して実際に新しいウェビナーをやる必要がある。仮にAさんの商品と僕の商品をバンドルした「A + 石崎の商品バンドル」を作ったとしたら、それを売るためのウェビナーが必要になる。ですよね?
じゃあジョイントベンチャーパートナーとウェビナーを開催するときどうするか?
前もって話し合うんです。仮にBさんとウェビナーをやるとしましょう。Bさんの見込み客リスト1000人に対して、すでに作ってある僕のウェビナー(のシステム)をプロモーションする。もちろんそこから売れればBさんにアフィリエイトコミッションを払います。
Bさんも僕の持っている見込み客リストにウェビナーを開催して、Bさんの売りたい商品をセールスできます。そして僕は売上に応じてアフィリエイトコミッションを受け取ります。間違っても、自分のコースをバンドルしたりはしません。そうすると管理が大変になりますから・・・。
僕はAさんのウェビナーもBさんのウェビナーも歓迎します。どんどん僕の見込み客リストに対してセールスしてください。だって、僕は新しくウェビナーを開催しなくてもいいし、アフィリエイトコミッションをもらえるし、何よりうちの見込み客に対して有益な情報がフリーで配られます(ですよね?ウェビナーってそういうコンテンツを提供する仕組みですから)。ウェビナーを開催したジョイントベンチャーパートナーは、自分たちの商品を販売できるんだからハッピーです。
ウェビナーをリストビルディングに利用する
ウェビナーをリスト集めのために活用することも可能です。海外では「売り込みなしのウェビナー(Pitch free webinars)」と呼ばれるやつですね。ウェビナーをやり始めると、ピッチ(売り込み)を入れればとにかく大きな売り上げを達成できるので、ピッチなしのウェビナーなんてやる意味があるのかと思うかもしれません。
今でも、売り込みをすれば必ずお金を生み出せるけどでも今回は一切のピッチを入れませんと宣言するのは辛いです。しかし長期的なスパンで考えれば、ウェビナーを開催して見込み客との関係を上手に構築するのは悪いことではありません。仮に売り込みしなくとも。
あくまでも長期的な視点で考えたときにウェビナーをリストビルディングに利用するのは良いと言っているだけです。ウェビナーの基本はピッチ込みです。
一人で開催するウェビナー
誰かと一緒にウェビナーすると楽しいし、緊張も緩和されます。でもいずれは一人でできるようになった方がいい。他の人と商品をバンドルすることなしに、自分の力だけで自分のオーディエンスに自分の商品を販売する。それができるようになると一人前です、と僕は思います。「いやいや、僕はずっと一人でウェビナー開催しているよ」と言うかもしれませんが、そう言う人に「じゃあ一回のウェビナーでどれくらい稼いでいるの」と聞けば口を噤むような状況がほとんどです。
そんな小さい額しか売り上げられないなら、別にウェビナーを使わなくてもいいじゃんって。ステップメールでいいよ、と。
ウェビナーはやればやるほど得をする
最初のウェビナーを開催してからしばらくの月日が流れました。何度も何度も開催し、常にブラッシュアップを心がけて良いウェビナーを作ってきたつもりです。そんな僕からウェビナーを開催する予定のあなたへアドバイス。
ウェビナーはインプット以上のアウトプットがある。ようはエネルギーを投入した分のリターンは得られますよと。もしウェビナーを極めれば、それは一生モノのスキルになるでしょう。その過程で作成されたウェビナーコンテンツは再利用可能です。
もしウェビナーを1回しか開催しないのであれば、ウェビナーから得られる旨味は半減するでしょう。一回やって上手くいかなかったら、二、三歩引いてウェビナーを確認し修正する。で、もう1回やる。それを繰り返す。
イッツタイム!ウェビナーをやるときは、今でしょ。