確かにブログのアクセスはあった方がいい。でもブロガーを自称される方のように、ブログ更新お化けにはなりたくない。片手間で運営しながらも、それなりに収益性の高いブログ活動をしたい。そんな悩みを抱えているなら、ワンソース・マルチユースのブログライティングを試してみてください。
今回お届けするノウハウはこちら
- #01. ブログの書き方!ワンソース・マルチユースの基礎テクニック
- #02. どのくらいの大きさの記事(無料コース)を作ればいい?
- #03. 1つのネタをブログ記事とYouTube動画とUdemyの無料コースにする
- #04. iMacユーザーへ!スクリーンキャストする時はディスプレイを拡大しよう
- #05. ネタやトピックの大きさはブログの1記事(無料コース)サイズになるように
- #06. MarsEditで写真のサイズを固定にするとブログ記事の見た目が良くなる
- #07. 写真や画像のサイズを固定すると読みやすいブログ記事になる
- #08. MarsEditで新しいブログ記事を作成しタイトルとスラッグを記入する
- #09. ブログの冒頭には何を書けばいいか?4つの事例を元に考えてみる
- #10. 小説家が最初の1行に全力を注ぐようにブログの冒頭を書く
- #11. 左側半分をライティングに使い右側半分をMedia Managerに使う
- #12. ScreenFlowのフリーズフレームを保存で画像を保存する
- #13. MarsEditのMedia Managerにブログ専用のフォルダを作る
- #14. レクチャータイトル = 見出し2(h2タグ)を設定する
- #15. MarsEditで半自動的に画像に枠線をつける方法
- #16. 画像を見ながら高速でブログを書く
- #17. GIFアニメをWordPressブログに挿入する方法
- #18. 画像やGIFアニメを見ながら記憶を頼りにブログ記事を書く
- #19. ブログに画像やGIFアニメを挿入すると読みやすさが増す
- #20. ScreenFlowで独自カスタマイズしたプリセットを作る方法
- #21. MarsEditのショートカットでブログ記事の見出しをH2でマークアップする
- #22. h3タグを挿入しブログ記事を読みやすくする
- #23. WordPressプラグイン:Table of Contents Plusでh2とh3で目次を自動生成する
- #24. MarsEditの置換検索を使って文字を一括修正する
- #25. 僕のブログは「海外SEO情報の鈴木さん」みたいに即インデックスされません
- #26. 個別ページがGoogleにインデックスされたか確認する方法
- #27. Fetch as GoogleでこのURLと直接リンクをクロールする
- #28. 早い!Fetch as Googleに登録して10分でインデックスされていた
#01. ブログの書き方!ワンソース・マルチユースの基礎テクニック
ググったら、こんな説明が。一つの情報で複数の使い道を見出す。そうそう、まさにそんな感じ。1つのネタがあったら、それを
- ブログの記事
- YouTubeの再生リスト
- Udemyの無料コース
として活用すればいいんです。
#02. どのくらいの大きさの記事(無料コース)を作ればいい?
