どうもこんにちは、石崎力也です。
あなたは現代的で成約率の高いコピーライティングの方法を知りたいですか?
国内で頻繁に使い回されたコピーライティングの手法はすでにお客さんから飽きられています。今回は2018年以降に英語圏で何度も用いられるようになった「フック・ストーリー・オファー」の書き方をご紹介させていただきます。
今回お届けするノウハウはこちら
コピーライティングとは?
コピーライティングの教材は世の中にたくさん出回っています。今回僕がお教えするのは最先端のコピーライティングです。特に英語圏でよく使われているコピーライティングの手法を紹介するので、期待して見てくださいね。
コピーライティングとは、売るための言葉です。僕たちはオンライン上で商品を売るために言葉を使います。
石崎が女性に40万円払った話
僕は最近、海外の女性のマーケターから、40万円のデジタルコンテンツを購入しました。フロントエンドの商品は20万円くらいでした。フロントエンド商品を購入した直後にオファーされるアップセルの商品も続けて購入しました。アップセル商品も20万円ほどでした。僕はフロントエンド商品とアップセル商品の2つを深く考えずに購入してしまいました。
僕は彼女のセールス文章や、セールスビデオはじっくり見ていないです。彼女が送るEメールを見た時点でその商品が欲しくなっていました。
彼女がEメールの中で使った言葉は”エバーグリーン”でした。彼女が”エバーグリーン”という単語を選択した時点で、あるいは”エバーグリーン”という単語をEメールで使った時点で、僕の購入は決まっていたも同然です。
いざセールスレターの書き方やコピーライティングのノウハウとなると、皆さん、アイーダの法則、クエストフォーミュラ、アイドマの法則などを思い浮かべるはずです。僕がコピーライティングといったときに、それが意味することは「アイーダの法則」のようなコピーライティングの型やフォーマットではありません。僕が意味するのは「お客さんが反応する言葉を使う」ということです。
エバーグリーンという単語は、僕のビジネスのテーマです。そしてエバーグリーンという単語は、僕の中でのトレンドなんです。彼女は上手にその言葉を使いました。
確かに彼女はたくさんの単語を用いて長い文章を綴りましたが、やはり僕にとっては”エバーグリーン”という言葉が魅力的に映りました。彼女が”エバーグリーン”という単語を選んだ時点で彼女の勝利が決まっていました。それが彼女のコピーライティングのスキルです。
コピーライティングの下手な成功者はいない
僕はこれまで、コピーライティングの下手な成功者を見たことがありません。確かにデジタルマーケティングの世界には、コピーライティングが下手な人はたくさんいます。インターネットを見ていると「このコピーいけてないな」と思うことはあります。でも、ビジネスが上手くいっている人は確実にいいコピーを書いています。ビジネスがうまくいっているその人は、文章の制作を、優秀なコピーライターにアウトソースしているかもしれないし、あるいはその人にコピーライティングのセンスがあるのかもしれません。
アウトソースするにせよ、外注先から上がってきたレターを見た時に「これはいいレターだ」と分かるためには、その人にコピーライティングの素養がないとダメです。最低限でもいいのでコピーの技術は必要です。
コピーライティングの守備範囲
あなたがウェブ上に配信する全てのコンテンツ、全てのページでコピーライティングが使えます。例えば、オプトインページ、セールスページ、リストマーケティングをする方はEメールの文章にコピーライティングが使えます。SNSをマーケティングに使っているならSNSの投稿にもやはりコピーライティングのスキルが反映されます。
例えば、あなたが有料広告を打つとします。「月収88万円にしたいですか?」と「年収1,000万円にしますか?」は同じことを言ってますが、伝わり方は違ってきますよね。これがコピーライティングの力なんです。
コピーライティングのスキルはセールスビデオにも活かされます。例えば、僕は竹岡さんと「Fast Launch」という商品を作りました。上の画像にあるように、セールスビデオのスクリプトを先に作ります。竹岡さんと一緒にスクリプトを編集しながら文章を洗練させていきました。そのスクリプトをプロンプターという機械に読み込んで、ニュースキャスターのようにカメラの前に表示される文章を読み上げます。このようにしてセールスビデオは作られます。つまりセールスビデオですらコピーライティングのスキルは必要になる、ということです。
コピーライティングの6つのコツ
1. ストーリー
次にコツです。一番大事なのはストーリーを語ることです。ストーリーを語るということは、ダラダラと喋るということではありません。シンプルに伝えたいことを物語に乗せて相手に伝えます。僕が最近ハマっている動画があります。「Hey Tim」です。
