インターネットの役割は2つある。1つは「情報収集」、もう1つは「つながり」である。
僕らのネットに関する行動を考えてみても、全てはこの2つに集約する。Googleで何かを調べる。これは情報収集。フェイスブックで友達の結婚式の写真にいいねする。これらはつながり(る)。
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僕たちの目的は2つ
これだけ世界を席巻しているインターネットだけど、ゆーて機能はこの2つに集約される。僕たちがネットに接続した時、iPhoneのブラウザを立ち上げた時、その行動の目的は「情報収集」か「つながり」かのいずれか。
さて今日からお話する「バズる技術」だけども、バズるとは、情報が一瞬にして拡散することを言う。神田昌典さんの古い本では口コミ伝染術なんてのがあるけど、あれのネットバージョンと考えてもらってかまわない。
僕らの会社はこのバズの技術を使って収益を上げているので、このメルマガを読み終えるころには、いや読み続けている途中から、あなたのブログや会社やFacebookにたくさんの人が集まりだす。もしかしたら今日から集まりだすかもしれない。
共感した人が資金融資の話を持ち込んできてくれる
ビジネスをやっている人なら、そこに広告を出せば、商品が売れる。何かのプロジェクトを遂行したい人ならば、そこに優秀な人があつまる。NPOを立ち上げようと思っている人ならば、共感した人が資金融資の話を持ち込んできてくれる。
「そんなの、個人が無理だよ!」と思われたかもしれない。安心して欲しい。このバズの技術は個人だからこそできる技だ。間違ってマス広告を売ってみたとしよう。確かにたくさんの人が集まるかもしれない。しかしそこには自分のコントロールを超えた量の人が集まるかもしれない。
お客さんが集まり過ぎる苦痛
知っているとは思うけど、ビジネスをしていると2つの苦痛がある。1つはお客さんが集まらない苦痛。もう1つはお客さんが集まりすぎる苦痛。「そんなバカな!お客さんは集まれば集まるほど良い」と仰る社長さんもおられるかもしれない。
だけど、よく考えてみて欲しい。もしあなたが広告した商品を世の中の人全員が買ったとしよう。在庫はあるだろうか?一定確率であらわれるクレーム処理に対処できるだろうか?次のビジネス展開を考えるための考える時間は、あなたの手元から一瞬にして消えてしまい、倒産の危機さえ生じる。
救急車を呼びました
だからこそ、コントロールできるバズの技術が必要なんだ。なんでもかんでもバズらせればいいってもんじゃない。僕たちもバズらせ過ぎたことで1回大失敗したことがある。前述の「お客さんを集めすぎた苦痛」を正面から受けてしまった。
それこそ24時間寝る間も惜しんで、メンバー全員が働いた。それでも間に合わない。そしてメンバーの1人が倒れた。救急車を呼んだ。嘘じゃない、本当の話だ。
そのコントロールを超えたバズのおかげで、その次の2ヶ月間は、新しいことが全く出来ず、ただ目の前の仕事に追われて、3ヶ月目に突入した頃には、みんな疲れ果てていた。
Yahoo!のトップニュースを毎回Retweetすれば小遣いは稼げる
はっきり言おう。バズらせることなんて簡単だ。Yahooのトップニュースを毎回RetweetしているだけでもTwitter上では有名人になれるし、googleトレンドの1位の言葉を毎回<title>タグと<h1>タグに突っ込んで記事を書けば、バカみたいにアクセスは集まる。
けど、それで何になる?そんな一時的なキーワードでアクセスを集めても、全く意味がない。そんなバカの1つ覚えみたいに、Yahoo!トップニュースをRetweetしたり、トレンドアフィリエイトとか言って一過性のキーワードを拾う作業は、ビジネスとは言えない。5歳児でもできることを20歳を超えた大人がやることではない。
マーケターを安心させる言葉
なぜここまでGoogleアドワーズが広がり、今もGoogleのメイン収益となっているかお分かりだろうか?確かに日本やアメリカでの広告単価は高い。1年前、遊びで「ダイエット」というキーワードに30万円の予算を付けて広告を売ったら、1日で吹っ飛んでしまい、僕は激やせしてしまった。
Googleアドワーズが広がっているのは、その安定性だ。例え広告単価が高かろうが、「一定した」アクセスが集まってくる。これほどマーケターを安心させてくれる言葉はない。
そうGoogleアドワーズは、集客主に将来安定したアクセスを保証してくれる。だからこそここまでアドワーズは多くの人に広まった。
本メルマガの3つのキーワード
さて。インターネットの役割は「情報収集」と「つながり」と言った。そしてバズらせる際には「コントロールできるバズ」を意識することが重要だとも言った。この「情報収集」「つながり」「コントロールできるバズ」が本メルマガの3つのキーワードとなる。
始めAmazonは、サイトの真ん中に検索窓口を置いた。そしてアフィリエイトプログラムをはじめて、一気にネット上の小売業ナンバーワンに躍り出た。しかし、この時点ではただの情報収集サイトにしか過ぎなかった。そう、「情報収集」だ。しかしAmazonはここから2段階すごい。
Amazonがここから凄い2段階
まず一段階目。彼らはレビューを設けた。そこで商品購入者と購入検討者の「つながり」を作る。そこに役に立った、役に立たなかったという評価ボタンを置いて、更なるインタラクティブの機会を創出した。
どうやら「みんなが買っているものならいいものだろう」「好評価されている商品はいいものだろう」と普通の人は考えるらしい。そこで一気にAlexaの世界ランク11位のサイトになった(ちなみに1位はGoogle、2位はFacebook)。
すごいのはここから。彼らは購入者メールアドレスにレコメンド機能をつけた。ただただ流行っている商品を売りつけるのではなく、購入者の履歴から算出した「この人はたぶんこれを買いたいだろう」という商品をレコメンデーションする。
これこそが「コントロールできるバズ」だ。欲しい人に欲しいものを売る。拒食症の人にビリーズブートキャンプを広告したりしない。予てから欲しいと思っていた商品を教えて貰った人はまたAmazonサイトに飛び、そこでレビューを見て、「役に立った」をクリックして購入し、使ってみて、そのあと自分のブログで紹介する。
これこそがコントロールできずバズ」の典型だ。Amazonが世界一位のリテイラーであることに疑いはないし、(悲しいけど)日本企業に追随できる可能性は皆無だ。
持って帰って欲しいお土産
さて、話は長くなった。今日は「情報収集」「つながり」「コントロールできるバズ」という3つのキーワードを持って帰ってください。そしてもう1つだけ覚えておいて頂けるなら、僕たちはその「コントロールできるバズ」を実践しているその道のプロだと言うことも。
一気に集客させず、1年前に作ったコンテンツからゆっくりと、しかし大量に、もちろんビジネス拡大のスピードに併せて集客をする。
お小遣い稼ぎでいいなら、どうぞお読みください
そんな技術をこのメルマガを通して伝えられたらと思う。ということで、月々50,60万円のお小遣い稼ぎをしたい人から、事業として集客をしたい人、あるいはプロジェクトの有志集めをしたい人は今日から紙と鉛筆を用意して、このメルマガを要約しながら熟読して欲しい。
だいたい30日くらいで全てを体系的に学習できるように構築してみますんで。よろしくお願いします。
文責:石崎力也
追伸:日本と時差が2時間くらいの場所にいけば、涙が出そうなほどブルーでキレイな海がそこにあります。このコンテンツはその秘境とも言える海から書かれています。(ポストするためにはCityに行かねばなりませんが)
参考文献
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