日本の借金は1000兆円に迫り、国債残高の対GDP比は2倍にのぼる。菅直人元首相の言葉を借りれば、借金の額は「金メダル級」であり、財政は深刻、破綻寸前という声もある。果たして本当だろうか。
果たして本当だろうか?・・・タイトル通り、破綻寸前は嘘。日本が破綻寸前だと言えば、皆が借金に目を向けるから資産は闇に落ちる。そうすれば財務省の天下り先が温存されて、財務省の人たちにはとってもハッピーな状況が続く。「だいたい『なぜ』ってやつを2、3回くらい繰り返したら、本質が見える。その程度のフィルターしかかかってないのが日本のメディアだ」と言ったのは、僕が留学していたシドニー工科大学で日本憲法を研究していた教授の言葉。(彼もちろん英語はペラペラなんだけど、日本語もほぼ完璧に操ることができるタイワニーなんだよね。しかも激エロの39歳(当時))
激エロ先生の3「なぜ」理論
じゃあその激エロ先生の提言通り、2、3回くらい「なぜ」をやってみましょうか。
- なぜマスコミは破綻!破綻と煽るのか?
→それは財務省が借金の額ばかり強調して資産の話をしないから - なぜ財務省は資産の話をしないのか?
→資産の話をすると「無駄な資産は売れ!」と国民に怒られるから - なぜ財務省は資産を売りたくないのか?
→特殊法人や独立行政法人を解体して出資金や貸付金は返ってくるが、それはつまり天下り先が減ることになるから
巨額の住宅ローンを組むオレの親(しかもボルボ2台目)
わお。3回の「なぜ」で答えが出てしまった。そう資産に焦点をあてたくないのは、無駄な資産が腐るほどあり、それを売ることは財務省の天下り先を減らすことに繋がるからだ。よくよく考えてみると、普通に家族を持つ人なら、誰だって借金をしている。しかも持ち合わせ以上のお金を借りているではないか。手取り20万円ほどにも関わらず土地と建物を含めて5000万円ほどの住宅ローンを組む。つまり借金をした時点で、そこにはいつも資産(今回の例なら家)が存在している。それは国家財政も全く同じなんだよねー。
フェアじゃないぜ!
だから今度から僕たちはマスコミに聞き直さなきゃいけない。借金は世界一なのは分かった。じゃあ資産の方は世界で第何位なの?って。マスコミは答えられないかもしれない(知らないから?)。じゃあ財務省に聞けばいい。たぶん彼らは答えたくない。それでも尋問すれば、口をつぐみながらも、ボソッと「資産は世界一位です」と答えてくれる。資産も世界一位だからと言って破綻しないとは言い切れないんだけど、少なくとも借金の話をするなら、同じくらい資産の話もしないとフェアじゃない気がするぜ。
僕はあなたを誘導します
憲法改正の世論調査を行ったら51%が賛成した。改正派の新聞は「過半数が賛成」と書き、反対派の新聞は「約半数が反対」と書く。ま、そんなもんさ。世の中ってのは。活字は強力だからいくらでも人を騙せる。反対派の新聞を三誌連続で読めばその人は反対派になる。世論調査は世論操作のために行われているのは当然なんだけど、世の中の活字全ては「書き手が読み手を何らかの方向に誘導しようと思って書いている」ってことを忘れちゃいけない。ちなみに、僕は誘導する意図でしか文章を書いていない。断言しておきます。
文責:石崎力也
追伸:誘導されたくなかったらすぐに僕のことを記憶から消した方がいい
参考文献:
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