例えば、この記事:MailChimpのグループ変更をZapierで自動化する方法は、結構大きいです。Udemyで有料コースとして販売するようなサイズでもないし、かといって情報の網羅性のないしょぼいコンテンツとして認識されるのも嫌だ。そんな塩梅を考えながら、必要十分なレクチャーを足していったらこんな大きさになったんです。そう、まずは動画レクチャーありきです。
ブログ記事の冒頭には、WordPressプラグインが目次を自動生成しています。h2タグがレクチャータイトルそのままです。h3タグは、一つの見出しが長くなった時に使います。#05のh2の下にインデントされたh3タグが3つ並んでいます。「Zapを作る…、First Nameと…確認画面」と。使っているプラグインは Table of Contents Plusです。
記事の長さはこのくらい。実際に参考ページ に飛んで長さを確認してみてください。結構長いです。繰り返しますが、長くしようと思って書いたわけではなく、最初に選んだネタ(MailChimpのグループ変更をZapierで自動化する方法)をまず動画レクチャーにして、その動画をベースにして記事を書いたら自然とこの長さになってしまったんです。
#03. 1つのネタをブログ記事とYouTube動画とUdemyの無料コースにする
1つのネタをブログ記事にする。さらにUdemyの無料コースとして公開します。UdemyはSEOが強いですから、あなたが公開するブログ記事よりも遥かに早く上位表示されるでしょう。
Udemyでは顧客の個人情報を取得することはできません。その代わり、最後のレクチャーにボーナスレクチャーを設置することができます。
- クーポンコードまたは他のUdemyコースへのリンク、あなたのウェブサイト/ブログまたは受講生の役に立つ補充製品(書籍など)などへの外部リンクは自由に追加できます。
- レクチャーには「ボーナスレクチャー: XXX」という名前を付けてください。XXXには、提供するボーナスのタイプを示します。
- ボーナスレクチャーの無料プレビューは提供しないでください。
- コミュニケーションツールを使用する場合は、ボーナスレクチャーを参照しないようにしてください。これは、マーケティングツールとして捉えられるため、クーポンコード、宣伝目的のお知らせなどと同等に扱われます。
ボーナスレクチャーで出来ることと出来ないことをしっかりと理解した上で使いましょう。僕の場合は、Udemyで公開している有料コースをボーナスレクチャーで訴求しています。講師ダッシュボードからクーポンを発行し、コースURLの後にクーポンコードをくっつけてリンクを作ると割引が適用された状態のLPを作ることができます。つまり、お客さんがわざわざクーポンコードを記入する必要がないということです。
さらにYouTubeにもアップロードします。Udemyで公開している有料コースを、YouTubeに無料でアップロードすることは問題ですが、Udemyで無料公開しているコースの動画レクチャーをYouTubeにアップロードするのは何の問題もありません。これで合計3つの媒体に1つのネタを公開しました。ブログ、YouTube、そしてUdemyです。単純計算、3つのメディアからのアクセスが集まってくるので、3倍(あるいはそれ以上)の効果があると言えそうです。
YouTubeの場合は、再生リストを使います。Udemyのコース = YouTubeの再生リスト = ブログの1記事と理解してください。
YouTubeのCTA(Call To Action)は動画下の説明部分で行います。僕の場合は、ブログとオンラインスクールへの誘導や、あるいは”よく質問される”使用機材やソフトウェアの一覧をリンクで掲載しています。アフィリエイトできるものはアフィリエイトしています。今回のトピックではMailChimpを使っているので、MailChimpに関する商品をオファーするメーリングリストの構築もしています。「石崎式!寝てても商品が…」の部分です。
参考:石崎式!寝てても商品がガンガン 売れるMailChimpの使い方
#04. iMacユーザーへ!スクリーンキャストする時はディスプレイを拡大しよう
iMacユーザー限定のお話です。僕は普段、MacBook ProとiMacを使い分けているんですけど、iMacでスクリーンキャストする場合は、そのままでは画面の文字が小さすぎるので一旦ディスプレイを拡大してから録画するようにしています。
- システム環境設定
- ディスプレイ
- 変更 > 文字を拡大
この状態で撮影すると、編集時にズームする作業が減って楽になります。何よりお客さんが「見やすい」「文字を読みやすい 」動画を書き出すことができます。
#05. ネタやトピックの大きさはブログの1記事(無料コース)サイズになるように
