ウェビナーのテーマが決まり、売りたい商品が決まりました。しかし人がいないとウェビナーを開催する意味はありません。ここからはウェビナーに参加する人を集める作業です。プロモーションですね。その前に・・・もう1度、ウェビナーを開催する前にやっておくべきことを確認しましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
ステップ1:ウェビナーを開催する前にチェックすべきこと
ウェビナーをプロモーションする前に何をする必要があるでしょうか?URLをシェアする前にやるべきことをシンプルなチェックリストで確認しましょう。
- チェックリスト#1. ウェビナートピックを決めます。ウェビナーで話す内容は決まりましたか。ウェビナーのトピックは売りたい商品に関連している必要があります。イメージとしては商品のプレビューですね。
- チェックリスト#2. ウェビナーのタイトルとフックが決めます。魅力的なタイトルでしょうか。どうして数多くあるウェビナーの中からあなたのウェビナーに参加するのでしょうか?強力なフックはありますか。ついつい参加したくなるきっかけを用意してください。
- チェックリスト#3. 5つのベネフィットを決めます。このベネフィットは登録ページに記載されます。コンテンツのアウトラインにもなります。
- チェックリスト#4. メール配信システム(ConvertKitがおすすめ)でフォームを生成し、タグやリストを作ります。
- チェックリスト#5. ウェビナーの登録ページを作ります。登録ページをメール配信システムのリストやタグと結びつけます。
- チェックリスト#6. 登録ページで自分のメールアドレスを登録してみてちゃんとタグがついてるかテストしてください。
- チェックリスト#7. サンキューページをつくります。サンキューページを登録ページと繋げて見込み客がシェアできるようにします。
- チェックリスト#8. メール配信システムでステップメールを作ります。ウェビナーの詳細、ウェビナーで得られるもの、ウェビナーの開催日程、次のステップを送ります。
大事なこと!ウェビナーをプロモーションしている最中(つまり参加者を募っている最中)にコンテンツ、プレゼンテーション、ピッチ、ライブページ、Eメールシーケンスを作る必要があります。あなたがウェビナーをプロモーションする前に、ライブページや、プレゼンテーションが完成している必要ありません。当日に準備すると焦ってしまうので余裕を持って作ってください。
石崎力也のウェビナーワークフロー
- ウェビナーのトピックと、5つのベネフィットを書き出します。
- 登録ページ、サンキューページ、登録者に送信するステップメールをつくります。
- すぐにウェビナーの登録ページをプロモーション開始します。
- キーノートでスライドショーをつくります。(コンテンツのアウトラインと、ピッチ)
- ウェビナーのライブページをつくります。決済リンクを設置します。
- ウェビナー当日。
ウェビナーの告知中にあなたが作るもの
- 断ることのできないオファーを作ります。有効期限のあるボーナスをつくります。
- ウェビナーコンテンツのアウトラインを作ります。
- スライドショーをつくります。ウェビナー中に紹介したいサイトやツールがあればスクリーンショットをとっておきましょう。画像集めをします。スクリーンキャスト形式のコンテンツを提供する場合はスライドショーはいりません。
- ウェビナーのライブページを作ります。チャットボックスを設置して、CTAのボタンを設置します。
- ライブページのCTAのボタンに決済リンクを埋め込みます。
- YouTubeライブを準備します。YouTubeライブを使わない場合はあなたの使っているウェビナープラットフォームで準備してください。
ステップ2:ウェビナーを告知する
登録ページとサンキューページと登録者に送るステップメールが完成したらいよいよ登録ページを告知します。ウェビナーの登録ページをプロモーションしている最中もライブページを作ったりボーナスを作ったりする作業は忘れないでください。
ウェビナーの登録ページをプロモーションするときは、当然ですが全力で告知してください。少ない人にだけ見てもらえればいいやといったひねくれた考えは持たずに、できるだけ多くの人にウェビナーの参加を促してください。言うまでもありませんが参加者数が多ければ多いほど売り上げも大きくなります。あなたのコンテンツやあなたのウェビナーに自信を持って多くの人に開催日を伝えてください。
ウェビナーを全力で告知する!の意味は?
