どうもこんにちは、石崎力也です。
今回お届けするノウハウはこちら
- デジタルマーケティングの核となる7つの戦略
- 売上を伸ばす3つの方法
- お金を燃やす
- ブランドとデザインに命を懸ける
- ドメイン名について
- NameStationでドメイン名のアイディアを得る方法
- ドメインとロゴを一緒に購入する方法(予算20万円ほど)
- ターゲティングとは何か?
- なぜターゲティングが必要なのか?
- マクロとミクロどっちが優れているか?
- Googleアナリティクスの紹介
- Facebook広告の紹介
- Facebookでページを作成する
- Facebookのピクセルを生成する
- Googleタグマネージャの紹介
- Googleタグマネージャでアカウントを作成する
- GoogleタグマネージャとFacebookのピクセルを接続する方法
- Googleアナリティクスとタグマネージャを接続する方法
デジタルマーケティングの核となる7つの戦略
デジタルマーケティングの核となる戦略#1:関連性
一番最初に説明するだけあって、この関連性が一番大事な戦略です。例えばGoogleで「石崎力也」と検索します。そうすると僕のサイト内のページが複数出てきます。皆さんは、どのページを見るかを選びますが、その時何をベースにして決めているのでしょうか。答えは、ページの内容とあなたの興味の関連性です。もう少し補足すると、ページの内容があなたの趣味にどのくらい関連しているか?ということです。
「石崎力也のブログを探したい」というモチベーションで来た人はトップページにたどり着いただけで十分です。「石崎力也のブログを探したい」というその人の興味が達成されたからです。一方で「石崎力也って誰だろう」というのを調べたいのなら「石崎力也とは?」というページに来ます。その人の興味と、僕たちが提供するコンテンツの関連性がすごく強いということになります。
Facebook広告を打つとしても、僕みたいにビデオ講義を作るとしても、あなたにとって理想のお客さんの興味と、あなたが提供するコンテンツがどのくらい関連しているかというのが大事です。例えば「ダイエット」と検索してみると、分かるのですが、みんなそれぞれ違うものをオファーしています。
「10キロ痩せる方法」「デトックスだけではない。断食がいい」「運動しても痩せない」この中でどれをクリックするかを、何を基準に決めているかというと、検索した人の興味にどれだけ関連しているか?ということになります。ある人は「ビリーズブートキャンプ」みたいな軍隊式のしんどいダイエットをしたいかもしれないですし、ある人は「バナナダイエット」みたいな食べて痩せるだけの、楽な方法で痩せたい人もいるかもしれません。
一律に「私はダイエットの専門家です」と言ったところで、お客さんは反応しません。「ひどい運動をして痩せる専門家です」「バナナダイエットの専門家です」など、その人の興味によって、反応するものが変わります。僕は糖質制限で痩せた成功体験を持っているので、痩せたいと思ったらやはり糖質制限になります。だから僕の興味は糖質制限です。
誰かが糖質制限のコンテンツを作っていれば、僕の興味との関連性が強いからそのコンテンツを見に行きます。あなたはコンテンツを作っていくのですが、あなたの理想のお客さんとドンピシャで繋がるような、彼らの興味に強い関連のあるコンテンツを出してください。ふわっとしたターゲットを絞っていないコンテンツは、自然と読者の興味との関連性も薄くなります。
デジタルマーケティングの核となる戦略#2:エンゲージメント
エンゲージメントとは愛着・繋がり・絆と訳します。例えば僕が何かストーリーを話したとします。そのストーリーは「ビジネスを始めて1発目で成功しました。だから失敗した経験がありません。」これは僕の本当のストーリーです。僕がこのストーリーを語ったときに、このストーリーにエンゲージメントを感じる人と、感じない人がいます。
エンゲージメントを感じない人は、今もう不幸の真っ只中でビジネスやっても失敗続き、今から成功しようと思っているような人です。そういう人からしたら、僕のストーリーは愛着を感じられません。なぜかというと、僕はビジネスを始めて1発目で成功し今まで失敗知らずで来ているからです。だからこういうストーリーは、失敗続きの人へのフックとして効きません。
逆に失敗続きのお客さんを対象にしたければ、エンゲージメントを作り出すために「私はかつて4畳半の狭い部屋に住んでいました。寝るときはいつも壁に足がぶつかるほど部屋が狭かったです。」というストーリーを語りましょう。そうすれば、お客さんにエンゲージメントが出来上がります。やはり、あなたの理想のお客さんのことを理解し、そのお客さんにエンゲージメント(愛着)を持ってもらえるようなコンテンツを作る必要があります。
あとは当然ですがコンテンツのクオリティも大事です。クオリティの低いコンテンツは長い時間見られることはありません。あなたの作ったコンテンツを消費してもらえれば消費してもらうほど、お客さんは購入につながる可能性が上がります。仮にあなたのコンテンツを1分しか見ていない、でも他方のライバルのコンテンツは10分見た。この場合、あなたならどちらの商品を買いますか?もちろん10分見ているエンゲージメントの強い方の商品を買うに決まっています。
デジタルマーケティングの核となる戦略#3:トラフィックコスト
Cost Per Acquisition(CPA)お客さんを獲得する一人あたりのコストです。それを下げていきます。
デジタルマーケティングの核となる戦略#4:トラフィックバリュー
トラフィックバリューとは、アクセスの価値のことです。一人のお客さんを獲得したは良いものの、そのお客さんがトータルで100円しか購入しなかった場合と、1万円購入した場合と、100万円購入した場合。同じお客さんというくくりですが、どのくらい商品を買ったかによってお客さんの価値が違います。そのトラフィックバリューを上げていくのがすごく大事です。