今回、デモンストレーションで使うネタはこれです。Photoshopで広告バナーを作る方法。これくらいのネタの大きさがちょうどいいです。
- Photoshopの使い方・・・でかすぎる、有料コース向き
- Photoshopで広告バナーを作る方法・・・丁度いい、ブログ記事向き
この微妙なさじ加減を体感的に理解するには、それこそ時間が必要です。何本か、ワンソースマルチユースの書き方でブログ記事を書いてみてください。その過程で、あ、このくらいが丁度いい大きさかな・・・ってのがわかってきます。
動画編集をしながら、ブログ記事で使う画像やGIFアニメを作ると時間がかかります。仕事の基本は、シリアルです。パラレルではありません。並列的に仕事をするのではなく、1つのことを1個ずつ集中的に終わらす方が仕事は捗ります。
- まずScreenFlowで編集する
- mp4データを書き出す
- 編集済みのScreenFlowデータから画像やGIFアニメを抽出する
- 画像やGIFアニメをベースにしてブログ記事を書く
この流れが一番早いです。コースの動画コンテンツが入っているフォルダには、.mp4(書き出したデータ、こっちをUdemyやYouTubeにアップロードする)と.screenflow(書き出し前のデータ)があります。動画を抽出する場合、.screenFlowデータを使うことになります。
#06. MarsEditで写真のサイズを固定にするとブログ記事の見た目が良くなる
ブログの見た目を良くするために、画像やGIFアニメのサイズを固定しましょう。
- MarsEdit
- ブログの上で右クリック > Edit Settings
- Width:800、Height:800に設定する
800という数字はお使いのWordPressテーマに左右されるはずです。僕はGenesis FrameworkのNews Proを使っています。 MAXの横幅が1058pxなんですけど、さすがに画面いっぱい1058pxに広げて画像を表示すると、読みやすさが半減するので、800pxを選びました。
#07. 写真や画像のサイズを固定すると読みやすいブログ記事になる
#06で説明した写真サイズの固定。どんな外観が見てみましょう。どうでしょう・・・画像やGIFアニメのサイズが揃っていますね。僕は個人的にこっちの方が読みやすいと判断しました。この一律に揃ったサイズを、趣がない、と思うのであればわざわざ固定する必要はありません。
参考ページ:ScreenFlowの基本的な操作方法と編集方法
#08. MarsEditで新しいブログ記事を作成しタイトルとスラッグを記入する
さて、早速ブログを書きましょう。
New Postで新規投稿の画面を開きます。
Titleにはブログタイトルを記入します。このタイトル、Udemy無料コースのタイトルと同じで結構です。あるいはYouTubeの再生リストのタイトルと同じで結構です。1ソース、3ユースなので、当たり前といえば当たり前です。元は同じ1つのネタ(ソース)なので。
次、スラッグです。日本語のままでもいいんですが、日本語はマルチバイトなので、シェアされる時に文字化けしたかのようにURLが長くなる問題があります。僕は律儀に、苦手な英語を駆使して記事タイトルにふさわしいスラッグを当てています。
#09. ブログの冒頭には何を書けばいいか?4つの事例を元に考えてみる
検索エンジンで「コピーライティング」って叩いてみてください。このキーワードで上位表示させられる人たちは、皆コピーのプロです。冒頭が非常に上手です。読み手の心理状況や読み手のステータスを上手に描写しています。
最近はネットビジネスやアフィリエイトの界隈で「コピーライティングスキルさえあれば稼ぐのは簡単!」と言われたり、在宅ワーク、副業や起業の手段としても注目されたりしているようです。
ネットビジネス、アフィリエイト、 在宅ワーク、副業、起業という名詞を使って読み手が反応する単語を冒頭で使っています。
そこで、DMやチラシ、広告等、色々な方法で大勢の人へ広めていくわけですが、そのときにきちんと商品・サービスの魅力が伝わらないと、消費者があなたの提供する商品やサービスを手にとることはないでしょう。
DM、チラシ、広告という名詞を使っています。また普段から「商品の魅力が伝わっていないよなー」と思っている人の心理を先回りして、それを言葉にしています。もしあなたが、商品の魅力を伝えられていない人であれば、そうそう!と思うはず。
一度、爆発的に成長している会社の、広告やチラシ、DMを集めて、注意深く観察してみて欲しい。他の会社と比べて、飛び抜けて購買意欲が刺激されるはずだ。つまり、単純にコピーライティングが抜群に良い。