- ソーシャルメディアに設置してあるリンクを全てウェビナーの登録ページのリンクに張り替えて下さい。
- スクエアスペースを使っている人はアナウンスメントバーを使ってすべてのページで告知して下さい。
- あなたのブログの広告スペースを全てウェビナーの登録ページのリンクに張り替えて下さい。
- ブログ記事の下にリードマグネットを用意している場合はそれも登録ページに張り替えて下さい。
なぜ全力で告知するかというと、いうまでもなくどのプロモーションよりもWebinarのほうが成約率は高いからです。リードマグネットやセールスレターで販売する場合に比べて遥かに成約率が高いです。繰り返します。シャイにならずに全力でウェビナーを告知してください。それがウェビナー成功の鍵です。
楽しんでウェビナーを告知する
ウェビナーの告知を楽しんでください。見込み客もこのようなイベントを楽しみにしています。特にこれまでデジタルコンテンツを購入したことのない人たちは他の産業では採用されていないプロモーションの手法なので本当にワクワクした状態でウェビナーに参加してくれます。あなたは大きな価値と最高の情報をお客さんに伝えます。自信を持って多くの人にウェビナーを告知してください。
プロモーション用の画像作る
全力でウェビナーを告知をするときに、プロモーション用の画像、つまり広告バナーがあると便利です。次の3つのプロモ画像を用意しましょう。
- ツイッター用の広告バナー
- Instagram用の広告バナー
- Pinterest用の広告バナー
それぞれのプラットフォームにあわせた広告バナーのサイズを適応してください。広告バナーを作るためにはフォトショップがあると便利ですが、Canvaでも簡単に作ることができます。Canvaにはテンプレートもあるのでもしかしたらフォトショップよりも早く作れるかもしれません。PicMonkeyでも作れます。
ソーシャルメディアの世界では、多くの人は画像しか見ません。文章は読まれません。だからこそ画像の中にすべての情報を詰め込むようにしてください。ウェビナーの名前とフック、登録ページのURL、講師の名前、講師のウェブサイトのURL、開催日、時間、あなたのプロフィール写真。Q&Aセッションがあることも書いておくといいでしょう。URLが長い場合はBitlyなどの短縮サービスを使うといいでしょう。
ステップ3:ウェビナーを見込み客リストに告知する方法
よく聞かれることがあります。「どうして既存の見込み客にウェビナーを告知する必要があるの?」って。もちろん見込み客リストにも告知してください。仮に小さなリストでも、彼らがあなたのウェビナーを告知する手助けをしてくれるからです。ウェビナーが多くの人に届くには、少数の営業マンが必要です。まさに見込み客がその営業マン。あなたの代わりに、まるで告知効果を増幅するかのように、ウェビナーをプロモーションしてくれます。
2つ目の理由は、あなたのことをよく知っている見込み客だからこそあなたの商品を買ってくれます。もっとも購入に近いお客さんといってもいいでしょう。まだ見込み客のままで、商品を購入していない場合は、ウェビナーがきっかけになった顧客になってくれることもあります。ステップメールやエバーグリーンローンチに比べて緊急性が強いので、商品を購入してくれる可能性は高まります。
あるソフトウェア企業の広告マンはこう言っていました。
ウェビナーを開催するまでどのくらいの人がリストの中にいるか理解していなかった。一括りにリストといっても、クールな見込み客からホットな見込み客までいる。ウェビナーを通じて、緊急性の高いボーナスを用意して、たくさんのホットな見込み客を顧客に変えることでようやくリストの価値みたいなものがわかったんだ。
逆にいうとウェビナーを開催しない限り、本来であれば顧客になってくれるだろう見込み客をマネタイズしないまま、要はリストのポテンシャルを最大化せずに過ごしていることになります。
サンキューページの重要性