デジタルマーケティングの核となる戦略#5:トラフィックボリューム
言うまでもありませんが、どのくらいのアクセス数があるかです。1万アクセスよりも、10万アクセスの方がいいという話です。
デジタルマーケティングの核となる戦略#6:Eメールリスト
これを読んでいる人は分かると思うのですが、インターネットビジネスの核はメールリストです。どのくらいEメールアドレスを持っているかです。Digital Marketing Masterclassを語っている僕のリストの量が1,000とか2,000だったら話にならないです。僕は毎年言い続けていますが、リストの量は26,000を維持しています。
毎年リストは30%ほど腐っていきます。だからその30%を埋め合わせるような集客をしています。MailChimp、ConvertKit、ClickFunnelsの僕のアカウントには26,000のリストが入っています。Udemyには13万人のお客さんがいます。それを合わせると15万人くらいです。僕はそれくらい沢山のリストを持っているということです。
でもデジタルマーケティングを語る人が100や1,000リストしか持っていなかったら話すに値しないです。僕が話に値するかどうかということが言いたいのではなく、Eメールリストってそのくらい大事だということです。
デジタルマーケティングの核となる戦略#7:反応率
反応率とはあなたが提供するコンテンツをどのくらいの人が見てくれるかという率のことです。
売上を伸ばす3つの方法
デジタルマーケティングの核となる7つの戦略を紹介しました。この7つの戦略をベースに考えると売り上げを伸ばす方法がたった3つしかないということに気付きます。
売上を伸ばす3つの方法#1:トラフィック量を伸ばす
100アクセスより、1,000アクセスがいいですよね。youtubeのサブスクライバーも1万人より10万人いた方がいいです。トラフィック量を大きくしたほうがいいです。そのほうが純粋に売り上げが10倍になっています。
売上を伸ばす3つの方法#2:CPAを小さくする
お客さん一人あたりの獲得コスト(CPA)を小さくします。100円で一人のお客さんを連れてこられるよりも、10円で一人のお客さんを連れてこられたほうがいいです。
今は全てお金基準にして考えていますが、これからもお金もっと正確に言えば時給にして考えてください。
僕たちが何かを活動している場合には、時給が発生しています。自分には時給は払わないからと言って無料で集客をすると、一見お金としてのコストが発生していないような気がします。ですが、自分の時間というお金よりも価値の高いものが消費されているのです。
例えば、1時間かけてブログを書いて記事を作り、そのブログの記事から10のEメールアドレスを獲得する事に成功しました。
10時間かけてオンラインコースを作り、それを無料で公開してました。その結果、100のEメールアドレスを獲得することに成功しました。これは価値が同じです。1時間で10のEメールアドレスと、10時間で100のEメールアドレス。この2つはどちらも1時間あたり10のリストを獲得する事に成功する活動をやっているわけです。
一方で100時間かけて何かやったけども、リストが10個しか取れなかったというのであればCPAが無駄に大きいということになります。あなたの活動の中で最もパフォーマンスの良い活動に、自分のリソースを割り当てないといけません。バーチャルアシスタントの方に何か仕事をお願いしているのであれば、彼らに30万円払って何かをやってもらう、その30万円で獲得できるEメールアドレスの数を最大化させる。それがCPAを小さくするという事です。
売上を伸ばす3つの方法#3:顧客単価を上げる
100円しか購入しないお客さんより、1,000円購入するお客さんの方が顧客単価が高く、大事です。具体的にどうやって顧客単価を上げるかというと、セールスファネルを使うことになります。セールスファネルを使って複数の商品をオファーすると、顧客単価が自然に上がっていきます。このようにセールスファネルを使って売り上げを伸ばすしかありません。
お金を燃やす
「お金を燃やす」これは僕の言葉ではなく、「ハイパワーマーケティング(ジェイエイブラハム)」の本を訳した金森重樹さんの言葉です。翻訳者として有名というよりは、実はマーケティングの世界では神田昌典さんと双璧をなすような存在なのです。知名度としては神田昌典さんの方が大きいかもしれませんが、一部のコアなファンにとっては金森さんの方が上だという人もいます。
実際には金森さんの方が多くお金を稼いでいます。金森さんの「商売人としての商才を磨くためには、目の前にある札束を燃やす覚悟がないとダメ」という言葉が僕は好きです。初めて西麻布でビジネスを始めた時に、毎朝70分かけて金森さんのオーディオセミナーを六本木周辺を散歩しながら聞いていました。
金森さんのマインドセットを頭に刷り込んでいたのですが「お金を燃やす」というのは、ものすごいパワフルなアイディアなのです。ある人は目先の利益にとらわれないという言い方で表現するかもしれません。要はリターンを求めない(最初は)です。何にお金を燃やし続けるかは広告かもしれないし、色んなテストマーケティングかもしれません。
お金を燃やし続けた先で、いずれ金脈を掘り当てるわけです。金脈を掘り当てるためにはまず何か最初にやって、動き始める必要があります。デジタルマーケティングの世界においては金脈を掘り当てるための最初の一歩はお金を燃やすことです。実際に鉱山を掘り始めるという行為が、お金を燃やす行為に等しいわけです。例えば一部の人はYouTubeで登録者数を伸ばすのに成功しています。どうやって登録者を伸ばしたのか?というと、最初にお金を燃やしたからということになります。
YouTubeに広告を打ちまくってお金を燃やした結果「このキーワードでお客さんを集めればたくさん登録者が増えるんだな」「この年齢層に対してこういう広告を投げれば登録者数って増えるんだな」というのが分かったわけです。