11分間の尺のビデオですが最初の3分間で涙すると思います。「Hey Tim」のビデオを見ると、ストーリーが重要であるということ、ストーリーが多くの人に影響を与えられることに気づかされます。「Hey Tim」をみて感化されるように、たった1回でもストーリーに感化されてしまうと、その人の永遠のファンになってしまいます。
今は「コピーライティング=ストーリー」と言ってもいいくらいです。英語圏でよく使われているコピーライティングの技術の最先端がストーリーです。最近は特に、ストーリーがコピーライティングの技術としてよく使われるようになっています。また新しいコピーライティングの教材では、ストーリーの重要性が強調されるようになっています。
2. ハッとさせる
コツその2は、ハッとさせる(controversy)こと。具体的には相手が思い込んでいるを意図的に覆します。
脱洗脳で有名な苫米地英人さんも著書の中で同じことを言っていました。「相手の思っていることを意図的に覆すことで読者を引き込む」と言っていました。もしあなたが相手の思い込みを覆せられなければ、あなたの話を聞いてくれもらえません。大抵の人は「この情報、知っている」と思った時点で聞く耳を持ちません。
だから「これはあなたの知っていることではない」と最初の段階でわからせなければいけません。例えば冒頭で「もうコピーライティングは不要です」や「リストマーケティングの終焉です」などと言われるとハッとしますよね。いったん、読者の思い込みを覆してから、ストーリーに繋げていきます。意図的にみんなが思い込んでいるていることとは反対のことを言って文章をスタートさせます。
3. 変化を伝える
コピーライティングのベネフィットの部分やブレットでよく使われる技術です。読み手に、変化を見せます(かつてといま)。例えば「かつて僕は貧乏でした、今はすごく成功しています」という風に。「かつては〜、いまは〜」と変化を見せることで読者の注意を引くことができます。
良くなる変化にお客さんは自分を重ねて文章を読みます。その変化がベネフィットになります。「私も石崎さんのように、海外で自由な生活をしてみたいな」と、自分を重ねるわけです。
4. 希少性のトリガー
あとは希少性のトリガー(心理トリガー)です。「無制限に買えます」ではなく「100個限定」。「いつでも買えますよ」ではなく「明日までです」という感じです。
5. 文章を短くする
あとは一文を短くします。これはClickFunnelsのラッセルブランソンさんが言っていました。ある時ClickFunnelsの会社に一人のコピーライターが現れました。その人は、私のことを雇ってくれませんか?と言ったそうです。
彼の作る文章は一文一文がものすごく短くて、彼の文章を形容するならば、文章全体が短いのではなく一文一文が短いと言っていました。彼が使っているのはアイーダ、クエスト、アイドマでもなく、ストーリーと文章を短くする、その2点だけでした。
6. フック、ストーリー、オファー
これが2016年以降のコピーライティングのメインストリームになっています。「フック、ストーリー、オファー」とラッセルブランソンさんとアンソニーロビンズさんはよく言います。フックというのはお客さんを引っ掛けることです。次にストーリー、次にオファー(物を売る)です。それだけです。そして一文一文を短くします。これが最近のストリームです。
コピーライティングを学ぶおすすめのサイト3つ
1. ゲイリーハルバート
1つ目はhttp://www.thegaryhalbertletter.com/です。有名なゲイリーハルバートさんの、息子さんであるボンドハルバートさんが作ったサイトです。” The Most Valuable Website On the Entire Internet! “インターネット上にある最も価値のあるサイトだと言っています。
ゲイリーハルバートさんが過去に書いたレターがスワイプファイルとしてアーカイブされています。ニュースレターも定期的に更新されています。いいサイトですが、英語が苦手な人は難しいかもしれません。見て欲しいのは、彼がどれくらい一つ一つの言葉に気を使っているかです。ゲイリーハルバートさんはインターネット上のコピーライティング1本で何百億円を生んだ人です。
いろんなストーリーがあります。最後の死に方とかは謎に包まれています。ビバリーヒルズのお家に帰り、ドアを開けたら彼の子供と奥さんが椅子に縛られていて強盗に銃を突きつけられている場面を見たとか、自分の最初の彼女を見つけるために、広告コピーを書いて募集したら鳴り止まないくらい電話が鳴ったとかです。他にもセックスしている最中に、思いついた言葉を書き留めるためにセックスを中断してレターを書くなど、色んな逸話があります。一つ一つの言葉が洗練されています。どういう言葉を使っているか見てみてください。
2. ジョンカールトン
