ジャンルを決めて、撮影して、編集をする。
完成した動画をUdemyにアップロードして、商品の紹介ページを書く。
Promotional Announcement で既存顧客に別のコースを販売し、Educational Announcement で信頼関係を構築する。
今回お届けするノウハウはこちら
1. 動画のスタイルをモデリングする
うーん、やることいっぱいだなって思ったかもしれませんね。僕も最初はそう思っていました。今?今は、Peace of cake!楽勝、余裕!朝飯前!もう体が慣れちゃっているし、やるべきことがわかっているので、淡々と作業をこなすだけです。マンネリ化しないためにも、たまにはアレンジを加え、新しいチャレンジを試みますが、それでもやはり9割は「フォーマット」に従った活動です。僕はそもそも、世界を旅行して、市場で見たこともないカラフルな食材に出会い、売り子のおばちゃんから教えてもらったとっておきのレシピを自宅で作り、舌鼓を打つ経験が好きなのです。お金は二の次。
最初はそんなこと言ってられませんでしたよ。お金は二の次、だなんて。でも運よく、お金が回りはじめた。1ヶ月分の食材を買うお金を稼げるようになり、次に航空券を買えるくらいのお金を稼げるようになった。今では、自分の作った料理のオンラインコースの売上が、食材や航空券だけでなく、Airbnbに長期滞在するための宿泊費すらもまかなっている。それだけじゃない。最新のカメラやレンズを購入し、ビジネスをさらに潤滑に回すための投資資金すらも稼げている。
最初はお金を追求してもいいです。でもある時点から、目的に向かって舵を切る必要があります。多くの人は両方を同時に達成しようとするから、二兎を追うものは一兎をもえず・・・どっちも手に入らず時間切れしちゃうんです。覚えておいてください。このパターンもありということを。成功のメカニズムの1アイディアです。まずはお金を追求する。ビジネスが回り出したら、目的や大義、あるいは夢に向かってシフトする。
ビジネスを作っているのだから、お金が入ってこないと面白くないのも事実。確かに料理は楽しいし、動画を編集するのも楽しい。だけど、お金を発生しないと、社会から承認されている気がしない。誰かが何かを買ってくれる。これは市場からのレスポンスであり、社会からの承認です。多くの人はInstagramにセルフィーを投稿して、社会的な承認欲求を満たそうとします。僕のような人間は自分の作ったビジネスモデルを通して、それを満たそうとします。そういう意味では「お金を追う」という表現よりも「自分の社会的な価値を確認する」という表現の方がしっくりくるかもしれません。
ある程度コンテンツが溜まってくると、月次の売上は不労所得となります。いよいよ「お金は二の次」と言えるようになってくる。ようやく料理そのものを心の底から楽しみ、新しいジャンルにチャレンジし(先日、トルティーヤプレスをAmazonで購入しました!)、もっともっと凝った動画を作るようになる。そう、次は目的の追求です。
さて、僕たちが辿った「お金→目的」のパスなんですけど、運がいいことに(再び)、僕たちはこのシフトをかなり早い段階で経験しました。つまり、割と早くお金を稼ぐことに成功しました。どうやったか、知りたいですか?答えはシンプルです。冒頭でも言ったんですけど、フォーマットです。型ですね。仕事の型。フォーマットを作ることで、あらゆる作業が効率化され、スピードを保ちながら仕事に打ち込めます。要するに、質の高いコンテンツを早く作り上げることができます。
考えてみてください。毎度毎度、新しいやり方でやっていたら、仕事は進みません。撮影方法も毎回異なり、編集方法も毎回異なれば、それはそれは膨大な時間を要します。
1日に20億回も再生されているTastyのコンテンツを見てください。どれもワンパターンです。調理風景を真上から撮影する。編集スタイルも統一されています。基本的に早送り。要所では、別アングルのフッテージを交えてリテンションを保持しようとします。それでもやはり、フォーマットはいつも同じ。Tastyに限ったことではありません。Almazan kitchenもPeaceful CuisineもByron Talbottも
フォーマットが統一されていると、作業が捗ります。でもそれだけじゃないんです。視聴者に安心を与えられるんです。地元に金沢に帰れば、必ず立ち寄る割烹があります。もう10年以上通い続けていますが、そこには変わらない味がある。その変わらなさに僕らは安堵を覚えるのです。安心し、お金を払い、美味しいものを食べる。あなたの作る動画のスタイルが毎回異なるものであれば、視聴者は安心できません。お客さんがリラックスして視聴できるコンテンツを提供するためにもフォーマットを決めてしまいましょう。
どうやってフォーマットを作るの?