その分かりやすい例がマナブさんです。今10万人のYouTubeの登録者がいます。見るたびに登録者数が増えています。
あとはイケダハヤトさんも「YouTube攻略の教科書」というnoteの中で実際にYouTube広告に力を入れ始めていると言っています。
海外ではダンロックさん。今はもうYouTube上で160万人もの登録者がいます。僕が見たときは20万人の登録者しかいませんでした。ものすごいお金をかけて広告を打ちまくっています。もちろんビデオがバズっているというのもあります。彼にとっては知名度を上げるという意味以上にテストマーケティングとして、お金を燃やしています。
イケダハヤトさんも「YouTube攻略は最初が辛い!どう乗り切るか」と言っています。お金を燃やすとか、コンテンツを作りまくるとか、そういうところです。実際に登録者一人を増やすためにどのくらいのお金が必要か?というのもテストしています。今はYouTubeを一例にしてあげましたが「あなたがどこにお金を燃やさなければいけないか」というのはご自身で見つけるしかないです。
僕がこれを言ってしまうと、その金脈は他の人がぐわーっと群がるわけです。僕しか見つけていないもの、そのプラットフォームでも「このテーマならすごい儲かっています」みたいなものを僕はすでに見つけています。もちろん、そういうのはなかなか紹介できるわけではありません。リターンを無視して、お金をどんどん燃やし続ける必要があります。
この「お金を燃やす」というのは、僕のコンサルサービス「いしこん」のクライアントさんにも当然言っていることです。無料のものでずっとやり続けないということです。こういう「お金を燃やす」という言葉でビビる人はすぐ、ブログやYouTubeに逃げます。なぜかというと無料だからです。でも無料なわけありません。もしお金を燃やさずに自分の時間を使って、収益が発生しなかったらタダ働きしているようなものです。
仮にお金が発生したとしても、ブログを書くのに10時間、20時間、YouTubeなどのメディアを育てるのに10時間、20時間と費やしていたら自分の生命時間というお金より大事なものが燃えていることになります。お金なら燃えてもあとで増やしたらいいです。でも自分の生命時間って燃えたらそれでおしまいです。どこかで寿命が伸びることなんてないです。いつか僕らは死にます。その死に向かって、ちょっとずつ寿命が縮まっているわけです。
お金は増やせばいいです。そのお金を後で増やすために今、最初にお金を燃やしましょう。どう燃やすかですが、分かりやすいもので言うとキーワード入札です。キーワード入札のサービスの例として、「Google広告」がありますが、他にも色々な広告の出稿先を探してみてください。どういうキーワードで反応があるかをお金を使ってやってみてください。1万円、2万円でテストできます。
では、キーワード入札で何をするかといえば、以下のものになります。
- キーワードグループ
- クリエイティブテスト
- コピーテスト
- 価格テスト
- アップセルテスト
- リターゲティングアイデア
キーワードグループ
クリエイティブテスト
どういう見た目がいいのか、そういう写真を使えばいいのかです。
コピーテスト
どういうキーワードでお客さんはクリックしたくなるのかです。「10キロ痩せます」がいいのか「激ヤセの理由は?」がいいのかは、テストしないと分からないです。
価格テスト
特に僕らみたいなデジタルコンテンツを売っている人は千円でも、1万円でも、10万円でもいいわけです。仮に10時間とします。同じ10時間のデジタルコンテンツを僕は5,700円で売ったり、98,000円で売ったりしています。同じ講義時間なのに、もっと高い値段で売っているものもあります。デジタルコンテンツって価格を変えたところで、お客さんのニーズってほとんど変わりません。これは僕のテストの結果、分かったことです。
何れにせよ価格テストしてみるのが大事です。安いものしか買ってくれないだろうと思って安くつけても結局売れる数が変わらなかったら意味がないです。この価格テストするのにも、やはりお金を費やさなければいけません。
アップセルテスト
1万円のものをアップセルするのか、10万円のものをアップセルするのか、これもやはり広告を使ってテストをしなければ分かりません。
リターゲティングアイディア
どういうキーワードでリターゲティングしていくのかも広告しないと分からないです。
お金を燃やすというアイディアは本当に深いビジネスの哲学です。何度も言いますが、みんなはお金を燃やすのではなくて、自分の命を燃やす方を選びます。つまり自分の命の方が安いと思っているからです。
だから自分の命を燃やす人はは結局「お金を燃やしたくない。自分の命の方が安い。だからアメブロ書こう。」となります。無料だから、ブログはWordPressではなくアメブロを選ぶし、動画をアップロードするのもVimeoではなく無料のYouTubeです。お金よりも自分の命を安く見積もっている人たちのところにお客さんは行くだろうか、という話です。まずお金を燃やしてください。
これは広告出稿だけではなく、例えば僕が「この教材の中でこういう商品買ったらいいですよ」「マイク買ってみたらどうですか」「iPad Proすごい使えますよ」と言ったらそれをやってみるということです。僕のお客さんの中では「借金してでもうちの講座を買ってください」と勧めている人がいます。その僕のお客さんは、「自分の講座は相手の人生を変える」という自信があり、借金してでも買う価値があると考えているからです。僕はそこまでは言いません。
例えば僕が「石崎が使っている3万円のBlueのマイクを買いましょう」と言ったら買ってみてもいいじゃないですか。これもお金を燃やす一つの活動です。でもこの3万円のお金すらも使えない人は安いマイクを買って、ノイズだらけのコンテンツは視聴されないので、結局お客さんへ届かないコンテンツをずっと作ってしまいます。お金を燃やさない方向に逃げないでください。どんどんお金を燃やしてください。この「お金を燃やす」という感覚を持てなければデジタルマーケティングはうまくいきません。