これは僕が反応しました。たまーに、「うわ、このコピーすげえいいわ!」と思うセールスレターがあるんです。そんな素敵なコピーを見たときは、もう商品のデザインや機能あるいは情緒的価値とかはどうでもいいんです。とにかく買ってしまいたくなります。日頃僕が考えていることを、バズ部は記事冒頭に言葉として記述することに成功しています。そのまま全記事を読んでしまったのは、言わずもがな。
こちらのブログは、検索エンジンに強くて、マーケティング関連のキーワードで引っかかりますよね。
これまでに雑誌の広告や新聞折込、通販などを見ているうちに商品が欲しくなったことはないでしょうか。また、テレビCMが流れていて「今度あの店に行ってみよう」と思ったことがあると思います。
CMを見て、商品を購入したくなった人の心理を言葉にしています。「今度あの店に行ってみよう」と会話文として、ペルソナが言いそうなことを記述するのも効果的ですね。
#10. 小説家が最初の1行に全力を注ぐようにブログの冒頭を書く
冒頭を書きましょう。
サイトに掲載するかっこいいバナーを作りたい。だけどPhotoshopのスキルが高いわけでもない。そんなあなたに朗報です。Envato Elementが提供しているバナーのテンプレートを使えば、高速で、しかも簡単にバナー広告を作ることができます。あなたのやることは、訴求文章を考えることだけ。
これ、実際、お客さんから頂いた質問なんです。本当にこんな感じの文体で、こんな感じの内容の質問をいただきました。卑怯なことに、僕はそのまま拝借してブログ記事の冒頭にしました。すでに一定数のお客さんがいる場合は、実存しているお客さんから頂いた質問をそのまま冒頭で使う・・・というテクニックも使えることを覚えておいてください。ちなみにキーとなる単語を抜き出してみましょう。例えばテンプレート。テンプレートを使ってPhotoshopでバナーを作るから、制作スピードが上がるんだよ!と。反応は次の2つを想定できます。
- なるほどその手があったか。テンプレートを使いたい!
- テンプレートなんか使いたくない > 離脱
重要な点は、名詞を使ってお客さんを絞り込むことです。Photoshopを真面目に(?)勉強したい人は、テンプレートなんて使いたくないでしょうか、その時点でブログを離脱します。それでいいってことです。無理やり滞在時間を伸ばしたところで、そのお客さんが同様のキーワード(例えば「Photoshop バナー 作り方」で別のサイトに移動した場合は、SEO的に高評価されませんので。名詞を使うことでお客さんをスクリーニングするのは基本中の基本です。
同様のロジックで「訴求文章」という広告の専門用語を意図的に使いました。訴求の意味がわからない人は、この先の記事を読んでも意味がないからね・・・というメッセージが暗に含まれています。猿でも読めるようなブログ記事を書くなら、猿が理解できる文章を書く必要があります。逆にリテラシーの高い人しか読めないようなブログ記事を書くなら、適度に専門用語をちりばめる必要があります。この塩梅というか加減は非常に重要です。あなたが使う単語でお客さんが選別されるのですから。
#11. 左側半分をライティングに使い右側半分をMedia Managerに使う
基本ポジションから確認しましょう。左にブログライティングの画面。右にMedia Managerを開いておきます。Media Managerから画像やGIFアニメを引っ張ってきて、ブログに載せる。画像やGIFアニメを見ながら、記憶で記事を書きます。このMedia Managerは、shift + command + i でひらけます。
#12. ScreenFlowのフリーズフレームを保存で画像を保存する
Finderのサイドメニューにフォルダを追加する
よく使うフォルダ、というかこれから扱う1つのコースが格納されたフォルダをサイドメニューに移動させましょう。MacユーザーはFinderを上手に使いこなせるようになると、作業効率が捗ります。覚えておいてください。さて早速、サイドメニューに追加したフォルダから.screenflowデータをオープンしましょう。#01から開きます。
スクラバーを移動して、保存したい場面を見つけます。「フレームを保存」は今後よく使います。ScreenFlowのスクラバーがある位置で、あたかも写真をパシャりと撮影するかのように、画像を保存してくれます。よく使うので、僕はショートカットを当てています。
ここで保存した動画は、blog imagesに格納していきます。これは僕が作ったフォルダです。ブログを書くため専用の画像を格納するフォルダです。名前は自由に決めてください。このフォルダもよく使うのでサイドメニューに追加してあります。
blog imagesフォルダに、前回使った画像(pngやらmp4やら)が格納されています。前回使ったものは、今回使いませんので、done(済み)というフォルダに移動してもらいます。
