(石崎さん、まだ牡蠣ギリギリOKと大将が出してくれた)
どうも石崎です。
オフィスの備品処分をしています。
これまでお三方にカメラやらプリンターやらを引き取っていただき(ピンポーン:呼び鈴が鳴る)
今回お届けするノウハウはこちら
宗教の勧誘じゃないよ
・・・
「今、町内会でヒルオキカイ(昼起会?)をやっていましたお時間ありますでしょうか?」
「申し訳ありません、時間はないのでパンフレットだけいただけますか?」
「あ、そうですか。お忙しいとこごめんなさい」
手元にある藍和と鈴風というパンフレット。これすぐにシュレッダーにかけるんですけど、いやはや昼起会ってなんでしょう。ダイレクトに宗教の勧誘と言ってくれれば対応しやすいのに、昼起会とかいうから少し話を聞きそうになってしまいました。
あ、話が逸れましたね。オフィスの(正確には)工具・備品を処分しています。で、うちのお客さんたちに引き取っていただきました。協力ありがとうございました。おかげでオフィスがスッキリ。いよいよ部屋の中に物がなくなったので、日本への執着がてっきりと消え、手荷物10kgほどで移住できそうな気分です。
(ピンポーン:呼び鈴が鳴る)
お弁当のお届けだよ
「セブンイレブンでーす」
「いつもありがとうございます」
「はい、こちらこそ。じゃあサインをお願いしまーす」
書き書き。セブンミールの弁当が届きました。仕事が溜まっているときは、セブンミールとワタミの宅食ですましているんです。正直、お腹がハッピーになることはないんだけど、仕事をしていること自体が幸せなので(そういうタイミングってありますよね)これ以上を求めません。
部屋が軽くなった、心が軽くなった
ごめんなさい、何度も本題から外れて。今ね、オフィスの工具・備品を処分しているって話をしていましたね。で、それを処分していて、いよいよオフィスが軽くなった。もともと撮影機器を除いては重いものがないライト級な部屋だったんですけど、今回の処分・破棄・リサイクルでとうとうフェザー級かバンタム級の部屋になった感じです。
でね、中には一回も使ってないものもたくさんあったんです。例えばポータブルなプリンターやスキャナーなど。今思うとこれだけペーパーレスな世の中になって、わざわざ印刷する機械を買うまでもなかったなと。僕らみたいなデジタルコンテンツを販売する人たちは、コンテンツを生み出すマシン以外は必要ないんです。たぶん。
コンテンツを生み出すマシンといえば、まず一眼カメラです。動画の撮影に使います。あと、Kindleですね。普段からの情報収集がお金に変わるんだから、本を読まない理由はないと。そしてMacBook Pro。動画編集や、ブログライティングやメールの送受信に使います。この文章だって、コンテンツでしょ。このコンテンツはMacで生み出されているんですよ、言わずもがなですけど。
以上を勘案して、もう極力ものを買うのはやめようと。特に僕らのように移動の多い人種は、所有は悪です。そう認識しない限り、オフィスがゴミ屋敷になる一方。実際に何かを所有するのはかなりダサい。空港に行くと、必ず手荷物預け入れの前で大きなラゲージを開けて、まるでドラえもんがパニックになって四次元ポケットから道具をポイポイ放り出すように、パンツやらドライヤーやらを整理している人を見かけます。きっと荷物が重量超過しているんでしょう。
その光景たるや、醜いのなんのって。(ピンポーン:呼び鈴が鳴る、中略・・・ワタミの宅食でした)
重量を超過したら余計にお金を払わなきゃいけないし、そもそもその変圧器のマルチタップは使わないでしょう・・・とか老婆心ながら傍目で思うのです。かくいう僕の母も、その遺伝子の大元である祖母もモノを捨てられない人たちで、いつか使う日が来るだろうからという理由で、コンビニでもらったストローやビニールなどを大量に溜め込んでいます。ストローやビニールはまだマシな方。家には使われることのない衣類や電化製品が山積みになっています。それでいて、ハードオフやセカンドストリートで、追加のゴミを買ってくるんだから、もう絶句。
いやもう本当に、物買うのやめよう。母親を諭すように伝えるも、聞く耳持たず。確かにこんな片田舎に住んでいて、唯一のエンターテイメントといえばショッピングくらいなので、彼らの楽しみを奪ってしまうのであれば、これ以上強く言うことはできません。少なくとも、僕ら家族(僕・妻・息子)はものを買うのはやめよう、あんな風にはなりたくないからと心に誓うのみです。
所有は悪、所有はダサい
ものがあると執着が生まれます。僕の場合、車どころか、車の免許すら持っていません。もちろんオフィスも自宅も全部賃貸です。可能であれば、Airbnbのように一括払いで払える形式を好みます。なぜならすぐに出ていけるから。沖縄の読谷村・恩納村にいる2ヶ月もやはり、前払いの一括払いで、ポンポンと先に払ってしまい、期限が来るとサラリと空気が蒸発するように部屋から出る。
もし仮に物をたくさん所有していたら、所有物の近くから離れまいと、同じ場所に居続けることになります。少なくとも地続きで繋がっている場所しか行けなくなる。日本は島国ですから、飛行機を使わない限り、この列島から出て行けない。活動場所は日本がメインになることでしょう。
まあ正直、他人はどうだっていいんです。自戒を込めて書いているわけです。もうモノは買うなよと。モノ買うと、フットワーク重くなるぞと。
じゃあ何をお金を使う?
「モノを買わないなら、どうやってお金を使うんだよ」
うーん、どうでしょう。体験とか経験とかに使えばいいんじゃないですか。航空券とか、ホテルとか、食事とか。映画とかもいいですね。ライブに行くのもいい。
あとは、コンテンツを生み出すマシンに投資したり(PanasonicのGH5は30万円で購入できるそうです)。
ほら、デジタルコンテンツって、まず軽いでしょう。Google Driveに入れておけば、質量は実質ゼロです。少なくとも手荷物カウンターで「あと10TB減らしてください、このままでは重過ぎます」と言われることはない。しかも運よく、市場の需要に答えるコンテンツであれば、淡々とお金を生み出し続けてくれる。
- YouTubeの広告収入
- Udemyのコース売上
- 有料サロンの売上
- 有料メルマガの売上
- ブログの広告収入
- アフィリエイト報酬
などなど。社会の興味がこういったデジタルコンテンツに向いてくれると、情報産業で生きている人間は、割といい思いができます。で、事実、興味が向き始めている。米国Udemyとその講師の成功を見れば、納得せざるを得ないでしょう。
「面白い文章を書ける」「面白い動画を撮れる」の2つは、手っ取り早く海外に移住したい人や、手っ取り早くノマドになりたい人には必須のスキルなんじゃないかなと思うわけです。
最後に一つ、みてください、この動画。
https://www.youtube.com/watch?v=Y0Zq6Q2m-ig
僕、感涙しました。
石崎力也
PS:心臓が心地よく震えますよね。それが僕らを駆動する旅動機なんです。動機にも質量はありませんから、世界中に持ち運ぶことができます。