ブランドとデザインに命を懸ける
かつてはダサくてもよかった時代があります。特に情報商材とかはアングラな感じだからこそ価値があるみたいな雰囲気がありました。だからデザインとか全く無視して、ただ単にテキストを並べただけのセールスレターでも売れました。でも、それは昔の話です。もうお客さんたちはみんな、デザインやブランドをよく見ています。要はサイトにランディングした瞬間に、そのサイトがプロフェッショナルかどうかを見ています。
いまだに日本では、見た瞬間すぐ閉じたくなってしまうようなページがあります。デザインというのは、その人のセンス、商売の才能、プロフェッショナルがすごく反映されます。動画も同じで、やっぱり使っている機材が変わるだけで、その人がどれくらいプロフェッショナルかというのが伝わってきます。例えばノイズがたくさん入っている動画を見たときに、プロフェッショナルだと思えるかどうかです。
ということで、今は昔以上にブランド、デザインが重要になったという話でした。
デザインが重要という例をAmazon.comを例に見てみましょう。
iPadケースを検索してみると、ほぼ中国製ですが、その中でもAmazon’s Choiceに選ばれているものもあります。Amazon.comでiPadケースを見たときに、写真のモックアップ、どう見せるかによって売れ筋がダントツ変わってきます。同じようなものが売っていて、他より1$高いのに売れているものもあります。iPadの画面側が見えていたり、カメラ部分が見えていたりといって、見栄えが理由かもしれません。販売者は何回もテストした結果この見せ方が売れると分かったわけです。
特にAmazonの世界ではデザインが重要だと言うことが、とっくの前に認知されています。どういうカラーで、どういう見せ方がいいのかは何回もテストされています。機能はほとんど同じなので、パッケージが売れ行きにとても関係してきます。もし、写真ではなく手書きで描いたような変なイラストだけみたいなパッケージだったら、誰も買わないということです。
自分でいうのもなんですが、僕もブログの体裁を1カラムに変えたのはデザインを意識したからです。
きちんとした写真をブログを載せたりするのも、やはりプロフェッショナルに見せたいからです。そしてプロフェッショナルに見えるようなブログの書き方をしています。自社商品のバナーを作って、記事の下で自社商品の紹介をするのですが、これもその飛んだ先に変なものがあったらダメです。ちゃんとそれらしいものを見せるのが重要です。
「99designs」はすごく参考になります。ここにアウトソースして他の人にデザインを作ってもらいます。前回のレクチャーのお金を燃やすではないですけど、この程度にお金を払えないのは本当にダメです。逆にいうとこれに払えばいいものができます。本家のドットコムの方では日本版には無いビデオ製作もやっています。そして安いです。30秒のものが$499です。
彼らはハリウッドで使われるようなREDという高い動画機材を持ち込んであなたを撮ってくれます。あなたが商品を作るたびにこの$499払ってCMビデオを作ってもらってもいいぐらいです。1分15秒のものも$999です。こういうのもお金燃やして彼らに作ってもらいましょう。そのくらいデザインが重要です。webサイトがダサいと「このカバンを買って」と言っても誰も買いません。
デジタルマーケティングの世界で最近「Jumpcut」をよく見ているのですが、これが一つのターニングポイントになりました。ちゃんとした動画を作ろうと決心したのはこれがポイントでした。すごく作り込んでいます。映像もドローンを使って空撮していて、日本でここまでやっているデジタルマーケティング、デジタルコンテンツの企業や個人はいますか?という話です。いないです。
だからこそ彼らのこういうのをみると、プロフェッショナルに感じて彼らの商品を買いたくなります。彼らのオファーしている商品は大体10万円で、その価格です。今のところ僕は6つリリースしていますが、6つとも買いました。それはもう彼らがプロフェッショナルだからという理由が大きいです。
今はデザインがすごく重要です。
ブランドフォント、ブランドカラーも重要です。デフォルトのものを使うのではなく、企業用のフォントを使い、しかも毎回同じものを使い続けます。分かりやすいのがmariah cozさんは、毎回プレゼンテーションもサイトもそうなのですが同じものを使っています。ブランドのフォント、カラーを統一しているわけです。
Neil Patelさんもオレンジ色に統一されています。真似しているわけでは無いのですが、僕もオレンジ色に統一しています。これはもう僕がブランドカラーをオレンジと決めたからです。サイト見てもらえばわかるのですが、プレゼンテーションとかも色を統一しています。
プロフェッショナルに見せたいと思って、日本の大御所をベンチマークしてやっているとそのビジネスは3年後成り立たなくなります。日本の大御所のように、世界的なトレンドを取り入れず、デザインにすら気を使っていないようなビジネスはいずれ潰れるビジネスです。キャッチアップ、ベンチマークするのであれば先ほどの「Jumpcut」、mariah cozさん、Neil Patelさんなど海外でも成果を出している人たちをベンチマークしてください。彼らのやっていることを真似してください。もの凄くブランドとデザインに気を使っていることが分かります。
ドメイン名について
ドメイン名は重要か否か?100%重要です。なぜかというと、表示回数あたりのクリック率 CTRs(Click Through Rates)が上がります。SNSで告知した時のCTRsも変わります。検索エンジンで何かのキーワードで検索した時のCTRsも変わってきます。例えば「コピーライティング」と検索してどの記事に引き込まれますか?僕たちはタイトルを見るのは当然、ディスクリプションもドメインも見ています。お客さんも同じくタイトルを見てドメイン名も見てクリックするか決めます。