さあ、名前をつけて保存をしましょう。名前の付け方に規則性を持たせるといいです。僕の場合は、1講義目(#01)の1枚目の写真ということで、011と名前をつけます。
同じ要領で、2枚目、3枚目・・・と画像を保存してゆきます。
- スクラバーを移動する
- フレームを保存(shift + command + f)
- 名前をつけて保存する
この繰り返しです。
スクラバーを動かし、フレームを保存する。3枚目、4枚目、5枚目・・・。写真をblog imagesに格納してゆきます。
#13. MarsEditのMedia Managerにブログ専用のフォルダを作る
ブログを早く書くコツ。それは、考えないってことです。記憶を使いながら記事を書く。一切調べ物はしない。もし調べ物をする必要があるなら、先に全部調べておく。リソースが揃った状態で、記事を書き始めてください。このワンソース・マルチユースのブログライティング・テクニックでは、リソースは1つです。ScreenFlowから保存した画像ですね。つまり画像を見ながら、記憶を使ってブログを書くんです。このやり方を身につけると、ムッチャ早くブログを書けるようになります。
画像を一個一個選びながら書くのも、やはり非効率。連番を振りましたよね。011、012、013・・・って。だから素直に数字の若いものから順番に書いていけばいいのです。画像を管理するのは Media Managerです。僕のMarsEditではcommand + 2が割り当てられています。
覚えていますか?どこに画像が保存されているか。blog imagesでしたね。このblog imagesをMedia Managerに追加しておきます。この機能が、超便利。作業がはかどります。わざわざFinderを呼び出す必要がなく、MarsEditだけでブログライティングを完結できます。FinderからMedia Managerにフォルダをドラッグ&ドロップするだけ。今後はMedia Managerで画像を管理することになります。
#14. レクチャータイトル = 見出し2(h2タグ)を設定する
それなりに長い記事になるので、見出しをつけて読みやすさを出します。この見出しですが、簡単に作れます。レクチャータイトルをそのまま見出しにすればいいのです。僕の使っているテーマでは、titleとh1に記事タイトルが割り当てられているので、h2を見出しに当てていきます。ScreenFlowのファイル名をクリックして、コピーします。
ScreenFlow上部にファイル名があります。command + cでコピーします。見出しの位置にカーソルを置いてcommand + vでペーストします。.screenflowの拡張子はあとで一括削除するので、今は気にしなくても結構です。
ちなみにこの挿入された画像、黒い枠線が入っています。この枠線を自動挿入する方法を次回、説明します。
#15. MarsEditで半自動的に画像に枠線をつける方法
黒い枠線が必要かどうかは、ご自身で判断してください。僕の場合、スクリーンショットを撮ることが多く、画像の中に文字が含まれている場合、どこから画像でどこから本文の記事なのか判読が難しいと思えることが何度もあったので、枠線をつけることにしました。
全ての画像に半自動で枠線が入るので、興ざめな写真も誕生してしまいます。例えばブログトップのキャッチで風景画を使った場合。枠線が入っています。醜いですよね。でも仕方なし。
さて、この枠線の挿入方法ですが、Media Managerで行います。
- Style
- +マークで追加してもいいし
- 既存のUnalignedを編集してもいい
- style=“border:solid 1px #000000”を追加する
僕は、Unalignedに追加しました。これでstyleからUnalignedを選択するたびに、黒い枠線が入ることになります。
#16. 画像を見ながら高速でブログを書く
画像を見て、記憶で文章を書くのが一番早いです。調べ物をしながら書くのは、最も遅い書き方ですので、できるなら避けたいところです。
本来であれば、全ての記事を書き終えてからブログ記事を公開すべきですが、今回は書きかけの記事をアップロードします。Send to Blogをクリックすると、画像のアップロードとともにテキストのアップロードが行われます。
アップロードしたブログ記事をWebで確認して見ます。記事タイトルを選択した状態でView on Webをクリックします。ちゃんとアップロードされていますね。
#17. GIFアニメをWordPressブログに挿入する方法