サンキューページはグロスハックの中でも特に重要な要素です。人は何か行動起こしたあと次の行動をするのが容易になるからです。サンキューページもプロモーションの一環であることをすれないでください。
まずあなたの既存のリスト(SNS、メルマガ、ブログ)に対して告知してください。サンキューページにシェアボタンがあると、一定数の人たちがクリックしてくれます。そこでバイラルがおきます。サンキューページを作り込むことで、最終的なウェビナーの参加者がガラリと変わります。しっかりとサンキューページで「シェアしてね」とお願いしてください。
プレゼント用意する(シェアするモチベーションになります)
サンキューページに「ツイートしてくれたらボーナスPDFをお渡しします」と書いておきます。それだけでシェアしてもらえる可能性は高まります。
JVウェビナーの場合
あなたとジョイントベンチャーパートナーのリストの大きさに関わらず、両方のリストに対してウェビナーを告知する必要があります。あくまでも想定ですが、例えば2人あわせて100人のメルマガリストがあったとしましょう。そのうちの半分のが登録ページにおくとにしてくれました。合計で50人ですね。50人のうちの半分の25人が、サンキューページでシェアボタンを押してくれたとします。ツイッターやFacebookで100人のフォロワーがいた場合、25*100で合計2,500人にあなたのウェビナーの登録ページを告知することができます。
既存の見込み客にももう一度、サインアップしてもらう
すでにメルマガのリストにいる人達にももう一度、ウェビナーの登録ページでサインアップしてもらいます。なぜなら既存のリストとは別のグループあるいはタグを用意してるからです。このグループやタグをベースにしてステップメールが流れ始めます。すべてのメルマガリストに対してウェビナーのURLを伝えるのではなく、ウェビナーの登録ページでサインアップしてくれた人達だけにURLを伝えます。
ワンクリック登録を利用する
MailChimpもConvertKitもワンクリックをトリガーとするオプトイン方法があります。既存のメルマガリストに対して、登録ページのURLを投げてもいいですが、高い登録率を目指すならワンクリック登録を利用した方がいいですね。
どのタイミングで見込み客にメールをするか?
告知はすぐにしましょう。イベント開催の5〜7日前には確実にメールを送っておきたいです。さらにリマインダーとしてウェビナーの当日にももう1度メールを送っておきましょう。しっかりとセグメントを区切って、すでに登録している人にはリマインダーを送らないようにします。
登録するとどうなるか?
ウェビナーに登録した場合、登録者の情報がメルマガのリストに格納されます。さらにサンキューページが表示されるので、ソーシャルシェアボタンを押す機会も提示されます。
ウェビナー用のリストに人が集まり始めたら?
ウェビナーに参加する人の数が増えると、いくつかの短いメッセージを送りましょう。ウェビナーに参加する前に資料を渡してもいいし、ウェビナーに参加する前にやってもらいたいことがあればワークシートを渡してもいいですね。再度、ソーシャルシェアボタンを設置して多くのひとに告知してもらえるよう努力します。「ウェビナーは明日です。もしお知り合いでこのウェビナートピックに興味のある人があれば、招待してあげてください。こちらのURLから登録可能です!」のように。MailChimpやConvertKitを使っている場合は、ソーシャルシェアボタンの設置は簡単ですね。すでに機能としてプリインストールされているので。
ステップ4:ウェブサイトやブログを「ウェビナーモード」に切り替える
ウェビナーのプロモーション期間になるとサイトをウェビナーモードに切り替えてください。まずブログ1ポスト。ウェビナーを告知する投稿をします。もちろん登録ページのURLをつけて。余裕があれば売りたい商品に関連するブログを追加でポストしてもいいでしょう。ブログの文中や記事直下でウェビナーの告知をします。
