まずは狙っているキーワードにランク分けをしよう。いくらSEOで上位表示を狙うといっても、たった一つのキーワードで狙うわけではないので。ビックキーワードを3〜5、ミドルキーワードを5〜10、スモールキーワードは全ての記事で狙うイメージで。最初からビックキーワードを避けてWordPressを運用する人がいるけど、それならWordPressを使うまでもなく、簡易HTML吐き出しツールを使ってペラいサイトを作ればいい。WordPressの醍醐味はビックキーワードを狙うところにある。
まずは【キーワード出現率】の調整を行う。金融系のキーワードで狙っているのに、僕のように雑談・脱線の多い人は関係のないキーワード(例えばダイエット系のやつとか)を散りばめてしまう。それじゃダメ。「FX 口座開設」で狙っているなら、しっかりと「FX 口座開設」の出現率を高める。具体的な数字は「やってみないと分からない」。よく書籍に3%以下にしておけとか、5%以上にしておけとかいろいろあるけど、あれは全部テキトーだ。グーグルが具体的に発表したものではないので、自分の感覚と経験で出現率を掴んでいくしかない。繰り返すが、狙ったキーワードの割合が極端に低い、他の同じ程度ではダメだ。
次に【HTML改善】。HTMLの改善方法も簡単だ。HTMLを改善する際は、PHPで書かれた関数を利用すればいい。更にプラグインという最強のツールがある。この2つを利用すれば、HTMLはほぼ完璧と言える。まず過去に書かれた記事とトップページのソースを見て欲しい。タイトルタグには何が書かれているだろうか?
トップページにはダッシュボード→設定→一般で設定したサイトタイトルがきているはず。たとえば、僕のサイトタイトルは「石崎力也公式ブログ:Let’s Waste Time」だ。だからトップページのタイトルは「石崎力也公式ブログ:Let’s Waste Time」になっている。じゃあ個別ページは?個別ページでベストなタイトルはこれだ。
「個別記事のタイトル|サイトタイトル」
今回の僕の記事なら「#009 WordPressで作った自社サイトをチューニングするための5つの内部SEO対策|石崎力也の公式ブログ:Let’s Waste Time」ということになる。これがSEO上、最も優れたタイトルだ。テーマの編集を見た時に(header.phpかな?)
<title><?php wp_title(‘|’, true, ‘right’); bloginfo(‘name’); ?></title>
とあれば、オッケー。そうじゃない人は早急に対処しよう。(と言っても、PHPが分からない人は触らない方がいい)
次にキーワードとディスクリプション。これは以前紹介したMetaManagerというプラグインを使おう。それで解決する。#001〜#007を調べて欲しい。
次に内部リンク。内部リンクはh1とグローバルメニューと階層関係の3つを見る。h1タグは理想はbodyタグの直下に来ることが理想だ。titleタグに次いでh1タグは重要なタグなので目標キーワードでドメインに直内部リンクするのもいいかもしれない。
次にグローバルメニュー。グローバルメニューは全てのページに表示されるため、ここに目標キーワード(ビックキーワード)を並べたい。並べる数は狙った分の数でいいのだが、10個も20個も置くと見栄えが悪くなる。5,6個にとどめておこう。
最後に階層関係。新規追加をすると、右側にページ属性が現れる。これを使うことで目標ページに紐付けできるドメインが増える。たとえば野球のサイトを作っているなら、親ページのドメインを baseballとするなら、その下に来る「キャッチャー」「投球方法」「バッティング」子は baseball/catcher/AAA, baseball/, baseball/pitching/AAA, baseball/hitting/AAA という風になっていく。この階層構造を使うことで、前出の confined links 閉じ込めが可能になるのだ。
文責:石崎力也
参考書籍;
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