2つ目はhttps://marketingrebel.com/です。ゲイリーハルバートさんからも学んだお弟子さんで、ジョンカールトンさんです。ジョンカールトンさんから学んだ日本人の方いますよね。彼もコピーライティングの世界ではすごく有名な方で、僕も「SIMPLE WRITING SYSTEM 2.0」というセミナーを持っています。
セールスレターなんて無料で見れるので別に買わなくてもいいです。でも、彼らの使っている文章とか、どういう意図でその言葉を選んでいるのか見ると参考になります。手っ取り早いのは彼らのセールスレターを見る事です。ケビンハルバートさんとジョンカールトンさんの1時間の対談音声がyoutubeで上がっています。英語ができる人は聞いてみてください。とても面白いです。
こちらのURLから見ることができます。https://www.youtube.com/watch?v=9KI_GVi17EI
3. Udemy
3つ目はhttps://www.udemy.com/です。Udemyは割と現代的なレターを書く人が多くて、特にベストセラーになっている物は何らかの理由があります。もちろんコースの切り口がいいです。「Udemyはプログラミングコースを売れば売れる」みたいな感じです。
コピーライティング、セールスレターのスキルとは別のところで売れているものもたくさんあります。でも売れているからには何らかの理由があります。何がいいかというと日本語で書かれているところです。できれば英語圏のすごい売れているコースのレターを確認していただきたいですが、英語が苦手な方はUdemyから探してみるといいです。
酒井 純さんの「Python 3 入門+応用+アメリカのシリコンバレー流コードスタイルを学び、実践的なアプリ開発の準備をする」。このタイトルからもうコピーライティングです。28.5時間のコースです。こんなコース僕は作ったことはないです。ただ22,000人の受講生がいます。Udemyにも優れたレターが残っているので、Udemyを見るのも一つです。
ベネフィットライティング
まず、ベネフィットとはお客さんの未来、お客さんの得られること、効果、結果のことです。なかなか伝わりづらいですが、何とかこのレクチャーで理解していただければと思います。海外でよく言われるのは” sell the sizzle not the steak “シズルを売るのではなくステーキを売りましょう、という事です。
ホイラーが「ステーキを売るなシズルを売れ」という本を出しています。勝間和代さんもこの本の大ファンと聞いています。シズルというのは「ジュー」という音です。ステーキを鉄板においたら、ジューっとなります。みんなはステーキを買っているのではなく、シズルを買っているという事です。肉汁がジュワッと出てきて美味しそうな感覚が出てきます。
ステーキを食べたいというよりも、あのシズルを買っているような感じです。これが僕の中ではわかりやすい説明だと思います。みんなは「ステーキがいかに高級か」を説明します。そうではなくて、シズルを上手く描写します。
「あなたの目の前には白色の美味しいご飯があります。そして、たくさん肉汁が出ているジュージューという音を想像してみてください。」このようなアプローチの方がいいという事です。ダイレクト出版さんの「ベネフィット・ライティング」というそのままの商品があります。
ベネフィットライティングはつまりコピーライティングのことです。コピーライティングはつまりベネフィットを語ることです。このレターを読むことによってベネフィットをよく理解できると思います。「例えば、勉強家のビジネスマンに容量30GのMP3プレイヤーを売る。そのためのコピーとして、あなたはどちらがいいと思いますか?コピーA:容量30GのMP3プレイヤーです。コピーB:このMP3プレイヤーにあなたのお気に入りのセミナーや教材の音声を入れてください。そうすれば通勤時間にイヤホンを耳に入れて聞き流すだけで、新しい知識があなたのものになります。時間も努力も必要なく、周りの同僚はあなたの変化に驚きを隠せないでしょう。
コピーBの方が魅力的だと思いませんか?実際、お客さんは商品自体を買っているのではありません。銀色の触ると少し冷たい薄い金属(MP3プレイヤーのことです)自体を買うわけではないのです。お気に入りのセミナーや教材をいつでも聞くことができる。そんな効果や結果を買っているのです。つまり、お客さんは商品で自分の欲求を満たすことができる。ベネフィットを得られる、と知ったときにその商品を欲しいと感じるのです。」これがベネフィットの最も分かりやすい説明だと思います。
ジョンカールトンの「SIMPLE WRITING SYSTEM 2.0」という商品があるのですが、時間を経るごとに値段が上がっています。僕は7万円くらいの時に購入しました。ここでもひたすらベネフィットの重要性について語っています。ジョンカールトンのレターの特徴は一つはベネフィット、もう一つはレビューが多いことで有名です。