告知をすることで「ただのブログ読者」から「ウェビナー参加者」へと変換されます。ウェビナー参加者の方が商品購入に近い見込み客です。他にもリードマグネットが獲得できないような見込みもウェビナーなら見込みに変えられるかもしれません。
そんなeBookなんて要らないよ。と考えていた人でも、ウェビナーなら参加してみたいと思うかもしれません。
他にどんな場所で告知すればいいでしょうか。
- アナウンスメントバー(ブログの最上部)
- ポップアップ
- ヘッダー
- ナビゲーションボタン
- サイドバーの広告部分
- ブログ最下部
- ブログの記事下
これらのパーツを使ってウェビナーを告知します。
LeadPages Blogの告知方法#1. ナビゲーションバー
LeadPages Blogの告知方法#2. ブログポスト
Squarespaceを使っている場合は、アナウンスメントバーやメニューバーを使って簡単にハイライトされた目立つ告知が可能です。
こんな風にカバーページで告知することもできます。カバーページをホームページに設定しておけば、とりあえず全てのランディングをカバーページに集められるので自然と登録ページへのアクセスが大きくなります。登録率も上がります。この写真の場合であれば、オプションは2つしかありません。ブートキャンプ(ウェビナー)に参加するか、ブログに飛ぶか。カバーページの制作はSquarespaceがあればすぐに出来ます。
ステップ5:ウェビナーの参加率をあげるイレジスティブルなコピー文章を書く方法
ウェビナーを告知する際のコピーはそれほど強力なものである必要はありません。ただし適切な文章書くことでお客さんの興味を引くことができるので最低限のコピーの原則は守りましょう。まずWhyを明確にします。なぜ見込み客はあなたのウェビナーに参加する必要があるのでしょうか。なぜ大事な時間を削ってまであなたのイベントに参加する必要があるのでしょうか。あなたのウェビナーには、見込み客の時間的な投資に対して十分なリターンを与えるものでしょうか。しっかりと「なぜ」を文章に反映させてください。
仮にあなたがウェビナーで魅力的な無料のプレゼントを用意していたとしても、現代人は忙しいです、無料というだけで参加してくれる時代ではありません。「無料」はウェビナーに参加する十分な動機にはならないということを覚えておいてください。
常にウェビナーに関するメールや文章は、セールスレターを書くときと同じ気持ちで書いてください。
- ウェビナーに参加するベネフィットを説明してください
- ウェビナーに参加したあとどのように見込み客の生活が変わるかも説明しましょう
- ウェビナーで何を学べるか詳細に記述してください
- ウェビナーを開催するの具体的な日時を記載しましょう
僕のウェビナーに関するメールはいつもマーケティングEメールと同じです。ヘッドラインを書いて、フックを用意して、お客さんの痛みや悩みにフォーカスを当てます。もちろんその解決策と、ウェビナーが提供できるベネフィットを詳細に記述します。
繰り返します。登録ページや送信するメールの内容の中になぜ見込み客がウェビナーに参加しなきゃいけないかの明確な理由を文章で伝えましょう。準備の段階で5つのベネフィットを先にカイテしまう理由がここにあります。5つのベネフィットをあらかじめ用意しておくことでプロモーションが楽になります。
今はウェビナーに限定して話していますが、仮にあなたの提供するものが無料であれ有料であれ、すべての文章はセールスレターを書くようにしなければいけないということです。見込み客の痛みや悩みにフォーカスをあててあなたの提供するコンテンツがどのようにそれら不安を解消できるか具体的に明確に分かり易く記述するということです。この原則さえわかっていれば、ブログやメルマガや、あらゆるランディングページのコピーに何を書けばいいかわかることでしょう。
- なぜウェビナーに参加しなきゃいけないのか?
- どのようにウェビナーが見込み客の人生を変えるのか?