GIFアニメを作ります。操作画面をそのままGIFアニメにしてもOKなんですが、ScreenFlow のコールアウト・アクションを追加するともっと魅力的なGIFアニメができます。
- アクションを適用する位置までスクラバーを動かす
- 右上からコールアウトのアイコンを選択する
- フリーハンド > 四角形を選択 > 適用したい場所を選択する
- 適切な大きさにズームする
- 構築:開始時 0.3秒、終了時 0.3秒に設定する
作ったGIFアニメーションを書き出します。command + eで書き出しです。そのまま書き出すとファイルサイズが大きくなり、ブログの表示スピードに影響するので、少しだけ小さくします。
- プリセット:Animated GIF
- カスタマイズ
- Framerate:5fps
- Color:32
- 大きさ 1600 × 900(各々のテーマに合わせてサイズを変更する)
- blog images に書き出し
先ほど書き出したデータを確認すると800×450に圧縮されています。なぜでしょうか。Treat as Retina imageにチェックが入っているからです。きっと僕のブログを見てくれる人は、Retinaディスプレイを使っていると信じているので(信じていなくとも)Treat as Retina imageにチェックを入れておきます。覚えて置いてください。1/2に画像サイズが圧縮されます。
さて、再び”記事が完成していないのに”アップロードします。前回は左上のSend to blogをクリックしましたが、今回はshift + command + dのショートカットを使ってアップロードします。新しく追加したテキストや画像、GIFが更新されているはずです。
#18. 画像やGIFアニメを見ながら記憶を頼りにブログ記事を書く
さて、ワンソース・マルチユースのブログライティング。流れをもう1度確認しましょう。まず、ScreenFlowから画像やGIFを抽出します。.pngファイルも、.gifファイルもまとめて blog images のフォルダに突っ込んでいきます。名前をつけるときは、数字を使った規則性のあるネームが管理上ベターです。僕の場合は011、012・・・とつけます。
画像の保存は、フレームを保存(shift + command + f)を利用します。
MarsEditでブログを書きます。画像を見ながら、記憶を頼りにして書きます。Media Managerをダブルクリックして、画像を挿入します。記憶を使って、本文を書きます。動画をベースにしている記事とはいえ、動画で話されていることを一字一句なぞるのは時間の無駄です。おそらくこんなことを話していたよな・・・と、記憶を利用して文章を書きます。
ブログを書き終えたらshift + command + d でアップロードです。僕のように、記事を書いている途中でもアップロードするパターンもあれば、全ての記事を書き終えてからアップロードするパターンもあるでしょう。僕の場合は、オフィスでiMacで途中まで書いて、出先でMacBook Proで続きを書く・・・みたいな書き方をしているので、アップロードする以外の選択肢はないんです。アップロードしない限り、draftデータはローカルに保存されていますので。
#19. ブログに画像やGIFアニメを挿入すると読みやすさが増す
さて続きを書いていきましょう。ScreenFlowを開きます。ファイル > 開く、で次のファイルを開きます。タイムラインいっぱいいっぱいにクリップと音声を広げたい場合は、control + Tを使います。これで若干ですが、編集しやすくなります。スクラバーを動かして、画像を保存するなり、GIFアニメを作るなりしましょう。
どこを画像にするか・・・なんですけど、ScreenFlowのタイムラインになんらかのアクションを追加されている場合は、それが目印になります。例えば、ビデオアクションでズームしていたり、コールアウトアクションで強調してある場所は、きっと(99%の確率で)何かお客さんに伝えたいことがあるはずです。
どうでしょう。枠線の入った800pxの画像と、絶妙な感覚を保った行感覚、そしてテキストの組み合わせ。まあ、ブログなんて自己満足です。自分がある程度、美しいと思ったものじゃなきゃ続かないものです。かといって、我が強く出すぎているブログをよく見つけるんですけど、ありゃもうダメです。それが商用目的で書かれているブログであるなら、残念ながらコンビニバイトよりもはるかに低いアルバイトをしていることになります。これいうと怒られるかもしれませんが、世の中の「稼いでいる」ブロガーの時給は、とんでもなく低いです。彼らが毎日ブログを更新している様子を見れば、火を見るより明らかです。お金あるなら、そんなシコシコとブログ書きませんて・・・マジで。では、続きをシコシコ書いていきまっせ!
