今回は、動画広告の中でもファウンダーズ・ストーリー広告を取り上げます。ファウンダーズ・ストーリー広告のうち、最後の部分であるCTA(Call To Action)の作り方を解説します。
ファウンダーズ・ストーリー広告では、まず創業者である自分自身のストーリーを語り、そこから視聴者側の視点に移動します。創業者自身の問題解決のプロセスを開示することで、創業者と商品に親しみを持ってもらうのです。
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CTAのポイントは3つに集約される
ファウンダーズ・ストーリー広告でも、CTAの作り方は他と同じです。CTAを作る上で重要なポイントは、次の3つに集約されます。
ポイント#1:具体性を持たせる
CTAは必ず具体的な言葉を出してください。視聴者にやって欲しいことを具体的に言葉にするというのが重要です。押してほしいボタンの位置、ボタンに書いてある文章、ボタンの色などを盛り込みます。
例えば「今すぐ詳細をチェックしてください」をより具体的にして、「今すぐ、左下の青いボタンから詳細をチェックしてください」のようにしてください。
人間は、言葉で指定された行動を取ってしまう癖があります。この方法は、視聴者を行動に駆り立てるためにとても有効です。
ポイント#2:複数回登場させる
よくあるミスを紹介します。それは、CTAを広告の一番最後だけに登場させることです。重要なメッセージであるCTAは複数回伝えましょう。オススメは広告の後半に、2回から3回ほど別の場所に入れる方法です。
大事なことは繰り返し伝えると良い。というのは良く聞く話ですが、CTAについてもこれは例外ではありません。僕らもウェビナーやセールスの動画では、必ず複数回のCTAを案内しています。
ポイント#3:印象に残す
CTAを印象的にするというのも大事な点です。ジョークや名言、何か気の利いたフレーズなどを使って、印象的なCTAを作るように心がけてください。
実演:CashLabの広告用CTAを作ります
では、実際に広告のCTAを作っていきましょう。今回扱う商品は、僕のCashLabです。CashLabは、オンラインコースビジネスの作り方を1から体系的に学べる商品です。
今回は、CTAを2回出していきます。まずは終盤に軽いかたちで、CTAを入れていきます。こんな感じです。
「もしこの時点でCashLabに参加したいと思うなら、左下のボタンからコースの詳細をチェックしてください」
これを途中に差し込みます。そしてもう1つ、広告の最後で使うものを作ります。
「もしあなたが、自分のオンラインシフトしたいと思っていて、その方法が分からなければ。もしあなたが、自分の知識をオンラインコースにして販売する、体系的なやり方を学びたければ。僕のCashLabに参加してください。
今すぐ、左下のボタンをクリックして、CashLabの詳細を確認してください。」
ここで最後にCTAを印象的にする一言が欲しいですね。
「あなたのオンラインコースに地図はありますか?CashLabを地図にして、オンラインコースビジネスという暗闇の中を1歩1歩確実に歩んでいきましょう。
あなたがCashLabに入るのも自由だし、入らないのも自由です。でもこれだけは自分に問うてみてください。1年後のあなたは、自分の選択に感謝していますか?CashLabの中でお待ちしています。」
視聴者を勇気づけるとともに、少し焦りを感じてもらうような言葉を入れました。行儀の良い言葉だけではなく、視聴者の感情を揺さぶる言葉も時には重要です。よし、ひとまずこれでCTAは完成です。
まとめ:CTAは成約率アップの最後のひと押し
さて今回の内容をまとめましょう。ファウンダーズ・ストーリー広告のCTAも他の広告フォーマットと同じです。ポイントは3つでした。具体性を持たせること、複数回登場させること、そして印象に残すことです。
これらがうまく組み合わされば、あなたの広告からの成約を大きく後押ししてくれるはずです。今回は以上です。また次のレクチャーでお会いしましょう。