すでにドメイン取っている場合、それで成功して月々100万円くらいならそれでいいと思います。それ以下であれば見直しても別にダメージはないです。それで生計を立てているのであれば月々100万円の利益を吹っ飛ばすのが怖いと思います。例えば1、2万円くらいしか生まれていないビジネスであればそんなに関係ないですよね。もしかしたらドメインのせいで、売り上げが上がっていないのかもしれないです。
ドメイン名はデザインと同じくらいに気を配るようにしてください。mariah cozさんはコースの中で、商品ごとにドメインを取れと言っています。例えば「Your First 1K」というコースをクリックすると、ドメインが yourfirst1k.co に変わります。「Your First 1K」というコース専用にドメインを取っているということです。「Webinar Rockstar」という商品をクリックしてもドメインが webinarrockstar.co というふうに変わります。ドメインごとに商品を開いているということです。彼女の場合はSquarespaceというものを使っていてSquarespaceに対して月々3、40ドルくらいをオンラインコースごとに払っているということです。商品、サービスごとにドメインを分けています。
例えば「リストの集め方」と検索すると僕のが2番目にあるのですが、当然ランディングするのは「rikiyaishizaki.com」です。でも、実はこれは根本さんとの共同商品でなので、下にスクロールしていくとバナーがあり、そのバナーをクリックするとドメインが morefree.me に変わります。商品名ごとにドメインが変わります。僕らもそれくらいドメインを気にしています。
注意点を書いていきます。「スペルが簡単」です。分かりやすいところで言うとUberです。あとは「覚えやすい」です。Uberは覚えやすいですよね。あとは「コンテンツとの関連性」。僕らの場合だと、竹岡さんとの「FastLaunch」という商品があります。このFastLaunchという商品で「fastlaunch.info」というドメインも取っています。
あとは「ひと目で意味がわかる」こともドメイン名として大事な要素です。FastLaunchは早くローンチするということです。数字はなるべく使いません。ハイフンも最近は使わない方がいいと言われています。それとドメインの長さは、できるだけ短い方がいいです。何度も例に出しますが、Uberのドメイン名はとても短いです。
いまだに.comは王様です。「でも、.comでなくても成功しているケースもありますよね?」という声もあると思います。そういう例はいくらでも挙げることができます。ですが、いまだに.comは有効だし、みんなが使うものです。.comってあるだけでそれだけの権威性があり、ちゃんとしたビジネスだという感じがします。
僕が好きなドメインをいくつか挙げます。「Airbnb.com」「Uber.com」「GoDaddy.com」これらは覚えやすいです。あなたが好きなドメインを見てみてください。そして、自分がなぜそのドメインを好きなのかも考えてみてください。そうすると僕が挙げた要素に当てはまっていると思います。やってみてください。
NameStationでドメイン名のアイディアを得る方法
「NameStation」を紹介させてください。あなたが商品名、サービス名を決めるときに、このNameStationはすごく参考になります。例えば頭の中に「FastLaunch」という言葉があったとします。NameStationで「FastLaunch」と入れると、アイデア候補がたくさん出てきます。出てくるのは基本的に.comです。「FastLaunches.com」「TheFastLaunch.com」「webFastLaunch.com」、、、などまだ使われていない、色んなドメイン名のアイディアが得られます。ここから商品名を決めてもいいです。
他にも「productlaunch」だと当然ながら「Product launch formula」はジェフウォーカーに取られています。「Productlaunch.com」「Productlaunches.com」も取られています。でも「Theproductlaunch.com」は空いています。早速取りたくなるような名前ではないですか?このように色んなドメイン名のアイディアが出てきます。
ドメインとロゴを一緒に購入する方法(予算20万円ほど)
もう一つ、ドメイン名を探す際に、参考となるサイトを紹介します。「Brandroot」です。キーワードとして「marketing」と入れてみます。そうすると、ロゴと一緒に出てきます。「Bizotic.com」はすでに取られています。でも$3,412で大体40万円くらい払うと、ロゴとドメイン名が一緒にもらえます。これは面白いサービスです。
このドメイン名もロゴもBrandrootが自社で考案したものです、ロゴも一緒に買えてとても便利です。しかも、出てくる価格はオーナーと交渉が可能なので、表示された価格をまるまる払わないといけない訳ではありません。安いものだと10万円くらいで買えるものもあります。
同じようなサービスとしてBrandBucketがあります。サイト上の「Search Business Names」という所から、同じく「marketing」と入力して検索してみます。「Marketerly」「MARKETINGROLE」「MarketingHook」、、、など色々な候補が出てきます。「marketing」という単語そのものが入っているものもあれば、marketingっぽいロゴ、響きのものもあります。先ほどのBrandrootと同じでドメイン+ロゴで買うことができ、やはり値段は交渉次第です。
実際に海外のデジタルマーケティング、デジタルコンテンツを売っている人で、商品ができていて名前がついていない状態で、こういうところでドメインとロゴを2000ドル前後で買い、そのまま商品としてローンチする人もいます。
ターゲティングとは何か?