#20. ScreenFlowで独自カスタマイズしたプリセットを作る方法
#21. MarsEditのショートカットでブログ記事の見出しをH2でマークアップする
#22. h3タグを挿入しブログ記事を読みやすくする
どんな時にh3タグを使うか?シンプルにh2タグで区切った部分の記事が長くなる場合は、h3を足せばいいのです。感覚的なものです。どのくらいの長さでどのくらいのh3タグを追加すればいいかなんてのは、 予め決めておく必要はありません。ケースバイケースで「この見出しにある本文は長くなりそうだから、h3で句切ろうか・・・」くらいの決め方で十分です。h2タグやh3タグのSEO効果なんて期待する必要はありません。あくまでも読者が読みやすいかどうか。それだけです。h3はcommand + 3です。
ショートカットを当てていない場合は、右上のFormat > Heading > Heading 3を選択してください。
Table of Contents Plusが自動で目次を生成してくれました。#が付いているのは、h2タグです。h3タグは右にインデントされていますね。#04は長くなったので、h3で区切ったという意味もあるし、この部分は順番にしたがって操作する部分なので、04-1. 04-2. 04-3. 04-4を追加したという意味もあります。やはり読み手ベースです。読み手が読みやすいと思ってくれるような体裁に仕上げて行くのが、僕らブロガーの役割です。
#23. WordPressプラグイン:Table of Contents Plusでh2とh3で目次を自動生成する
何度か紹介しているTable of Contents Plus。こんな風にhタグを認識して、自動で目次を生成してくれます。
WordPressプラグインにTable of Contents Plusをインストールしたら、目次が表示されるようになります。
プラグインのページ:https://ja.wordpress.org/plugins/table-of-contents-plus/
#24. MarsEditの置換検索を使って文字を一括修正する
現状、ファイル名を見出しにしたので、管理上用意した(_:アンダーバー)が入っています。別にこのままでもいいんだけど、copybloggerとかhubspotは、01. のように数字+ピリオドを使っています。僕もこれに習って、_を.に変換したいと思います。さらに、末尾にある.screenflowも消します。
- command + fでFindを開く
- Find:置換したい文字列を記入(例:_ )
- Replace with: どんな文字列に変換したいかを記入(例:. )←ピリオド + 半角スペース
- Nextで置換される文字列を確認する
- Replace Allで全てを置換する
どうでしょう。アンダーバーが、ピリオド+半角スペースに置き換わりました。
- 変換前:#07_WordPressのウィジェットでバナー広告を表示する方法.screenflow
- 変換後:#07. WordPressのウィジェットでバナー広告を表示する方法.screenflow
見出しの末尾にある拡張子 .screenflow も削りましょう。
- Find:.screenflow
- Replace with:空白(つまり削除)
Nextをクリックしながら、変換される場所を確認します。もしかしたら変換すべきでない場所も含まれている可能性があるからです。確認してから Replace Allをクリック。
- 変換前:#07. WordPressのウィジェットでバナー広告を表示する方法.screenflow
- 変換後:#07. WordPressのウィジェットでバナー広告を表示する方法
はい、これで見栄えが良くなりましたね!