「SIMPLE WRITING SYSTEM 2.0」のレターを見てください。ブレットが全部ベネフィットです。「今日:今すぐPDFを得てください。明日:あなたはジョンカールトンティーチングビデオがすぐ手に入ります。」と、お客さんが想像できています。
もう一つはレビューが多いです。ゲイリーハルバートさんからもレビューをもらっています。実際に「SIMPLE WRITING SYSTEM 2.0」の中でもベネフィット、レビューの重要性をひたすら言っています。レビューに関していえば、「街に出て見つけた人に商品を無料で配りなさい。そしてレビューをとってきましょう。そうでないと商品を発売してはいけないです。」と言うくらいレビューを重要視しています。
ベネフィットの対義語としてあげられるのはfeatures(特徴)です。分かりやすい言葉で言うとスペックです。よく海外で言われるのは” benefit vs features “です。ステーキの話でいうと「これは国産牛です」というのがスペックです。でもお客さんは国産牛を買っているわけではありません。「国産牛だから安心」ということです。ベネフィットなら「この牛は国産牛なので安全です」と言ってあげなければいけないという事です。「安全」ということを買っています。別に「国産牛」が買いたいわけではないです。
Benefit within Benefit(ベネフィットのベネフィット)
みなさん、ベネフィットの重要性は理解していると思います。今までたくさんレターを書いてきた人は、ベネフィットの重要性を理解しています。でも僕からするとまだ弱いです。ベネフィットの中のベネフィット。もう一段階掘り下げてください。周りと差をつけるために、そのベネフィットのおかげで、具体的にどんな未来が待っているのかをもう少し詳しく記述してあげてください。
” Benefit within Benefit “はラッセルブランソンさんもよく言っています。まずスペックがあります。それよりもいいものがベネフィットです。スペックライティングはダメです。最低でもコピーライティングのレベルに持っていくのであれば、ベネフィットライティングにしてください。さらにそこから掘り下げてベネフィット within ベネフィットがあります。
スペックは「駅に近い不動産です。お客さんにも人気の物件です。購入しませんか。」これは不動産を売っているということです。駅に近いというのもスペックです。駅に近いから具体的にはどうなのかを言及されていないです。
ベネフィットは「駅に近い不動産を購入して、人気の物件なので不労所得が手に入ります。」不労所得が手に入るという、未来、結果、効果を見せてあげるということです。お客さんは投資物件の不動産が欲しいわけではないです。不動産を買って不労所得を手にしたいのです。
ベネフィット within ベネフィットは「不労所得で欲しいボートなりお家なり購入してください。そして家族と思う存分休暇を楽しんでください。もちろんお子さんの大学の費用に当ててもいいですね。」とオファーします。つまり不労所得をもう一段掘り下げます。不労所得を手に入れてどうしたいか、もっと具体的なアイディアがみんなの中にはあります。
不労所得が欲しいのではなく、不労所得を得ることで何かをしたいわけです。だから「お金持ちになりませんか」というオファーではダメです。「お金持ちになって〜しませんか」とします。今後何かレターやブログを書くとしたら、できるのであればお客さんのベネフィットのベネフィットまで言及できるといいです。
全てのコピーは3つのパーツからできている
すでにブログを書いたのでこちらのURLから見てください。https://rikiyaishizaki.com/copywriting/the-easiest-way-to-write-sales-letter
セールスレターは3つのパーツからできています。
- ヘッド・パーツ
- ボディ・パーツ
- クロージング・パーツ
ヘッドではお客さんの興味を引きつける。ボディではストーリーを語る。クロージングではお客さんに「買って」とオファーします。クエストフォーミュラ、アイドマ、アイーダも分類しすぎてわけが分からなくなっているので、僕が3つに分かりやすくまとめました。全てのセールスレターはこの3つからできています。
1. ヘッド・パーツ
ヘッドはフックの部分です。お客さんに「これは自分に関連性のあるセールスレターだ」「興味が持てるセールスレターだ」と思ってもらえるようなことです。頭がハゲていない人に「ハゲを治しませんか」といっても素通りされるだけです。だからヘッドで「髪フサフサになりませんか」と語ります。髪が薄くて悩んでいる方には「身体中が毛だらけになります」みたいなオファーでもいいという事です。
