こんにちは、石崎です。
マクドナルドから書いています。
小学生も中学生もばくばくバーガーとポテトを食べています。
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マクドナルドの株価が下がらない理由
彼らが大人になってもこの味を忘れることなく、またマックに通い続けることを考えるとマックは安泰だなと。しかも外国人の利用者も多い。ここは観光スポットに近い場所なんだけど、2〜3割が日本国籍ではない人たち。なるほど、彼らは母国でマックを食べて異国でもマックを食べるんだなあ。そういえば僕たちも、フィリピン、香港、シンガポール、オーストラリア、カナダ、インドネシア・・・そこら中でマックを食べたなあ。旅行者にとってマックって安全牌なんです。言葉喋れなくてもオーダーできるし、味も値段も世界中で平均化されたものが出てくる。何屋かもよくわからない銀座のレストランで値段の書いていないメニューを渡されて「いくらだろ?」「何が出てくるんだろ?」とドキドキしながらオーダーするのとは訳が違います。ダブルチーズバーガーセットを頼んだら、東南アジアでも北米でも1000円以下で、いつものアレが出てくるんです。この安心感。だからマックは安パイ。
2017年7月にUdemyで稼いだ金額
さて、2017年7月が昨日終わりました。今日から8月1日です。まずいくら稼いだか。$2,422(だいたい25万強)でした。Udemyオーガニックで$1640、講師のプロモーションで$720、アフィリエイトで$73の売上でした。最近、インフォカートからたくさんのDMが届きます。「もどってきてくれ!」と。彼らがマーケットプレイスとして月々$1600ほどインフォプレナーの情報商材を売ってくれるんだったら、黙っていても販売者は戻ってくるでしょう。でもそれができない。それが日本のインフォ企業の限界なんだと思います。アフィリエイターだけに頼るマーケットプレイスは、Udemyと勝負になりません。もっともっと集客力をつけなきゃ、日本のマーケットプレイスは育つことがないでしょう。デジタルコンテンツの販売者は、集客力のある場所に集まります。
ジョイントベンチャーでお金を稼ごう
先月は、議員の岩本さんとJVコースを作りました。嬉しいのか悲しいのか、JVのオファーがたくさん入るので自分のコースを作る暇がありません。石崎力也が登場するJVコースもあれば、プロデュースとプロモーションだけを手伝うコースもあるので、いよいよ単独コースを作る機会がなくなりました。たぶんこれは嬉しいことでしょう。なぜなら当方でネタを用意する必要はないからです。皆、先方がネタを用意してくれるので、僕はアドバイスをしながら”ほいほい”と動くだけでいいのです。まだまだ僕の中にも出さなきゃいけないネタ(最近だとマーケティング・オートメーションとか)がたくさんあるんだけど、もしかするとそれは永遠にお蔵入りしたまま、いずれ記憶からも消去されるのかもしれません。
それでもいいのです、たぶん。1人で寂しくコースを作っている人生よりかは「石崎さん、こんなコースを一緒にやりましょうよ」と声をかけられる人生の方が楽しいから。お互い異なる国に住み、お互い異なるスキルを持ち寄って一つのコースを作っていく。現在進行形で作っているJVコースも、1人はベルギーに住んでいて、もう1人は台湾に住んでいます。僕が考えるのは、どうやってクライアントの利益を最大化できるか、それだけです。結局、長期で見たらその方が自分も儲かるので。
漢な政治家
岩本さんはお忙しい政治家なのに、わざわざサンダーバードを使って大阪から金沢まで来てくれました(多謝!)。
- いやー、さっきまでXXの会議だったんですよ
- 帰阪したその日にXX市のお祭りに参加します
- ちょっと今から金沢のXXさんに会いに行きましょう
ドックイヤーが6倍速、マウスイヤーが12倍速なら、岩本イヤーは20倍速くらいです。なんのことやら。30度を越す撮影場所で「暑い!ブラック企業よりひどい職場ですわ」とひとりごちながら、スーツを着込む岩本さんは漢(オトコ)でした。僕は冷たい麦茶で喉を麗しながら、セットされていない頭でインタビュアーを務めました。インタビュアーは画角に収まらないので、格好は自由です。足を組んだり、ボタンを外したり、うちわで扇いだり。一方のインタビュイーは画角に収まるので大変です。清潔な服装で、健やかな表情を維持し、淀みなく喋り続ける必要がある。ただ話すだけではダメ。視聴者に伝わるようにわかりやすく話す必要があります。この点において、岩本さんは最高のパフォーマンスを発揮していました。喋ることを生業にしている方にとって「声」をベースにしたコンテンツを作るのは、実にたやすいことなのでしょう。僕もあのくらいスラスラ話せるようになりたいです。
そんな岩本さんにも欠点があります。それは、MacBook Proのストレージが小さいことです。動画の撮影をするのに、HDの空き容量はたったの80GB。撮影後、128GBを超えるデータを認めて、僕は岩本さんを詰問しました。「だから1TBのハードディスクを持ってきてください、と言ったじゃないですか」と。「えー、そんなこと言うてましたー?」とトボける岩本さんを見て、怒りは頂点に。データを無理やりMacBook Proに詰め込み、容量をパンパンにして帰ってもらいました。(ストーリーには多少の脚色が加えられています)
労働者はまず働く時間を減らしなさい
