ご存知の通り中国でもiPhoneがバカ売れです。ついに販売制限まで出てしまいました。日本では中国政府に脅されて報道されませんが、実はその大多数(統計によると51%)がiOSの改造版で、有料のアプリがすべて無料で見られるという代物なのです。
さすが中国!所場代がマジで高いぜ!(笑)つい最近、Globisの方で「中国で一番有名な日本人」の加藤さんの講演を見ていたので「あーそんなんだ。内陸部ではこれから消費人口も生産人口も増えまくるんだー。インド同様チャンスだなー」なんて思っていたけど、今回ぐっちーさんの本を読んで「やっぱりかい(笑)」って思ってしまった。
そういえば、佐藤優さんの読書の技法を読むと「社会生態を判断をする際は奇数の本を読め、つまり3,5,7・・・」と言っていたけど、僕の場合、情報チャネルが、YouTube、本、人、セミナー、現地(自分の目)と分散しているので、結局は奇数の文献を用意するなんてことは出来なくて、時間が経てば「1,3,5,7」のものも「2,4,6,8,」と偶数になってしまい、判断をしかねるという自体になる。ってこんな揚げ足取りな意見を言ってもしゃーないな。ゆーて、佐藤さんも「これは暫定的な手段である」と言っているので、暫定的な判断を下したいときは3冊か5冊の本を読むといいよってことね。
今回の中国でビジネスをやろう!に関しては、イーブンどころか、90対10くらいで「中国を見据えてビジネスをやるな!」が主流。英語を捨てて、中国語を学習しているビジネスマンの方、ご臨終です(笑)。もちろん「中国が来るよ」って言われて、「じゃあ中国語やるよ」みたいな短絡的な発想しかできない人はそもそもビジネスマンとしての素養がないとしか言えないんだけどね。
今回ぐっちーさんの本で上がっていたのは「どうやって中国で稼いだ金を日本に持ち出すのよ?」だった。仮に10億円稼いでも日本に持ち出せるのは1/5くらいで、中国でそのお金を使ってしまうか(拡大再生産とかやるともっと不幸になるよ!)、会社そのものを中国人に売り渡して手数料だけを継続的にもらうかしかなくて、それでも中国でビジネスをやるの?っていう論調が強い。
しかも2011年の終わりに外国人居住者からも社会保障費を徴収するとういやりたい放題の施策。全部あわせると所得の50%くらに達してしまうので、これって遠回り(?)な会社没収じゃないかって思うくらいのやり方。
Appleが改造版iOSに気付いていないわけがなく、それでも中国でビジネスをしたいので、超絶に高い所場代を払いながらApple帝国を中国に築いているって感じかな。時価総額世界2位の超優良企業がこんな目にあっているんだから、どんなロビー活動をしてでもアメリカ政府を動かして中国に仕返しをするんじゃないかなって思うくらい、まじでやりたい放題。「お客様は神様」だから改造版も看過する?・・・なわけないしょ。
文責:石崎力也
追伸:後輩がたくさん上海の有名な語学大学に言っているので、少し聞いてみる必要がありそう。
参考文献(みんな買って下さい、素敵な本です):
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