TOEICバナナという架空の商品を売るストーリーで、この場合のヘッドは「TOEICバナナを食べて2ヶ月で990点を取りたいサラリーマンのあなたへ」です。このバナナを食べたらTOEICで990点取れるという話です。「サラリーマンのあなたへ」と限定しています。主婦でも、学生でもありません。サラリーマンに向けた商品だとヘッドで語っています。バズ部の10倍売れるWebコピーライティングの中に7つのヘッドラインが紹介されているのでこれをベースにしています。
- 証言型
- 質問型
- 提案型
- 語り型
- 限定型
- 教育型
- 予言型
このいずれかに当てはめて書いてくれれば、ヘッドができます。ヘッドを書いてお客さんを引きつけます。
2. ボディ・パーツ
そのあとにボディ・パーツがくるわけです。ボディパーツはいくつかの要素に分かれています。詳しくはブログを見てください。
お客さんの信頼感を得るわけです。振り向いたお客さんに納得してもらいます。あなたはストリートミュージシャンだと思ってください。ほとんどの人は目の前を歩いて通り過ぎていきます。魅力的な曲紹介をしてお客さんを立ち止まらせます。そして音楽を演奏し始めて音楽の良さを分かってもらう感じです。音楽の部分がボディ・パーツです。ここで下手くそな演奏をすると、次のクロージングにいかないです。
3. クロージング・パーツ
クロージングの部分は、ひたすらものを売る事です。物を売るためには特典を見せてあげたり、商品の受け渡し方法を書いたり、値段と値段の説明をしたりします。「36,500円です。」と言うのではなく「1日に換算すると100円です。」と言う説明をする事で、「なんだ、100円くらいなら投資できるわ」と思わせます。そして、返金保証、購入ボタンを置いて、追伸を書いておしまいです。
海外でよく使われている14個のヘッドライン
- Discover how to…(車の保険を安くする方法を発見しました)
- Did you know…(いますぐ体重を減らす4つの食べ物知ってますか?)
- Who else wants to…(検索結果で1位をとるノウハウを欲しい人は他にいませんか?)
- Little-Known to…(あまり知られていないコーヒー豆と体重の関係)
- Learn how to…(デジタルコンテンツの作り方を勉強しましょう)
- X tips for < blank >(iPhoneを高く売る3つのコツ)
- X ways to < blank >(マシンに頼らず美味しい珈琲を淹れる3つの方法)
- < adjective > < topic > that will < result >(洋服のサイズを2つ小さくするパワフルなダイエット)
- X ways to < adjective > < topic >(クイックに痩せる5つの方法)
- How to < topic > in X Easy Steps(事業をエバーグリーン化する簡単な3ステップ)
- How to survive your first < topic > without < negative >(体重を増やさずはじめての出産をむかえる方法)
- X tricks to < adjective > < result >(安く旅行する3つの秘訣)
- The Ultimate Guide to < topic > for < result >(3日で設立できるNPO法人・完全ガイド)
- How to < topic > without < negative >(きつい筋トレせずにお腹を6つに割る方法)
Xには数字が入ります。13番はUdemyにたくさんあります。” ultimate guide “で検索してみてください。例えば「The Ultimate Guide to Game Development with Unity 2019」ユニティーを使ってゲーム開発をする究極の方法、とあります。日本語にするのであれば、完全ガイドです。
SEOに強い5つのブログタイトル・テンプレ
もうご存知の方をいると思うし、インターネットが好きで沢山のブログを読んでいるのなら、この手のタイトルは見たことがあると思います。だから無意識的に作ることができると思います。実際にSEOに強いです。SEOに強いというのは、ロボットが「これは素晴らしい記事だ」と判断するのではなく、こういうタイトルにするとインプレッションあたりのクリック率が上がり、「これはいい記事だ」とGoogle、ロボットが判断します。それは「人間が沢山クリックしてくれるから」というところにあります。それを5つにまとめました。
- キーワード + Xの方法
- キーワード + Xの秘訣
- ~せずに + キーワード
- キーワード + Xのシンプルなコツ
- キーワード + ステップバイステップ完全ガイド
1. キーワード + Xの方法