- 誰がウェビナーに参加すべきで誰がウェビナーに参加すべきでないか?(誰でもOKは最悪のネガティブマーケティングです)
- ウェビナーの一部をsneak peek(先行上映)として提供する
- 石崎の書くブログやメルマガ、そして登録ページを参考にしてください。全てコピーライティングの原則にしたがって書かれています。まるでセールスレターを書くようにして文章を書くよう努めています。
ステップ6:ソーシャルメディアでウェビナーを告知する方法
ソーシャルメディアは基本的にビジネスツールではありません。仮にたくさんのフォロワーがいたとしても、売上とはそれほど関係はありません。フォロワーはあくまでもフォロワーです。ウェビナーを告知する際に、彼らを見込み客に変える一工夫が必要となります。覚えておいてください。ウェビナーの開催は、フォロワーを見込み客に変えるプロセスでもあるのです。
大前提。いずれのソーシャルメディアを使っていたとしても全部利用します。ウェビナーの告知のために全てのSNSを総動員します。もしSNSのアカウントを持っていなかったら、わざわざ新しいものを作る必要はありません。既存のアカウントにいるフォロワーだけを利用しましょう。
ピンタレスト
あなたの宣伝目的のポスターをピンしましょう。ピタレスト用に最適化された縦長のフォーマットを利用します。いずれのSNSを使う場合もスパミーにならないように。なんどもツイートしたり、連投したりすると、仮にあなたのその意思がなくともスパムと受け取られる可能性があります。SNSでは価値を提供し続けている限り、スパムとみなされることはありません。いいコンテンツを作り無料で提供しましょう。一定数はあなたをその分野の権威とみなし拡散の手助けをしてくれるかもしれません。
Facebookでプレウェビナーを開催します。Facebook liveを5日ほど前に開催するのもいいでしょう。Facebookを毎日のように更新している場合はイベント当日までウェビナーに関するポストを続けましょう。プライベートコミュニティとしてのFacebookグループを持っている場合は、ウェビナーに関する投稿を何度かして告知をしましょう。あなたが参加者の場合は、グループのオーナーにウェビナーの告知が可能かどうか確認しましょう。
プロモーション用の画像をシェアします。ウェビナーのハッシュタグや登録ページのURLと共にポストしましょう。プロフィールのURLをウェビナーの登録ページのURLに貼り替えます。5つのベネフィットをツイートするのもいいですね。特に中のいい人たちにはDMや@を使って個別に招待しましょう。あなたのツイートをよくリツイートしてくれる人やfavoriteをつけてくれる人などを招待します。「今週の土曜日にワークショップを開催します。興味があれば来てくださいね URL」「今週の土曜日はお忙しいですか?ワークショップに来てくれると嬉しいんだけど…URL」と気軽な感じでメッセージを送ってみましょう。
あなたのウェビナートピックに関連しているハッシュタグを使うのもいいですね。#blogging, #wordPress, #teachableなどなど。あなたがSquarespaceに関するウェビナーを開催する場合、#squarespaceで検索して何かしらの質問をしている人を見つけて、直接あなたのウェビナーに招待するのも効果的な手法です。「僕も#squarespaceを使っています。今週の土曜日にオンライントレーニングを開催するので興味があれば来てくださいね URL」とツイートします。
Instagramに最適化されたプロモーション用の画像をポストしましょう。ウェビナーまでに最低でも2回ほどは投稿しておきたいですね。ウェビナー開催日の5日前に1つ、ウェビナー当時に1つを投稿します。Instagramではプロモーション用の画像をシェアするだけでなく、ビハインドシーンのような「ただいま準備中!」「ただいまメールを書いています!」「ただいまウェビナーの資料作成中!」ポストをすると効果的です。Bio部分のURLもウェビナー用に変換しましょう。
SNSのバイラルの意味
ソーシャルメディアは見込み客を集める場所ではありませんが、見込みに変わる可能性のあるファンを集めることができます。新しいファンを作り新しいフォロワーを作ることで、あなたの見込み客リストも増えていくことでしょう。またSNSの特徴からバイラルが起こりやすいです。友達の友達といった少し離れた場所から、他の媒体では開拓できないような見込み客を集めることができます。僕がいうバイラルは100万人にリーチすることではありません。SNSの性質を生かして、普段リーチできないような人たちにメッセージを届けることを言います。
どんな画像を用意すればいいか?
