もし50:50で選択肢AとBを悩んでいたとします。
- 選択肢Aを選んだ場合のリターン:50
- 選択肢Bを選んだ場合のリターン:50
ならどっちを選んでも一緒。だって50:50なんでしょ。得られるリターンがほぼ一緒と見込んでいるからこそ悩むわけです。
もし選択肢Aのリターンが49でBのリターンが51と明らかなら、Bを選びます。
- 選択肢Aを選んだ場合のリターン:49
- 選択肢Bを選んだ場合のリターン:51
どうせ得られる結果が同じなら、(生命時間を無駄にしないために)決断を早めた方がいいです。我が家の場合、迷ったら相手に決断を委ねる習慣があります。
- 次、恩納村に行く?
- 次、読谷村に行く?
僕は迷いました(=どっちも一緒ってこと)。だから奥さんに聞きました。「OとYどっちがいい?」「Yね」・・・ということで(Y)読谷村に決定。Airbnbで1ヶ月分の居住費を払い、僕らはパッキングをスタートしました。そもそも決断に意味があるとは思っていません。決断なんてのは癖みたいなもんですから、これまでパッとしない人生を送ってきた人はパッとしない決断をする癖があるとも言えるわけです。じゃあ尚更、他人に決断を委ねた方がいい。
仕事も同じ。事業が軌道に乗って、もうガリガリと働かなくて良くなってからは、自分でやるべき仕事を他人・・・正確にはお客さんにゆだねるようにしました。
ある時は、「石崎さん〇〇を教えてよ」と言われて〇〇のコンテンツを作り始める。
ある時は、「石崎さんXXって儲かるらしいよ」と教えてもらってXXの勉強を始める。
もうそんな感じで、次にやることをクライアントさんに決めてもらいました。どうせどっちを選んでも同じなんだから、自分で決めるよりも他人に決めてもらった方が決断の負担がかからない分、エコな生き方だわと思っているほど。
知っているんです。大事なのは「どっちを選ぶか」ではなく「選んだ後、どうするか」であることを。