焦らないでください。このキャリアを続けていくと、必ずフォーマットが完成します。覚えていますか?人それぞれのサステナブルは異なると。なぜならおかれた境遇や環境は皆違うからです。あなたがサステナブルだと思うビジネスプランは、僕にとってサステナブルではありません、きっと。同様に、僕がサステナブルだと思うプランは、多くの人にとってサステナブルなものではないはずです。僕には二人の乳幼児がいる。世界旅行を続けている。多くの荷物を持つことはできない。たくさんの趣味がある。やりたいことがある。花鳥風月を友とし、Facebookはやらない。
・・・・こんな風に人それぞのサステナブルは異なります。フォーマットは人それぞれのサステナブルに規定されます。カメラを持ち外に出るのが好きな人は、きっと多くのフッテージを撮りためることができるでしょう。長時間椅子に座って仕事できる人は、動画の編集に時間をかけられるかもしれません。すでに本業からの収入がたくさんある場合は、選りすぐりの食材を世界中から集められるでしょう。あなたの強みや、好き嫌い、仕事の環境によって、フォーマットは異なります。
とはいえ、ゼロから作るのはしんどいですから、最初はロールモデルを決めましょう。彼(彼女)の撮影スタイルや編集スタイルを真似てみます。真似をするうちに、ここはこうした方がもっとよくなるんじゃないか、という創意工夫が生まれてきます。それをあなたオリジナルの撮影スタイルや編集スタイルに取り込んでいくわけです。
このプログラムでは僕が使っているフォーマットを詳細に解説しています。あなたがレクチャー通りに作業を進めると、ほぼ同じものが完成します。僕たちのフォーマットを、あなたの最初のフォーマットにしていただいて構いません。フォーマットの凄いところは、文字通り数十倍の早さでコンテンツが完成することです。自分でゼロから作るよりも、断トツ早い。動画も然り、ビジネスモデルも然り。きっとこうなっているだろうなあという憶測をベースにして真似をしようとすると、恐ろしく時間がかかります。どんなツールを使っているのか?どんなソフトウェアを使っているのか?それらをどのようにどのくらいの量で使っているのか?こういった些細なことをいちいち検索して調べていると、膨大な時間が浪費されます。一方、ロールモデルのフォーマットを真似すれば(モデリングと言います)、ツール・ソフトウェア・使い方が全て開示されているので、効率よく作業を進めることができます。
ここに面白い逸話があります。
ジェームスという男がフランス料理のシェフにたずねました。あなたの一番自信のある料理はなんですか?
「白身魚のソテーです」とシェフは答えます。
ジェームスはさらに質問しました。その料理のレシピを作るのにどのくらいかかりましたか?
「10年くらいです」とシェフは答えました。
最後にジェームスは聞きました。私がそのレシピを見てその味を真似するのにどのくらいの時間がかかりますか?
シェフはこう答えました。「・・・2時間くらいですね」と。
レシピを持たずに料理を作れば10年かかります。でもレシピがあれば2時間で同じものが作れます。これがモデリングのパワーであり、フォーマットのパワーです。大事なのは、最初の段階では、徹底的に模倣することです。なぜそこで塩を使うのか、なぜそれが小さじ1ではなく小さじ1/2なのか、落し蓋をする理由はなんなのか。シェフと全く同じことをすることで、シェフの意図を嗅ぎ取ってください。同様に、動画のフォーマットを真似することで、ロールモデルの意図を汲み取りましょう。あなたが小さじ1/2ではなく、小さじ1を使ってしまえば、学べることも学べません。それはオリジナリティーではありません。ただの惰性です。最初からオリジナリティを発揮しようとすると、2時間どころか、10年経っても、シェフと同じ白身魚のソテーは完成しません。
全く同じことをするだけでいい。それで10年を2時間に短縮できるんです。覚えておいてください。モデリング大事です。フォーマット大事ですよ!
2. ビジネスモデルをモデリングする!