#25. 僕のブログは「海外SEO情報の鈴木さん」みたいに即インデックスされません
さてここからはインデックスについてのお話です。海外SEO情報で有名な鈴木さんのブログは、公開して数秒でインデックスされるそうです。仮に間違って公開ボタンを押してしまったら、早速その瞬間から検索エンジン経由のアクセスが集まり始めるということです。僕らのブログはそこまで育っていませんから、こちらからGoogleにお願いして記事をインデックスしてもらう必要があります。ある程度まで育ってくると、この作業=Fetch as Googleは不要になります。(僕の記事は大体24時間ほどでインデックスされているようです)
完成したブログを View on Webで確認しましょう。
ちゃんと表示されていますね。僕らの書いている記事は、トレンド記事ではなく、長く検索されることを期待したコンパウンド記事です。 つまり、一回公開すると、ずーっと、もしかしたら次の5年、いや次の10年ほどアクセスを集め続ける記事になるかもしれません。もし誤字脱字があったり、リンク切れがあったり、デザイン的にナイスでなかったりすると、その醜さが次の10年に渡って人々に見られ続けることになります。公開直後に(あるいは公開前に)校正作業をして記事をブラッシュアップしましょう・・・まあ僕の記事って、誤字脱字だらけなんですけどね。
#26. 個別ページがGoogleにインデックスされたか確認する方法
今回、実演中に作った記事がインデックスされているかどうか確認していきます。記事を公開したのは9月23日で、インデックスをチェックしたのは9月29日です。もしこれだけの期間があっても記事がインデックスされていなかったら、全くブログが育っていないか、あるいはスパム判定されているサイトの可能性があります。
インデックスされているかどうか、確認するのは簡単です。プライベートウィンドウで開いて(Chromeならshift+command+N)、 記事タイトルをそのまま検索します。今回であれば「Photoshopで広告バナーを作る方法」です。検索結果に表示されている = インデックスされている、ということになります。お、インデックスされている。(ホッとした)
では、こちらの記事はどうでしょう。まだ公開した直後の記事です。同様に記事タイトルをそのまま検索エンジンで検索してみると・・・残念、なかった。検索結果に表示されていないってことはつまり、まだインデックスされていないということです。このインデックスされているかどうかを「クローラーが回ってきた」とか「スパイダーが回ってきた」と表現する人もいるようです。
#27. Fetch as GoogleでこのURLと直接リンクをクロールする
インデックスしたいURLをコピーします。
サーチコンソールにいきましょう。
まだサイトをサーチコンソールに登録していない場合は、登録作業から始めてください。
まずサイトを選択します。次に左メニューのクロール > Fetch as Googleをクリック。Fetchってのは、行って戻ってくるって意味です。車椅子の老人(モーガンフリーマン)がカウチからボールを投げて犬に対して Fetch と叫んでいる映画のワンシーンを思い出しました。あのボールを取って戻ってこいって意味ですね。
先ほどコピーしたURLをペースとします。http://rikiyaishizaki.comの部分はすでに登録されているので、ドメイン以下を登録することになります。今回の場合であれば、thinkific/how-to-add-specified-commercial-transactions-act-on-thinkific-page この部分を登録することになります。
取得をクリックしましょう。
取得に成功したら「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。ウィンドウが現れます。reCAPTCHAで「私はロボットではありません」にチェックを入れます。マウスの動きで、ロボットかどうかを判断しているようです。すげーな、テクノロジー。
さて、最後。二択です。説明します。
- このURLのみをクロールする:取得したURLだけをインデックスする(月間500回使えます)
- このURLと直接リンクをクロールする:取得したURLと、そのページに記載されている全てのURLをインデックスします (月間10回使えます)
今回は「このURLと直接リンクをクロールする」にチェックを入れて、送信します。なんと、送信したら数分でインデックスされるんです。すごくないですか?
#28. 早い!Fetch as Googleに登録して10分でインデックスされていた
本当に数分でインデックスされているのかよ・・・そう思いますか。僕もそう思いました、かつて。では確認してみましょう。プライベートウィンドウで「thinkific 特定商取引法」と検索してみます。ほら、検索結果の第1位に表示されている。すごい、早い!
もちろん記事タイトルをそのまま突っ込んでも、検索結果に表示さていることを確認できます。ほら、インデックスされた。すごいでしょ。まだブログを育ってないうちはクローラーが回ってこないので、Fetch as Google でこちらから「Googleさん、インデックスしてください」とお願いする必要があるんですね。