マクロマーケティング、ミクロマーケティングについてお話しさせてください。ここで、まず理解しないといけないのはターゲティングという概念そのものです。ターゲティングというのは自分の商品を買ってくれるであろう人の属性、グループです。あなたの商品を買ってくれる人、買いたいと思っている人のグループのことを言います。
このターゲティングをせずに、ただがむしゃらにブログ、YouTubeに動画をアップし、Udemyなどにオンラインコースを公開していけばいい、商品をただ投げればいい訳ではありません。まずはどういう人が買ってくれるかを自分の中で把握しておかなければいけません。分かりやすいのがデモグラフィック情報、例えばその人の年齢・収入・住所・興味・関心・職業・趣味です。
例えば、僕の商品は40〜50代の方が買ってくれます。収入は最低年収1,000万円の人をターゲットにしていて、実際に収入が1,000万円以上の人、1億を超えている人に購入してもらっています。だから最低1,000万円以下の人はターゲティングしていません。住所はメインは東京で、あとは人口の多い都市です。興味、関心はもっぱらビジネスで、あと少し家族です。
職業は、ほとんどが小さな所帯の会社経営者で、あとは成功しているフリーランスです。趣味はカメラ、ビジネスそのもの、旅行です。こういうところを僕自身がフックにしている訳です。旅行ネタ、カメラネタ、ビジネスもよく語ります。
- 収入
- 住所
- 関心
- 職業
- 趣味
こういった要素を絞ることがターゲティングになります。
なぜターゲティングが必要なのか?
なぜターゲティングが必要かというと、ターゲティングすることでお客さんと商品との関連性が上がるからです。お客さんを絞り込めば絞り込むほど、ターゲットを厳密にすれば厳密にするほど、そこにいる人に対してはメッセージが届きやすくなるからです。その背景情報としてターゲティング広告の対となる考えにマス広告があります。みんなに幅広く打ち込むようなテレビ広告みたいなものです。
小学生からご年配の方まで持ってた、「たまごっち」ってありましたよね。あのくらい社会現象になる売れ行きのものは最近出てこないです。それはどんどんターゲティング広告が洗練されてきたからです。ターゲットを絞り込むほど広告単価は小さくなるし、もっと売れます。ですが、小学生からご年配の方までみんなが持っているという現象はなかなか起こりづらくなりました。
特に今はもう、現代人の集中力は8秒と言われています。そのくらい僕たちはノイズだらけ生活をしています。その中で、あなたを選んでもらうということは、かなり難しくなってきています。あなたが「MailChimpの使い方を教えますよ」と言っても誰も振り向いてくれません。だからこそターゲティングする必要があります。
ただ単に「私はダイエットの専門家です」というくらいじゃ誰も振り向いてくれません。「石川県の30〜40代のおじさんをターゲットにしたバナナダイエットを紹介します」というくらいに絞り込んでいかないとお客さんはもう反応しなくなりました。「どうせ私のことを話しているのではないし」と、どこかに行ってしまいます。
絞り込むことで反応率が上がる例を挙げてみます。「あなたへ」という広告コピーと「石川県に住むあなたへ」だと、石川県に住む人は「はっ!」となりますよね。そして東京の人は見向きもしません。それでいいということです。例えば「石川県に住む30代の男性で家族、親戚が癌で亡くなられたあなたへ」だと、これに当てはまる人は反応してしまいます。そしてその人に対してがん保険を売るという感じです。それくらい絞り込めば絞り込むほど反応率が上がってくるということです。
ターゲティングして反応率が上がると、表示回数あたりのクリック率(CTRs)も上がります。当然ながらオプトイン率も上がります。メールが届かないとか、お客さんが直帰する確率(バウンス率)は減ります。もちろん、何か商品を売った時の成約率は高くなります。お客さんと商品との関連性が上がります。何かあなたがコンテンツを出した時に「あ、これは私に関係あることだ」と思ってもらえるということです。
さらにお客さんのエンゲージメントが上がります。あなたが何かコンテンツを作るとそれに対する愛着が強くなっていきます。お客さんはもっともっとあなたのコンテンツを消費してくれるようになります。逆にいうと、あなたのコンテンツって今、どれくらい見られていますか?Podcast、ブログ、YouTubeなんでもいいです。
もしかしたら独り言の可能性があります。「いや、そんなことはない。僕の喋っているコンテンツは誰かに向けて発信したものだ。」と言いますが、それを誰も見ていなかったら独り言と同じです。たまに東南アジアの暑い国に行ったりすると、あまりにも太陽の光を頭に浴びすぎて、ちょっと頭がおかしくなった人が駅とかで、一人でずっとしゃべっています。ターゲティングしないがゆえに誰も関心を示さず、誰にも見られていないコンテンツは、東南アジアで独り言を言ってる人とあまり変わりません。
しっかりとカメラの前で、後ろの壁紙も変えてかっこよく喋っていても、誰も見ていなかったら独り言と同じです。ターゲティングが成功していないということです。お客さんを絞り込んでください。それが重要です。
マクロとミクロどっちが優れているか?