例:プロダクトローンチを実装する3つの方法
Xには数字が入ります。
2. キーワード + Xの秘訣
例:プロダクトローンチを成功させる4つの秘訣
2番はtrickです。アルクで「trick」を調べると上手に訳されていました。[何かやる上での]こつ、秘訣、うまいやり方、効果的な方法とあります。
3. ~せずに + キーワード
例:お金をかけずにプロダクトローンチの仕組みを作る方法
3番の「〜」にはネガティブな言葉が入ります。みんなお金をかけるのは嫌だし、できるのであれば安くしたいですよね。
4. キーワード + Xのシンプルなコツ
例:プロダクトローンチ で商品を販売する3つのシンプルなコツ
5. キーワード + ステップバイステップ完全ガイド
例:プロダクトローンチ のステップバイステップ完全ガイド
5番のステップバイステップというのは魅力的です。「1から順番にやることを教えてもらえるからラッキー」みたいな感じで、人はよくクリックするようになるということです。
成約率を上げる9つのブレットテンプレート
- The do’s and don’ts of < topic >… failure to do it properly can < negative result >(ダイエットでやるべきこととやってダメなこと…正しくやらないとお医者さんのお世話になります)
- The X ways to < result > without having to Y(運動せずに痩せる3つの方法)
- Learn how to < topic > for fast < result >(すぐに体重を落とすために食事から炭水化物を減らす方法を学びませんか?)
- Save money on < topic > with secret from ex-< topic employee >…reveals the ‘inside truth’(元マルサが明かすインサイダー情報「もっと会社にお金を残す節税の秘密」
- The truth about < topic > and whether you should use it or not(炭水化物の真実…炭水化物で痩せる人、太る人)
- < topic > vs < topic > and which should you choose?(炭水化物制限 vs カロリー制限…あなたはどっちを選ぶべきか?)
- The one big thing you absolutely must not do if you want < result > fast(あなたが早く痩せたかったら、絶対にやってはいけない1つのこと)
- X resources that every < topic participant > needs to know about(ダイエットしている人なら確実に読むべき4つの記事)
- Use this one simple < thing > for <adjective> < result > (早く痩せるためには、このシンプルな運動をやるだけです)
今回はダイエットネタを用意しました。Xには数字が入ります。3番の” fast “はベネフィットの一つとしてよく使われます。Amazonの商品が早く届くというのは、それだけでベネフィットです。当日に届くって素晴らしいですよね。ヤマトの人はしんどいかもしれませんが、僕らからすると嬉しいです。なんなら自分でデパートに出かけるよりも早いかもしれないです。4番の” ex “は元カノ、元妻とかの” ex “です。これらのブレットテンプレートを使うだけで綺麗なブレットができます。ブレットは9個ではなく、あればあるほどいいと言われているので出せるならどんどん出してください。
ブレットとは何か?
ブレットというのは上の画像のようなインデントされているやつです。ブレットは弾丸のことで黒いちょぼマークをいいます。この画像はチェックマークになっています。ブレットには2つの効用を求めていて、一つは右に若干インデントしているので文章にリズム感を持たせます。ずっと同じ文章はしんどくなりますが、途中で箇条書きが入ることで見てしまいます。
もう一つ、ブレットは「沢山あるよ」ということを伝えるために使われます。つまり「これもこれもこれも、そしてこれも貰えますよ」という感じです。だからブレットはあればあるほどいいと言われます。ブレットをたくさん多用する日本のコピーライターもいますが、それだけ成果が出るということです。ジョンのブレットは上の画像だけです。
ゲイリーハルバートはたくさん出てきます。「こんなに沢山のことをあなたは知ることができます、欲しくないですか」というオファーです。
フィルさんもよく使っています。ずっと同じ文章はしんどいですが、たまにブレットがあると読んでしまうという事です。
ビデオセールスレターのスクリプトを作ってみよう!