「インターネットビジネス」や「副業」のようなキーワードで検索すると、それはもうたくさんのビジネスモデルが紹介されています。たぶん、どれをやってもそこそこ稼げるんです。もちろんビジネスモデルのは優れたものからそうでないものもありますから、時間の割には儲からないものもあるでしょう(きっと、そういうのが大半です)。一部の人だけがズバ抜けた成績を出している「アフィリエイト」や「情報商材の販売」などがその典型です。あとはセドリなんかもそうでしょうか。ああいうのは、もともとビジネスを長くやっていた商売のセンスある人が、たまたま参入タイミングよくて成功したパターンが多い。
本人ですらなんで成功したか理解していないケースがほとんどです。ただ収益の安定性を図るための常套手段として「お金を稼ぐ方法を教えて、お金を稼ぐ」を最大限利用せねばいけません。なんで自分がうまくいっているかわかりません!なんて言えば、人は去る。よって古くから使い古されているストーリーに、自分を当てはめます。(大抵、ストーリーの原型は、神話の法則という本に基づく)
- 私は、田舎の片隅に住む平凡な人間でした
- 多くの人に騙され借金を抱えていました
- ある日、メンターに出会いました
- メンターの教えてくれたビジネスモデルで大成功
- 今は多くの弟子を輩出しています
繰り返すように、彼ら自身もなんで成功したかわかっていないんです。一部の人だけがズバ抜けた成績を出しているビジネスモデルは、疑ってかかったほうがいいです。一方、Udemyを使って成功している人はたくさんいます。面白いことに、ズバ抜けた成績を出している人がいない。みんなそれなりにうまくやっている。ある人は月々$1000ほど稼げている。そういう人がたくさんいます。ある人は月々$10000ほど稼げている。そういう人もたくさんいます、Udemyには。Udemyというエコシステムがちゃんと機能していて、ニッチをうまく攻めている講師が実際にお金を稼いでいる(稼ぎ続けている)。
少し古い情報ですが(かつてUdemyの公式ページに表示されていたものです)、Udemy講師の平均収入は$7Kだそうです。講師に分配される収益を講師の数で割っただけの数字なので、Udemyに参加した全ての講師が$7Kを稼げるわけではありません。それでも平均収入が$7Kって、それなりに大きい数字だと思いませんか?もちろんちゃんと取り組めば$7K以上を稼げるのは言うまでもありません。
さて本記事の前半では、動画を作る時はロールモデルのフォーマットを真似しよう!と説明しました。動画だけではありません。真似するものは。ビジネスモデルも真似しちゃいましょう。Udemyでうまくやっている人たちのビジネスモデルをしっかりと観察し、あなたも同じことをやってみる。白身魚のソテーと同じように、彼らが10年かけて蓄積したノウハウを、2時間で模倣してしまうのです。
- ブログを持っているか?
- どのくらいの頻度で更新しているか?
- どんな記事を書いているか?
- 使っているCMSは何か?
- YouTubeのチャンネルはあるか?
- どんな動画を投稿しているか?
- Udemyにある動画とどう異なるか?
- FacebookやTwitterは利用しているか?
- SNSでどんなCall To Actionをしているか?
- UdemyでどんなEducational Announcementを送信しているか?
- どんなPromotional Announcementを送信しているか?
- Udemyのコース紹介ページに何を書いているか?
- コースのプライシングは?
- レクチャー数は?
- 講義時間の合計は?
- どのくらいのペースでコースを公開している?
どの程度、真似すればいいでしょうか?モデリングの基本は「全部パクる」です。だから全部真似しちゃいましょう。ロールモデルに憑依するつもりで。ロールモデルならこんな時、どんな風に考えるだろう?とイメージしながら行動するのです。
ここに面白い逸話があります。「7つの習慣」という世界的ベストセラーがありますよね。コヴィー博士の著書です。コヴィー博士のセミナーに参加していたある男が、自分もこんな風に講演できるようになりたい!と思ったそうです。その男はコヴィー博士を徹底的にモデリングしました。半年後、コヴィー博士の会社の副社長がその男の講演を見て「コヴィー博士そっくりだ!」と驚いたそうです。
その男はジェームススキナーです。「7つの習慣」の訳者です。そう、彼がこの世界的ベストセラーを日本に紹介したのです。後にフラクリンコヴィー社の日本支社長を務めるまでになりました。彼が「コヴィー博士そっくりだ!」と副社長から思われるほど、コヴィー博士をモデリングしたのがポイントです。身振り手振り、口癖までを真似してしまう。そういう気概でロールモデルを真似する姿勢が重要です。
もしあなたが月々$6720の収入で満足できるのであれば、ここにレシピを公開しておきます。僕が10年かけて蓄積したノウハウを、2時間で習得してください。
- ブログを持っているか?→はい
- どのくらいの頻度で更新しているか?→月に4回
- どんな記事を書いているか?→ピラーコンテンツ
- 使っているCMSは何か?→Squarespace
- YouTubeのチャンネルはあるか?→はい
- どんな動画を投稿しているか?→ASMR動画
- Udemyにある動画とどう異なるか?→解説の有無
- FacebookやTwitterは利用しているか?→いいえ
- SNSでどんなCall To Actionをしているか?→いいえ
- UdemyでどんなEducational Announcementを送信しているか?→ブログ記事の更新
- どんなPromotional Announcementを送信しているか?→別コースの販売
- Udemyのコース紹介ページに何を書いているか?→コピーライティングの原則に従った内容
- コースのプライシングは?→$200
- レクチャー数は?→5本〜100本
- 講義時間の合計は?→30分〜8時間
- どのくらいのペースでコースを公開している?→月に1回
もっと詳しく知りたい方はこちらのプログラムをチェックしてください。僕たちが使っているソフトウェア・ツール・テンプレート全てを公開しています。僕らは10年かけて月々$6720稼ぐノウハウを構築しました(Udemyに参入する前からずっとネットビジネスをやっていましたので)。それを2時間で習得してください。習得したあとは、あなた自身のビジネスモデルへとアップグレードさせてください。それはよりサステナブルで、より収益性の高いビジネスモデルになっているはずです。