ソーシャルメディアで拡散してもらうための画像を作ります。まず5つのベネフィットを画像に含めます。ハッピーな感じの楽しいCTAを用意しましょう。「今すぐ登録する」よりも「はい、僕もダイエットしてみたいです!」とか「私もリストの数を次の1週間で2倍にしてみたいです!」といった風に。あるいは「パーティに参加する」とか「XXに立候補する」といった言い回しも面白いですね。もちろん自分のキャラを逸脱する必要はありません。普段からパーティといった言葉を使わない性格であれば、わざわざ「パーティに参加する」と言わなくても結構です。あくまでも自分らしくあなたらしくやってください。
友達にシェアしてもらう
同業者や友達にも拡散してもらいましょう。お願いするのはタダです。しっかりとリレーションシップを構築できていれば、あなたの代わりに営業マンとなってウェビナーを告知してくれるはずです。そういう意味では普段からの交流ってすごい大事ですね。オンラインでも強い人は、オフラインでも強いのです。もともとオフラインで構築した人脈を利用してオンライン上でも事業を成功させます。丁寧な言葉で、優しい言い回しで、お願いします。「こんにちはXXさん。もしかするとあなたの見込み客に価値ある情報を提供できるかもしれません。もしあなたがこのウェビナーをシェアしてくれたら、僕はすごいハッピーです」のように。
せっかくシェアしてくれるのに、シェアの仕方が複雑だと相手は起こります。シェアの方法を超簡単にしてください。ツイートするだけとか、ボタンをワンクリックするだけとか。いまの時代、コピペだけでも面倒なものです。
ステップ7:ウェビナーの告知を自動化する方法
Bufferや、Edgarや、Hootsuiteなどのソーシャルメディア管理ツールを使えば、予約投稿できるのでソーシャルメディアを使ったプロモーションが若干ですけど楽になります。完全自動化とは言えませんが。それでも毎日のようにSNSにログインして、それぞれに異なるポストをするのは大変です。ポストする内容を一気に作ってしまい、管理ツールを使って予約投稿を設定するだけで、作業の手間が軽減されます。メールシーケンスも同様です。全てのメールを一気に書いてしまい、配信会社の予約投稿やオートメーション機能で自動配信するように設定します。
ツイッターを使ってウェビナーを告知する場合
毎日5回のツイートをしましょう。それぞれにユニークなCTAとコピーとプロモーション用の画像を用意します。ユニークというのはそれぞれが異なるという意味です。同じものを使い回さないのがコツです。
インスタグラムを使ってウェビナーを告知する場合
毎日1投稿できるといいですね。CTAのリンクをつけて、プロフィールもURLもウェビナーの登録ページのURLに貼り替えましょう。
Facebookを使ってウェビナーを告知する場合
プロモーション中に最低でも2〜3回の投稿ができるといいですね。だいたい2〜3日に1回ほどウェビナーに関する投稿をしましょう。Facebook Liveを使ってライブストリームやリプレイを投稿してもいいですね。その中でウェビナーを開催することを伝えます。
ブログを使ってウェビナーを告知する場合
ウェビナーに関連するブログを更新します。「見込み客を1000人集める方法」がウェビナーのトピックであれば、告知を兼ねて「見込み客を1000人集めた僕の事例」というタイトルでブログを更新します。登録ページのURLをCTAとしておきます。もっと直接的に「見込み客を1000人集めるウェビナーを開催します」と題したブログを投稿してもOKです。
ウェビナーを開催するのに必要なメール
- ウェビナーの登録ページに誘導するメールを3通:まずあなたの持っている全てのリストに対してウェビナーの告知をします。さらにリマインダーのメールをもう1度送ります。
- ウェビナーの参加予定者に配信するメールを3通:ウェビナー開始の3時間前に1通、30分前に1通、開始と同時に1通送ります。