マクロは大きい・広いという意味です。ミクロは小さい・狭い、つまり絞り込んでいるということです。どちらがいいか先に結論を言うと、今はミクロが勝ちです。あなたが広告予算もマンパワーも限られていて、自分を手伝ってくれるのが2、3人しかいない状況で弱者の戦略を取るのであれば、ミクロマーケティングをしてください。
例えば、ユニークなキャンプグッズを売っているとします。対象は男性で、年齢は20〜55歳で、住んでいる場所がアメリカ、イギリス、オーストラリアです。これで絞り込んでいるような感じはしますが、実は全然絞り込めていません。これはもう大企業の戦略です。この程度しか絞り込めていなくて、あなたがその市場に参入するのであれば、絶対に誰も振り向いてくれませんし、そのユニークなキャンプグッズを探しても、見つけてもらうことも出来ません。
もっと絞り込んで、もっとミクロにしていかないといけません。例えばどの程度までいくかと言うと、対象は男性で、年齢は35〜45歳、収入が600万円以上で、住んでいる場所がカリフォルニア。カリフォルニアではなく、石川県金沢市でもいいです。そのくらい絞り込んでいく必要があります。
マクロ・ミクロの広い・狭いというのは相対的なものです。もっともっと絞り込むことができます。石川県金沢市〇〇町まで絞り込むことができます。絞り込めば絞り込むほど、その対象になっている人、ターゲットとなっている人は振り向きやすいです。だからビジネスがしやすくなります。当然ながら母集団は絞り込めば絞り込むほど対象となる人は少なくなるので、売上に上限が出てきます。
でも、売上の上限が出てきても良いです。あなたが思っているよりも世の中の人口はすごい多いし、あなたが思っているよりもお金持ちも沢山います。さらにあなたが思っているよりも、もっと高い値段であなたの商品を買いたいと思っている人がいます。ただしそれをどうやって見つけるかが問題です。それは何度も言うように、絞り込むことで達成できます。
多くの人はは多くの人に売ろうとするから自分の商品の値段を下げていくわけです。「石崎さんは手広くいろんなものを扱いすぎです」と言われたことがあります。「医療関係の人にサイトを売ってみたらどうですか」とか「医療関係の人にデジタルマーケティングを教えたらどうですか」と新幹線の中で教えてもらったことがあります。
「医療専門のデジタルマーケティングはどうですか?医療系のマーケットって今から大きくなっていきます。さらに、医療系の人ってこういうマーケティングの要素を持っていないです。例えば、個人経営でやっているクリニックとかが今からどんどん大きくなっていくから、そこに乗っかったらどうですか?そのくらい絞り込んだほうがお客さんは石崎さんのこと見つけやすいですよ」とアドバイスされました。
まさにそう言うことです。絞り込みの狭さは相対的なものです。絞り込めば絞り込むほどお客さんはあなたに反応しやすくなります。ですが、その代わり母集団は小さくなるということは覚えておいてください。
Googleアナリティクスの紹介
Googleアナリティクスを紹介します。あなたのお客さんのデモグラフィック情報や興味関心を性別、年齢、住所、年収と詳しく知っておいてください。Googleアナリティクスでは、これら詳しい情報を含めたほとんどの情報を見ることが出来ます。Googleアナリティクスをベースにしてビジネスを構築していただきたいです。
あなたは今からデジタルマーケティングをやっていくわけですが、何をベースにしてやっていくかと言うと、もっぱらGoogleアナリティクスのデータを確認することになると思います。ただ単にページビューを見るだけではもったいないです。
本当にいろんなことが分かります。
どのデバイスを使っているかとか、どのくらいユーザーがアクティブかとか、住んでいる地域、どういう行動をとったかなど分かります。Search Consoleを繋げたら、どういうキーワード、どういう検索クエリでアクセスしてきているのか分かります。
そしてトラフィックです。全員が検索エンジンから来ているわけではなくて、誰かの被リンクや、SNSでのシェアからアクセスしていたり、といった細かな情報を知ることができます。もう一度言うように、Googleアナリティクスをベースにビジネスを作ってください。
Googleアナリティクスは、これから何度も使うので、アカウントを作っていない人は今すぐアカウントを作ってください。ただし、使いこなすのはすごく難しいのでGoogleアナリティクスアカデミーというコースが用意されています。YouTubeや、ブログで検索していただいても構わないですが、このGoogleアナリティクスアカデミーが最もまとまっています。
こちらがGoogleアナリティクスアカデミーのURLです。https://analytics.google.com/analytics/academy/
Facebook広告の紹介
SNSの中でもトップのFacebookは、もの凄いアクセスの集まっているサイトです。皆さんもアカウントをお持ちだと思います。交流するSNSとして機能しているだけではなく、ビジネスにとっては優れた広告ツール、プラットフォームになっています。
Facebookではお客さんの属性に基づいて広告を打てる点が、Googleのアドワーズよりも優れています。例えばGoogleに対してあなたは率先して、「自分は◯歳だ」ということを宣言したことはありますか?ないですよね。でもFacebookには、自分の出身まで書き込んであります。
だからFacebookの方がお客さんの細かい情報を持っています。彼らに対してターゲティングした広告を打つことができるのです。特に優れているのは、特定のアクションをしてくれた人だけに広告を見せる、ということが出来る点です。例えばYouTubeで広告を表示し、その広告をクリックした人にだけFacebookで広告を見せるという設定もできます。後で詳しく説明しますので、まずはページを作るところから始めましょう。
Facebookでページを作成する
まずはページを作るところからやっていきましょう。「Facebookページを作成→ビジネスまたはブランド」をクリックしPage Nameを入力します。Categoryはインターネットマーケティングサービスを選択します。住所、電話番号を入力したら「次へ」をクリックします。とりあえず、ページを作ることが目的なので、プロフィール画像やカバー画像といった項目は、スキップして良いです。そうして進んでいくと、ページが出来上がります。