さて。多くの労働者にとって、まず目指すべきは「賃金を維持したまま、労働時間を減らすこと」です。同じパフォーマンスを短い時間で達成する。これには異論がないでしょう。次に目指すべきはどこか。「労働時間を維持したまま、賃金を上げること」です。これはやってもやらなくてもどっちでもいいです。あくまでもオプションの一つ。例えば、あなたは週に10時間働いて年収1000万円を稼げるとします。次のステージは、週に5時間働いて年収1000万円を稼げるようになること。その次のステージは週に5時間働いて年収2000万円を稼げるようになること。
Udemyで年間1000万円を稼げるかどうかは別として、Udemyでも同じプロセスを経ることを推奨します。これを具体的なアクションにまで落とし込むとこうなります。実はこれ、僕が辿ってきた道なんです。
- Udemyでコースを販売する
- 自分メディアでコースを販売する
- JVコースをUdemyと自分メディアで販売する
2016年の2月にUdemyに参入して、まずは自分1人で月々$2000ほど稼げるようになりました。だいたい週に20時間ほど働いていました。次にThinkificとTeachableにコースを掲載して販売したところ、働く時間はぐっと減りました。ブログやYouTubeでメールアドレスをとってリストに対して新コースの案内をしたり、Udemyでは販売できない5万円以上の価格帯の商品を自分メディアで販売したり。昔から仲の良かったお客さんや、新しく商品を購入してくれたお客さんとJVを組むようになってからは、労働時間は増えずに収益は月々$3000になりました。ここにはコンサルティングや、自分メディアで販売しているコースは含まれていません。Udemy単独での収益です。
Udemyで儲かっている理由は「たまたま」
狙ってやったこともあったけど、そのほとんどは運です。つまり僕がUdemyで月々$3000稼げている理由は、自分でもわかっていない。他の儲かっている数人の先生も同じようことを思っているはずです。
- 「アメリカで盛り上がっているUdemyでコースを作ってみたけど、本当に売れるのかよ」
- 「お、利益は小さいけどコンスタントにコースが売れているぞ」
- 「味をしめたから、新しいコースを作ってみよう」
- 「うわ、先月よりもさらに売上が大きくなった」
・・・で、今に至る。この運は、別の言葉で「参入タイミング」と言います。ビジネス書の金字塔を作り上げた神田昌典さんもこう言っています。「起業して成功するためには何が鍵だと思う?タイミングだよ。つまり、いつ市場に参入するかが鍵なんだ。参入タイミングさえ間違えなければ、順調に会社は立ち上がる」と。この参入タイミングは、成長カーブとか、キャズムとか、色々と説明されるけど、「じゃあやってみろよ」と言われれば足踏みするだけで動けなくなる人はたくさんいます。僕自身も「じゃあ、次に当たるジャンルを言ってみろよ」と問われれば口をつぐまざるをえません。自分の中ではそれなりのセオリーはあるんだけど、それを世の中に公開すれば「馬鹿げている」とか「論理的ではない」と批判される恐れがあるので、とりあえずは「運」と言ってあります。そう言う意味で、僕はすごい運が良かった。
村上世彰さんの「生涯投資家」
とはいえ、何も伝えないのはここまで読んでくれたあなたに悪いので、ヒントをお教えします。この運の正体。昨日、寝る前に村上世彰さんの「生涯投資家」を読んでいました。そうそうあの物言う投資家、村上ファンドのあの人。そこにこんな文章があった。村上さんのお父さんから教えてもらった投資哲学だそうです。
父はいつも「上がり始めたら買え。下がり始めたら売れ。一番安いところで買ったり、一番高いところで売れるものだと思うな」と言っていた。
参入タイミングや成長カーブの知識をつけると「よっしゃ、まさに市場が盛り上がる直前のジャンルに飛び込むぞ」と意気込んでしまいますが、それは難しい。だから、まるで上がり始めた株を買うように、盛り上がり始めたジャンルに参入すればいいのです。まるで下がり始めた株を売るように、盛り下がり始めたジャンルから撤退すればいいのです。で、この何が盛り上がっているか、何が盛り下がっているかを肌感覚で理解できない人にとっては、ビジネスの成功は運のままです。例えば次のジャンルは盛り上がっていますか?それとも盛り下がっていますか?
- Udemy
- Valu
- ビットコイン
- note
- ブログ
- マーケティング・オートメーション
- ダイレクト・レスポンス・マーケティング
- NISA
- 確定拠出年金
- ポケモンGO
恣意的にホットキーワードをあげてみました。わかります?何が盛り上がっているか、何が盛り下がっているか。Udemyはやるべきかどうか。Valuはやるべきかどうか。ビットコインはやるべきかどうか。どう思います?Valuやビットコインはどうでもいいや。ビットコインを底値で掴みかけた僕にはきっと市場の雰囲気を読むセンスがあるのかもしれませんが、結局、購入しなかったのでやっぱりセンスはないのかもしれません。じゃあUdemyは?Udemyはどう思います?底値は掴めなかったけど、盛り上がり始めたタイミングで参入できました。では次に究極の質問をします。今でもUdemyは盛り上がっていますか?今から参入しても間に合いますか?その答えは・・・「知らんし!」米国Udemyのトップ講師はEducational Announcement の中で「今は月々200万円ほど稼いでいるけど、これがいつまでも続くとは思わない」と言っていました。でもそれ言ってたの、2015年のことなんですよね。あれから2年近く経ちましたけど、まだ彼は現役でコースを出し続けています。
ちなみにうちの親父は最近、Twitterを始めました。
石崎力也
追伸:岩本さんの活動記録HPで僕の顔にモザイクがかけられていました。衝撃。