- ウェビナーの参加者に配信するセールスのメールを3通:ファストアクションボーナスの消滅前に1通、ウェビナーボーナスが消滅する当時の朝に1通、ウェビナーボーナスが消滅する直前に1通送ります。
レッスン8:ウェビナーに登録した人の当日参加率をあげる方法
どうやったらウェビナーのライブページに参加してもらえるでしょうか?当然ですが参加人数によってセールスの数が左右されます。
ファストアクションボーナスを伝える
ウェビナーに参加した人だけがもらえるボーナスを用意しておくといいでしょう。「ウェビナーに参加した人には感謝の意を込めて参加特典のPDFを差し上げます」と伝えます。ウェビナー中に懸賞をしてもいいかもしれません。カメラに関するウェビナーであれば「参加した人の中から抽選で1名にSonyのミラーレスカメラをプレゼントします」とか。さらにウェビナー中のセールス時にオファーするファストアクションボーナスもウェビナーに参加した人だけがもらえるものです。「当日ウェビナーに参加しないともらえないボーナスがあります」と上手に訴求しましょう。
ワークシートを事前に渡す
空欄を埋める形にしたワークシートを用意して配りましょう。先に資料の一部やスライドショーの一部を渡しておくのも効果的です。ブランクを埋めてもらう場合、ウェビナー中に埋められるポイントとウェビナーの参加前に埋められるポイントを用意しておきます。例えば「見込み客1000人を集める方法」というウェビナーを開催する場合、書き込み式のシートを用意して次のような質問を書いておきます。
- 見込み客を集める方法は合計で___個ある
- (1)____
- (2)____
- (3)____
- (4)____
- (5)____
- 見込み客を集める方法で最も効果的な方法は___で、特に___を使ったマーケティングが有効である
- ___を使ったマーケティングは___の点で優れている
穴があると埋めたくなるもの。埋めたいという気持ちがウェビナーに参加するインセンティブになります。当然ですがウェビナー当日にはコンテンツの中で穴(ブランク)に入る解答をシンプルにわかりやすく伝えます。
プレゼントを渡しすぎるのも問題があります。ウェビナーには全く興味がないけどただ単にプレゼントが欲しい(懸賞の賞品が欲しい)という人を参加させてしまうからです。どんなセールスも冷やかし客はあらかじめ排除しておく必要があります。バランスを考えてプレゼントを渡しましょう。本音を言うと、オファーする商品を購入してくれる人は、プレゼントがあろうがなかろうがウェビナーには参加してくれるんですよね。
1番有効な方法はメールシーケンスを用意すること
登録してくれた人に対して参加を促すメールを用意します。なぜウェビナーがあなたにとって重要なのか、どのようにあなたの人生に変化をもたらすのか、ウェビナーがどのような価値を提供するのかを明確に記述します。みんな行かない理由を常に考えています。僕もそうです。登録したのに参加しなかったウェビナーはたくさんあります。
メールシーケンスでは登録してくれた人にエキサイトしてもらいましょう。もう参加したくて堪らないという心理状況を作るのです。どうやるか?これは繰り返し述べているように、見込み客の痛み(Pain)に焦点を当てて文章を作ることです。そしてあなたの提供するウェビナーコンテンツがどのようにその痛みを取り除くかを明確に提示してあげてください。結婚式を控えている新婦がどうしてもニキビを治したいと考えている。そんな彼女に対して「あなたのニキビを1分で治す方法をウェビナーの中で教えます」と言うのです。どの新婦がこんな魅力的なオファーにNoと言うでしょうか?
ただし!これが初めてのウェビナーであれば、メールシーケンスの作成は負担になります。ウェビナーそのもの(ピッチを作ったりボーナスを作ったり)にフォーカスして欲しいのでメールシーケンスの準備は後回し、もしくはやらなくても結構です。