Facebookのピクセルを生成する
ここから広告の設定をやっていきます。イベントマネージャからピクセルを追加していきます。ピクセルというのは、Facebook上で広告の効果を測定できる分析ツールのことです。「作成→広告→イベントマネージャのピクセル→ピクセルを作成→ウェブサイトURLを入力→作成」をクリックします。入れ方が2種類紹介されていて、WordPressを使うパターンとGoogleタグマネージャがあります。僕はタグマネージャを使っていますが、ご自身に合った方法で追加してください。
WordPressでもGoogleタグマネージャでもない、それ以外の方法でサイトを管理している場合は「ウェブサイトのコードを編集してピクセルを設定する」から自分で設定できます。今回はGoogleタグマネージャで設定していきます。「Googleタグマネージャ→パートナーを設定」をクリックします。
あとは流れに従っていってピクセルのコードを取得して、そのコードをサイトに設置します。詳しくはFacebook広告のところで説明します。今の段階ではここまでの流れを理解していれば十分です。
Googleタグマネージャの紹介
「Googleタグマネージャ」で検索してください。あまり難しく考えないでください。今までGoogleアナリティクスだけを単発で使っていた人は同じような感覚で使えます。
ただ、oogleタグマネージャに関しては少し日本語での情報が足りていないので、分からないことが出てきたら英語で検索する必要があるかもしれません。
例えばFacebookの広告タグをどういう風にしてGoogleタグマネージャでハンドルするかとか、Googleアナリティクスをどういう風にしてGoogleタグマネージャでハンドルするかとかです。もしかしたら自分がやりたいことを実現できない場合は、英語で検索しないといけないかもしれません。
徐々にGoogleタグマネージャの導入が普及してきていろんな人がブログを書くようになったので、今までGoogleアナリティクスを使っていた人はそんなに苦労することはないと思います。例えば今までだったらFacebookのピクセルも、Googleのアナリティクスもそうですが、いろんなコードをサイトのヘッドの部分とかに書き込んでいったの覚えていますか?あれ凄くめんどくさいですよね。
Googleアナリティクスと、GoogleのSearch ConsoleとFacebookだけで良いのであれば、それでいいかもしれません。でも後々、色々なWebサービスを追加していく場合に、どのコードがどれを処理しているのかが分からなくなってきます。それを一元で管理できるのがGoogleタグマネージャだと思ってください。
一旦、Googleタグマネージャを設置してしまうと、あとはこのGoogleタグマネージャ上で順番を入れ替えたり繋げたりするだけでいいので、コードをコピペする作業は無くなってきます。一旦そのやり方に慣れてしまうと便利なのが分かってもらえると思います。
Googleタグマネージャでアカウントを作成する
まずはタグマネージャのアカウントを作っていきましょう。アカウントを作成するから、アカウント名を入力します。(Googleや他の人と匿名でデータと共有)は、チェックを入れても入れなくてもどちらでもいいです。コンテナの名前は、例えば「www.demo.com」のような感じです。そして「ウェブ」にチェックを入れます。
そして「作成→(利用規約)はい」をクリックします。「<head>内のなるべく上の方に貼り付けてください。」「<body>の直後にこのコードを貼り付けてください」と、貼り付けるコードが2つあるので、2回の作業をやる必要があります。貼り付ける作業はテクニカルな作業ですが、できないことはないと思うのでやってみてください。分からない場合はクイックスタートガイドを見てください。
とりあえず、タグマネージャのアカウントが完成しました。次はGoogleアナリティクスにいって「管理の歯車マーク→トラッキング情報のトラッキングコード→トラッキングIDをコピー」します。あとはFacebookの「ピクセル設定→Googleタグマネージャ→パートナーを設定→次へ」をクリックしコードを取るところまでやってください。ご自分のGoogleアカウントとリンクしていって、アカウントを確認して、ピクセルを表示してください。これで準備が出来ました。
GoogleタグマネージャとFacebookのピクセルを接続する方法
Facebookのピクセルと、Googleタグマネージャのアカウントをリンクしましたか?先にGoogleタグマネージャはアカウントを作成しておかなければいけません。Facebookのピクセルに、Googleタグマネージャのアカウントをリンクさせて確認していきましょう。先ほどGoogleタグマネージャで作ったアカウントが現れました。そして「設定を終了」をクリックします。これでFacebookとGoogleタグマネージャの設定が終わりました。
Googleアナリティクスとタグマネージャを接続する方法
GoogleアナリティクスをGoogleタグマネージャと接続していきましょう。「Googleアナリティクス タグマネージャ」で検索するとやり方が出てくると思います。アナリティクスでトラッキングIDをコピーします。タグマネージャで「新しいタグを追加→タグの設定のペンのマーク→Googleアナリティクス-ユニバーサルアナリティクス」をクリックします。
「Googleアナリティクス設定の設定変数を選択→新しい変数」をクリックし、先ほどのトラッキングIDをペーストします。それ以外は触らないでください。そして「保存」。変数名は「Googleアナリティクス設定」で「保存」をクリックします。
次にトリガーです。「ペンのマーク→All Pages→保存→タグ名をつける→保存」をクリックします。これでGoogleアナリティクスの設定は終わりです。もうFacebookと繋がっています。わざわざコードを入れる必要がないので、とても楽ですよね。