本来はもっと時間をかけますが、尺を縮めてやっていきます。最初にビデオタイトルを言います。ウェビナータイトル、ウェブオンラインセミナータイトル、オンラインワークショップタイトル、何でもいいです。今からあなたが話すことにタイトルをつけてください。そしてこのビデオで学べることを言います。「商品を売りますよ」と言うのではなく「今日は〜が学べます」と言います。
信頼の獲得のため自己紹介、実績紹介、ホストからの紹介をします。実績紹介では「僕の〇〇は本になっています」「TSUTAYAでDVDで売られています」とかです。もっと楽なのはホストからの紹介です。最初の、ビデオタイトル・このビデオで学べること・信頼の獲得を自分で喋るのではなく人にやってもらいます。別の人にやってもらう事で信頼が上がります。「僕はこれだけ凄いです」と言うと引かれるから、人に言ってもらうのも一つの方法です。
そしてコンテンツが入ります。ここが一番尺が長くなります。このビデオで学べることを教え始めるということです。ただし、そこで全部を教えるのではなく一部を抜かしておきます。その一部が何かというと商品のことです。そして商品の紹介、オファーの詳細に入ります。
次にレビューです。その商品を買った人がどうなったかです。そして顧客のサクセスストーリーをを一つ挟むといいです。レビューは短いものが並びます。サクセスストーリーはもう少し物語っぽくなります。そして希少性のトリガーです。「残り◯個です」「これは期間限定です」と話します。
価格と価格の説明では「この商品は36,500円です。1日に換算すると100円です。1日100円で痩せられたら安いと思いませんか」という感じです。そしてボーナスです。「これを買ってくれた人には〇〇も教えます」という感じです。最後に返金保証です。「30日以内であれば返金します」という感じです。即興でやると下のような感じです。
- ビデオタイトル(炭水化物の真実。ダイエットに最も効果的な方法)
- このビデオで学べること(炭水化物制限ダイエットで痩せた僕の物語)
- 信頼の獲得(自己紹介、実績紹介、ホストからの紹介)
- コンテンツ(僕は朝昼晩、ピーナッツだけを食べて30日でXXkg痩せました。お腹減った時もピーナッツ食べました。デザートを食べたくなれば、卵で作ったケーキを食べました)
- 商品の紹介(炭水化物制限30日ブートキャンプのご紹介です)
- オファーの詳細(1日1レクチャー、動画で配信されます。報告義務があります。サポートチャットは24時間体制です)
- レビュー(Aさん、XXkg痩せました!Bさん、石崎さんの手法は悪魔的なくらい痩せます!Cさん…)
- 顧客サクセスストーリー(Dさんは最初120kgの太っちょでした。そのせいで彼氏に振られました。そのショックが原因でさらに10kg太りました。だけど石崎さんと出会い…)
- 希少性のトリガー(このプログラムは10人限定です。第3期の募集締め切りは明日です)
- 価格と価格の説明(これは36500円です。あなたがジムに通えば、2ヶ月で支払わなきゃいけない金額です。でもジムに行くのは大変ですよね?)
- ボーナス(今から15分以内に買ってくれた人にはバナナダイエットシークレットの教材もつけます。これはかつて6万円で販売していたものです)
- 返金保証(2ヶ月以内に10kg痩せなければ理由を問わず返金いたします)
機械的になると思ったら全部スクリプトを用意するのではなくて、プロットの一部分だけ載せてあとは自分の口で語っていく感じにするといいです。
例えば、コンテンツの部分で「息子ができたタイミングで、太ったお父さんにはなりたくなかったから痩せようと決意しました。かつては家の後ろの河川敷を走っていましたがなかなか痩せませんでした。ある時、炭水化物の本に出会って開眼しました。多くの人の炭水化物ダイエットは少し炭水化物を抑える程度だと思います。僕の場合は極端で糖質を一切摂りませんでした。食べたのはピーナッツだけで、なんと30日で16kg痩せました。」と話します。
リアル感出てきますよね。このフォーマットに当てはめてやるだけでいいセールスのスクリプトが出来ます。ぜひ使ってみてください。